この記事の共著者 : Stan Kats. テクノロジストのスタン・カッツは、カリフォルニア州ウェスト・ハリウッドにある「The STG IT Consulting Group」の最高執行責任者兼チーフ・テクノロジストです。企業向けにはIT管理サービスを、個人向けには消費者サービス事業である「Stan's Tech Garage」を通じて、総合的なテクノロジーソリューションを提供しています。南カリフォルニア大学にて国際関係学の学士号を取得後、フォーチュン500ランキング入り「IT world」社でキャリアをスタート。その後、自らの会社を設立し、中小企業や個人向けに企業レベルの専門知識を提供しています。
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PDFをWordに貼り付けたいと思ったことはありませんか?この記事では、複数ページのPDFファイルをMicrosoft Word文書に挿入する簡単な方法を紹介します。すでにPDFファイルを挿入しようとしたことがある人なら気づいているでしょうが、PDFファイルをそのままWord文書に挿入しても最初のページしか表示されません。ただし、PDFファイルを別々のページに分割し、それぞれをオブジェクトとして挿入すれば、2ページ目以降も表示できます。PDFファイルを別々のページに分割したくない場合は、PDFファイルを文書の最初のページにアイコンまたは画像オブジェクトとして挿入し、それをクリックするとPDFビューアで開くことができます。
ステップ
- Microsoft EdgeでPDFファイルを開く 複数ページのPDFファイルの各ページをWord文書内に表示したい場合は、PDFファイルの各ページをそれぞれ別のファイルに保存する必要があります。無料のPDFリーダーでこれを行うには、各ページをそれぞれ別のPDFファイルに印刷します。WindowsにプリインストールされているMicrosoft EdgeブラウザーにはPDFリーダーが組み込まれているので、それを使用しましょう。
- Microsoft EdgeでPDFファイルを開くには、コンピューター上にあるPDFファイルを右クリックし、プログラムから開くを選択し、Microsoft Edgeを選択します。
- Adobe Acrobat ReaderやGoogle Chromeなど、別のPDFリーダーを使用したい場合は、代わりにそれを使用してもかまいません。手順は同様となります。
- Ctrl+Pキーを押す これで、印刷ダイアログが開きます。
- また、ページ上部のツールバーにあるプリンターアイコンをクリックして開くこともできます。
- プリンターとしてMicrosoft Print to PDFを選択する ページの左上にあるドロップダウンメニューからこれを選択しましょう。これで、Microsoft Edgeはファイルをプリンターに送信するのではなくPDFファイルを作成するようになります。
- 「ページ」の下にある2番目のラジオボタンをクリックする デフォルトでは、「すべて」の横にあるラジオボタンが選択されています。各ページを別々に「印刷」する必要があるので、ページ番号を入力できる2番目のラジオボタンを選択する必要があります。
- 「ページ」フィールドに1と入力する これで、Microsoft EdgeはPDFファイルの最初のページのみを別のPDFファイルとして保存するようになります。
- 青い印刷ボタンをクリックする 印刷ダイアログの一番下にあります。このボタンをクリックすると、「印刷結果を名前を付けて保存」ウィンドウが開きます。
- ページの保存先フォルダーを選択する 例えば、左側のパネルでデスクトップを選択すると、PDFファイルのページをデスクトップに保存できます。
- PDFファイルのページ数が多い場合は、デスクトップに新しいフォルダーを作成することを検討しましょう。これを行うには、左側のパネルでデスクトップフォルダーをクリックし、右側のパネルの何もないところを右クリックし、新規作成→フォルダーの順に選択し、PDFと入力し、Enterキーを押します。そして、「PDF」という名前を付けた新しいフォルダーをダブルクリックし、この最初のファイルをそこに保存しましょう。
- 「ファイル名」フィールドにページ1と入力し、保存をクリックする これで、PDFファイルの最初のページが別のPDFファイルとして保存されます。
- これをPDFファイル内の2ページ目以降のすべてのページに対して繰り返す PDFファイルの各ページを文書に挿入するには、別々のPDFファイルとして保存する必要があります。
- Ctrl+Pキーを押して印刷ダイアログを開きます。
- Microsoft Print to PDFを選択します。
- 2番目のラジオボタンを選択し、2(2ページ目の場合)と入力します。
- 印刷をクリックし、先ほど選択したのと同じフォルダーを選択します。
- 新しいファイルにページ2という名前を付け、保存をクリックします。これをすべてのページに対して繰り返しましょう。
- Word文書内で、最初のページを挿入したい場所をクリックする PDFファイルを新しいページから表示したい場合は、Ctrl+Enterキーを押して改ページしましょう。
- 挿入タブをクリックする これは、文書の上の編集リボンにあります。
- オブジェクトをクリックする ツールバーの右側にある「テキスト」グループにあります。
- Adobe Acrobat Documentを選択し、OKをクリックする これで、ファイルブラウザーが開きます。
- 「ページ1」という名前を付けたPDFファイルを選択し、開くをクリックする これで、PDFファイルの最初のページが文書に挿入されます。
- これをすべてのページに対して繰り返す 次のページを挿入するには、「挿入」タブのオブジェクトをクリックし、もう一度Adobe Acrobat Documentを選択し、次のページを選択し、開くをクリックします。これをPDFファイル内のすべてのページをWord文書に挿入するまで続けましょう。
- ページの挿入が完了したら、必ずファイル→上書き保存をクリックしてファイルを保存しましょう。
