ローマ数字の入力方法やアラビア数字から変換する方法を紹介

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キーボードでローマ数字を入力する最も簡単な方法を探しているのでしょうか?ローマ数字の入力が初めての人も、正しい入力方法がわからない人も、How.com.vnがサポートします!ほとんどのローマ数字は、パソコンやスマートフォン、タブレットのキーボードを含め、どのキーボードでも簡単に入力できます。一方、異表記のローマ数字の入力は、一見難しそうに思えるかもしれませんが、WordやGoogleドキュメントであれば数秒でできます。また、ExcelやGoogleスプレッドシートでは、ROMAN関数を使用してローマ数字を入力することも可能です。この記事では、一般的な数字(アラビア数字)をローマ数字に変換するツールやローマ数字の連番を振ったアウトラインの作成方法など、ローマ数字を入力するコツを紹介します。

知っておくべきこと

  • 一般的な表記法でのローマ数字は、I、V、X、L、C、D、Mの7文字から成り立っており、どのキーボードでも入力できます。
  • 一般的な数字をローマ数字に変換したい場合は、Word、Excel、Googleスプレッドシートで変換できます。
  • WordやGoogleドキュメントでは、ローマ数字の連番を振ったアウトラインを作成できます。
  • 3,999より大きい異表記のローマ数字を入力する場合は、特定の文字にオーバーライン(上線)を引く必要があります。
方法 1
方法 1 の 8:

一般的なキーボードのキー

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    従来のローマ数字はキーボードの7文字のキーの組み合わせに過ぎないので、キーボードで普通に入力できます。3,999までのすべてのローマ数字(一般的な表記法でのローマ数字)は、パソコンやスマートフォン、タブレットのキーボードでIVXLCDMのいずれかの文字を使用します。つまり、最初の3,999個のローマ数字を入力するのに、特別なコードを入力したり、他のツールを使用したりする必要はないのです。
  2. 2
    キーボードの特殊文字を使用するのは、3,999より大きいローマ数字のみです。これは、もともとローマ数字が3,999までしかなかったからです。現代では、3,999より大きいときは、オーバーライン(括線とも呼ばれる)を引いて(例えば5,000ならV̅)1,000の倍数を表しています。[1]
    • ローマ数字にこのオーバーラインが引かれていたら、その部分だけ1,000倍して数字を理解しましょう。
    • キーボードにV̅キーがないのは当然として、3,999より大きいローマ数字を入力したいときはどうすればよいのでしょうか?PCやMacのMicrosoft Wordを使用すれば、簡単に文字にオーバーラインを引くことができます。また、Wordを持っていなくても、Googleドキュメントなら無料で使用できます。
    • ローマ数字の入力が初めてで、(オーバーラインが引かれた数字を含む)正しいローマ数字をすばやくコピーしてファイルに貼り付けたい場合は、一覧をチェックしましょう。
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方法 2
方法 2 の 8:

Microsoft Word

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 ローマ数字を手動で入力または挿入しましょう。
    ご存知のように、ローマ数字はキーボードのIVXLCDMキーを使用して簡単に入力できます。Shiftキーを押しながら、またはCapsLockキーを押して入力すれば、すべて大文字になります。自分で文字を入力するのが面倒な場合は、Windowsの文字コード表Macの文字ビューアを使用してすばやく文字を挿入することも可能です。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 任意の数字をローマ数字に変換しましょう。
    しかし、一般的なアラビア数字をローマ数字に変換したい場合はどうすればよいのでしょうか?幸いなことに、ローマ数字に詳しくなくても、どんな数字でも簡単にローマ数字に変換できます。
    • まず、挿入タブをクリックし、フィールド...を選択するか(Mac)、クイックパーツフィールド...の順に選択しましょう(Windows)。
    • フィールドに=2022\*Romanと入力しましょう。「2022」は、ローマ数字に変換したい数字に置き換えます。
    • そのフィールドを右クリックし、フィールド更新を選択しましょう。これで、コードが正しいローマ数字に置き換わります。
      • 3,900以上の数字を計算しても、文字にオーバーラインが引かれないことに気づきましたか?代わりに、より長い表記が使用されます。例えば、5000のローマ数字の表記は、ではなくMMMMMとなります。この数字を見ても5000(に等しい)と判断できますが、これは正確には一般的な表記法でのローマ数字ではありません。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 オーバーラインが引かれたローマ数字を入力しましょう。
    3,999以上のローマ数字を正しく入力するためには、文字にオーバーラインを引く方法を知る必要があります。例えば、8,020をローマ数字で書くと、V̅I̅I̅I̅XXとなります。オーバーラインを引かないのであれば、厳密にはMMMMMMMMXXも使用できますが、これだと非常に長いですし、一般的な表記法でのローマ数字でもありません。代わりに、数式ツールを使用しましょう。
    • 挿入タブをクリックし、数式を選択します。
    • 「数式」フィールドが表示されるので、オーバーラインを除いたローマ数字を入力します。つまり、8,020の場合は、とりあえずVIIIXXと入力しましょう。
    • マウスを使用してローマ数字のうち、オーバーラインを引く必要のある部分をハイライトします。この場合は、VIIIが1,000倍する部分なので、その部分にオーバーラインを引く必要があります。
    • ツールバーのアクセントオプションをクリックします。
    • オーバーラインとアンダーラインの最初のオプションを選択します。これで、V̅I̅I̅I̅XXというローマ数字に正しくオーバーラインが引かれました。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 アウトラインやリストの行頭文字にローマ数字を使用しましょう。
    アウトラインやリストを作成していて、行頭文字にローマ数字を使用したい場合は簡単です。
    • ホームタブで、番号付きリスト(シンプルなリストを作成する場合)または数字と文字が交互に並んだリスト(アウトラインを作成する場合)の横にあるドロップダウンリストをクリックします。
    • ローマ数字の書式を選択します。これで、最初のローマ数字が挿入されます。
    • 最初の項目を入力します。EnterまたはReturnキーを押すと改行され、次のローマ数字が挿入されます。
    • アウトラインを入力している場合は、EnterまたはReturnキーを押した後にTabキーを押すと、 従来のアウトライン形式と同様にインデント(字下げ)され、小文字が挿入されます。
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方法 3
方法 3 の 8:

