タイ・プレミアリーグ2015

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タイ・プレミアリーグ2015は、1996-97シーズンに創設されてから19シーズン目のタイ・プレミアリーグタイ王国サッカー1部リーグ)である。2015年2月13日から2015年12月13日まで実施された[1]。大会名はスポンサーであるトヨタ自動車の名を冠し、トヨタ・タイ・プレミアリーグ2015タイ語: โตโยต้า ไทย พรีเมียร์ ลีก 2558, 英語: Toyota Thai Premier League 2015)である(タイでは仏滅紀元2558年=西暦2015年)。

タイ・プレミアリーグ
シーズン2015
優勝ブリーラム・ユナイテッド
(5回目)
降格ポート
TOT
ACL 2016出場ブリーラム・ユナイテッド
ムアントン・ユナイテッド
チョンブリー
得点王ジオゴ (33得点)
2014
2016

概要

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2014シーズンは、ブリーラム・ユナイテッドが2連覇を達成し、ムアントン・ユナイテッドを抜いてプレミアリーグ最多優勝回数を4回に更新した。プレミアリーグ16位のポリス・ユナイテッド、17位のPTTラヨーン、18位のソンクラー・ユナイテッド、19位のエアフォース・セントラル、20位のサムットソンクラームの5チームはディヴィジョン1リーグに降格した。

代わりに、ディヴィジョン1リーグ優勝のナコーンラーチャシーマー、2位のサラブリー、3位のネイビーの3チームが2015シーズンのプレミアリーグに昇格する。ナコーンラーチャシーマーとサラブリーは初昇格、ネイビーは4シーズンぶりの復帰となる。

2015シーズンの所属チーム数は昨シーズンの20から18に削減された。18チームがホーム・アンド・アウェー方式による2回戦総当たり戦(各チーム34試合)を実施して順位を決定する。優勝チームはAFCチャンピオンズリーグ2016・グループステージ出場権、2位とFAカップ優勝チームは同予選2回戦出場権を獲得する。下位3チームはディヴィジョン1リーグに自動降格する。

2016シーズンのプレミアリーグ所属クラブに関する混乱

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当初のレギュレーションでは、2015シーズンのプレミアリーグ下位3チームがディヴィジョン1リーグに降格し、ディヴィジョン1リーグの上位3チームがプレミアリーグに昇格することになっていた。しかし、シーズン終了後にプレミアリーグのチーム数を18から20に増やす案が議論された[2]。この案は否定されたが[3]、2016年2月に財政問題を抱えるサラブリーがプレミアリーグから撤退したため、16位のBECテロ・サーサナのプレミアリーグ残留が決定した[4]

