寝たふりを見分ける方法

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人が寝ていようが、寝たふりをしていようが、多くの場合問題にはならないでしょう。マナーとしてその人の周りでは静かにしましょう。その人のタイミングで目を覚まし、起きるはずです。しかし、子どもがこっそり寝たふりをして後で遊ぼうとしていたり、さらには緊急かもしれない時に人が反応しなかったりする場合に、本当に寝ているかを見分けるコツがあります。

方法 1
方法 1 の 2:

手軽な方法で確認する

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 不自然な行動がないか確認しましょう。
    大抵の場合、人には電気を消したり、パジャマに着替えたり、ベッドに入ったり等、寝る前に行う習慣が何かしらあるものです。ひどく疲れていたり、よく昼寝をしたりする訳ではない限り、洋服を着たまま、明るい居間で寝ることは多くありません。
    • その人が「寝る」前に近くにいたのなら、歯を磨いていたのか、寝る前のおやつを食べていたか、いつもしている習慣を終わらせたのかを思い出してみましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 寝ている人の頬を軽く叩いてみましょう。
    人差し指または中指を親指にひっかけて、寝ている人の頬を軽くはじきます。これを2〜3回繰り返します。目がぴくっと反応したら、その人は起きているということです。他にもこのような検査方法はありますが、不快な感覚を与えると、狸寝入りを認めざるを得なくなるでしょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 呼吸を観察しましょう。
    寝ている人は、起きている人よりも呼吸が規則的で、ペースがやや遅くなります。ただし、夢を見ているときや無呼吸症候群の患者は例外で、呼吸は不規則です。[1]寝たふりをしている人はゆっくりで、規則的な呼吸をまねようとしますが、集中するあまり、呼吸のパターンが数分ごとに変わってしまいます。
    • 目の前で指を鳴らしたり、指でまつ毛をなでたりしても、同じような反応が見られます。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 まず、まぶたを見ましょう。
    寝ている人のまぶたはそっと閉じており、ぎゅっと閉じてはいません。レム(急速眼球運動)睡眠の場合、眼球はまぶたの下で速く、小刻みに動いているのが分かります。レム睡眠は通常、眠りについてから90分以内には起こらず、また10分から60分のサイクルで起こると言われています。[2]そのため、眼球が速く動いている人はある程度眠りについていると言えますが、眼球が動かない状態では、寝ているかどうか判断することができません。
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方法 2
方法 2 の 2:

緊急事態が疑われる場合、その人の状態を確認する

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 声をかけながら優しく揺すりましょう。
    床や寝心地の悪い場所で寝ている人を見かけたり、命にかかわるけがや健康状態、薬物乱用が疑われたりする場合にはためらわずに起こします。大きな声で話しかけながら、肩を優しく揺すります。反応がない場合は、救急車を呼ぶか、下記の方法を1分以内に試してみましょう。
    • 反応はするものの正常に身体を動かせないという場合には、指を動かしたり目を開いたりするように指示しましょう。それができない場合には、治療が必要です。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 寝ている人の顔に手を落としてみましょう。
    寝ている人の片手をそっと持ち上げ、顔の5cm程度上から離します。起きているのであれば普通びくっとしたり、肘を動かして手が顔に当たらないようにしたりするはずです。一生懸命寝たふりをしている人なら、これをされてもそのままじっとしていることもあるでしょう。
    • これが効かないのにまだ寝たふりが疑われるときには、15cm上から手をもう一度落としてみましょう。この時には、そのまま顔に手が当たらないよう、顔から数cm上で自分の手で受け止めてあげましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 タイミングを知っておきましょう。
    すでに救急車や病院のベッドにいて、健康状態が分かっている場合には必ずしも「起こす」必要はありません。危険の兆候がないかだけ、医師や看護師に確認してもらいましょう。危険がない場合には、医師に起こすよう指示されるときまでそのまま眠らせておきましょう。
    • 病院で、食事が運ばれてくるときや緊急性のない検査をするときなどには、「今まで喉にチューブを入れたことないでしょう?やってみたい?」などの言葉をかけてみましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 痛み刺激は必要なときのみ行いましょう。
    胸骨への痛み刺激は痛みを伴い、非常に不快に感じる場合があります。救急救命士でさえ患者と良い関係を保つために、始めは痛み刺激ではなく、上記のような方法を試す場合が多いでしょう。何も反応がなく健康状態が心配なら、 まず胸骨、つまり胸の真ん中に握りこぶしの関節を当て、反応が見られるまで、または30秒間上下に擦ります。
    • どのくらいの力をかければいのかを知るために、まず自分自身で試してみましょう。すぐに不快感を覚えるはずです。
    • これには30秒ほどかかるため、一刻を争う緊急事態では避けた方が良いでしょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 緊急時には、速くて痛みを伴う方法を使いましょう。
    救急救命士が患者の状況をすぐに把握する必要がある場合には、以下の方法を使用することがあります。ただし、とても痛くて不快感もある方法なので、すぐに患者の状態を知る必要がない限り、患者が明らかに寝たふりをしていたとしても使用してはいけません。
    • 僧帽筋つまみ:親指と人差し指で首の付け根の筋肉をつかみましょう。目と耳で、反応を確認しながらひねりましょう。
    • 眼窩圧迫:眼球の上にある骨の真ん中を、目と耳で反応を確認しながら親指の先で押しましょう。目に向かって押し下げるのではなく、額に向かって押し上げます。
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ポイント

  • 子どもが相手の場合には、電気を消し、ゲーム機などの電子機器やテレビのリモコンを遠ざけるか他の部屋に移動しましょう。10分後、電気をつけていないか、 電子機器を元に戻していないか確認しましょう。
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注意事項

  • 緊急時には、何があっても相手を起こしましょう。
  • 痛み刺激を行ったことがない場合には、軽い力から始めましょう。跡がつくのであればそれは強すぎまたは長すぎです。
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このHow.com.vn記事について

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カテゴリ: 睡眠と夢
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