バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ方法

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バレーボールのオーバーハンドサーブを、誰かが軽々と打っているのを見たことがありませんか。オーバーハンドサーブはより万能であり、より難しいサーブでもあります。バランス、タイミング、そしてパワーが求められます。難しいサーブなので、まずアンダーハンドサーブができるようになってから挑戦しましょう。軽々とは打てなくても、サーブの正確さ、スピード、パワーが向上します。

方法 1
方法 1 の 3:

基本のオーバーハンドサーブの打ち方

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 足をずらして立ちます。
    足を肩幅くらいに開きます。ボールを打つ手の逆の足を前にしましょう。肩とお尻はネットと平行にします。膝を曲げ、体重を後ろの足にかけることが非常に重要です。[1]
    • 姿勢はサーブにおいて最も重要な要素の一つです。サーブのパワーは上半身ではなく、下半身によるものです。後ろの足から前の足に正しく体重移動できると、力強いサーブが打てます。まず正しい姿勢で構えることが、強いサーブを打つ上で重要です。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 ボールを体の前で持ちます。
    利き手の逆の手を体の前に出し、腕を軽く伸ばします。手のひらを上に向けてボールを持ちます。[2]
    • 打つ方の手をボールの上に添える方法もあります。
  3. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    サーブを打つ方の腕を頭の横まで振り上げます。肘が上を向くようにし、手は耳の位置かそれより少し上に持って行きます。この姿勢をとると、体が開くはずです。
  4. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    手のひらでボールを約45cm~90cm上げます。ボールを打つ方の肩とボールが一直線上になるようにし、自分の体より約30cm前に投げてサーブを打つときに踏み込めるようにします。右手は体の後方で90°に曲げましょう。ボールが頂点に達して落下し始めたタイミングで、利き手でボールを打ちます。
    • トスが高すぎたり、低すぎたり、遠すぎたりしないようにしましょう。トスがうまく上がらないと、ボールを追いかけることになり、良いサーブが打てません。[3]
    • 打つ方の腕を予め上げず、トスをしながら上げる打ち方もあります。
  5. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    サーブの勢いの大部分は、後ろの足から前の足に体重移動する際に足から伝わるものです。適切に体重移動するためには、まず正しい姿勢で構える必要があります。利き足を前に出しながら勢いを加え、体重を前にかけて強いサーブを打ちましょう。
    • ボールは手とつま先の方向に飛ぶので、手のひらとつま先の向きを意識して、正確なサーブを打ちましょう。
  6. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    肘を前に運んで利き手を振ります。手のひらの付け根部分である手根部でボールを打ちましょう。[4] 指やげんこつでボールを打ってはいけません。サーブを打つ手が少し上を向くようにするとボールが高く上がり、ネットを越します。ボールが真っすぐ飛ぶよう、ボールの中心を狙って打ちましょう。ボールに手が当たったら、そこで手の動きを止めます。
    • ボールの回転を見ると、正しくボールを打てたかどうかが分かります。サイドスピンやバックスピンがかかる場合、中心からずれた所を打ったということです。
    • 肩から素早く腕を振ります。[5]
  7. How.com.vn 日本語: Step 7 ディフェンスに入ります。
    ボールを打ったら、勢いを使ってディフェンスのポジションまで走りましょう。
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方法 2
方法 2 の 3:

トップスピンジャンプサーブの打ち方

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 構えます。
    足を肩幅に広げ、ネットに向けます。利き腕を真っすぐ前に伸ばし、手のひらを上にしてその上にボールを乗せます。
    • ラインより少なくとも1.5m~2.5m後ろに立ち、アプローチで3、4歩進めるようにします。
  2. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    利き足を前に出し、ボールを打つ方の肩とボールが一直線になるようにします。前進しながら右手でボールを高く、少し体より前に投げます。トスする際に手首のスナップを利かせ、ボールにスピンをかけます。
    • トスが安定するとサーブも安定します。トスはサーブの全ての要素に影響を及ぼします。トスが悪いと、打つのが上手でも無駄になってしまいます。手に力を込めてトスし、自分より前方に、丁度良い高さでボールを上げましょう。この動きができないと、良いサーブが打てません。
  3. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    加速するように前進し、最後の2歩はほぼ同時くらいの速さで足をつきましょう。そして、最後の1歩でジャンプします。前進した勢いを利用してより高く跳びましょう。
    • 右利きの場合は、左、右、左の順で、左利きの場合は、右、左、右の順で進みます。最後の2歩は「踏み込み」で、最もエネルギーがかかります。
  4. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    両方の腕を後ろに振って、ジャンプするためのエネルギーを作ります。ジャンプしながら、ボールを打つ利き腕を体の後ろに引いて90°に曲げます。基本のオーバーハンドサーブと同様に、肘が上を向くようにして手首を固定し、耳の位置または少し上に持って行きます。[6]ボールを打たない方の腕はボールの方向に伸ばし、その動きを追います。
    • ボールを打たない方の腕をボールの方に伸ばして追う動きは、弓矢の動きに似ているとも言われます。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 ボールを手で打つ方法を理解しましょう。
    ボールの中心より上の部分を狙って打ちましょう。基本のオーバーハンドサーブとは異なり、ボールを打った後も腕の動きは止めません。手首のスナップを利かせて、振り切ります。
    • スナップを利かせられない場合は練習します。手首のスナップを利かせると、トップスピンがかかり、パワーと変化が生まれます。サーブがネットを越すよう、ボールを正確に打つのに合わせて、手首のスナップを完璧に利かせる練習をしましょう。
  6. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    サーブを打ちながらお尻と体を回転させ、思いきり前方に勢いをつけます。コートに向かって大きく跳躍してジャンプサーブを打ちます。跳躍の最高点でボールの下に入り、手を素早く振り下ろします。ボールの上半分を狙い、手首でボールの上を覆うような形で打つと、急降下する弧を描くサーブになります。ボールにはトップスピンがかかります。
    • 右利きの場合、左肩に左尻が連動します。そして右尻に力がかかり、それが右腕に伝わります。
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方法 3
方法 3 の 3:

ジャンプフローサーブの打ち方

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 ボールを構えます。
    ボールを体の正面で両手で持ちます。両方の手のひらの間にボールを持ちます。肘は軽く伸ばしましょう。
    • ジャンプサーブの際に別の方法でトスをする人もいます。利き手を使う人も、反対の手を使う人も、両手を使う人もいます。ジャンプサーブで重要なのは、トスの方法ではなくその精度です。
  2. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    利き足を踏み出し、3歩素早く進みます。最後の1歩でボールを真上より若干前に向かって投げます。基本のオーバーハンドサーブと同様に、約30cm~45cmほど上げれば十分です。
    • トスはサーブの鍵となります。投げるのが高すぎても低すぎてもいけません。腕に力を込めてボールを投げ、常に体よりも前にボールがあるようにします。
    • 完璧になるまでトスの練習をしましょう。スポーツのトレーニングは何でもそうですが、技術を自分のものにするには何時間も練習する必要があります。
  3. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    ボールを投げたら、次の1歩で上に跳躍します。アプローチの勢いを生かしましょう。ボールを打つ方の腕を後ろに引き、肘を耳の傍まで高く上げます。[7]
  4. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to バレーボールでオーバーハンドサーブを打つ
    肘から振って、基本のオーバーハンドサーブと同様に、ボールを利き手の手根部で打ちます。手首は固定します。打った後も手のひらはボールの進行方向を向いたままにします。[8]
    • どのサーブでもそうですが、特にジャンプサーブでは相手がいないところを狙いましょう。相手にボールを追わせます。相手の真正面ではなく、隙を狙えるように練習しましょう。
    • ラインを越える前に足が床から離れなければいけません。着地でラインを越えます。
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ポイント

  • サーブがうまくいかない場合、トスだけを練習してみましょう。ボールを投げて、足は動かさずそのままボールを落下させると、右足の目の前に落ちるのが正しいトスです。良いトスが良いサーブの鍵となります。
  • 肘を高く維持し、ボールを高い位置でとらえてなるべく強いサーブを打てるようにします。
  • 小柄な人は特に、勢いを利用することが重要です。ボールにネットを越えさせるには、かなりの力が必要です。
  • ボールを飛ばしたい方向にお尻の向きを合わせます。コートの左側を狙いたいのにお尻が右側を向いていると、ボールを思った方向に飛ばすのが難しくなります。
  • 練習、練習、ただ練習です。これは非常に難しいサーブなので、すぐに習得できるものではありません。習得するにはトス、高さ、そしてアプローチが特に重要な要素となります。
  • 必ず指ではなく手のひらでボールを打ちましょう。
  • トスでボールを上げたら、ボールに手を伸ばさないようにしましょう。落ちてくるタイミングまで待ってから打ちます。
  • ボールを打つときに手が頭から離れすぎている場合、怪我をしないようボールをもう少し内側に上げる必要があります。
  • 手の高さと同じくらいまでボールを上げます。それより高く上げると、ボールのコントロールを失って失敗します。
  • 安定したトスを上げましょう。トスによってサーブのボールの飛び方が変わり、ネットやラインオーバーの原因になります。何回か練習すれば、コツを掴めるでしょう。
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このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Cynthia Barboza
共著者 ::
プロバレーボール選手
この記事の共著者 : Cynthia Barboza. シンシア・バーボーザはアメリカ女子バレーボールチームに10年間所属していた選手です。スタンフォード大学在学中の4年間はアウトサイドヒッターのポジションを守っていました。日本、ロシア、またイタリアの各国でプロリーグの試合に出場した経験があります。 この記事は13,256回アクセスされました。
カテゴリ: チームスポーツ
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