BECテロ・サーサナはプレミアリーグ創設時のメンバーの中で唯一プレミアリーグに所属し続けていたが、2015シーズンは降格圏の16位に終わっていた。

2015年シーズンの所属クラブ

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チーム名所在地ホームスタジアム前年成績
アーミー・ユナイテッドバンコクタイ・アーミー・スポーツ・スタジアムTPL 09位
バンコク・グラスパトゥムターニー県レオ・スタジアムTPL 10位
バンコク・ユナイテッドバンコクタイ・ジャパニーズ・スタジアムTPL 08位
BECテロ・サーサナバンコク72周年記念スタジアムTPL 03位
ブリーラム・ユナイテッドブリーラム県ニュー・アイモバイル・スタジアムTPL 01位
チャイナート・ホーンビルチャイナート県チャイナート・スタジアムTPL 14位
チェンライ・ユナイテッドチエンラーイ県チェンライ・ユナイテッド・スタジアムTPL 07位
チョンブリーチョンブリー県チョンブリー・スタジアムTPL 02位
ムアントン・ユナイテッドノンタブリー県SCGスタジアムTPL 05位
ナコーンラーチャシーマーナコーンラーチャシーマー県80th Birthday StadiumDIV1 1位
ネイビーチョンブリー県サッタヒープ・ネイビー・スタジアムDIV1 3位
オーソットサパー・M-150・サムットプラーカーン[注1]サムットプラーカーン県Mパワー・スタジアムTPL 11位
ポート[注2]バンコクPATスタジアムTPL 13位
ラーチャブリーラーチャブリー県ラーチャブリー・スタジアムTPL 04位
サラブリーサラブリー県サラブリー・スタジアムDIV1 2位
シーサケートシーサケート県シー・ナコーン・ラムドゥアン・スタジアムTPL 12位
スパンブリースパンブリー県スパンブリー県立競技場TPL 06位
TOTバンコクTOTスタジアム・チェン・ワッタナーTPL 15位
注釈
  1. ^ オーソットサパー・M-150・サムットプラーカーン: オーソットサパー・M-150・サラブリーは所在地をサラブリー県からバンコクテパサディン・スタジアム)に移転した。その後、サムットプラーカーン県(Mパワー・スタジアム)に移転した。
  2. ^ ポート: シンタールアはポートに改称した。

外国人選手

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各チーム5人までの外国人選手の雇用が認められている。試合に出場できるのは最大で4人までであり、5人目の枠はアジアサッカー連盟に所属する協会の国籍を有する者のみが対象となっている。

クラブ選手1選手2選手3選手4アジア枠中途退団
アーミー・ユナイテッドFC アレックス・アゼレド ボッティ 平野甲斐 ズデンコ・カプラリク ハッサン・サニー タンゲニ・シパフ
メルヴィン・デ・レーウ
バンコク・グラスFC 大久保剛志 ダルコ・タセフスキ アリダネ・サンタナ トッティ マット・スミス ラザルス・カインビ
バンコク・ユナイテッドFC レアンドロ・タトゥ ロメン・ガスミ カリファ・シセ ドラガン・ボスコヴィッチ ジェイシー・ジョン マイク・テムワンジェラ
BECテロ・サーサナFC フォデ・ディアキテ イヴァン・ボスコヴィッチ ドミトリー・ゴルブシン グレッグ・ンウォコロ ギルバート・コームソン
ブリーラム・ユナイテッドFC ジオゴ ジウベルト・マセナ アンドレス・トゥニェス 高瑟基 ヴィンセント・ケイン
チャイナートFC アレックス・メイオリーノ ミカエル・ムルシ 曺泰根 櫛田一斗 ブランドン・マクドナルド
チェンライ・ユナイテッドFC アブレウ レナン・マルケス レナチーニョ 杉本恵太 村上一樹
チョンブリーFC アンデルソン ジュリアーノ・ミネイロ レアンドロ チアゴ・クーニャ 曺秉局
ムアントン・ユナイテッドFC クレイトン・シウバ マリオ・ジュロヴスキー 金東進 青山直晃
ナコーンラーチャシーマーFC リー・タック ビョルン・リンデマン ドミニク・アディアー ノア・チヴタ 長野聡
サイアム・ネイビーFC カレカ ヴィトール・ジュニオール デービッド・バイア アンゲロ・マチュカ ディビッドソン純マーカス マイケル・ツヴェツコヴスキ
ヘオルギー・ウェルコメ
オーソットサパー・サラブリーFC アディソン・アウヴェス ジェフェルソン レアンドロ アントニー・ムラ ヴィクター・イグボネフォ ディオゴ・ランゲウ
タイ・ポートFC ヴィンセント・ケイン 李虎 ダビド・ロチェラ ゴルカ・ウンカ 猿田浩得 ブレント・マックグラス
アリ・ディアッラ
ラーチャブリーFC ワンデル・ルイス アンリ・ジョエル ヘベルチ 永里源気 ブルーノ・ロペス
フラヴィアン・ミチェリーニ
アンディ・キーオ
サラブリーFC ベルナール・アンリ ビレーム・デュ サドニー・ウリコーブ ダミアン・ベロン 戴民柱 ガイ・フベルト
シーサケートFC ヴィクトル・アマロ リューベン・ニコロフ アデフォラリン・ドゥロシンミ オジミ・ガブリエル・オバトラ モフセン・バヤティニア ゲラシム・ザコフ
スパンブリーFC アンドレ・ルイス マルシオ・ロサリオ 李承煕 カルメロ・ゴンサレス セルジオ・ファン・ダイク
TOT SC カイハメ バ・サヴェージ ルシアーノ・ドンピグ 李俊基 河村崇大

