docomo STYLE series N-08A(ドコモ スタイル シリーズ エヌ ゼロ はち エー)は、日本電気(NEC)によって開発された、NTTドコモ第三世代携帯電話FOMA端末である。docomo STYLE seriesの端末。同じ夏モデルでdocomo SMART seriesN-09Aとは姉妹モデルになっている。また、同日に発表されたソフトバンクモバイル向けSoftBank 930Nとも共通点が多い。

NTTドコモ N-08A
キャリアNTTドコモ
製造日本電気
発売日2009年6月7日
概要
OSLinux + MOAP(L)
CPUM2
音声通信方式3GFOMAW-CDMA
2GGSM
(3G:800MHz、850MHz、2GHz)
(2G:900MHz、1800Mhz、1900MHz)
データ通信方式3GFOMAHSDPA
形状折りたたみ
サイズ109 × 50 × 13.9(最薄部) mm
質量約113 g
連続通話時間約200分(音声電話時・3G)
約100分(テレビ電話時・3G)
約190分(音声電話時・GSM)
連続待受時間約550時間(静止時・3G)
約280分(静止時・GSM)
外部メモリmicroSDHC
(16GBまで・ドコモ発表)
FeliCaあり
赤外線通信機能あり(IrSimpleにも対応)
Bluetoothあり
放送受信機能ワンセグ対応
メインディスプレイ
方式TFT液晶
解像度ワイドVGA+
(480×854ドット
サイズ約3.2インチ
表示色数約26万色
サブディスプレイ
方式有機EL
解像度96×35ドット
サイズ約0.8インチ
表示色数1色
メインカメラ
画素数・方式約810万画素CMOS
機能スマイルシャッター、顔検出AF、6軸手ブレ補正、被写体ブレ補正
サブカメラ
画素数・方式約33万画素CMOS
機能-
カラーバリエーション
Perfume Pink
Airy White
Shadow Blue
Nuance Gold
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要

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2008年冬モデルのN-02Aの後継機で、N905iμから続く薄型高機能折りたたみ端末のシリーズである。

全体的な形は、N-02Aに非常に近いが、サブディスプレイが先端部から、やや中よりに移って楕円形の形になったため、見た目の印象が少し変わっている。そのサブディスプレイがある背面パネルには千鳥格子のデザインを取り入れている。サイズは、N-02Aよりも約1mm厚くなり、約7g重くなっている。

カメラは、N-06Aと同じ約810万画素CMOSとなり、120fpsQVGAサイズの動画を撮り、30fpsで再生する「スピードムービー」や、240度パノラマ撮影等の機能を備える。

当初は2009年5月下旬に発売を予定していたが、docomo PRIME seriesN-06Aiモード接続時に不具合が生じたことから、これに対処するため発売が延期されている。[1]なお、通常モデル発売後の7月には、ドコモオンラインショップのみで「N-08Aマイセレクトモデル」が期間限定発売される予定。背面パネルのデザインを3種類から、背面イルミネーション「ワンポイントイルミ」のデザインを31種類から選べ、スペシャルコンテンツを内蔵する。


主な対応サービス
タッチパネルFOMAハイスピード7.2MbpsBluetoothDCMXおサイフケータイ
iアプリオンライン地図アプリ直感ゲームメガiアプリiウィジェットマチキャラiコンシェル
ホームUポケットUGPSケータイお探しデコメールデコメ絵文字デコメアニメiチャネル
着もじプッシュトークテレビ電話キャラ電電話帳お預かりサービスフルブラウザ
おまかせロックバイオ認証外部メモリーへiモードコンテンツ移行/ユーザーデータ一括バックアップトルカiC通信iCお引越しサービス
きせかえツールダイレクトメニューバーコードリーダ名刺リーダ2in1エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動更新
GSM3GローミングWORLD WING着うたフルうた・ホーダイMusic&Videoチャネルビデオクリップデジタルオーディオプレーヤー(WMA)(AAC)(SDオーディオ

歴史

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不具合

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  • 2009年5月22日 - この日発売されたdocomo PRIME seriesN-06Aで、iモード接続時に不具合が生じたことから、同じシステムを使用する本機種にも同様の影響が出る恐れが出たため、改善されるまで発売延期の措置をとった。[1]

2009年7月9日に以下の不具合の修正がソフトウェアの更新でなされた。

  • メール本文作成中に特定文字列を入力すると電源再起動する場合がある
  • 使用状況によって、電池の持ちが悪くなる場合がある

2009年11月12日に以下の変更がソフトウェアの更新でなされた。

  • iモードブラウザの一部機能(JavaScript機能)を再有効化

脚注

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関連項目

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外部リンク

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