包皮を伸ばす方法

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包皮がきつすぎるために痛みを感じている人々は多くいます。包皮がきつめの男性によく見られる症状として包茎が挙げられますが、それは包皮を引っ込めたり、亀頭部分から下に包皮を引き下ろしたりできない状態を指します。このために、陰茎部分にて痛みや不快感を覚えるだけでなく、セックスの際に問題が生じる場合もあります。この症状に苦しんでいるとしても心配はいりません。大抵の場合、包茎は治療可能であり、6か月~1年が経過すれば、包皮も緩んでいくため不快感も徐々に消えていきます。この問題に取り組むためには、包皮を毎日引き伸ばす必要があります。

方法 1
方法 1 の 3:

包皮を引き伸ばす

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 きつめの縁部分を亀頭に引き寄せる 
    包皮の縁部分が極端に閉じていたり、非常に小さい場合には、包皮の縁部分がとてもきつく小さくなっている可能性があります。この場合、一般的に包皮の中に指を入れるのは困難なので、穴を引っ張って大きくする必要があります。痛みを伴わない範囲で、可能な限り包皮を亀頭から後ろ向きに引っ張ってみましょう。30秒~40秒その状態で保ち、力を抜きます。この作業を10回ほど繰り返してみましょう。[1]
    • 怪我をする恐れがあるため、包皮を亀頭の下へ引き下ろそうとしたり、無理に引っ張らないようにしましょう。縁部分が亀頭を通過した際に、そこで引っ掛かったままの状態になってしまう危険があります。
    • 勃起した状態の亀頭に縁部分を引き寄せれば、包皮を伸ばす効果があります。
    • シャワーを浴びる際や、入浴時に包皮を伸ばせば痛みを伴うことはありません。また水性のローションを使ってみてもよいでしょう。ストレッチ後には洗って付着物を落としましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 端をつかんで伸ばす 
    縁部分が開いているものの、指を入れるにはきつすぎる場合には、端をつまんで皮膚を伸ばします。親指と人差し指を使って包皮を両側からつまみます。優しく力を入れて包皮を伸ばします。その状態で30秒~60秒の間維持し、同じ作業を繰り返しましょう。[2]
    • 一日に最大3回を目途に、数分間行いましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 2本の指を使って伸ばす 
    指が包皮の中に入れば、包皮がふさわしい大きさに伸びるのも時間の問題です!包皮の縁部分を伸ばし続けるために、2本の指を使って包皮を伸ばします。両手を使いながら、包皮の中に指を入れます。2本の指が背中合わせの状態で包皮の内側にそれぞれ当てます。指が背中合わせで触れている状態で、包皮を反対方向に引っ張っることで、皮膚を優しく伸ばしてみましょう。その後、包皮から力を抜いて、同じ作業を繰り返します。[3]
    • 指が清潔な状態で行いましょう。
    • 可能であれば、一番小さな指を使います。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 小帯を引き伸ばす 
    包皮が短すぎるようであれば、小帯を伸ばす必要があります。亀頭のすぐ下で、小帯と包皮が結合する部分を人差し指と親指で掴んでみましょう。亀頭から皮膚を引っ張ります。30秒間この状態で保ちます。[4]
    • 排尿する際に毎回引き伸ばしてみたり、毎日引き伸ばす時間を取ってもよいでしょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 シャワーを浴びながら包皮を引き伸ばす 
    包皮を引き伸ばす際には痛みが伴うので、困難な場合があるでしょう。お湯を使えば、包皮が伸びやすくなります。暖かい湯船に浸かるか、熱いシャワーを浴びてみましょう。こうすれば緊張をほぐせるだけでなく、お湯と湿度により皮膚が緩んで伸びる作用があります。[5]
    • 皮膚を潤滑するために少量の石鹸を使うことで、包皮と指の間の摩擦を緩和できます。ストレッチ後には、石鹸分が残らないように完全にすすぎます。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 包茎矯正リングを使用する 
    包皮を伸ばす上で別の器具が必要になる場合もあります。包茎矯正リングとはシリコン製の器具であり、包皮に入れた状態で放置できます。1回の使用で矯正リングは数時間包皮を伸ばした状態で保つ効果があります。包皮の中に少なくとも1本の指が入るようであれば、矯正リングを使用できるでしょう。[6]
    • この器具はオンライン上で購入可能です。
  7. How.com.vn 日本語: Step 7 無理やり包皮を引っ込めようとしない 
    包皮が亀頭を越えて伸びないとしても、無理やり力を入れてはいけません、こうすると、包皮が亀頭に引っ掛かったままの状態になってしまいます。この場合には、すぐに病院に行きましょう。[7]
方法 2
方法 2 の 3:

適切な技術を用いる

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 優しく力を入れる 
    包皮は敏感な部分です。そのため、この敏感な部分を伸ばす際には注意しましょう。無理やり伸ばしたり力いっぱい引き伸ばそうとすると、傷ついてしまい、状況が悪化する恐れがあるでしょう。皮膚を伸ばす際には、軽く力を入れるだけにしましょう。[8]
    • 包皮を引き伸ばす際に痛みは生じないはずです。わずかな不快感を覚えるかもしれませんが、痛みを伴うことは決してありません。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 交互に伸ばして力を抜く 
    限界まで包皮を伸ばす代わりに、一定のリズムで前後に引き伸ばしてみましょう。1つの位置で引っ張る代わりに、前後に引き伸ばすことで包皮を伸ばしてから力を抜きます。[9]
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 定期的に包皮を引き伸ばす 
    包皮を引き伸ばすのは大切なので、一日の日課にしてみましょう。頻繁に引き伸ばすように心掛ければ、包皮はより柔軟になり、緩んでいくでしょう。毎日1~2回包皮を引き伸ばしてみましょう。[10]
    • 数分の間包皮を引き伸ばすことができますが、一日当たり3回を限度にしましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 上向きと外向きに引き伸ばす 
    包皮の縁部分を下に引っ張るだけでなく、上に引き上げて開いてみましょう。こうすれば再度覆いかぶさったり、亀頭の周りで引っ掛かることを防げます。縁部分を外向きに引き伸ばすことにより、縁部分は緩んでいきます。[11]
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 包皮の最もきつい部分を引き伸ばす 
    包皮のどの部分が一番きつくなっているかを見極めましょう。包皮の色々な場所を引っ張ってみて判断します。きつめの部分を重点的に引き伸ばします。[12]
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 辛抱強く取り組む 
    包皮が緩むの待つのには辛抱強さが求められます!でも気長に待ちましょう。大抵の場合、毎日引き伸ばすと2週間ほどで結果が出てくるでしょう。包皮の元々の状態次第では、1か月~1年で包茎が治る場合があります。[13]
  7. How.com.vn 日本語: Step 7 皮膚に違和感を覚える場合には休憩を置く 
    包皮を伸ばしすぎたり、力を入れすぎて伸ばした結果、怪我をしてしまう可能性もあります。この場合には、傷が治るまで数日間時間を置きましょう。その後、再度ストレッチを開始できますが、丁寧に行うように注意しましょう。 [14]
    • 包皮を引き伸ばし過ぎた場合、包皮は腫れて厚ぼったくなってしまいます。
方法 3
方法 3 の 3:

医療機関の助けを求める

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 医師に相談する 
    包皮を引き伸ばしてみてもきつい状態が続くようであれば、医師に相談してみましょう。大抵の場合、泌尿器科医を紹介してもらえます。泌尿器科医は検診後に、この症状に向けた治療法を提案してくれます。[15]
    • 包茎はその他の治療を必要とする合併症に発展する恐れもあります。これらの合併症には、不快感、出血、また排尿困難や排尿時の痛み、包皮の腫れ、また尿路感染症などが含まれます。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 処方されたステロイド外用軟膏を使う 
    病院で外用ステロイド軟膏を処方されるかもしれません。この軟膏は包皮の組織を柔らかくし、包皮が収縮しやすくなる上で役立ちます。[16]
    • 軟膏は8週間にわたって、毎日2回使用します。軟膏の使用に加えて、手で包皮を引き伸ばしたり収縮してみましょう。
    • 医師に軟膏の適切な使い方を教えてもらいましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 包茎手術を考慮にいれる 
    手術で包皮を除去することもできます。包茎に対して一般的に行われる治療法ではないとはいえ、場合によっては適切な治療法となる場合があります。包茎手術は、軟膏やストレッチが功を奏さない、包皮が亀頭に引っ掛かった、たびたび感染症にかかる、その他の身体的な問題があるといった場合にのみ行われます。[17]

ポイント

  • 作業中に亀頭部分の過敏性を低下させれば不快感を軽減できます。包皮を引き下ろし、1回ごとに亀頭を数分間露出した状態で放置してみましょう。そうすれば刺激に対して過敏に反応しなくなります。これを1日に数回行ってみてもよいでしょう。[18]

このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Scott Tobis, MD
共著者 ::
学会認定泌尿器科医
この記事の共著者 : Scott Tobis, MD. スコット・トビス医師は、学会認定の泌尿器科医です。泌尿器癌、前立腺肥大、精管切除、腎臓結石、頻尿・尿意切迫、勃起不全、失禁、血尿などの泌尿器系疾患の治療を専門とし、経験は7年以上。カリフォルニア大学サンタバーバラ校にて細胞・発生生物学の理学士号を、ダートマス大学医学部にて医学博士号を取得。ロチェスター大学医歯学部にて一般外科のインターンと泌尿器外科の研修を、シティ・オブ・ホープ・ナショナル・メディカル・センターで泌尿器腫瘍学とロボット手術のフェローシップを修了。米国泌尿器科学会認定を取得。 この記事は65,494回アクセスされました。
カテゴリ: 全般的健康
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