この記事の共著者 : Jennifer Levasseur. シェフのジェニファー・ルヴァスールは、コロラド州ブリッケンリッジにある「The Happy Cuisiniere」のオーナー兼プライベートシェフです。専門は登山料理と現代風田舎料理で、料理歴は12年以上。また、グルテンフリー、ベジタリアン、ビーガン、ペスカタリアン、乳製品不使用など、食事制限に対応した料理やアレンジメニューを提供しています。ヒューストン大学にてマーケティングとマネジメントの学士号を取得。ヒューストン・コミュニティ・カレッジにて調理学と製菓技術の準学士号を取得。
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グミキャンディーは最も手作りが簡単なお菓子の一つです。基本的には、水、砂糖、ゼラチン、フレーバーの素という4つの材料があれば完成します。水とゼラチンを混ぜ、加熱し、そして冷やすと、自然に弾力のあるグミが出来上がるので、高価な調理器具や、普段見かけないような材料を取り揃えなくても、おなじみのクマの形をしたグミも作ることができます。クマの形をしたグミを作る場合は、型が必要です。
材料
ステップ
- 冷水120ミリリットルを小さなソースパンに注ぎガス代に置く まだ火にかける必要はありません。グミの材料は、別の容器から鍋に移そうとすると少しべたつくので、直接鍋で混ぜ合わせてしまったほうが楽でしょう。
- 味のないゼラチン20グラムを水に加える スーパーのお菓子作りコーナーで探せば、たいていの場合見つかるでしょう。
- ヴィーガンに対応する必要がある場合は、粉末のアガーで代用しましょう。アガーは、オンラインショップ、健康食品の専門店、あるいはお菓子作りの材料を幅広く取り扱う店舗で探してみましょう。アガーで代用する場合も分量はゼラチンと変わらないので、レシピを調整する必要はありません。[1]
- 味付きのゼラチン85グラムを加えてよくかき混ぜる アメリカの「Jell-O(ジェロー)」という製品が広く知られています。日本でもオンラインで購入できますが、手に入らない場合は、この記事の方法3で説明する味付きのゼラチンを用いない作り方も参考にしましょう。ここで加える味が、最終的なグミの味になります。
- 味付きゼラチンには様々な味と色の種類があるので、虹色に取り揃えることもできます。イチゴ、オレンジ、ライム、ブルーラズベリーなどを楽しみましょう。
- 鍋を弱めの中火にかけ10~15分加熱する 時々かき混ぜながらゼラチンを完全に水に溶かします。焦げないようにゆっくりと火をかけます。
- 火を止めて中身を計量カップに注ぐ 後で型に流しやすい容器であれば何でも構いません。より繊細な形状にするのであれば点眼器やアメポンプ(飴細工に用いられる道具)で代用することもできます。
- 型に液体を流し15~20分間冷凍庫で休ませる 温かいゼラチンの液体を型に流し、固まるまで冷凍庫で冷やします。クマのグミキャンディーが出来上がりました。[2]広告
- 分量を計量しておく ハリボー社のゴールデンベアのように、お店で買ったような完璧な歯ごたえと味を再現するためには、いくつか珍しい材料(250番と呼ばれる高級なゼラチンなど)をそろえる必要があります。材料は、体積ではなく重さを基準にして計量すると、より正確な分量が用意できます。前もって測っておき、すぐに使えるように並べておきましょう。グミなどのキャンディーを作る際はタイミングが重要です。下記の材料が必要になります。
- ゼラチン(250番)70グラム
- 水140ミリリットル
- 砂糖225グラム
- 粉末ソルビトール22.5グラム
- グルコースシロップ245グラム
- 酒石酸あるいはクエン酸15グラム
- 食品等級のエッセンシャルオイル12グラム(お好きな味のもの)
- ゼラチンを水と混ぜる 泡だて器を用いるか、より伝統的に湯せん式に混ぜ合わせていきましょう。泡だて器の場合は、材料の入ったソースパンを弱火にかけ、ゼラチンが解けるまで直接かき混ぜます。[5]
- 湯せん式に溶かす場合は、水の入ったボウルを沸騰しない程度にまず温めます。ジップロック式の袋の中に70グラムのゼラチンと140ミリリットルの水を入れて、ボウルのお湯の中に30分間浸しましょう。
- ダマや筋が残っていなければ完全に解けています。
- 砂糖、ソルビトール、グルコースシロップを中火にかけながら混ぜ合わせる しっかりと混ざりあうように、よくかき混ぜましょう。沸騰したり、ブクブクとしないよう注意しましょう。お菓子作り用の温度計がある場合は、66度まで温めましょう。
- ゼラチンをゆっくりと加えて混ぜる まだ火にかけた状態で、先ほど水に溶かしたゼラチンを加えましょう。完全に混ざりあうまでかき混ぜ、火を止め、素早く次の手順に進みます。
- お好みの味を加える 果汁、フレーバー用の酸(クエン酸や酒石酸など)、あるいはフレーバーオイルやエクストラクトで味をつけることができます。また、80ミリリットル分のピューレ状にした果物(イチゴなど)を付け足すこともできます。