順位表

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チーム出場権または降格
1ブリーラム・ユナイテッド (C) (Q)3425909824+7484AFCチャンピオンズリーグ 2016グループステージに出場
2SCGムアントン・ユナイテッド (Q)3421858135+4671AFCチャンピオンズリーグ 2016予選2回戦に出場
3スパンブリー34161176039+2159
4チョンブリー (Q)34151276244+180572AFCチャンピオンズリーグ 2016予選2回戦に出場 1
5バンコク・ユナイテッド3416995947+120572
6バンコク・グラス34151184738+956
7ラーチャブリー・ミトポン34174134850−255
8ナコーンラーチャシーマー・マツダ341310113743−649
9チェンライ・ユナイテッド34128144257−1544
10アーミー・ユナイテッド34118154347−441
11オーソットサパー・M-150・サムットプラーカーン34109154054−1439
12チャイナート・ホーンビル34910154253−1137
13シーサケート3499163047−1736
14サラブリー34811154156−150352撤退
15ネイビー34105194265−230352
16BECテロ・サーサナ34714134251−90352
17ポート (R)34103213149−1833ディヴィジョン1リーグ 2016へ降格
18TOT (R)3437242571−4616

最終更新は2015年12月13日の試合終了時
出典: TPL公式サイト
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
1 リーグ優勝のブリーラム・ユナイテッドと2位のムアントン・ユナイテッドFAカップ決勝に進出したため、3位のスパンブリーAFCチャンピオンズリーグ2016予選2回戦の出場権を獲得したが、クラブライセンス要件を満たさないとして出場を認められず、代わって4位のチョンブリーが出場する[5]
2 順位は当該チーム間の対戦成績による(CHO 1-0 BKU, BKU 1-1 CHO / SAR 2-1 NAV, SAR 2-1 BEC, NAV 2-0 SAR, NAV 2-2 BEC, BEC 1-1 SAR, BEC 0-0 NAV)。

