フェヌグリークを栽培する方法

PDF形式でダウンロード

PDF形式でダウンロード

この記事には：

植え付けの準備をする

フェヌグリークを植える

関連記事

参照

マメ科の植物であるフェヌグリークは地中海のハーブで、料理、スパイス、化粧品、石鹸などに使われます。また、炎症を鎮め、さらには消化器系の病気を改善し、コレステロールを下げる効果もあります。ほとんどの健康食品店で、粉末状のフェヌグリーク種子の入ったサプリメントはたいていの健康食品店で購入できますが、生のハーブは近所のスーパーではあまり見かけないかもしれません。庭を整え、フェヌグリークを植えてきちんと手入れをすれば、あまり費用をかけずにふんだんに手に入れることができます。

ステップ

方法 1

方法 1 の 2:

植え付けの準備をする

PDF形式でダウンロード

1. 
   1
   フェヌグリークの種子を用意する　フェヌグリークを自分で栽培する前に種子を入手する必要があります。このハーブを栽培している人を知っている場合は、少し貰えないか聞くこともできますが、ほとんどの場合は自分で購入する必要があるでしょう。フェヌグリークは、インドカレーやホメオパシー療法でよく使われるため、インド系の食品店やハーブの店で購入できます。また、Amazonなどのオンラインショップを利用しても良いでしょう。

   • どこから購入するか、また、オーガニックの種子を購入するかにもよりますが、約30gで25〜105円です（米国の場合）。
2. 
   2
   フェヌグリークを栽培する場所を選ぶ　厳しく管理された条件で植えなければならない特別な植物もありますが、フェヌグリークは庭の土や10号（30cm）の植木鉢、あるいは土を入れたアルミトレーなどに植えることもできます。 日当たりの良い場所が理想的ですが、部分的に日陰があったり、カーテンなどから差し込む日光でも問題ありません。

   • フェヌグリークは移植には適さないため、最初から栽培する場所を決めて植えるか、後で土に植えられるように生分解性の植木鉢を使うようにしましょう。
3. 
   3
   土の状態を調べる　使用する土は、水はけが良くて粘性質の高いローム質が良いでしょう。また、pHバランスが弱酸性である必要があります。pH値6.4が理想とされていますが、6.0〜7.0の間であれば一般的には許容範囲内とされています。種子を植える前に調べてみましょう。
4. 
   4
   春先に植える予定を立てる　フェヌグリークは温暖な土ですくすくと育つため、大半の地域で春から初秋にかけて植えることができます。寒い地域に住んでいたり、春より前にフェヌグリークの栽培を始めたい場合は、早ければ終霜の5週間前から室内で始めることができます。
5. 
   5
   土作りをする　フェヌグリークの種子は絶えず湿った状態に保つ必要がありますが、水をやり過ぎないように注意しなければなりません。そのためには、大きな土の塊を砕いて水が流れやすくなるようにします。また、川砂を混ぜて水はけが良くなるようにし、土を肥沃にするために有機堆肥材料と肥料を加えましょう。また、鉢植え用の土でさらに種を覆うためのスペースを空けておくようにしましょう。

   • 屋外の庭で種子をまく場合は、土を砕くために25cmほどの深さまで土を掘り下げましょう。
   • （植木鉢やアルミ製鍋などの）コンテナーに粗い用土を入れて使う場合は、容器に入れた土をそれ以上砕く必要はないでしょう。種子をまいたら、その上にさらに土を足すため、土の上と容器の端との間にスペースを空けておきましょう。
6. 
   6
   種子を植える前に一晩水に浸しておく　種子を植える前に一晩浸しておくと発芽率を上げることができます。 室温の水の入ったボウルかカップに種子を入れて一晩置きます。翌朝、種子を植える前に水を切りましょう。
   広告

方法 2

方法 2 の 2:

フェヌグリークを植える

PDF形式でダウンロード

1. 
   1
   種子を植える　フェヌグリークの種子を栽培したい場所の土の上にまきます。種子が均等に、または正確に間隔を空けてまけたかどうかを気にすることはありません。フェヌグリークの種子は、一部の植物のように適切に成長するために一定の間隔を空けて植える必要はありません。

   • 種子を植える前に一晩水に浸しておくことを勧める人もいます。
2. 
   2
   種子を土で覆う　フェヌグリークの種子は深く埋める必要はありません。実際、たった0.5cmの鉢植え用の土で十分に種子を覆うことができます。 鳥などに種子を食べられないように、しっかり埋まっているか確認しましょう。
3. 
   3
   種子に水をやる　種子が発芽（つまり、芽が出始める）するためには、土に埋まっている種子に水をやる必要があります。土が均等に湿るように水をやりましょう。余分な水はすぐにはけるはずですが、これからの数日間はしっかりと湿らせておきます。3日から5日ほどで発芽するでしょう。

   • フェヌグリークは雨の多い環境に適応しているため、定期的に水をやる代わりに、点滴チューブで一定にゆっくりと水をやる点滴灌水を使う方が賢明でしょう。配水量が一定で均等なだけでなく、水をより深く、より効果的に土に浸透させることができます。
4. 
   4
   害虫に注意する　フェヌグリークはあまり害虫や病気に悩まされることはありませんが、うどんこ病、アブラムシ、炭腐病が発生することがあるかもしれません。有機殺虫剤を使用し、水のやり過ぎを避け、フェヌグリークを襲う可能性のある害虫や病気を防ぎましょう。
5. 
   5
   苗の成長を待つ　収穫ができるようになるまで3〜4週間かかります。芽が約15cmの高さまで成長したら収穫の時期と見なして良いでしょう。
6. 
   6
   フェヌグリークを収穫する　フェヌグリークの葉を収穫したいのか、または種子を収穫したいのかにより方法も異なります。葉の場合は、土から数センチ上の茎を切るか、根こそぎ引き抜きます。種子については、鞘が完全に熟したことを示す黄色になるまで待ち、破裂する前に収穫しましょう。
7. 
   7
   植え直す　フェヌグリークの品種によっては、開花後はそれ以上育ちません。 2〜3週間で現在あるフェヌグリークが終了するので、新鮮なフェヌグリークを絶えず収穫したければ、2〜3週間ごとに種子をまく必要があります。 すぐに同じ場所に再度植えたい場合は、収穫後にまだ残っているフェヌグリークを引き抜いて堆肥にしましょう。
   広告

ポイント

• 発芽したフェヌグリークの種子はサラダに入れても美味しく頂けます。
• フェヌグリークの種子は密閉容器に保管しておきましょう。

広告

注意事項

• フェヌグリークの芽を好んで食べるコオロギ、カタツムリ、ナメクジなどの害虫には注意が必要です。 他にもアブラムシ、うどんこ病、炭腐病、根腐れ病などの害虫や病気にも注意し、有機殺虫剤を使用してフェヌグリークを保護しましょう。

広告