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- プレビューでPDFファイルを開く 複数ページのPDFファイルの各ページをWord文書内に表示したい場合は、PDFファイルの各ページをそれぞれ別々のファイルに保存する必要があります。無料のPDFリーダーでこれを行うには、各ページをそれぞれ別のPDFファイルに印刷します。Macにはプレビューアプリがプリインストールされているので、この作業を簡単に行うことができます。
- プレビューでPDFファイルを開くには、コンピューター上にあるPDFファイルをダブルクリックするだけです。
- ⌘ Cmd+Pキーを押す これで、印刷ダイアログが開きます。
- 左下のドロップダウンメニューからPDFを選択する これで、プレビューはファイルをプリンターに送信するのではなくPDFファイルを作成するようになります。
- 「開始」の横にあるラジオボタンをクリックする 「ページ」という見出しの下にあります。各ページを別々に「印刷」する必要があるので、ページ番号を入力できる2番目のラジオボタンを選択する必要があります。
- 「開始」フィールドと「終了」フィールドに1という数字を入力する これで、プレビューは最初のページのみからPDFファイルを作成するようになります。
- これを文書内の他のすべてのページに対して繰り返し、Word文書に別々に挿入しましょう。
- プリントをクリックする 印刷ダイアログが開きます。
- ページの保存先フォルダーを選択する 「デスクトップ」フォルダーなど、覚えやすいフォルダーを選択しましょう。
- 代わりに新しいフォルダーを作成したい場合は、ファイル→新規フォルダの順に選択しましょう。
- ファイルにページ1という名前を付け、プリントまたは保存をクリックする これで、PDFファイルの最初のページが選択したフォルダーに保存されます。
- これをPDFファイル内の他のすべてのページに対して繰り返す 最初のページを別のPDFファイルに印刷したら、Word文書に挿入したい他のすべてのページに対しても同じ操作を行う必要があります。後で簡単に挿入できるように、必ずすべて同じフォルダーに保存しましょう。
- Word文書内で、最初のページを挿入したい場所をクリックする PDFファイルを新しいページから表示したい場合は、Cmd+Returnキーを押して改ページしましょう。
- 挿入タブをクリックする これは、文書の上の編集リボンにあります。
- オブジェクトをクリックする Wordウィンドウ上部のツールバーの右端付近にあります。
- このオプションが表示されていない場合は、ツールバーの右側にある用紙にウィンドウが付いたアイコンの横にある下向き矢印をクリックし、メニューが展開されたらオブジェクトをクリックしましょう。[1]
- ファイルからをクリックする このボタンは、ウィンドウの左下にあります。
- 「ページ1」という名前を付けたPDFファイルを選択し、挿入をクリックする これで、PDFファイルの最初のページが文書に挿入されます。
- これをすべてのページに対して繰り返す 次のページを挿入するには、もう一度オブジェクトオプションをクリックし、ファイルからを選択し、次のページを選択し、挿入をクリックします。これをPDFファイル内のすべてのページをWord文書に挿入するまで続けましょう。
- ページの挿入が完了したら、必ずファイル→保存の順にクリックしてファイルを保存しましょう。
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- 文書内をクリックしてPDFファイルを挿入したい場所にカーソルを移動する PDFファイルの実際のページを文書に表示する必要がなく、読者がアイコンをクリックしてPDFファイルを自分のリーダーで開いてもかまわない場合は、この方法を使用します。PDFファイルを新しいページから表示したい場合は、Ctrl+Enterキー(Windows)またはCmd+Returnキー(Mac)を押して改ページしましょう。
- これは、モバイルアプリやWeb版Wordではできません。[2]
- 挿入タブをクリックする これは、文書の上の編集リボンにあります。
- オブジェクトボタンをクリックする このボタンは、Wordウィンドウ上部のツールバーにあります。
- Windowsの場合は、「テキスト」グループにあります。
- Macの場合は、用紙にウィンドウが付いたアイコンの横にある小さな下向き矢印をクリックし、オブジェクト...を選択する必要があるかもしれません。
- ファイルから(Windows)またはファイルから(Mac)をクリックする Windowsの場合は、ウィンドウの上部にあるタブをクリックします。Macの場合は、ウィンドウの左下にあるボタンをクリックしましょう。
- ファイルのリンク方法を選択する このオプションによって、文書内でPDFファイルがどのように表示されるかが決まります。
- Macの場合は、まず左下のオプションボタンをクリックしてオプションを表示しましょう。
- ファイルを文書内にアイコンとして表示するには、「アイコンで表示」の横にあるチェックボックスにチェックを入れます。このアイコンは、文書内でテキストと一緒に表示され、読者はこのアイコンをクリックすると複数ページのPDFファイルをPDFビューアで開くことができます。
- PDFファイルの最初のページをクリック可能なリンクとして表示し、そのリンクをクリックするとPDFファイル全体が別のウィンドウで開くようにするには、「リンク」の横にあるチェックボックスにチェックを入れます。
- 挿入したいPDFファイルを選択する Macの場合は、ファイルが保存されている場所まで移動し、そのファイルを1回クリックして選択します。Windowsの場合は、参照をクリックし、ファイルが保存されている場所まで移動し、そのファイルを1回クリックして選択しましょう。
- OK(Windows)または挿入(Mac)をクリックする これで、PDFファイルがクリック可能なアイコンまたは画像リンクとして文書に挿入されます。
- オブジェクトを挿入したら、必ずファイル→(上書き)保存の順に選択して文書を保存しましょう。
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出典
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