アロマディフューザーを用いる方法

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アロマディフューザーを用いて精油を拡散すると、その空間に良い香りが広がるだけでなく、アロマセラピーの効果も得られます。ディフューザーにはいくつかの種類がありますが、どの種類も簡単に使うことができます。水やオイルの量を守り、状態を小まめに確認しながら使用すれば、かなり快適な状態で過ごせるようになるでしょう。

方法 1
方法 1 の 4:

超音波式ディフューザーを用いる

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 部屋の中央付近にディフューザーを設置する 
    この種類のアロマディフューザーは繊細なミストを空気中に噴射することでオイルを拡散します。オイルが均等に行き渡るよう、ディフューザーは部屋の中央付近に設置しましょう。また、中身がこぼれたり、稼働中の本体が倒れてしまうことがないよう、真っすぐな台の上に置きましょう。
    • 本体の下にタオルを敷いておくと、余分な水がこぼれても受け止めることができます。2~3回使用して、タオルが濡れていないようであれば、今後は敷いておかなくても恐らく大丈夫でしょう。
    • コンセントに差し込んで使用するので、差込口も近くに必要です。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 ディフューザーの本体カバーを持ち上げる 
    細かな仕組みはディフューザーによって異なるものの、ほぼどの製品も本体の上の部分がカバーの様になっていて、取り外してタンクに水をいれるようになっています。カバーは回転させたり、カチッと外す、あるいは単に持ち上げる等して開けられるはずです。
    • カバーの取り外し方が分からない場合は、製品の取扱説明書を確認しましょう。
    • 製品によっては2種類のカバーを取り外す必要があるものもあります。1つは装飾、そして2つ目が余分な水分を閉じ込めることを目的として取り付けられています。外側のカバーを取り外し、さらにカバーが現れたときは、この内側のカバーも取り外しましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 タンクに室温の水を注ぎ入れる 
    計量カップや小さめのグラスで室温の水(体温以下)をタンクに注ぎ入れましょう。注意深く行いましょう。タンクの内側に水の量を示す線や印があるかもしれないので、該当する場合は守りましょう。
    • 線や印でなく、専用の計量カップを使うことで水の量を守る仕組みになっているディフューザーもあります。この場合は、カップを水で満たし、タンクに注ぎましょう。
    • 室温の水とは21度程を指しています。水の中に指先を入れてみましょう。少しひんやりとしている程度が理想的です。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 3~10滴の精油を水に加える 
    精油の容器のフタを外し、斜めに傾けながら直接水に加えましょう。容器の種類によっては軽く振らなければ出てこないものもありますが、ポタポタとオイルが落ちてくるでしょう。6~7滴ほど加え、容器の向きを元に戻し、フタをしましょう。
    • 異なる精油を組み合わせることもできますが、ディフューザーに加えるのは合計10滴を上限としましょう。香りが強くなりすぎないよう、それぞれ数滴ずつに押さえておくことが大切です。
    • 毎回何滴用いたのかを覚えておくと、必要な量が把握できるようになります。小さめの部屋であれば3~4滴で十分でしょう。少なめの量から始め、お好みで増やしてみましょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 カバーを戻して電源を入れる 
    フタやケースを元に戻し、しっかりと固定しましょう。コンセントを差し込み、スイッチを入れれば稼働します。
    • 製品によっては、複数の設定や照明を調整できるものもあります。使い方や設定方法に不明な点がある場合は取扱説明書を確認しましょう。
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方法 2
方法 2 の 4:

アロマポットを用いる

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 人が頻繁に通りかかる場所に設置する 
    アロマポットは、キャンドルの熱によって水が蒸発し香りが広がっていく仕込みになっています。人が頻繁に通りかかったり、優しく風が通るような場所に設置すると、香りも運ばれていきます。人の往来が多い場所にある台の上などに置くと最も効果的でしょう。
    • 通りかかる人が香りを運んでいきますが、うっかり倒してしまう恐れもあります。設置場所が安全かどうかも考慮しましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 受け皿に水を入れる 
    コップや小さな水差しに水をいれ、ディフューザー上部の受け皿に注ぎましょう。製品によっては、水の量を示す線や印が入っているので参考にしましょう。こうした印がない場合は、半分ほど満たしておけば、こぼれることもないでしょう。
    • 製造元の取扱説明書を必ず確認しましょう。
    • 必ず、オイルの前に水を加えましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 2~4滴の精油を水に加える 
    精油の容器のフタを外し、斜めに傾けるようにして、ゆっくりと加えましょう。2~3滴落とし、元に戻してフタをします。
    • 異なるオイルを組み合わせると、より複雑な香りになりますが、全体が4滴を超えないよう注意しましょう。
    • 必要なオイルの量は部屋の広さによって変わります。まずは2~3滴から始め、適度に効果が感じられるようになるまで必要に応じて量を増やしましょう。
    • 使用するたびに何滴用いたのか覚えておけば、必要な量も把握しやすくなるでしょう。小さめの部屋であれば3~4滴で十分かもしれません。少なめの量から開始し、少しずつ増やしお好みの加減を見つけましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 本体の下の部分にキャンドルを置き火をともす 
    ティーライトキャンドルのような小さなキャンドルを用意して、水を張った皿の下に設置しましょう。マッチやライターなどで火をともし、3~4時間かけて香りを広めていきます。
    • キャンドルの火が勝手に消えてしまわないよう、小まめにポットの状態を確認しましょう。
    • 皿の水とオイルが完全に蒸発した時、つまりオイルがもう残っていない時はキャンドルを消しましょう。
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方法 3
方法 3 の 4:

気化式ディフューザーを用いる

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 部屋の中心的な場所に設置する 
    気化式ディフューザーは最もさりげない働きをするディフューザーなので、人などの動きによって香りが運ばれなければなりません。つまり、家や部屋の中でも人が頻繁に通りかかる中心的な場所に設置すると良いでしょう。
    • 部屋の入口のすぐそばに設置すると、部屋に入るたびにすてきな香りを感じることができて快適です。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 精油を容器に注ぐ 
    気化式ディフューザーのほとんどは、適切な濃度に混ぜられたオイルがボトルに入れられた状態で販売されています。このオイルをディフューザーの容器に注ぎましょう。この時、こぼさないように注意しましょう。
    • 他の種類のディフューザーとは異なり、気化式ディフューザーは、香りを簡単に取り替えることができません。しばらく使うという前提で、気に入った香りを選びましょう。
    • ディフューザーの容器に注ぐオイルの量は決まっていません。一度に使い切る人もいれば、新鮮な香りを維持するために少しずつ注ぎ足す方法をとっている人もいます。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 リーズ(木製スティック)を差し込む 
    スティックを何本か束ねて容器の中に浸しましょう。容器の中でばらけさせ、すべて違う方を向くように調整します。このスティックがオイルを吸収し始め、ゆっくりと周囲の空間を良い香りで満たしていきます。
    • このリーズの本数が多いほど香りが強くなります。部屋が小さいのであれば2~3本で十分かもしれません。
    • リーズを足すことで容器の中のオイルが溢れてしまう可能性があります。シンクの中で差し込むなど工夫をし、注意深く行いましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 リーズを逆さにすることで新鮮な香りを維持する 
    1週間ほどすると香りが薄れていくことに気がつくかもしれません。こうした時はリーズを容器から取り出し、上下を逆さにし、これまでオイルに浸っていたほうの先が外に突き出ているようにして再び差し込んでみましょう。こうすることで香りが一時的に回復します。必要に応じて再度逆さにしましょう。
    • 液体がこぼれてしまわないようペーパータオルを下に敷いたり、シンクの中でこの作業を行いましょう。
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方法 4
方法 4 の 4:

精油を選ぶ

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 柑橘系の香りが好みであればレモンオイルを用いる 
    レモンオイルはディフューザーに用いる精油も含め、幅広い場面で好まれています。2~3滴落とすだけでレモン独特のスッキリとした香りに包まれるでしょう。レモンオイルの香りによって気分が良くなりストレスを和らげる効果があるということも研究で分かっています。[1]
    • レモン、ペパーミント、ローズマリーオイルを合わせると、元気のでるアロマが出来上がります。[2]
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 焼きたてのシナモンロールのような香りをシナモンオイルで楽しむ 
    シナモンオイルはレモンよりも甘く、ほっこりとするような香りが特徴的で、暗い冬の時期に最適です。数滴落とし、焼きたてのシナモンロールのような香りを1日中楽しみましょう。[3]
    • オレンジ、ジンジャー、そしてシナモンオイルを合わせると、感謝祭からクリスマスの時期にぴったりの香りになります。[4]
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 落ち着いた花の香りを好む人はラベンダーオイルを取り入れる 
    ラベンダーオイルは最も人気が高く、一般的な精油と言っても過言ではないでしょう。そして、それには理由があります。2~3滴落とすだけで家の中が新鮮な花のような香りになるだけでなく、夜は睡眠を助ける効果もあると考えられています。[5]
    • ラベンダー、グレープフルーツ、そしてスペアミントオイルを混ぜると、明るい夏のような香りが出来上がります。[6]
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 集中力を高める必要がある時はペパーミントオイルを使う 
    鋭さと、ある種の甘さが混ぜ合わさったような香りのペパーミントオイルを用いると、その場の香りがスッキリとするだけでなく、眠気が覚め、集中力も高まるかもしれません。2~3滴ディフューザーに加え、馴染みやすいミントの香りを楽しみましょう。[7]
    • ペパーミントとユーカリオイルを同量混ぜ合わせて用いると、鼻詰まりが和らぎ、呼吸が楽になるかもしれません。[8]
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ポイント

  • オイルの前に必ず水を加えましょう。
  • 知名度の高いメーカーが製造、販売している精油を使いましょう。呼吸を通して体に取り込まれるものなので、品質の良いものを選びましょう。
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注意事項

  • ディフューザーを用いる際は、メーカーの取扱説明書を読み、使用方法に従いましょう。
  • 稼働中のディフューザーに水をこぼさないようにしましょう。感電や電気故障が起こる恐れがあります。
  • 精油がペットに有害になることもあります。ペットを飼っている人は、使用する前に獣医に相談したり、ネットで調べる等して安全であることを必ず確認しましょう。
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このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Julie Brow-Polanco
共著者 ::
マスターハーバリスト、認定アロマセラピスト
この記事の共著者 : Julie Brow-Polanco. マスターハーバリストで認定アロマセラピストのジュリー・ブロウ=ポランコは、経験11年以上。自然療法の専門家として、自然療法を用いた全身の健康(特に免疫、消化器、神経、生殖の健康)サポートを専門としています。ドミニカ大学にて心理学の学士号を、スクール・オブ・ナチュラルヒーリングにてマスターハーバリストの資格を、パシフィックアロマセラピー専門学校にてアロマセラピー認定を取得。アメリカン・ハーバリスト・ギルド会員、全米ホリスティック・アロマセラピー協会認定アロマセラピスト。 この記事は1,024回アクセスされました。
カテゴリ: 生活習慣
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