タイ・プレミアリーグ2014

2014シーズンは、昨年のタイ・ディヴィジョン1リーグ2013の上位3チームが昇格し、20チームの2回戦総当たり（各チーム38試合）で争われる。PTTラヨーンは初昇格、エアフォース・セントラルは10年ぶり、シンタールアは2年ぶりのプレミアリーグ復帰となる。

優勝チームはAFCチャンピオンズリーグ2015のグループリーグ出場権、2位チームは予選プレーオフ出場権を獲得する。タイFAカップ2014優勝チームにも予選プレーオフ出場権が与えられるが、すでにプレミアリーグで出場権を獲得している場合は、プレミアリーグ3位チームが繰り上げで出場権を獲得する。ただし、最終的な国別出場枠はアジアサッカー連盟によって2014年11月に決定される。下位5チームはタイ・ディヴィジョン1リーグへ自動降格する。2015シーズンはディヴィジョン1リーグから昇格する3チームを加えて、2シーズンぶりに18チームに戻る。

バンコク

エアフォース

チェンライ

チャイナート

チョンブリー

シーサケート

ムアントン

オーソットサパー

ポリス

PTT

ソンクラー

バンコク・グラス

サムットソンクラーム

ブリーラム

スパンブリー

ラーチャブリー

バンコク
バンコク・ユナイテッド
テロ・サーサナ
シンタールア
アーミー
TOT

2014シーズンのタイ・プレミアリーグ所属クラブの所在地

• 前年度の成績順。

¹ チャイナートFCは、チャイナート・ホーンビルFCに変更した。

² オーソットサパー・サラブリーFCは、サラブリー・スタジアム改修工事のため、最初のホーム3試合をラジャマンガラ・スタジアム（バンコク）で行う。
³ サムットソンクラームFCは、PTTラヨーン戦をラーチャブリー・スタジアムで行う。

外国人選手は7人までで1試合に出場できるのはそのうち5人までである。フィールド上には同時に4人までの出場となり、そのうち1人はアジアサッカー連盟に所属する協会の国籍を有している必要がある。

クラブ	プレーヤー1	プレーヤー2	プレーヤー3	プレーヤー4	プレーヤー5	プレーヤー6	アジア枠
エアフォース・セントラルFC	アイザック・ホニー	ヤオ・エルマン	ゼジナンド	李珍浩	–	–	方承奐
アーミー・ユナイテッドFC	ルイジーニョ	ボッティ	ウェリントン・プリオリ	ゴラン・イェルコヴィッチ	船山祐二	ズデンコ・カプラリク	李炫珍
バンコク・グラスFC	フラヴィアン・ミケリニ	ズラブ・ツィスカリーゼ	大久保剛志	バージェ・イリオスキ	ダルコ・タセフスキ	ラザルス・カイムビ	茂庭照幸
バンコク・ユナイテッドFC	レアンドロ・タトゥ	ロマン・ガスミ	カリファ・シセ	ミロシュ・ボグノヴィチ	マイク・テムワンジェラ	–	金裕晋
BECテロ・サーサナFC	オトマン・ジェリラヒン	ブカサ・カソンゴ	ギルバート・コームソン	ヘオルギー・ウェルコメ	下地奨	ラドミル・ジャロヴィッチ	岩政大樹
ブリーラム・ユナイテッドFC	カルメロ・ゴンサレス	ダビド・ロチェラ	アンドレス・トゥニェス	–	–	–	ハビエル・パティーニョ
チャイナートFC	ジュール・バガ	ヴァレリー・ハイエク	ボルチェ・マネフスキ	ニコラ・ニケジッチ	曺泰根	ショーン・パワー	朴庭秀
チェンライ・ユナイテッドFC	アブレウ	レアンドロ	レナン・マルケス	ウイリアン・ソウザ	小川圭佑	杉本恵太	村上一樹
チョンブリーFC	アンデルソン	アンドレ・ルイス	ジュリアーノ・ミネイロ	フォデ・ディアキテ	馬場悠企	チアゴ・クーニャ	櫛田一斗
ムアントン・ユナイテッドFC	クレイトン・シウバ	ジェイ・ボスロイド	マリオ・ジュロヴスキー	ミラン・ブバロ	アリツ・ボルダ	エリク・パールタル	金東進
オーソットサパー・サラブリーFC	アロン・ダ・シウヴァ	ジェフェルソン	ウィリアム・モディボ	シェルトン・マルティス	アンソニー・ムラ	タンゲニ・シパフ	片野寛理
ポリス・ユナイテッドFC	ドー・ムココ	ミカエル・ムルシ	ダンゴ・シアカ	アドナン・バラカット	セルヒオ・スアレス	金泰敏	西紀寛
PTTラヨーンFC	マット・トンプソン	トレント・マクレナハン	アマドゥ・ウアッタラ	イヴ・デマレ	ラファエル・ウェリントン	ルフォ・サンチェス	マイケル・ビューチャンプ
ラーチャブリーFC	ドウグラス	ファビオ・ロペス	ヘベルチ	アンリ・ジョエル	章吉赫	フアン・ケロ	永里源気
サムットソンクラームFC	パスカス・ミリアン	セイドゥ・コネ	加藤友介	ギー・ユベール	サムエル・アジャイ	–	金台潤
シンタールアFC	レアンドロ	イケチュク・カルー	プレドラグ・シキミッチ	朱成煥	金根哲	李尚浩	猿田浩得
シーサケートFC	ダヴィド・バラ	ヴィクトル・アマロ	田中輝和	ゴッドウィン・アントウィ	ゴルカ・ウンダ	–	ブレント・マグラス
ソンクラー・ユナイテッドFC	ファイサル・シャイェステ	レナン・シウヴァ	セバスティアン・スヴェルト	ムザフェル・エユピ	ヴィンセント・ケイン	ダルコ・ラコチェヴィッチ	Ahn Byeong-keun
スパンブリーFC	マルシオ・ロザリオ	ビョルン・リンデマン	ビレーム・ディウフ	カレン・ロバート	ドラガン・ボスコヴィッチ	鄭明五	セルジオ・ファン・ダイク
TOT SC	アレックス・ルエラ	バ・サヴェージ	モハメド・コネ	孔渶善	高基衢	李俊基	河村崇大

