赤い月

降旗康男 監督による映画

赤い月』(あかいつき)は、なかにし礼の小説。『週刊新潮』で1999年から2000年まで連載された。2001年に単行本化され、100万部に迫るロングセラーとなった[1]

戦前・戦中の旧満州を舞台に、一人の女性の生き方を描いた物語で、なかにしの実際の体験をもとにした自伝的小説である。

2002年NHK-FMでラジオドラマ化、2004年東宝系で映画化・テレビ東京系列でテレビドラマ化され、2005年2006年には文学座で戯曲化された。

あらすじ 編集

ラジオドラマ 編集

NHK-FM特集オーディオドラマ」枠で2002年1月2日 - 1月4日に放送された。

キャスト(ラジオドラマ) 編集

スタッフ(ラジオドラマ) 編集

  • 脚色:東多江子
  • 演出:保科義久
  • 音楽:樋口康雄
  • 主題歌:松坂慶子

映画 編集

赤い月
監督降旗康男
脚本井上由美子
降旗康男
出演者常盤貴子
伊勢谷友介
音楽朝川朋之
撮影木村大作
編集川島章正
制作会社東宝映画
製作会社「赤い月」製作委員会
配給東宝
公開 2004年2月7日
上映時間111分
製作国 日本
言語日本語
興行収入9.1億円[2]
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キャスト(映画) 編集

スタッフ(映画) 編集

テレビドラマ 編集

2004年5月5日 - 5月6日に放送。その後、同年12月29日に再放送された。

キャスト(テレビドラマ) 編集

スタッフ(テレビドラマ) 編集

脚注 編集

  1. ^ 夕学五十講「なかにし礼」
  2. ^ 「2004年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2005年平成17年)2月下旬号、キネマ旬報社、2005年、152頁。 
  3. ^ “映画「赤い月」の常盤貴子は“鉄の女””. SANSPO.COM. (2003年3月28日). オリジナルの2003年12月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20031210101923/http://www.sanspo.com/geino/top/gt200303/gt2003032808.html 2016年1月31日閲覧。 

外部リンク 編集