生理中に水泳をする方法

PDF形式でダウンロードPDF形式でダウンロード

生理中だからといって、友達とプールやビーチで楽しく過ごせないということはありません。実際、生理中に水泳をして体を動かすと生理痛の軽減や気分の改善が期待できます。古来より女性は躊躇せず水に入ってきたので、私たちも生理に関係なく水に入れるのです。生理中の水泳方法について、ステップ1から見てみましょう。

  1. How.com.vn 日本語: Step 1 泳ぐ前にタンポン、もしくは月経カップを装着しましょう。
    水泳中は一時的に経血量が減りますが、タンポンを使用すれば経血が外に流出することはありません。特にプールで友達と一緒に泳ぐ際は、タンポンや月経カップを装着せずにプールに入ると不衛生です。タンポンや月経カップを使い慣れていない方は、水中で使用する前にまず家で使って慣らすとよいでしょう。[1]
    • タンポン:タンポンの使用になれている場合は、タンポンは水泳に完璧なアイテムです。タンポンは体に合わせて中で広がるようになっているので、経血が漏れる心配はありません。またタンポンを取り出す時に必要な紐が水着の中にしっかりと隠れている状態であれば、透き通った水の中でどんな水着を着ていても気にせずに泳ぐことができます。経血がある場合は数時間ごとにタンポンを新しいものに替え、8時間以上同じタンポンを装着しないようにしましょう。
    • 月経カップ:月経カップはまだタンポンほど普及していませんが、膣の中に月経カップを入れると経血がそのカップの中に入る仕組みになっています。タンポンの最大継続使用時間は8時間であるのに対し、月経カップは10時間の使用が可能です。また月経カップはタンポン同様、外見上、使用しているとまったくわかりません。月経カップは体に吸着するので経血が外に漏れることはなく、またタンポンのように取り出し用の紐がないため、紐がはみ出しているのではないかと心配する必要もありません。
    • 水泳中に生理用ナプキンやパンティーライナーの使用は避けた方が良いでしょう。ナプキンは水分を吸収してふやけ、経血を吸収することができなくなります。ナプキンをあてて水着を着ると、ナプキンが水分を吸収して膨れるので周りに気づかれやすく、おそらく付け心地も悪いでしょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 予備を用意しましょう。
    タンポンを使用する場合、長時間水辺で過ごす際におそらく一日数回交換する必要があるでしょう。必要なタンポン数より多めに用意し、友達と過ごす時間が予定の時間よりも長引いた場合でも対応できるように準備します。水泳を終えて洋服に着替えた時に、タンポンではなくナプキンに替えたい場合は、ナプキンも準備すると良いでしょう。
    • 経血量が多い日にタンポンを使用する場合は、3~4時間ごとに取り替えましょう。
    • 月経カップを使用している場合は、最大12時間入れたままにできるので取り替える心配がありません。ただ、万が一の時のために予備は持ち歩いておきましょう。
    • また、一緒に出かけた友達が急にタンポンを必要とする場合があるかもしれません。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 生理中に水泳をしない方が良いといった類の話は無視しましょう。
    生理にまつわる話で信憑性のない話はよくあります。例えば、生理中に水泳を行うのは不衛生だ、海で泳ぐと血の臭いを嗅ぎつけてサメが寄ってくる、タンポンを装着して水泳を行うとタンポンが水を吸収してしまうという、といった類の話です。このような話は信憑性がありません。生理中であろうとなかろうと、泳ぎたい時に泳ぐことができるのです。[2]
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 タンポンを装着している際、人目が気になるのであればショートパンツを着用しましょう。
    タンポンを装着したからといって必ずショートパンツを着用する必要はありませんが、タンポンの紐がはみ出ているのではないかと気になる場合や、下半身に違和感がある時は、ショートパンツを着用すれば精神的にも楽になります。あまりだぶだぶしたものではなく、かわいいショートパンツを選んで水着の上に着用しましょう。暗い色を選ぶとさらに安心です。
    • 男性用のボードショーツはビキニのトップスとの相性も良く、周囲にその恰好を気にされることはないでしょう。
    • 周りには、自分の水着がなかった、兄弟の水着を借りてきたと嘘をついてごまかしましょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 経血の漏れが気になる場合は、暗い色の水着を選びましょう。
    タンポンや月経カップを正しく装着していれば経血は漏れませんが、暗い色の水着を着用していれば万が一漏れても目立たず安心です。暗めの青や紫のかわいい水着を選んで、生理のことを気にせずに水泳を楽しみましょう。
    • タンポンの紐が見えているのではないかと心配しなくてすむように、水着の股の部分が厚手のものを選ぶとよいでしょう。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 生理のことを気にせずに泳ぎましょう。
    生理のことを気にし過ぎず、堂々と泳いでみましょう。生理のことが気になって5分おきにチェックしていたら、せっかくの楽しい水泳も台無しです。何か違和感があった時にだけトイレにチェックしに行くようにし、できるだけ生理のことは忘れて、その時を楽しみましょう。
    • もしもの時のために頼れる相棒を探しておきましょう。仲の良い女友達に、何かトラブルが起きた際にすぐ知らせてもらうように頼んでおきましょう。
  7. How.com.vn 日本語: Step 7 むくみや生理痛がひどくならないように事前に対処しましょう。
    生理中の体調不良を防ぐ完璧な方法はありませんが、生理中のむくみや月経痛を最小限に抑える方法はあります。油分や塩分を多く含む食品や一般的に健康に良くないと言われる食品はカフェイン同様に控えましょう。生理痛がひどい場合には、バファリンなどの痛み止めを服用しましょう。水に入って痛みを忘れることが最善策になる場合もあります。[3]
  8. How.com.vn 日本語: Step 8 それでも生理中の水泳に抵抗がある人は、日光浴を楽しみましょう。
    生理で気分がすぐれない、または生理中に水泳をすることに自信が持てない人は、潔く水泳はあきらめましょう。周りの人にはただ「ちょっと気分がすぐれない」と話して日光浴をします。女友達であればすぐに状況を察知してくれるでしょう。たとえその場に男友達がいたとしても、そっとしておいてくれるはずです
    • 友達が水泳を楽しんでいる間も、友達と関わる方法を見つけましょう。プールの端で足だけプールに入れる、プールサイドでレースのタイムを測る、友達同士がプールで競っている時にプールサイドから応援するなどの方法があります。
    • これは気分がすぐれない時の最終手段です。生理中であろうとなかろうと、泳ぎたい時に泳ぐという自信を持つべきです。生理は女性にとって自然であり、恥じるべきことではありません。
    広告

