初心者がスノーボードをする方法

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冬は、外に出てウインタースポーツを楽しむのに絶好の季節です。多くの人が楽しむウインタースポーツのうちの一つにスノーボードがあります。スノーボードは今やオリンピックの公式競技ですが、誰でも始めることができます。練習を始める時にはスノーボードの基本を学んで良いスタートを切り、初めてのゲレンデでの体験を楽しいものにしましょう。

パート 1
パート 1 の 3:

安全を確保する

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 スタンス(滑る向き)を決めましょう。
    スノーボードを始める前に、自分に合ったスタンスを見つける必要があります。スノーボードのスタンスには大きく二種類あり、どちらも自然と前に来る足を基準にしています。自分の利き足を知り、それに応じたスタンスを選ぶようにしましょう。
    • 左足を前にして滑りたいのであれば、「レギュラー」スタンスです。
    • 右足を前にして滑りたいのであれば、「グーフィー」スタンスです 。
    • スケートボードがある場合は、一度乗ってみましょう。スケートボードを押す足が前に来ます。
    • ズボンを履くときにどちらの足を先に通すか考えてみましょう。おそらくその足が前足になります。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 正しく道具を身に付けましょう。
    スノーボードを安全に滑るためには、最大限良い保護具を着用する必要があります。保護具を着用すると、転倒や衝突、冷えによる怪我から身を守ることができます。[1]
    • どんなにスノーボードが上手でも必ずヘルメットを着用しましょう。
    • 自分のスタンスに合ったスノーボードが必要です。
    • 優れたスノーボード用ブーツは足と足首を保護するのに役に立ちます。
    • 足をボードにしっかりと固定するためのビンディングも必要です。
    • ゴーグルやサングラスを着用すると太陽光や雪から目を守ることができます。
    • スノーボードを練習する時にはリストガードを着けて、転倒時の手首の怪我を防ぎましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 適切なウェアを着用しましょう。
    スノーボードは必然的に気温の低い所で行うため、防寒具を十分に着用する必要があります。防寒具には以下のようなものがあります。[2]
    • 頭と耳を完全に覆うことのできる帽子を被って暖かくしましょう。
    • 保温性の高い靴下や下着を身に付けましょう。
    • 暖かい上着を着ましょう。スノーボーダーの多くはダウンジャケットを好んで着用しています。
    • スカーフやネックウォーマーで首を暖かく保ちましょう。
    • スノーボードパンツには保温効果があり、また一般的には防水性もあります。
    • 重ね着をすると体を暖かく保つことができます。[3]
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 スノーボードに適した雪が積もるまで待ちましょう。
    全ての雪がスノーボードに適している訳ではありません。実際、雪質によってはスノーボードをするのが難しい場合や、危険な場合があります。スノーボードを練習する際には、必ず天気予報や降雪予報を確認し、最適な雪の上で練習するようにしましょう。[4]
    • ザラメ雪や凍雪の上でスノーボードをするのは難しく、かつ危険です。スノーボードをするのに理想的なパウダースノー(粉雪)に比べて、硬くて締まった氷の層が形成されています。
    • 誰も滑っていないパウダースノーは、初心者が練習するのに理想的な雪質です。このような雪はサラサラしていて圧雪されていないため、滑りやすいでしょう。
    • 訪れる予定のスキー場の天気予報を確認しましょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 スノーボードは週の半ばにするようにしましょう。
    スキーやスノーボードのゲレンデは冬に人気の場所です。ゲレンデに人が多ければ多いほど、スノーボードを練習するのが難しい環境になります。人混みを避けて週の半ばを狙い、練習するのに十分な空間を確保しましょう。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 地形とコースを知りましょう。
    初めて実際にゲレンデに立つ前には、コースについて知っておくと良いでしょう。 どんなことを予測すべきなのか、どのコースやエリアを避けるべきなのかを分かっていると、安全に練習することができます。新しいエリアを滑る前には必ず時間を取ってそのエリアについて把握しましょう。
    • コースに設置されている看板に注意を払いましょう。
    • 初心者用のコースを利用すると危険な目に遭いにくくなります。
  7. How.com.vn 日本語: Step 7 スキー場には友人と行くことを検討しましょう。
    友人とスノーボードをするとより楽しめ、初心者にとってはより安全になります。スノーボードの経験がある友人に一緒に来てもらい、滑りを見てもらったり技術をいくつか教えてもらったりしましょう。
    • 友人が皆初心者だとしても、一緒に滑る人がいると初めてのスノーボードはより安全なものになります。
  8. How.com.vn 日本語: Step 8 スノーボードに足を固定する方法を学びましょう。
    スノーボードには、足を固定する部分が二か所あります。これはビンディングと呼ばれ、物によっては形状が異なります。しかし、多くのビンディングには共通する部分があり、その部分について熟知しておく必要があります。[5]
    • ビンディングには、足首とブーツの後ろ側を支えるハイバックという部分があります。
    • 多くのビンディングにはブーツの上部を覆うアンクルストラップがついています。
    • また、つま先をボードに固定するためのトゥストラップも共通でついています。
    • ブーツをボードに安全に固定できるように、必ずストラップをしっかり締めましょう。
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パート 2
パート 2 の 3:

動きをコントロールする

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 動いてみましょう。
    長い斜面を下る前に、簡単な動作を練習しましょう。最初に学ぶべきことは、スノーボードで「スケーティング(片足で雪面を蹴って進むこと)」する方法です。比較的平らなエリアで、以下の方法でスケーティングを練習し、スノーボードで動く感覚を掴みましょう。
    • ボードに前足を固定しましょう。
    • 後ろ足はビンディングから外しておきます。
    • スケートボードに乗るように後ろ足で蹴りましょう。
    • 前に進み始めたら、後ろ足をビンディングに戻します。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 練習を始めるのに安全なエリアを探しましょう。
    スキー・スノーボード場の多くには初心者のために特別に作られたエリアがあります。斜面を滑り降りる準備ができたら、自分自身と周囲のスノーボーダーの安全を守るために必ず初心者用のコースを探しましょう。
    • 初心者用の斜面はかなり短めに作られています。
    • また、多くの初心者用コースには、ゆっくり移動して動きをコントロールできるように、緩やかな斜面が用意されています。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 短めの斜面で練習を始めましょう。
    スノーボードで移動する感覚を掴んできたら、短い斜面に挑戦します。スキー場内の初心者コースやエリアを利用し、上手く斜面を滑り降りる感覚を身に付けましょう。
    • 初めてスノーボードをする際には、距離の短い斜面や小さな丘から始めましょう。
    • 軽くかがんで、重心を低く保ちましょう。
    • 後ろ足ではなく前足に体重をかけるようにしましょう。
    • どちらか一方の足に体重が偏りすぎないようにしましょう。
    • 恐れずに腕を使ってバランスを取りましょう。
    • すぐに転べるように心構えをしておきましょう。転ぶ時には、体重が全身にかかるようにします。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 行きたい場所に目線を向け続けましょう。
    周りの状況は全体的に把握しておく必要がありますが、目線は行きたい場所にまっすぐ向けましょう。そうすることでボードをコントロールすることができます。自分が見ている場所に体とボードが進むということをよく覚えておきましょう。[6]
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 体重を移動させましょう。
    スノーボードをする時に上手くボードをコントロールするための鍵は、体重移動です。ターンしたり、ボードを安定させたりするためには、適切に体重を移動させる必要があります。ゲレンデを滑り降りながら体重移動の練習をし、ボードをコントロールする時に体重をどのように動かせば良いのか感覚を掴みましょう。[7]
    • 特にまっすぐ滑る時には、多くの場合体重はかかと側にかかります。
    • ターンをする時には曲がりたい方向に体重を移動させる必要があります。
    • ターンをする時には腕を振り、さらに体重をかけて勢いをつけると曲がりやすくなります。
    • 動きに身を任せましょう。体重が少ししかかかっていないと、バランスを崩して転びやすくなります。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 優先権を守りましょう。
    スノーボードをする時には、周りの人に気を配ることが非常に重要です。ボードをコントロールすることには、ゲレンデで楽しく滑っている他の人々の周りを安全に滑るということも含まれています。コースでの優先権についてのルールを知っておくことで皆の安全を守ることができます。
    • 自分よりも前方にいる人に優先権があります。
    • 自分よりも前方にいる人に衝突した場合はあなたの過失となるでしょう。
    • 他の人のそばを追い越す必要がある場合は、どちら側を通るのか知らせます。
    • 丘の上や見通しの悪い場所では止まらないでください。
  7. How.com.vn 日本語: Step 7 転び方を学びましょう。
    スノーボードで自分の動きをコントロールする方法を学ぶことのうちには、転び方を学ぶことも含まれています。練習を始める時には、転ぶことが予想されます。正しい転び方を学ぶことで怪我を防ぎ、安全に練習することができます。[8]
    • 転倒した時に最も多く怪我をする部分は手首や手です。
    • 転倒する時には、握りこぶしを作ると手が逆側に曲がりすぎるのを防ぐことができます。
    • 一か所につくのではなく、体全体に転倒の衝撃を分散させましょう。
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パート 3
パート 3 の 3:

