この記事の共著者 : Angel Ricardo. エンジェル・リカルドはカリフォルニア州ベニスに本店を置く移動式カーディテーリング(コーティング・細部洗車)サービス会社「Ricardos Mobile Auto Detail」の経営者です。カーディテーリング業界にて10年以上の経験を持ちますが、カスタマーサービス、そしてディテーリング技術の改善をめざして、現在も定期的に専門講座を受講しています。
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テスラの購入を考えていて、その自動運転機能がどのように機能するのか気になったことはありませんか?また、古いモデル3をフルセルフドライビング(完全自動運転、FSD)にアップグレードできるのかどうか気になったことはありませんか?テスラはこうしたことをわかりやすく説明しているわけではないので、少し戸惑うのも無理はありません。そこで、私たちの出番です!この記事では、自分のテスラ車両がどのような機能を備えているのかを完全に把握できるように、テスラのフルセルフドライビング機能について知っておくべきことをすべて解説します。
ステップ
- フルセルフドライビング(FSD)とは、一部の自動運転機能を指します。フルセルフドライビングは、実際には100%自動運転ではありません。フルセルフドライビング機能を搭載した車両に乗っても、A地点からB地点まで代わりに運転してもらえるわけではないのです。ただし、フルセルフドライビング機能を搭載したテスラ車両は、特定の状況下での部分的な運転の代行や支援が可能です。[1] フルセルフドライビング機能としては、以下のものが挙げられます。[2]
- ナビゲートオンオートパイロット:インターチェンジやジャンクションへの誘導や方向指示器(ウインカー)の点灯を自動で行います(現時点で日本では利用不可)。
- オートレーンチェンジ:高速道路での車線変更を自動で行います。
- オートパーキング: 縦列駐車や直角駐車を自動で行います。
- サモン:駐車場からの出庫を自動で行います(呼び寄せ機能)。
- スマートサモン:駐車場での障害物回避やドライバーの位置確認を自動で行います(呼び寄せ機能)。
- 信号機/一時停止標識コントロール:赤信号や一時停止標識がある場所での減速・停止を自動で行います。
- フルセルフドライビング(FSD)は、オートパイロットとは異なります。テスラのオートパイロット機能は、2つの特定の機能を指し、2020年以降に製造されたすべてのテスラ車両に無料で搭載されています。フルセルフドライビング機能はオートパイロット機能に追加されるかたちとなっており、オートパイロット2.0のようなものです。2020年以前に製造された古いモデルでこれらの機能を利用するには、コンピュータのアップグレードが必要です。[3] この2つの機能とは以下の通りです。[4]
- トラフィックアウェアクルーズコントロール: 周囲の交通状況に合わせた速度での走行を行います。
- オートステアリング:クルーズコントロールが作動している際に車線維持支援を行います。
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- ベーシックオートパイロットを搭載した車両の場合、フルセルフドライビングの料金は月額199ドル(約26,000円)です(現時点でアメリカのみ)。フルセルフドライビングコンピュータ3.0以上を搭載していない古いテスラの場合、車両にはベーシックオートパイロットパッケージしか搭載されていません。テスラディーラーに電話し、予約を取ってコンピュータをアップグレードしてもらいましょう。そうすると、月額199ドル(約26,000円)でフルセルフドライビング機能を有効にできるようになります。[10][11]
- 一律前払いではなく月額制で支払うことの利点は、いつでもサブスクリプションをキャンセル(解約)できることです。
- エンハンスドオートパイロット機能を搭載したテスラの場合、フルセルフドライビングの料金は月額99ドル(約13,000円)です(現時点でアメリカのみ)。エンハンスドオートパイロットパッケージを搭載した新しいテスラの場合は、コンピュータのアップグレードが必要かどうか、最寄りのテスラディーラーに確認しましょう(車種によって必要な場合とそうでない場合があります)。必要な場合はアップグレードしてもらいましょう。そうすると、月額99ドル(約13,000円)でフルセルフドライビング機能を有効にできるようになります。[12]
- コンピュータのアップグレードが必要な場合は、最寄りのテスラディーラーに予約を入れてコンピュータをアップグレードしてもらう必要があります。
- また、一律12,000ドル(日本の場合は871,000円)の一括払いでテスラのフルセルフドライビング機能を利用することも可能です。無駄に月額料金を支払うことなく一律料金でフルセルフドライビング機能を無制限に利用したい場合は、一律12,000ドル(日本の場合は871,000円)で機能を有効にできます。この方法の利点は、今後すべてのフルセルフドライビング機能のアップデートを確実に受けられることです。サブスクリプションモデルの場合は受けられるとは限りません。[13]
- テスラがこのオプションの提供を開始して以来、フルセルフドライビングの料金は毎年少しずつ上がっているので、今後料金が下がることは期待しないようにしましょう。[14]
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ポイント
注意事項
出典
- ↑ https://www.consumerreports.org/autonomous-driving/tesla-full-self-driving-capability-review-falls-short-of-its-name-a1224795690/
- ↑ https://www.tesla.com/support/full-self-driving-subscriptions
- ↑ https://www.caranddriver.com/news/a35839385/tesla-autopilot-full-self-driving-autonomous-capabilities-tested-explained/
- ↑ https://www.tesla.com/support/full-self-driving-subscriptions
- ↑ https://www.currentautomotive.com/what-autopilot-hardware-does-your-car-have-its-easy-to-tell-now/
- ↑ https://tesla-info.com/guide/How-to-find-out-what-options-a-Tesla-has.php
- ↑ https://www.notateslaapp.com/news/695/tesla-adds-your-vehicle-s-specs-and-warranty-details-to-app
- ↑ https://www.findmyelectric.com/blog/does-full-self-driving-fsd-transfer-when-you-sell-a-tesla/
- ↑ https://www.tesla.com/support/full-self-driving-subscriptions
- ↑ https://www.greencarreports.com/news/1132956_tesla-full-self-driving-is-now-a-199-subscription#
- ↑ https://insideevs.com/news/561604/tesla-fsd-subscription-unchanged
- ↑ https://insideevs.com/news/561604/tesla-fsd-subscription-unchanged
- ↑ https://electrek.co/2022/01/18/tesla-increases-full-self-driving-package-price-but-not-monthly-subscription-service/
- ↑ https://www.theverge.com/2020/10/30/21541571/tesla-full-self-driving-price-increase-10000-dollars-autopilot-beta
- ↑ https://www.tesla.com/support/full-self-driving-subscriptions
- ↑ https://www.caranddriver.com/news/a35839385/tesla-autopilot-full-self-driving-autonomous-capabilities-tested-explained/
- ↑ https://www.tesla.com/support/full-self-driving-subscriptions
- ↑ https://www.tesla.com/support/full-self-driving-subscriptions
- ↑ https://www.cnbc.com/2021/07/17/tesla-debuts-fsd-subscription-for-199-per-month.html
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