ポイント

  • 水着のボトムスは暗い色を選びましょう。かっこよく見えるだけでなく、厄介な経血の漏れも目立ちません。
  • 不快感がある場合(経血が漏れた場合など)、直感を信じて水から出てみましょう。
  • 万が一経血が漏れた場合でも普段通りに振る舞い、適当に言い訳をして生理用品を取り替えましょう。
  • 経血が漏れた場合、水着に着いたシミを隠せるように水着の上から隠せるものを用意しましょう(なるべくならロングスカートを用意しましょう)
  • 経血が漏れた際に自分や友達が気づいても、騒ぎ立てないようにしましょう。騒げば他の人も漏れに気がついてしまいます。こういう時のために「すごくジュースが飲みたくなっちゃった。私のバッグにジュースがあるかどうか一緒に見に行かない?」などの合図や暗号を用意しておくと、自然とその場を離れられます。
  • 生理だからといって水泳を諦めないようにしましょう。運動をすることで気分が改善する場合もあります。
  • 親しい女友達と一緒に緊急時の予備を用意しておけば、どちらかが必要になってもお互いに助け合えます。
  • 水着のボトムスを着用する代わりに、黒いショートパンツを着用しましょう。水の中ではナプキンは装着してはいけませんが、シャワーを浴びた後にはナプキンを使用しましょう。
  • ナプキンをあてているふくらみを隠すために、ショートパンツや水着のトランクスを着用し、タンポンを使う心構えができているのならタンポンだけを装着する、または不安と正面から向き合い思い切って水の中に飛び込みましょう!
  • 水泳の授業中に漏れを感じた場合は、先生に「体調がよくありません」と一言伝えれば見学するように促してくれるでしょう。見学の際は、1時間ごとにトイレに行って生理用品を取り替えましょう。それでも水泳の再開は難しいと判断した場合は、先生にその旨を伝えましょう。
  • 元気を出しましょう!運動をすると良いことがたくさんあります。信頼できる人に生理中どうしたらいいのかアドバイスをもらいましょう
  • 余暇で泳ぎに来た場合は、トイレでナプキンを外し、意を決してプールに入ってみましょう。水中では経血は止まります。水泳後はナプキンをすぐとり出せる場所に置いておき、トイレで素早くナプキンをあてます。黒や赤、茶色の水着を着ると漏れが目立たないので最善策でしょう。
  • 経血の流出は水の中に入るとすぐに止まるため、入浴中も血だらけにならずに済みます。水に入る前に水着が経血で汚れていなければ、経血のシミができることは恐らくないでしょう。注意:冷たい水の中に入った後に上がると経血の再流出を遅らせることができますが、お湯に浸かっていた後は、逆に経血が流出しやすくなるので気をつけましょう。しかし経血が再び流出するまでの間、体を拭いて着替える時間は十分にあるのであまり心配し過ぎる必要はありません。
  • タンポンの紐を隠すために、長くぶら下がらない程度に切りましょう。
  • 絶対にタンポンの紐を根元から切らないようにしましょう。取り出せなくなってしまいます。
  • タンポンの紐を切る場合は、切り過ぎると取り出せなくなるのでやめましょう。
  • プールに入る前にはトイレに行きましょう。プールに入っている最中、経血量を減らせます。
  • 使用済みのナプキンを捨てられる用意をしましょう。トイレにサニタリーボックスがない場合は、プラスチックのストックバッグに使用済みナプキンを入れ、それを茶色の紙袋などに入れて中身が見えないようにすれば、トイレ以外のゴミ箱に捨てることができます。
  • 小さな布を使うことはできますが、これを使用するのはあくまでもナプキンや月経カップ、タンポンを持っていなかった時だけです。
  • ナプキンをあてているとわかりにくくするために、なるべく薄いナプキンを使用すると良いでしょう。理想は小さいナプキンですが交換頻度は高くなります。
  • 生理中に水泳をする自信がない場合は、水泳の先生に話しましょう。
  • カリウムを摂取するように心がけましょう。月経量が減る効果を期待できます。
  • 水中でナプキンを使用するとナプキンが水分を吸収してしまうので、水中での使用は避けた方がよいでしょう。
  • 経血の漏れが心配ですか?あまりに心配な場合は、無理をせずに足だけプールに入れる、友達と水をかけあって遊ぶ、日光浴をする、読書をするなど別のことをして楽しみましょう。
  • 厳密には、水中でも経血は止まりません。水中では経血の流れが遅くなるだけです。経血量が少ない場合は、水泳中でもナプキンを使用することはできますが、1~2時間ごとに交換する必要があります。万が一水中に漏れてしまっても、慌てずうまく言い訳をすれば、経血の漏れに気が付く人はいないでしょうし、いたとしても1~2人でしょう。
  • 経血の漏れのことが心配で仕方ない場合は水泳をあきらめ、可能であるなら生理が終わるのを待って再度計画を立て直しましょう。
  • いつもバッグの中に生理用品の予備は入れておきましょう。水泳を開始する前に一度トイレに行って大丈夫かどうかを確認します。水泳中に経血が漏れそうだと感じた時は、友達にトイレに行くと伝え、予備の生理用品と取り替えましょう。
  • これらの方法で満足できない場合は、水泳に行くのはあきらめましょう。生理ではない時が必ず来るのです!直感を信じましょう。
  • プールで経血の漏れを防ぐために、タンポンが正しく装着できているかを確認します。タンポンの装着に抵抗がある人は、日光浴や読書などプールサイドで楽しめる方法を見つけましょう。
  • いつも明るい色の水着を着ている人は、生理期間中は暗い色の水着を試してみましょう。
  • プールに入る前に、まずお風呂で試してみましょう!きっと自信につながります!
  • 泳いだ後は水から上がって座らずに、トイレに行ってすぐにナプキンをあてましょう。
広告