技術を高める

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 レッスンを受けましょう。
    スノーボードを短期間で、効果的に学ぶ良い方法の一つがレッスンを受けることです。プロの指導者に教えてもらいながら技術を学ぶことができます。近所のスキー・スノーボード教室のグループレッスンあるいは個人レッスンを探し、スノーボードの技術を身に付け良いスタートを切りましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 頻繁に練習しましょう。
    技術を身に付けるには、十分な練習を積むことが必要です。定期的に練習をすることで、技術を維持し、向上させることができます。練習の成果を最大限にするために、少しずつでも毎日練習するようにしましょう。[9]
    • 自宅でも、ボードに足を固定する練習や、体重移動の練習をすることができます。
    • ボードを庭に持ち出して基本的な技術を練習することもできます。
    • できるだけ多くゲレンデに行くことで技術を練習する機会が増えます。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 ポジティブに考え、練習に専念しましょう。
    新しい技術を身に付けるのは難しいことで、スノーボードも例外ではありません。初めのうちは転ぶことが多く、長い距離を滑るのも難しく、また上手そうな人たちに囲まれるかもしれません。しかし、初めて学ぶ時には気を落とさず、練習の時間を楽しみましょう。[10]
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 技術を高めましょう。
    初心者用の斜面で楽に滑ることができるようになってきたら、上級者向けのコースに挑戦しましょう。また、滑るスピードも上げてみましょう。より難易度の高い斜面を滑ることで、常に技術と滑り心地の向上に努めましょう。
    • より難易度の高いコースに挑戦する時は、ゆっくりと滑りましょう。
    • 経験に合わせてスピードを徐々に上げてみましょう。速く滑ろうと急がないようにします。
    • 新しいことに挑戦する時には常に安全を心がけましょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 基本的なトリックを学びましょう。
    スノーボードの基本的な動作と技術を身に付けたら、トリックを学ぶ時です。簡単なトリックから練習し、さらに難しいものや危険性のある動きへと挑戦しましょう。最初は、以下のようなトリックから始めてみましょう。
    • まず後ろ足に体重をかけてテールプレスをしましょう。前足とスノーボードのノーズ(板先)を上げます。ノーズが下がるまでバランスを取ってこの姿勢を維持しましょう。
    • 中腰になり後ろ足に体重をかけてオーリーをしてみましょう。前足を上げてボードを宙に浮かせ、後ろ足も上げてボードの高さに合わせます。そして、ノーズから着地し膝を使って衝撃を吸収します。
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ポイント

  • 自分の前方にいる人にはコースを譲りましょう。
  • 体重のバランスを取る方法がターンに影響します。
  • スノーボードにお金をかけられるほど好きになれるのか見極めるために、道具は買う前にレンタルしましょう。
  • 怪我を防ぐために正しい服装と保護具を身に付けましょう。
  • よく練習しましょう。
  • スノーボードをする時には常にしっかりと安全を確保しましょう。
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このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Kent Bry
共著者 ::
認定スキー・スノーボードインストラクター
この記事の共著者 : Kent Bry. ケン・ブライはカリフォルニア州サンディエゴにあるスキー・スノーボード教室「Adventure Ski & Snowboard」の認定インストラクター兼責任者です。スキーヤー・スノーボーダー歴は50年以上、さらにインストラクターとしての経験は豊富で、米国プロスキーインストラクター協会(PSIA)より認定インストラクターの資格を与えられています。サンディエゴ州立大学にてレクリエーションセラピーの学士号を取得。カリフォルニア州認定レクリエーショナルセラピストとしても活躍。また、同教室は米国プロスキーインストラクター協会(PSIA)、米国プロスキーインストラクター協会(PSIA)に加盟しています。 この記事は1,032回アクセスされました。
カテゴリ: スポーツ
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