小数をかけ算する方法

小数のかけ算は、ややこしそうに見えますが、整数のかけ算の方法が分かっていれば実はかなり簡単です。小数のかけ算も整数のかけ算と基本的な考え方は同じですが、最後に小数点を処理するという違いがあります。具体的にどのように処理するのか、この記事を読んで学びましょう。

方法 1

方法 1 の 1:

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1つの数の方がもう一方の数よりも桁が多い場合は、その数を上に起きましょう。例えば0.43に0.06をかけるのであれば、ひっ算の横線の上に上下に重ねましょう。^{[1]X出典文献}
2
ひとまず小数点を無視してかけ算を行う　次は、通常のかけ算と同じ方法で計算をしましょう。0.43×0.06の場合は次のようになります。^{[2]X出典文献}
- 0.06の「6」を0.43の「3」とかけましょう。18になるので、6の真下に「8」と書き、「4」の上に小さく1と書きます。
- 「6」を0.43の「4」とかけます。24となります。先ほどの計算の「1」を足すので25となります。つまり、横線の下1段目に258という数字が出来上がります。
- 次は、0.43と0をかけることになるので答えは0にしかなりません。つまり、2段目は何も書く必要がありません。
- 小数点を一旦無視しているので、この段階の答えは258となります。
0.43の小数点の右側には2つの桁（4と3）があり、0.06の小数点の右側にも桁が2つ（0と6）があります。したがって、2と2を足して4となるので、小数点の右側の桁の数の合計は4となります。^{[3]X出典文献}
例では桁の数は「4」だったので、258という数字の末尾から数え初め、8の右側から4桁めの位置に小数点を打ちましょう。つまり、258の「2」を1桁越えた位置に小数点がつくことになります。^{[4]X出典文献}
2の隣に空いている桁があるので、0で埋めましょう。258は「0.0258」となります。^{[5]X出典文献}
0.43×0.06が本当に0.0258なのかを確認する際は、0.0258を0.06で割って0.43となるか試してみましょう。0.0258÷0.06＝0.43です。かけ算の答えを、かけ算に用いたいずれかの数で割り、もう一方の数が答えになれば、そのかけ算は合っています。つまり、0.0258を0.43で割り、0.06になれば正しいということです。どうですか？0.0258÷0.43＝0.06です。完成です。0.43×0.06＝0.0258ということが分かりました。
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ポイント

見積もってみましょう。この記事で紹介した例題のように小さな数を扱っている時は、かけ算の答えはかなりゼロに近いでしょう。
整数が用いられていなくても整数のように考えることもできます。整数と同じようにかけ算をします。次に割り算を用いて答えを確かめます。最後に適切な場所に小数点を打ちましょう。
小数点を数の先頭に移動させた後、小数点をさらに1つ前に移動させましょう。
小数のかけ算は、整数のかけ算の考え方と基本的に変わりません。ただし、最後に適切な数の桁を小数点以下に加える必要があります。