注意事項

  • 水中で経血の流れは減速しますが、完全に経血が止まるわけではありません。しばらくすれば経血が再び流れ出てきますが量はそれほどでもありません。
  • ショートパンツを着用して水泳をすることに違和感があるかもしれませんが、後悔先に立たず、安全第一でいきましょう。
  • 水中でナプキンを使用しても経血を吸収しません。
  • 日光浴をする場合は皮膚病のリスクを軽減させるため、常に日焼け止めを使用しましょう。
広告

このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: How.com.vn編集チーム
共著者 ::
How.com.vnスタッフライター
この記事は、経験豊富なHow.com.vnの編集者と調査員から成るチームによって執筆されています。調査員チームは内容の正確性と網羅性を確認しています。

How.com.vnのコンテンツ管理チームは、編集チームが編集した記事を細心の注意を払って精査し、すべての記事がHow.com.vnの高品質基準を満たしているかどうかを確認しています。 この記事は70,703回アクセスされました。
カテゴリ: ティーン
このページは 70,703 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

⚠️ Disclaimer:

Content from Wiki How 日本語 language website. Text is available under the Creative Commons Attribution-Share Alike License; additional terms may apply.
Wiki How does not encourage the violation of any laws, and cannot be responsible for any violations of such laws, should you link to this domain, or use, reproduce, or republish the information contained herein.

Notices:
  • - A few of these subjects are frequently censored by educational, governmental, corporate, parental and other filtering schemes.
  • - Some articles may contain names, images, artworks or descriptions of events that some cultures restrict access to
  • - Please note: Wiki How does not give you opinion about the law, or advice about medical. If you need specific advice (for example, medical, legal, financial or risk management), please seek a professional who is licensed or knowledgeable in that area.
  • - Readers should not judge the importance of topics based on their coverage on Wiki How, nor think a topic is important just because it is the subject of a Wiki article.

広告