PDF形式でダウンロードPDF形式でダウンロード

ストレッチをする時に腹筋は見落とされがちですが、腹筋のストレッチは、全身の柔軟性を鍛え良い姿勢を保つのに最適です。コブラ、猫、牛のポーズなどの静的ストレッチ、またはグルートブリッジや体を横に曲げる運動のような動的ストレッチを試してみましょう。バランスボールがあれば、全身を伸ばしながら腹筋をストレッチすることも可能です。怪我を予防するためにストレッチの前にウォームアップをして、呼吸を止めずにストレッチを行いましょう。また、同じ筋群の激しいストレッチを2日続けて行わないようにすることも重要です。

方法 1
方法 1 の 3:

静的ストレッチを行う

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 腹筋のストレッチ
    まずうつ伏せになり、両手を肩の下に置きます。腰を床につけたまま、腕を伸ばして上半身だけを持ち上げましょう。胸を反らせて顔は前を向きます。この姿勢を20~30秒保ってから元の姿勢に戻り、2~4回繰り返しましょう。
    • 肘は少し曲げたまま、腰だけでなく背骨全体を反らせましょう。
    • 腹筋をさらに伸ばすために、腕をまっすぐに伸ばして腰を床から少し持ち上げ、上向きの犬のポーズに移りましょう。[2]

    ストレッチをしながら背骨を伸ばしましょう。コブラのポーズのように後屈するヨガのポーズで圧迫感や収縮感、不快感を覚える場合は、背中を丸めるストレッチよりも背骨を伸ばすストレッチに重点を置くほうが良いでしょう。[1]

  2. How.com.vn 日本語: Step 2 立ち上がったまま腹筋をストレッチします。
    両足を腰幅に開き、まっすぐに立ちましょう。両腕を頭の上でできるだけ高く伸ばします。背中を反らせて背骨を後屈させ、腹筋と胸を開きます。その姿勢を20~30秒保ち、さらに2~4回繰り返しましょう。[3]
    • 背中を反らせた時にバランスを崩さないように注意しましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 腹筋のストレッチ
    まず、両肩の下で両手をつき、腰の下で両膝をついて四つん這いになります。腹筋に力を入れ、背骨を天井のほうへ持ち上げるように背中を丸め、怒った猫が背中を丸めた時のような姿勢を取ります。顎を胸のほうへ引き、この姿勢を20~30秒保ちましょう。[4]

    ポイント:猫のポーズから牛のポーズに移るには、頭を持ち上げて腹部を床に近付け、座骨を天井のほうへ持ち上げましょう。この姿勢を20~30秒保ち、2つのポーズをあと2~4回ずつ繰り返しましょう。

  4. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 腹筋のストレッチ
    両足を腰幅に開いて立ち、膝はまっすぐ伸ばさずに少し曲げておきます。左腕を上げ、右手を腰に当てましょう。腰を動かさないように気を付けながら、左の腹斜筋(左の脇腹)が伸びるのを感じるまで胴体を右に倒します。[5]
    • 伸ばしたまま20~30秒保ち、反対側で繰り返しましょう。両側であと2~4回ずつ繰り返します。
  5. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 腹筋のストレッチ
    エクササイズマットやカーペットの上に仰向けになり、右脚をまっすぐ伸ばしたまま左脚を持ち上げます。左膝を曲げ、右側へ倒して床につけましょう。左足を右足首の前につきます。両腕は体の横で開いて顔を左に向け、腰をゆっくりと右にねじりましょう。[6]
    • この姿勢を5秒間保ち、左右5回ずつ繰り返しましょう。
  6. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 腹筋のストレッチ
    まず、右足を前に出し、ランジのポーズを取ります。ゆっくりと体をおろし、左膝を床につけましょう。ヒップと臀筋を引き締めながら体をおろします。左腕を持ち上げ、腰を少し前に移動しましょう。体を右に少し傾けると、股関節屈筋がさらに伸びるでしょう。[7]
    • この姿勢を20~30秒間保ち、反対側で繰り返します。左右2~4回ずつ行いましょう。
    広告
方法 2
方法 2 の 3:

動的ストレッチを行う

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 腹筋のストレッチ
    仰向けになり、両腕は体の両脇で床につけます。両膝を曲げ、両足は床にぺったりつけましょう。臀筋を引き締めながらヒップを床から持ち上げ、肩から膝までをまっすぐ斜めにします。この姿勢を1~2秒間保ってから、ヒップをゆっくりと床におろしましょう。[8]

    ポイント:グルートブリッジは、激しい腹筋運動の後に行うと効果的です。腹筋が伸びるだけでなく、クランチやシットアップとは逆の方向へ体が動きます。そのため、体幹の筋肉と背骨のバランスが取れて安定するでしょう。