戦績表

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ホーム \ アウェー1ARMBKGBKUBECBRUCHACRUCHOMTUNAKNAVOSOPORRATSARSISSUPTOT
アーミー・ユナイテッド0 – 11 – 11 – 11 – 41 – 15 – 11 – 22 – 10 – 11 – 01 – 31 – 03 – 14 – 21 – 10 – 30 – 1
バンコク・グラス3 – 31 – 05 – 01 – 33 – 03 – 22 – 20 – 03 – 14 – 11 – 12 – 11 – 01 – 03 – 22 – 22 – 1
バンコク・ユナイテッド2 – 12 – 03 – 10 – 31 – 30 – 11 – 13 – 53 – 05 – 11 – 02 – 00 – 04 – 22 – 04 – 36 – 0
BECテロ・サーサナ0 – 21 – 10 – 11 – 11 – 11 – 11 – 21 – 11 – 20 – 01 – 12 – 04 – 11 – 11 – 10 – 12 – 0
ブリーラム・ユナイテッド0 – 00 – 06 – 13 – 37 – 06 – 01 – 12 – 24 – 03 – 02 – 12 – 05 – 06 – 01 – 01 – 05 – 0
チャイナート0 – 21 – 11 – 21 – 11 – 32 – 11 – 50 – 11 – 10 – 02 – 01 – 04 – 11 – 11 – 21 – 21 – 1
チェンライ・ユナイテッド0 – 01 – 22 – 20 – 50 – 11 – 01 – 11 – 24 – 22 – 42 – 10 – 04 – 01 – 03 – 03 – 22 – 1
チョンブリー3 – 22 – 21 – 02 – 21 – 22 – 24 – 02 – 12 – 22 – 02 – 04 – 12 – 10 – 31 – 12 – 24 – 0
ムアントン・ユナイテッド2 – 05 – 01 – 11 – 21 – 12 – 34 – 14 – 22 – 27 – 02 – 11 – 03 – 02 – 01 – 02 – 23 – 0
ナコーンラーチャシーマー4 – 31 – 01 – 21 – 01 – 12 – 10 – 01 – 00 – 12 – 12 – 00 – 02 – 21 – 11 – 01 – 02 – 1
ネイビー2 – 10 – 12 – 22 – 21 – 30 – 41 – 21 – 21 – 42 – 00 – 11 – 00 – 32 – 03 – 21 – 14 – 0
オーソットサパー2 – 01 – 02 – 42 – 33 – 60 – 20 – 01 – 01 – 52 – 12 – 11 – 00 – 22 – 20 – 01 – 12 – 1
ポート0 – 20 – 11 – 22 – 11 – 51 – 02 – 13 – 11 – 21 – 21 – 03 – 20 – 12 – 13 – 10 – 22 – 0
ラーチャブリー2 – 01 – 04 – 01 – 01 – 21 – 10 – 13 – 10 – 41 – 11 – 03 – 21 – 03 – 25 – 11 – 21 – 0
サラブリー2 – 12 – 00 – 02 – 11 – 23 – 21 – 11 – 32 – 42 – 02 – 10 – 02 – 21 – 20 – 01 – 31 – 1
シーサケート0 – 00 – 01 – 02 – 00 – 12 – 11 – 01 – 11 – 31 – 02 – 41 – 12 – 10 – 11 – 02 – 51 – 0
スパンブリー0 – 10 – 01 – 15 – 02 – 21 – 03 – 10 – 02 – 11 – 02 – 42 – 22 – 12 – 00 – 12 – 12 – 0
TOT1 – 22 – 11 – 11 – 20 – 41 – 21 – 20 – 21 – 10 – 01 – 21 – 21 – 22 – 42 – 21 – 02 – 2

最終更新は2015年12月13日の試合終了時
出典: TPL公式サイト
1左縦列のチームがホーム側。
: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。

得点ランキング

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順位選手所属得点
1 ジオゴブリーラム・ユナイテッド
33
2 クレイトン・シウバムアントン・ユナイテッド
25
3 ジウベルト・マセナブリーラム・ユナイテッド
21
4 マリオ・ジュロヴスキームアントン・ユナイテッド
20
5 チアゴ・クーニャチョンブリー
19
ヘベルチラーチャブリー
7 アレックス・メイオリーノチャイナート
17
8 セルジオ・ファン・ダイクスパンブリー14
9 ドラガン・ボスコヴィッチバンコク・ユナイテッド
13
ジャックラパン・ポーンサイスパンブリー
アデフォラリン・ドゥロシンミシーサケート
12 ロドリゴ・ヴィルジリオネイビー
12
アディソン・アウヴェスオーソットサパー
14 ティーラシン・デーンダームアントン・ユナイテッド
11
チャンナナン・ポームバファムアントン・ユナイテッド
16 レアンドロ・アスンソンチョンブリー
10
アディサク・クライソーンBECテロ・サーサナ
レナン・マルケスチェンライ・ユナイテッド

最終更新は2015年12月13日の試合終了時
出典[6]

国内カップ戦

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コー・ロイヤルカップ

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2015年のコー・ロイヤルカップ(タイ・スーパーカップ)は2014シーズンのタイ・プレミアリーグで優勝したブリーラム・ユナイテッドタイFAカップで優勝したバンコク・グラスが対戦した。ブリーラム・ユナイテッドが2013年の初優勝から3連覇を達成した。


