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Microsoft Excel には入力したアルファベットの大文字、小文字表記を変換して統一する機能があります。例えば、名前をすべて小文字のアルファベットで入力しても、Excel 2013 の「フラッシュ フィル」機能を使えば先頭のアルファベットを大文字に直すことができます。文字をすべて大文字にしたい場合は UPPER 関数、最初の文字だけを大文字にしたい場合は PROPER 関数を使います。
ステップ
- ワークシートにアルファベットの名前やテキストを入力します。UPPER 関数を使用する場合、元のテキストは小文字だけでも大文字が混じっていてもかまいません。セル内のテキストすべてを大文字に変換します。
- 入力したセルの右側に新しい列を挿入します。新しく列を挿入したい位置の列番号をクリックします。右クリックして [挿入] を選択します。
- 先頭のデータの右隣にカーソルを合わせます。このセルに大文字変換の関数を入力します。
- 画面上部にあるツールバーの [関数の挿入] ボタンをクリックします。「fx」と書かれているボタンです。クリックすると数式バーが有効になり、関数を入力できるようになります。
- [関数名] からUPPER を選択するか、数式バーの「=」に続けて 「UPPER」 と入力します。
- 関数の挿入ボタンをクリックすると、自動的に 「SUM」が表示されることがあります。その場合は、「SUM」を「UPPER」に書き換えます。[1]
- UPPER に続けて、半角かっこの中にセルの番地を入力します。シートの左上端のセル(A1番地)に変換したいデータが入っている場合、数式バーには「=UPPER(A1)」が入ります。
- [Enter] キーを押します。これで A1 セルのテキストがすべて大文字で B1 セルに表示されます。
- 変換後のデータが入ったセルの右下隅に小さな四角が表示されます。ここにカーソルを合わせてクリックし、元データの最後尾までドラッグします。これで左側の全テキストが、2 列目の対応するセルに大文字で表示されます。
- 2 列目のテキストがすべて大文字で正しく表示されているかを確認します。大文字になったテキストの列番号をクリックして、列全体を選択します。[クリップボード] メニューの [コピー] をクリックし、続けて [貼り付け] のドロップダウン メニューから [値の貼り付け] を選択します。
- これにより数式が値に置換されるため、元データを削除してもエラーになりません。
- 貼り付けたテキストが正しく表示されるかを確認します。元データの列番号を右クリックして、メニューから [削除] をクリックします。広告
- シートの最初の列にテキストを入力します。PROPER 関数を使って、各テキストの先頭の文字を大文字に変換します。
- 新しい列を挿入します。新しく列を挿入したい位置の列番号を右クリックします。メニューから [挿入] を選択します。
- 先頭のデータの右隣にカーソルを合わせます。画面上部にあるツールバーの [関数の挿入] ボタンをクリックします。「fx」と書かれているボタンです。
- 数式バーをクリックします。これは「fx」ボタン右横の入力エリアです。「=」に続けて「PROPER」と入力します。
- 数式バーに自動的に 「SUM」が表示されることがありますが、その場合は「SUM」を「PROPER」に書き換えます。
- 続けて半角かっこの中に最初のセルの番地を入力します。A1 セルならば「=PROPER(A1)」となります。
- Enter キーを押します。各データの先頭が大文字になったテキストが右側のセルに表示されます。先頭の文字以外は小文字のままです。[2]
- 変換後のデータが入ったセルの右下隅に小さな四角が表示されます。ここにカーソルを合わせてクリックし、元データの最後尾までドラッグします。マウスを離すと、元データの先頭だけが大文字になったテキストが右側のセルにコピーされます。
- 2 列目の列番号をクリックして、列全体を選択します。[クリップボード] メニューの [コピー] をクリックし、続けて [貼り付け] のドロップダウン メニューから [値の貼り付け] を選択します。
- これにより数式が値に置換されるため、元データを削除してもエラーになりません。
- 最初の列の列番号を右クリックします。メニューから [削除] を選び、不要となった元データを削除しましょう。広告
- このセクションで説明するのは、アルファベットで表記された名前のリストを扱う際に便利な機能です。小文字で入力した名前にのみ利用できます。フラッシュ フィル機能では名前を認識して、名前と苗字の先頭のアルファベットを大文字に変換します。
- 名前を小文字で入力します。このとき、データは1 列にまとめ、右側の列は空欄のままにしておきましょう。
- 右側に何も入っていない列がなければ、新しい列を挿入したい位置の列番号を右クリックします。メニューから [挿入] を選択すると、テキストを入力した列の右側に新しい列が挿入されます。
- 先頭のデータの右隣にカーソルを合わせます。例えば、最初のデータを A1に入力した場合は、B1 にカーソルを合わせます。
- A1 セル内の名前と苗字の頭文字を大文字にして、B1 に入力します。例えば、A1 セルに「yamada taro」という名前が入っていたら、右側のセルに「Yamada Taro」と入力します。 Enter キーを押します。
- [データ] タブの [フラッシュ フィル] を選択します。フラッシュ フィル機能が1段目のパターンを学習して、残りのデータにも同じ変更を加えます。「Ctrl + E」のショートカット キーでフラッシュ フィルを起動することもできます。[3]
- 元データを削除します。データが重複しないように、不要なデータを削除しましょう。元データの列番号を右クリックして [削除] を選択します。
- 元の列を削除する前に、名前が正しく変換されていることを確認しましょう。
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- これは、Excel で関数を使用する代わりに使える簡単な方法です。
- Word で新規文書を開きます。
- Excel 上で、変換したいテキストが入ったセルをすべて選択します。
- セルをコピーします。(Ctrl + C)
- Word に貼り付けます。(Ctrl + V)
- Word に貼り付けたテキストをすべて選択します。
- [ホーム] タブの [フォント] メニューから [文字種の変換] をクリックします。
- [文の先頭文字を大文字にする]、[小文字]、[大文字]、[単語の先頭文字を大文字にする]、[大文字と小文字を入れ替える] のオプションから選びます。
- 変換したテキストをすべて選択してコピーし、Excel に貼り付けます。
- この方法を用いれば、わずか数秒で作業完了です。広告
ポイント
- 場合によっては、関数名をすべて大文字で入力する必要があるかもしれません。例えば、UPPER 関数を「Upper」と入力すると機能しないことがあります。
必要なもの
- マウス
出典
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