  2. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 腹筋のストレッチ
    両足を腰幅に開き、両膝を少し曲げたまま姿勢良く立ちましょう。左手を頭の後ろに当て、右腕は体の横でおろします。へそを背骨のほうへ引き、右腕を床に近付けるように胴体を右に倒しましょう。[9]
    • この姿勢を2~3秒間保ってからゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側でも繰り返しましょう。左右10回ずつ行います。
  3. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 腹筋のストレッチ
    バランスボールに背中をつけて仰向けになり、両膝と両肘を曲げて両手を胸のそばに置きます。足で床を押しながら両脚をまっすぐに伸ばし、両腕は頭の上で伸ばしましょう。背中がボールに沿って曲がり、腹筋全体がしっかり伸びるようにします。[10]
    • この姿勢を2~3秒間保ち、元の姿勢に戻ります。10~15回行いましょう。
    広告
方法 3
方法 3 の 3:

ストレッチを安全に行う

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 腹筋のストレッチ
    軽いウォームアップをすると血行が促進され、筋肉を伸ばす準備が整うため怪我の予防になります。ウォームアップには、早歩き、軽いジョギング、ジャンピングジャック、その他の有酸素運動が適しています。[11]
    • 運動後にストレッチを行っても良いでしょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 ストレッチを行う際は、反動をつけないようにします。
    反動で体を動かすのではなく、意識的に体を伸ばして元に戻しましょう。反動をつけてストレッチを行うと、肉離れなどの怪我につながる恐れがあります。[12]
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 呼吸をしながらストレッチを行いましょう。
    ストレッチや他の運動をする時に、呼吸を止めるのはやめましょう。息を吸いながらストレッチのポーズを取り、姿勢を保ちながら息を吐き、再び息を吸いながら元の姿勢に戻ります。[13]
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 筋群ごとに数分間のストレッチを週に2~3回行いましょう。
    同じ筋群を毎日激しく伸ばすと怪我のリスクが高まります。伸ばす筋群を1日ごとに変えましょう。同じ筋群をストレッチするのは週に2~3回に抑え、1回につき2~3分行います。[14]

    ポイント:腹筋のストレッチを行った次の日には脚のストレッチ、その次の日には胸、首、肩のストレッチを行いましょう。

  5. How.com.vn 日本語: Step 5 仕事中も定期的に休憩し、ストレッチを行いましょう。
    同じ動作を長時間続けたり座りっぱなしだったりすると体に負担がかかります。コブラ、猫、牛のポーズを職場で行うわけにはいきませんが、体を横に曲げるストレッチなら休憩時間に行えるでしょう。[15]
    • 職場でストレッチをする際はウォームアップをしないので、軽いストレッチにとどめましょう。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 怪我をしたら医師に相談しましょう。
    肉離れや筋肉痛にはストレッチが効くと考えている人が多くいますが、傷ついた筋肉を伸ばすと症状が悪化する恐れがあります。[16]
    • 骨や関節、心臓に既往歴がある人や怪我をしている場合も、ストレッチや運動をする前に医師に相談しましょう。
    広告

ポイント

  • 柔軟性を高める最適な方法は、日常的にストレッチを行うことです。
  • ストレッチをするたびに、以前の限界を超えて伸ばすようにすると柔軟性が養われます。
  • 体が柔軟になると日常生活で動きやすく、血行が良くなります。
広告

このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Monica Morris
共著者 ::
ACE認定パーソナルトレーナー
この記事の共著者 : Monica Morris. 15年以上にわたるフィットネストレーニング歴を保有するモニカ・モリスは 、サンフランシスコ・ベイエリアに住むアメリカ運動評議会(ACE)認定パーソナルトレーナーです。独学でトレーニングを始め、2017年にACE認定資格を取得しました。トレーニングセッションではウオーミングアップ、クールダウン、そしてストレッチを重視したプログラムを提供しています。 この記事は1,733回アクセスされました。
カテゴリ: 個人スポーツ
このページは 1,733 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

⚠️ Disclaimer:

Content from Wiki How 日本語 language website. Text is available under the Creative Commons Attribution-Share Alike License; additional terms may apply.
Wiki How does not encourage the violation of any laws, and cannot be responsible for any violations of such laws, should you link to this domain, or use, reproduce, or republish the information contained herein.

Notices:
  • - A few of these subjects are frequently censored by educational, governmental, corporate, parental and other filtering schemes.
  • - Some articles may contain names, images, artworks or descriptions of events that some cultures restrict access to
  • - Please note: Wiki How does not give you opinion about the law, or advice about medical. If you need specific advice (for example, medical, legal, financial or risk management), please seek a professional who is licensed or knowledgeable in that area.
  • - Readers should not judge the importance of topics based on their coverage on Wiki How, nor think a topic is important just because it is the subject of a Wiki article.

広告