Googleドキュメント

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 Googleドキュメントでは、一般的な数字をローマ数字に変換できませんが、キーボードを使用して簡単にローマ数字を入力できます。...
    Googleドキュメントでは、一般的な数字をローマ数字に変換できませんが、キーボードを使用して簡単にローマ数字を入力できます。ただし、ローマ数字の入力に必要なのは大文字のIVXLCDMキーだけです。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 ローマ数字の特殊文字を挿入しましょう。
    ローマ数字を自分で入力するのではなく、ローマ数字のUnicode文字を使用したい場合は、Googleドキュメントの特殊文字パネルを使用すれば、ほとんどのローマ数字を簡単に挿入できます。
    • 挿入メニューをクリックします。
    • 特殊文字をクリックします。
    • 検索フィールドにromanと入力します。
    • 挿入したい文字をクリックします。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 オーバーラインが引かれたローマ数字を入力しましょう。
    3,999以上のオーバーラインが引かれたローマ数字(V̅I̅I̅I̅XXなど)を入力したい場合は、Googleドキュメントの計算式エディタを使用すれば、オーバーラインを引くことができます。
    • 挿入メニューをクリックします。
    • 計算式をクリックします。
    • \overlineと入力し、スペースキーを押します。
    • ローマ数字のうち、オーバーラインを引く必要のある部分を入力します(通常は最初の1~3文字だけです)。
    • 計算式領域の外側をクリックして残りのオーバーラインを取り消します。
    • 続けて残りのローマ数字を入力します。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 ローマ数字のリストまたはアウトラインを作成しましょう。
    行頭文字にローマ数字を使用した項目リストや従来のアウトラインを作成したい場合は、番号付きリスト機能を使用すると簡単です。その方法は次のとおりです。
    • ツールバーの横三本線の横に「123」という数字が並んだ番号付きリストアイコンをクリックします。
    • 最後から2番目のオプションを選択します。このオプションには、行頭文字にローマ数字を使用した従来のアウトライン形式も含まれます。これで、最初のローマ数字が文書に挿入されます。
    • 最初の項目を入力します。EnterまたはReturnキーを押すと改行され、次のローマ数字が挿入されます。
    • アウトラインを入力している場合は、EnterまたはReturnキーを押した後にTabキーを押すと、従来のアウトライン形式と同様にインデント(字下げ)され、小文字が挿入されます。
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方法 4
方法 4 の 8:

ExcelやGoogleスプレッドシート

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 ExcelやGoogleスプレッドシートで作業している場合は、一般的な数字(アラビア数字)をローマ数字に即座に変換できます。...
    ExcelやGoogleスプレッドシートで作業している場合は、一般的な数字(アラビア数字)をローマ数字に即座に変換できます。ただし、ExcelやGoogleスプレッドシートでは、3,999までの数字しか変換できません。これは技術的に、古典的な慣習において純粋なローマ数字で表現できる最大の数字だからです。[2]
    • =ROMAN(値)という簡単な式を使用します。「値」は、変換したい数字またはセルに置き換えましょう。例えば、=ROMAN(499)は、CDXCIXとなります。
    • 厳しい数字規則に従ってこの式を使用するか、オプションで数字フラグを使用して規則の緩い、より簡潔な(異表記の)ローマ数字にするかのどちらかです。[3]
      • =ROMAN(499,1)は、LDVLIVとなります。
      • =ROMAN(499,2)は、XDIXとなります。
      • =ROMAN(499,3)は、VDIVとなります。
      • =ROMAN(499,4)は、IDとなります。
方法 5
方法 5 の 8:

Macの文字ビューア(Unicode)