タイ・リーグカップ

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2015シーズンのタイ・リーグカップブリーラム・ユナイテッドが2013シーズン以来となる通算4回目の優勝を果たした。ブリーラム・ユナイテッドはトヨタプレミアカップ2015およびメコンクラブチャンピオンシップ2015の出場権を獲得した。[7]

準決勝

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チーム #1合計チーム #2第1戦第2戦
ポリス・ユナイテッド0 – 1[8]シーサケート0 – 10 – 0
ブリーラム・ユナイテッド5 – 4[9]アーミー・ユナイテッド3 – 22 – 2

決勝

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タイFAカップ

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2015シーズンのタイFAカップブリーラム・ユナイテッドが2013シーズン以来となる通算4回目の優勝を果たした。ブリーラム・ユナイテッドはコー・ロイヤルカップタイ・リーグカップタイ・プレミアリーグに続くタイトル獲得となり、国内タイトルを独占する4冠を達成した。国内4冠は2013シーズンに続いて2回目となる。

準決勝

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チーム #1スコアチーム #2
ブリーラム・ユナイテッド2 – 0[10][11]チャイナート・ホーンビル
ムアントン・ユナイテッド2 – 1[12][13]アーミー・ユナイテッド

決勝

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脚注

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  1. ^ TPL Calendar 2015 (pdf)”. TPL公式サイト. 2015年2月11日閲覧。
  2. ^ TPL expansion greeted with protests”. Bangkok Post (2016年1月7日). 2016年3月2日閲覧。(英語)
  3. ^ 18-team TPL approved as BEC demoted”. Bangkok Post (2016年2月2日). 2016年3月2日閲覧。(英語)
  4. ^ Saraburi out, BEC Tero back in top league”. Bangkok Post (2016年2月5日). 2016年3月2日閲覧。(英語)
  5. ^ ด่วน! "สุพรรณ" แห้ว เอเอฟซีให้สิทธิ์ "ฉลาม" เล่นถ้วยเอเชีย”. MGRSport (2015年12月15日). 2015年12月22日閲覧。
  6. ^ TPL Scorers”. Thai Premier League. 2015年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月9日閲覧。(タイ語)
  7. ^ โกซุล-กิซัดชัย!ปราสาทเฉือนกูปรี1-0ซิวแชมป์โตโยต้าลีกคัพ”. siamsport (2015年11月21日). 2015年11月26日閲覧。(タイ語)
  8. ^ กูปรีลิ่วชิง!เสมอโปลิศ0-0รวม2นัดเฮ1-0”. siamsport (2015年10月21日). 2015年11月26日閲覧。(タイ語)
  9. ^ อาร์มี่เจ๊าปราสาท2-2รวม2นัดบุรีรัมย์ลิ่วชิง5-4”. siamsport (2015年10月21日). 2015年11月26日閲覧。(タイ語)
  10. ^ ตูเนซเบิ้ล!ปราสาททุบชัยนาท2-0ทะลุชิงดำกับกิเลน”. siamsport (2015年12月2日). 2015年12月3日閲覧。(タイ語)
  11. ^ ตูเญซเบิ้ล!บุรีรัมย์อัดชัยนาท2-0ลิ่วชิงช้างเอฟเอคัพ”. Goal.com (2015年12月2日). 2015年12月2日閲覧。(タイ語)
  12. ^ เทพมุ้ยฮีโร่!กิเลนเฉือนอาร์มี่ 2-1 ลิ่วเข้าชิง”. siamsport (2015年12月2日). 2015年12月3日閲覧。(タイ語)
  13. ^ ธีรศิลป์ผีจับยัด! กิเลนงับอาร์มี 2-1 ลิ่วชิงช้างเอฟเอ”. Goal.com (2015年12月2日). 2015年12月2日閲覧。(タイ語)

外部リンク

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