- 型に流す コーンスターチを薄くまぶすと、出来上がったグミがくっつかずに取り出せます。ただ、グミ用の型であれば、すでにくっつかない仕様になっているものも多いでしょう。出来上がった液体を型に流し、冷凍庫で4~5時間、あるいはグミがしっかりとしてきて完全に固まるまで待ちましょう。[9]広告
- クエン酸をふりかけて酸っぱい風味にする クエン酸は保存料で歯に悪いので、軽く加える程度にしましょう。少量でも十分な酸っぱさになります。
- レモンとはちみつを用いる 柑橘風味のグミを作るのであれば、加工品のJell-Oを使わなくても、オレンジ果汁とレモン果汁を使えば作ることができます。はちみつも、既製品の多くに用いられているコーンシロップの、より健康的な代用品として用いることができます。まずは、下記の材料をソースパンで混ぜ合わせ、次に、普段通りに火にかけながら、大さじ3のゼラチン(味のないもの)を加えましょう。
- 240ミリリットルのオレンジ果汁
- 大さじ1のレモン果汁
- 大さじ2のはちみつ
- ピューレ状のイチゴあるいはベリーを加える フルーツ感があふれるこのグミも、お気に入りになること間違いなしでしょう。用いるベリーは、しっかり解凍してから加えましょう。下記の材料を混ぜ、通常の作り方と同じように加熱しながら、大さじ3のゼラチン(味のないもの)をゆっくりと加えていきます。
- 160ミリリットル分のピューレ状にしたイチゴ、ブルーべり、あるいはラズベリー
- 80ミリリットルの水
- 大さじ1の新鮮なレモン果汁
- 大さじ2のはちみつ[10]
- 水の代わりに牛乳を使い、よりクリーミーなグミを作る 乳製品の摂取を避けている人はアーモンドミルク、豆乳、ライスミルク、ココナッツミルク、オーツミルクなどで代用できます。食べ慣れているグミキャンディーの触感や風味が感じられるでしょう。こうしたクリーミーなグミを作る際は、まずは分量の半分の牛乳をゼラチンと一緒にかき混ぜましょう。次に、通常の作り方のように火にかけ、火からおろす前に残り半分の牛乳も加えます。[11]
- バニラエクストラクトやアーモンドエクストラクト、あるいはシナモンを加えると、新感覚んのグミになるでしょう。
- この代用は基本のグミでも、ピューレ状の果物を用いたグミでも用いることができます。
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ポイント
- もろいプラスチック製の型を用いると、グミがくっつき取り出しにくいこともあるので、頑丈な型を用いましょう。
- ノンスティックスプレーを軽くふきかけておくと、プラスチック製の型でも、完成した時、より楽にグミを取り出せるかもしれません。レシピによってはコーンスターチが用いられています。
- Jell-Oの代わりに2~3グラムの粉「Kool Aid(クールエイド、アメリカの粉末ジュース)」を使うこともできます。
- 水で薄めた果物のピューレを使ってみましょう。全体が濃厚になり、果物の風味の強いグミが出来上がります。
注意事項
- すべてのゼラチンがヴィーガン、コーシャー、あるいはハラールに対応しているわけではありません。食べられないものがある人は、原材料をよく確認してから購入しましょう。
必要なもの
手早く簡単な作り方
- 小さなソースパン
- 計量スプーンと計量カップ
- 泡だて器
- グミ用の型
伝統的な作り方
- 調理用測り
- 小さなソースパン
- ジップロップ式の袋(湯せん式を用いる場合)
- 泡だて器
- グミ用の型
出典
- ↑ https://www.thekitchn.com/vegetarian-and-vegan-substitutes-for-gelatin-tips-from-the-kitchn-189478
- ↑ http://www.food.com/recipe/gummy-bears-15145
- ↑ https://www.today.com/food/20-foods-taste-better-frozen-bananas-grapes-chocolate-t108428
- ↑ https://www.stilltasty.com/fooditems/index/17366
- ↑ https://www.foodnetwork.com/recipes/food-network-kitchen/homemade-gummy-bears-3686862
- ↑ https://www.thekitchn.com/baking-tip-when-to-use-flavori-140218
- ↑ https://www.poison.org/articles/2014-jun/essential-oils
- ↑ http://www.chefsteps.com/activities/gummy-bears
- ↑ http://www.sheknows.com/food-and-recipes/articles/808735/how-to-make-gummi-candies-at-home
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