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 Macの文字ビューアを開きましょう。
    Macの通常のキーボードでは一般的な表記法でのローマ数字をすべて入力できますが、コードを書いたり特定のアプリケーションで作業したりする場合は、各ローマ数字のUnicode文字が必要になることがあります。ローマ数字のUnicode文字を使用する最も簡単な方法は、文字ビューアを使用して文書やファイルに挿入することです。
    • 文字ビューアを開くには、編集メニューをクリックし、絵文字と記号を選択します。[4]
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 「展開する」ボタンをクリックしてパネルを拡大しましょう。
    右上のウィンドウアイコンのことです。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 検索バーにromanと入力しましょう。
    これで、記号と文字が絞り込まれ、ローマ数字のみが表示されます。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 挿入したいローマ数字をダブルクリックしましょう。
    これで、文書に数字が表示されます。
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方法 6
方法 6 の 8:

Windowsの文字コード表(Unicode)

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 Windowsの文字コード表を開きましょう。
    標準キーボードを使用してローマ数字を入力できますが、(コードを書いているときなど)アルファベット表記ではなく実際のUnicode文字が必要になる場合もあります。幸いなことに、文字コード表を使用すれば、どんなアプリにも簡単にローマ数字のUnicode文字を挿入できます。Windowsの文字コード表を開くには、次の操作を行います。
    • Windows+Sキーを押し、文字コード表と入力します。
    • 検索結果に表示される文字コード表をクリックします。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 「詳細表示」の横にあるチェックボックスにチェックを入れましょう。
    パネルの左下に表示されています。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 「検索する文字の名前」フィールドにRomanと入力しましょう。
    これで、ローマ数字だけが表示されます。
    • 特殊文字にはオーバーラインが付かないので注意しましょう。一般的な表記法でのローマ数字は3,999で終わり、オーバーラインは通常使用されません。3,999より大きいローマ数字を入力したい場合は、一覧からコピーするか、WordGoogleドキュメントの方法を参照してください。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 文字をクリックして選択しましょう。
    3,999より大きい数字を作る場合は、すべての文字がフィールドに入力されるまで各数字をクリックしていきましょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 コピー
    をクリックしましょう。選択したローマ数字がクリップボードにコピーされ、パソコン上の任意の文書に貼り付けることができます。
    • 貼り付けるには、任意の領域を右クリックし、貼り付けを選択するか、キーボードでCtrl+Vキーを押します。
    • Unicodeを入力してローマ数字を手入力したい場合は、Altキーを使用して入力できます。ローマ数字のUnicodeは、こちらのリスト(英語のみ)を参照してください。
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方法 7
方法 7 の 8:

ローマ数字ジェネレーター

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 ローマ数字の計算方法を自分で調べたくない場合は、一般的な数字をローマ数字に変換して、文書に貼り付けるだけです。...
    ローマ数字の計算方法を自分で調べたくない場合は、一般的な数字をローマ数字に変換して、文書に貼り付けるだけです。インターネット上には、以下のような多くのローマ数字ジェネレーターがあります。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 変換したいアラビア数字や日付を入力し、結果を計算しましょう。
    これらのツールは、パソコンやAndroid、iPhone、iPadのブラウザで簡単に使用できます。
    • 計算結果のローマ数字をパソコンでコピーするには、マウスで数字をハイライトし、Ctrl+C(PC)またはCommand+C(Mac)キーを押すだけです。貼り付けるには、文書内で右クリックし、貼り付けを選択します。
    • スマートフォンやタブレットでコピーするには、指またはスタイラスを使用して数字をハイライトし、コピーをタップします。貼り付けるには、任意の場所を長押しし、貼り付けを選択します。
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方法 8
方法 8 の 8:

一覧

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一桁十桁百桁千桁
アラビアローマアラビアローマアラビアローマアラビアローマ
1I10X100C1,000M
2II20XX200CC2,000MM
3III30XXX300CCC3,000MMM
4IV40XL400CD4,000I̅V̅
5V50L500D5,000
6VI60LX600DC6,000V̅I̅
7VII70LXX700DCC7,000V̅I̅I̅
8VIII80LXXX800DCCC8,000V̅I̅I̅I
9IX90XC900CM9,000I̅X̅
10X100C1000M10,000
11XI
12XII101CI1,001MI
13XIII105CV1,005MV
14XIV210CCX2,010MMX
15XV501DI5,001V̅I
16XVI10,001X̅I
17XVII50,000
18XVIII100,000
19XIX500,000
20XX1,000,0000

このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Luigi Oppido
共著者 ::
パソコン・ITスペシャリスト
この記事の共著者 : Luigi Oppido. ルイージ・オピドはカリフォルニア州サンタクルーズ市のパソコン修理専門店「Pleasure Point Computers」経営者です。25年以上にわたりパソコン修理全般、データ復元、ウイルス除去、アップグレードなどのサービスを請け負っています。また、カリフォルニア中部でKSCOにて放送中の番組、「Computer Man Show! 」の司会者も務めています。 この記事は22,234回アクセスされました。
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