最終更新は2014年11月2日（第38節）の試合終了時
出典: タイ・プレミアリーグ公式記録（順位表）
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
¹ 10月18日に実施された第34節のムアントン・ユナイテッドFC対シンタールアFC戦（3-1）で試合終了後に両チームのサポーターが衝突し、多数の負傷者が出る事態に発展した。両チームに対して、勝ち点9の剥奪および3試合の無観客試合、30万バーツの罰金を科すと発表された^[2]。
² 順位は当該チーム間の対戦成績による（TOT 3-1 POL / POL 2-2 TOT）。
³ タイFAカップ2014優勝。

¹ 青色はホームチーム（左）の勝利、黄色は引き分け、赤色はアウェーチーム（上）の勝利。

• TPL公式サイト（対戦表）

順位	選手	クラブ	得点 (PK)
1	ヘベルチ	ラーチャブリーFC	26 (4)
2	ハビエル・パティーニョ	ブリーラム・ユナイテッドFC	21 (1)
3	チアゴ・ドス・サントス・クーニャ（英語版）	チョンブリーFC	20 (3)
4	ビョルン・リンデマン	スパンブリーFC	18 (3)
5	下地奨	BECテロ・サーサナFC	17 (0)
	レナン・アウグスチーニョ・マルケス（英語版）	チェンライ・ユナイテッドFC	17 (2)
7	アロン・ムニス・テシェイラ・ダ・シウヴァ（英語版）	オーソットサパー・M-150・サラブリーFC	15 (1)
8	レアンドロ・アスンソン	チェンライ・ユナイテッドFC	14 (0)
9	カルメロ・ゴンサレス	ブリーラム・ユナイテッドFC	13 (0)
	マリオ・ジュロフスキ	ムアントン・ユナイテッドFC	13 (2)
	クアッシ・ヤオ・エルマン（英語版）	エアフォース・セントラルFC	13 (2)

• Soccerway

タイFAカップ2014決勝戦は、2014年11月9日にスパチャラサイ国立競技場で実施され、2013年大会準優勝のバンコク・グラスFCがチョンブリーFCに1-0で勝利し、初優勝を果たした。バンコク・グラスはAFCチャンピオンズリーグ2015・予選プレーオフ出場権を獲得した。

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2014年11月9日

バンコク・グラスFC	1 – 0	チョンブリーFC
Lazarus Kaimbi  81分	レポート

スパチャラサイ国立競技場、バンコク

タイ・リーグカップ2014決勝戦は、2014年10月12日にスパチャラサイ国立競技場で実施され、BECテロ・サーサナFCが3連覇中のブリーラム・ユナイテッドFCに2-0で勝利し、初優勝を果たした。BECテロ・サーサナはトヨタ・プレミアカップ2014出場権を獲得した。

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2014年10月12日

ブリーラム・ユナイテッドFC	0 – 2	BECテロ・サーサナFC
	レポート	岩政大樹  75分 ヘオルギー・ウェルコメ  90分

スパチャラサイ国立競技場、バンコク

最終更新は2014年11月1日（第34節）の試合終了時
出典: タイ・プレミアリーグ公式記録（順位表）
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.

7月16日、2014年アジア競技大会に出場するU-23サッカータイ王国代表とタイ・プレミアリーグ、タイ・ディヴィジョン1リーグに所属する日本人オールスターチームが強化試合を実施した。チョンブリーFCの和田昌裕監督がオールスターチームの監督を務めた。試合は日本人オールスターチームが逆転勝ちし、馬場悠企が最優秀選手に選ばれた^[3]。

尚、タイ・リーグカップ準決勝の第1戦と日程が重なったため、当該チームに所属する選手はオールスターの選考外となった。また、選考には移動距離や各クラブ事情も考慮された。

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2014年7月16日

U-23サッカータイ王国代表	2 – 3	タイリーグ日本人オールスター
28分  66分	レポート	猿田浩得  33分 馬場悠企  78分 黒部光昭  80分

ラジャマンガラ・スタジアム、バンコク

• TPL: Thai Premier League 公式サイト

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