iPhoneのMMSメッセージを有効にする方法

この記事では、iPhoneでMMS（マルチメディアメッセージングサービス）機能を有効にする方法を紹介します。MMS機能を有効にすると、iPhoneを持っていない人やiMessageを使用していない人に写真やビデオ、グループメッセージなどのマルチメディアメッセージを送信することができます。MMSとは、マルチメディアメッセージングサービス（Multimedia Messaging Service）の略で、通常、iPhoneではデフォルトで有効になっていますが、MMS機能は携帯電話サービスのネットワークに接続している場合にしか使用することができません。

方法 1

方法 1 の 2:

MMS機能を有効にする

PDF形式でダウンロード

1
モバイルデータ通信を有効にする　Wi-Fiに接続していないときに写真やビデオ、グループメッセージなどのマルチメディアメッセージを送信したい場合や、iMessageを使用していない人（Androidユーザーなど）に送信したい場合は、MMS機能を使用しましょう。^{[1]X出典文献} ただし、MMS機能はWi-Fi経由でインターネットに接続している場合でも、モバイルデータ通信を使用する必要があります。モバイルデータ通信を有効にするには、以下の操作を行います。
- iPhone X以降の場合はホーム画面の右上から下にスワイプ、その他の機種の場合はホーム画面を下から上にスワイプして、コントロールセンターを開きます。
- モバイルデータ通信アイコン（画面右上のタイルにある左右に2本の曲線が入った縦長のアンテナ）が灰色になっている場合は、タップして緑色にしましょう。アイコンが緑色になっている場合は、すでにモバイルデータ通信に接続されています。
- モバイルデータ通信プランによっては、MMS機能が付いていないものや、一定量を超えると課金されるものもあります。MMSメッセージを送信するときは、携帯電話会社に問い合わせて具体的な制限事項を確認しておきましょう。
ホーム画面またはAppライブラリにある灰色の歯車アイコンのことです。
「メール」や「メモ」など、他のApple製アプリと同じ項目にまとめられています。
4
下にスクロールして「MMSメッセージ」スイッチをオン（緑色）
にする　「SMS/MMS」という項目にあり、オンにすると緑色になります。これで携帯電話会社のモバイルデータ通信プランを使用して、写真やビデオ付きのメッセージを送信できるようになりました。
- MMSはiMessageとは異なり、送信者（側）と受信者（側）がどちらもiMessageを有効にしていれば、Wi-Fiの電波を使用して送信することができます。Wi-Fiが利用できれば、モバイルデータ通信が使用されることはありません。
- Androidを使用している人に写真やその他のマルチメディアメッセージを送信すると、必ずMMSメッセージで送信されます。ただし、MMS機能を有効にしないと、Androidを使用している人やiPhoneを使用しているがiMessageを使用していない人にマルチメディアメッセージを送信することはできません。
これでグループメッセージを送信・返信することができます。これは、他のグループメンバーがiMessageを使用していない場合、必要になるかもしれません。
広告

方法 2

方法 2 の 2:

MMS機能の不具合を解消する

PDF形式でダウンロード

1
SMSメッセージを送信できるかどうかを確認する　SMSメッセージは、モバイルデータ通信で送信される通常のテキストメッセージです。SMSメッセージは送信できるがMMSメッセージは送信できない場合、添付ファイルのサイズが大きすぎることが考えられます（携帯電話会社がMMSメッセージのサイズを制限しているため）。例えば、送信者（またはメッセージを送信する人）がVerizonを使用している場合、メッセージは3.5MB未満でなければなりません。^{[2]X出典文献} SMSを送信するには、iMessageを無効にする必要があるため、以下の操作を行います。
- 設定アプリを起動します。
- 下にスクロールしてメッセージをタップします。
- 「iMessage」スイッチをオフ（灰色）にします。^{[3]X出典文献}
- 「メッセージ」アプリに戻り、添付ファイルのないテキストのみのメッセージを1人の受信者に送信してみます。送信できましたか？
- テキストのみのメッセージを送信できた場合は、添付ファイルを付けてもう一度送信してみましょう。それでも送信できない場合は、添付ファイルのサイズが大きすぎるか、携帯通信会社がMMSメッセージのサイズを制限していることが考えられます。
- iMessageが無効になっているときにSMSとMMSのどちらのメッセージも送信できる場合、受信者（側）はAndroidを使用しているが、その電話番号がかつてiPhoneに関連付けられていたことが原因かもしれません。送信者（側）のiPhoneはその人の電話番号ではなくiMessageアカウントにMMSメッセージを送信しようとしている場合があります。その場合は、以前関連付けられていたiMessageアカウントから電話番号を解除する手順について、受信者（側）からApple社に問い合わせてもらいましょう。
- テスト後は必ずiMessageをオンに戻しましょう。
iPhoneのiOSをしばらくアップデートしていないと、不具合が発生する場合があります。iPhoneのiOSをアップデートするには、「iOSをアップデートする方法」を参照してください。
3
ネットワーク設定をリセットする　これでモバイルデータ通信とWi-Fi接続がすべて解除され、MMS機能の不具合が解消される可能性があります。ただし、保存されているWi-Fiのパスワードはすべて削除されてしまうため、Wi-Fiに接続する際には、再度パスワードを入力する必要があるので注意しましょう。
- 設定アプリを起動します。
- 一般をタップします。
- リセットをタップします。
- ネットワーク設定をリセットをタップします。パスコードを設定している場合は、パスコードの入力を求められます。
MMSは携帯電話会社の機能で、iPhoneから他の携帯電話にMMSメッセージを送信したり、その逆を行ったりするサーバーは携帯電話会社が管理しています。MMS機能の不具合が解消されない場合は、携帯電話会社にMMS機能を初期化してもらうと、接続の不具合が解消されるかもしれません。
広告

ポイント

SMSメッセージは携帯電話の電波だけで送受信できますが、MMSメッセージを送受信するにはiPhoneのモバイルデータ通信（3G、4Gなど）が必要です。
iMessageで使用されているプロトコルは、メッセージの色で識別可能です。メッセージが青色の場合はiMessage、緑色の場合はSMSまたはMMSが使用されていることを意味します。マルチメディアを含む緑色のメッセージを送受信するにはモバイルデータ通信が必要です。