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インラインスケートとも呼ばれるローラーブレードは人気のある野外活動であり、アイススケートと同様に車輪が1列に取り付けられた靴で滑走するものです。バランスとコントロールが必要とされるため、初めはコツを掴むのが難しいかもしれません。しかし、1度基本的なことを理解すればどこでも活動的に楽しめるようになります。

パート 1
パート 1 の 3:

バランスを取る

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 適切な保護具を着用しましょう。
    こぶやあざ、すり傷を防ぐためにヘルメットや肘当て、膝当てを着用します。また、ローラーブレードを始めたばかりの初心者は、転倒時の衝撃を和らげることのできるリストガードも用意して怪我をしないようにしましょう。[1]
    • 滑走する時には常に保護具(特にヘルメット)を着用しましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 スケート靴を締めましょう。
    まず、スケート靴に足を入れてすねにタン(ベロ)を押し当てます。そして調節可能なベルトをスケート靴の前側に回し、反対側のバックルに通します。きつく感じないない程度にぴったりと締めましょう。[2]
    • スケート靴がぐらついたり足が中で滑ったりする場合は、締め方が緩すぎです。逆に、足が曲がりにくい、血液の循環が阻害されていると感じる場合はきつく締めすぎです。
    • 正しいサイズのスケート靴を着用するようにしましょう。スケート靴の多くは、スニーカーやその他の靴と同様のサイズで作られています。[3]
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 立ってみましょう。
    壁や椅子など、近くにあるものを使って立ち上がります。支えになるものが周りにない場合は、片足を体に引き寄せて両手を地面の前方に付きましょう。そして、バランスを崩さないように気をつけながら、片足ずつ立ちます。
    • 足が滑らないように気を付けましょう。
    • コンクリートの地面に出る前に、草むらやカーペットの上で立つ練習をしましょう。ふかふかした所で練習するとスケート靴が安定します。[4]
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 両足を肩幅に開きましょう。
    スケート靴を履いて立ち上がったら、普段立っている時と同じような姿勢を取ります。車輪の真上に立ち、足首が左右に傾かないようにしましょう。また、つま先はまっすぐ前に向けておく必要があります。スケート靴を履いている時につま先が内側もしくは外側に逸れていると、足が動いて転倒してしまいます。
    • スケート靴を履いてバランスを上手く取るには、車輪の上で安定して立てるように常に足と足首を微調整することが大切です。
    • 常に足の位置に注意を払いましょう。スケート靴は、つま先が向いている方法に進みます。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 身体を傾けたり、足の向きを変えたり、しゃがんだりする練習をしましょう。
    この練習は、後にターンをしたりスピードを上げたりする時に必要となる動作に慣れるのに役立ちます。膝は軽く曲げ、腰と足首は力を抜きましょう。そして基本的な脚の動きをいくつか習得したら、足を片方ずつ上げて片足でバランスを取ってみましょう。[5]
    • ローラーブレードをする際には、普段歩く時よりも重心を少し低く保ちましょう。[6]
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パート 2
パート 2 の 3:

本格的に動き始める

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 地面が舗装してある場所に移動しましょう。
    自信が付いたら、動き回れるほどの十分な広さがあり、地面が平坦な場所を探します。ローラーブレードには、車輪がスムーズに動く舗装された地面が理想的です。可能であれば、バランスを取るために壁や手すりの近くに立ちましょう。
    • 歩道や駐車場、車庫は全てローラーブレードの基本を身に付けるのに適しています。
    • 最初の1歩を踏み出す時には、周りに歩行者や車などがいないことを確認しましょう。[7]
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 ゆっくりと歩き始めましょう。
    どちらかの足を持ち上げ、もう片方の足の前に出します。そして反対の足で同じことを繰り返します。最初は狭い歩幅で歩き、また足が身体の真下に来るまでは片方の足に体重をかけすぎないようにしましょう。ちなみに、この動作から滑走へとつなげることができます。[8]
    • ある地点から別の地点まで、転ばずに短い距離を歩くことに挑戦してみましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 歩行からスムーズな滑走へと発展させましょう。
    どちらかの足をもう片方の足の前に下ろすという点は歩くのと同様ですが、今回は足をまっすぐ下ろすのではなく斜め前に押し出します。滑走を始めるには、脚に体重を乗せましょう。スケート靴を持ち上げる高さは次の1歩を出せる程度で十分です。勢いに任せて前に進みましょう。[9]
    • 後ろ足を斜めにしておくと、地面を蹴って進みやすくなります。
    • 滑るコツを掴む頃には、足をほとんど上げなくなっているはずです。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 上半身を使ってバランスを保ちましょう。
    最初のうちは、ぐらつきそうになったら両腕を左右に伸ばして微調整をします。バランスを取れるようになったら、両腕を体に近いところまで下ろしても構いません。また全速力で滑る際には、大げさに走るかのように足の動きに合わせて交互に両腕を振ります。[10]
    • 両腕を頭より高く上げたり、身体の前で組んだりしないようにしましょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 スピードを出しましょう。
    ローラーブレードを加速させるには、ここまで行ってきたことと同じことをより速く行うだけです。膝を曲げて胴体を前方に傾け、脚を交互に出して滑ります。足はややV字に開いた状態で動かしましょう。[11]
    • 自分がコントロールできるスピードで滑りましょう。スピードを出せば出すほど動きをコントロールするのは難しくなります。
    • 左右の足の接地時間を変えて滑ることもできます。また、1歩の時間を長くしてすいすいと滑る人もいれば、狭い歩幅を素早くたくさん出してスピードを上げるのが好きな人もいます。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 自分のペースで進みましょう。
    安全のために、いきなりスピードを出しすぎるのは止めましょう。動きに慣れ始めるまではゆっくりと気楽に取り組むのが1番です。練習を重ねる度に上手に滑れるようになるのをきっと実感するはずです。[12]
    • 練習をする時には1つの技術だけに集中しましょう。例えば、初めは滑って止まる練習のみを行い、次にターンの練習に進みます。
    • たとえ1度に短時間しか練習できないとしても、毎日練習の時間を取るようにしましょう。
  7. How.com.vn 日本語: Step 7 正しく転ぶ方法を身に付けましょう。
    バランスが崩れているのを感じたら、すぐに身体をやや横に傾け、頭を地面から離したまま徐々に身体を倒します。こうすれば、尻と太ももでほとんどの衝撃を吸収できます。嫌な打ち方をしてしまう可能性があるため、前後にまっすぐ倒れるのは止めましょう。[13]
    • いつ転倒するのかは常に分かるとは限らないため、すぐに対応できるように準備しておくのが1番です。
    • ローラーブレードを初めて練習する時には、何回も転倒するものだと思っておきましょう。何回か転べば恐怖心も薄れていき、技術を上達させることと楽しむことに集中できるようになります。
    • 決して腕で身体を支えようとしてはいけません。腕には小さな骨がたくさんあり、着き方を間違えると簡単に折れてしまいます。[14]
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パート 3
パート 3 の 3:

曲がる練習や止まる練習をする

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 身体を傾けて方向転換をしましょう。
    まず安全なスピードで滑り始め、両足は隣に並ぶように配置します。そして、右に曲がる場合は体重を両方のスケート靴の右側のエッジにかけます。この時、足首は曲げておきます。左に曲がるには、左側に身体を傾けましょう。このターンは、スケート靴のエッジに乗ることによって生じる遠心力で簡単に方向を変えることができます。[15]
    • この技術は「Aフレームターン」と呼ばれており、最もよく使われているターンです。[16]
    • 初めはゆるやかなターンから練習し、動作に慣れてきたらきつい曲線のターンに挑戦しましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 経験の浅い人は、ターンをする際に足を浮かせましょう。
    方向転換をするのが難しい場合は、行きたい方向にある足の向きを変え、もう片方の足は弧を描くようにして軸足についていきましょう。初めは少しぎこちなくなるかもしれませんが、初めてローラーブレードをする人にとっては、これがよりスムーズな高速ターンを実現するための良い方法です。[17]
    • 足の向きを変える時には、つま先側ではなくかかと側を上げましょう。こうすればバランスを保ちやすくなります。
    • この方法で難なくターンできるようになったら、動きを調整して勢いでAフレームターンをしましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 きつい曲線のターンをするためにクロスオーバーステップを身に付けましょう。
    まず、どちらかの足を上げてもう片方の足の外側前方に下ろします。そして後ろにある足を上げ、進みたい方向に下ろした後反対の足で押し出します。ターンが終わるまでこの動きを繰り返しましょう。[18]
    • 足を交差させることできついカーブや曲がり角を素早く曲がれます。
    • スケート靴同士がぶつからないようにしましょう。足が一瞬交差するため、注意を怠ればすぐにつまずいてしまいます。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 基本のヒールブレーキを練習しましょう。
    スピードを落とす時は、足を揃えた状態から少し足をずらして安定感を高めます。そして膝を曲げてブレーキを掛ける方の足を前方に押し出し、ブレーキが地面に当たるように後ろに傾けます。ブレーキを掛ける際には徐々に止まるようにしましょう。スケート靴を後ろに傾けすぎるとコントロールを失うかもしれません。[19]
    • ほとんどのローラーブレードは、背面に小さい杭のようなプラスチック製のブレーキが付いています。[20]
    • ローラーブレードの中にはブレーキが片足にしか付いていないものもあり、その場合は通常右足のかかとに付いています。その他のスケート靴は両足のかかとにブレーキが付いているでしょう。また、エクストリームスポーツ用のスケート靴の場合は、ブレーキが付いていないものがほとんどです。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 「ホッケーストップ」に挑戦しましょう。
    ホッケーストップを使えば素早く止まることができ、多くの上級者が行っています。ホッケーストップを行うには、まず片足を垂直にまっすぐ立てます。そしてもう片方の足をまっすぐ立てた足と平行になるように回します。急な方向転換によって、ほとんど瞬時に勢いが止まります。[21]
    • 前のめりにならないように、上半身を反らしたまま体重のほとんどを前足にかける必要があります。[22]
    • 成功させるためには、2つの動作を素早く行う必要があります。そうしなければ、ただ回転してしまうだけです。
    • ホッケーストップはローラーブレードの上級技術です。ホッケーストップを身に付けようとする前に、滑走や方向転換、一般的なヒールブレーキに熟練した状態でなければいけません。
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ポイント

  • ローラーブレードは運動としても優れています。ランニングと同様に全身を使いますが、膝やその他の関節にかかる負担ははるかに少なくなります。
  • 道路に出る前に、数分間のウォーミングアップとストレッチをして身体の可動域を広げましょう。
  • 長袖の洋服を着ると、不意に転んでもすりむきにくくなります。
  • ローラーブレードは誰でも楽しむことのできる活動です。歩くことができる人なら誰でもローラーブレードで滑ることができます。
  • 繰り返し練習しましょう。初めは難しく思えるかもしれませんが、少し努力すればすぐに楽々とできるようになるはずです。
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注意事項

  • 夜間にローラーブレードをするのは止めましょう。自分の視界が悪くなるだけではなく、車を運転する人や歩行者、その他の通行人からも見えにくくなります。
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必要なもの

  • ローラーブレード
  • ヘルメット
  • 肘当ておよび膝当て
  • リストガード
  • 柔らかくてふかふかした地面(ローラーブレードに慣れるため)
  • 安全な練習場所
  • 身体を支えたり掴んだりするもの(初心者の場合)

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カテゴリ: 個人スポーツ
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