足の小指の骨折に対処する方法

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足の小指は一番外側の小さい指で、つまづく、転ぶ、何かにぶつける、上に物を落とすなどして怪我をする可能性があります。小指が骨折すると腫れてあざのようになり、歩くと痛みが生じるでしょう。小指の骨折の多くは、6週間以内に自然に治ります。深刻な骨折ではないことを確認する必要はありますが、直ちに病院で治療を受ける必要はありません。ただし、小指の皮膚が破れて骨が飛び出ている場合や指が異常な方向に曲がっている場合は、直ちに病院で診察を受ける必要があります。 

パート 1
パート 1 の 3:

骨折直後の対処

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 必要に応じて、靴と靴下を脱ぐ 
    感染症と腫れの悪化を防ぐには、骨折後24時間以内に対処することが重要です。足の指を締め付けている靴や靴下などを脱ぎましょう。[1]
    • 素足になったら、骨折した骨が皮膚を突き破って外に出ていないことを確認します。さらに、小指を念入りに見て、折れていてもまっすぐであること、真っ青になっていないこと、感覚がなくなっていないことなどを確認しましょう。これらをすべて確認できれば、家で対処しても安全です。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 骨折したほうの足をウエストより高く上げる 
    丈夫で快適な場所に座り、重ねたクッションや椅子に足を載せましょう。小指の腫れを軽減するために、足をウエストより高く上げます。[2]
    • 骨折したほうの足を高く上げると、痛みの緩和にも効果があるでしょう。
    • 骨折後24時間経っても、できるだけ長く足を上げておきましょう。小指の骨折が早く治るように、足を上げて安静にします。足が冷えたら薄手の毛布をテントのようにかぶせて、小指にあまり圧力をかけないようにしましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 小指を10~20分冷やす 
    骨折直後の24時間は、腫れと痛みを軽減するために小指を冷やしましょう。保冷剤をタオルで包んで小指にあて、1時間ごとに20分ずつ冷やします。[3]
    • 保冷剤の代わりに、冷凍のグリーンピースやコーンの袋にタオルを巻いて使っても良いでしょう。
    • さらなる損傷につながる恐れがあるので、冷やす時間が20分を超えたり氷を直接あてたりしないように注意しましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 鎮痛剤を服用する 
    痛みを和らげるには、イブプロフェン(イブ)やアセトアミノフェン(タイレノール)を服用します。薬の用量・用法を守りましょう。[4]
    • 18歳未満の子供にアスピリンを服用させてはいけません。
    • 潰瘍などの出血性疾患、高血圧、糖尿病があれば、鎮痛剤を服用するのはやめましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:

家庭での手当て

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 小指と隣の指を一緒にテーピングする 
    きちんと足を上げて冷やしていれば、24時間経つと腫れは引き始めるでしょう。腫れが引いたら隣の薬指とバディテーピングを行って、骨折した小指を固定します。[5]
    • 小指と薬指の間にコットンを挟みましょう。小指に医療用テープを巻いてから、小指と薬指をまとめてテープを巻き付けます。血流を妨げない程度にぴったりと巻きましょう。骨折した小指を固定するために、ある程度きつく巻く必要があります。
    • 小指をきちんと固定して清潔に保つために、1日1回コットンを交換してバディテーピングをやり直しましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 靴を履かないようにするかつま先が空いた靴だけを履く 
    腫れが引いて骨折が治り始めるまでこのように対処しましょう。腫れが引いたら、靴底がしっかりとした履き心地が良い靴を履いて指を守ります。[6]
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 治り始めたら歩く 
    靴を履いても小指が痛くなければ、歩き始めても良いかもしれません。治りかけの小指に圧力や負担をかけないように、短時間だけゆっくりと歩きましょう。歩いたときに指のこわばりや痛みを感じるかもしれませんが、指が強くなって伸び始めるとこのような感覚はなくなります。[7]
    • 歩いた後は、小指が腫れていないか確認しましょう。腫れや炎症が見られたら、1時間ごとに20分ずつ冷やして足を上げましょう。
    • 適切に対処すれば、足指の骨折は大抵4~8週間以内に治ります。
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パート 3
パート 3 の 3:

病院で治療を受ける

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 重度の骨折や痛みが激しい場合は病院で診察を受ける 
    小指が長時間麻痺したりずきずきした痛みが続いたりする場合は、すぐに病院で診察を受けましょう。また、骨が斜めに折れ、出血したり傷口が開いたりした場合も病院で診察を受ける必要があります。[8]
    • 1~2週間経っても症状が改善せずに腫れと痛みが続く場合も病院で診察を受けましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 検査や治療を受ける 
    病院では、骨折を確認するためにレントゲン検査が行われるでしょう。また、医師が小指に局所麻酔をかけて、皮膚の上から骨の位置を調整するかもしれません。[9]
    • 骨折した指の爪の下に血が溜まっている場合は、爪に小さい穴をあけたり爪を取り除いたりして血液を排出する処置が行われることもあります。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 重度の骨折の場合は、手術について相談する 
    骨折の重症度によっては、手術が必要になるかもしれません。手術では、折れた骨に特殊なピンやネジを挿入して治るまで固定します。[10]
    • 場合によっては、小指をギプスで固定することもあります。適切に治すためには、松葉杖を使い、歩くときに小指に体重をかけないようにする必要があるかもしれません。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 必要に応じて抗生物質を服用する 
    骨が皮膚を破って飛び出ている開放骨折の場合は、感染症のリスクが高くなります。定期的に傷口を洗浄する必要があり、感染症を防ぐために抗生物質が処方されるかもしれません。[11]
    • 破傷風ワクチンの追加接種を定期的に受けていない場合は、感染を防ぐために病院で接種を勧められるかもしれません。
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このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Jonas DeMuro, MD
共著者 ::
学会認定救急外科医
この記事の共著者 : Jonas DeMuro, MD. デミューロ医師はニューヨーク州に住む小児救命救急科専門の外科医です。1996年にストーニーブルック大学医学科にて医学博士号を取得後、ノースショア・LIJ・ヘルス・システムにて臨床研修を終了しました。米国外科学会の元特別会員でもあります。 この記事は3,463回アクセスされました。
カテゴリ: 全般的健康
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