知夫赤壁(ちぶせきへき、ちぶりせきへき)は、島根県隠岐郡知夫村の西海岸にある高さ50から200メートルの巨大な岩石である。一般には「赤壁(あかかべ)」と呼ばれる。酸化鉄のためにその岩石の色が赤、茶に変色している。陸から展望台があるほか、海からも遊覧船がある。隠岐ユネスコ世界ジオパークのジオサイトになっている。

展望台より見た赤壁
縦に貫くグレーの岩体は粗面岩
知夫赤壁の海からの姿

概要 編集

1935年(昭和10年)、「隠岐知夫赤壁」(おきちぶりせきへき)として国の名勝および天然記念物に指定された。

成り立ち 編集

600万年前の噴火活動で外輪山が形成され、500万年前の噴火活動で粗面岩のマ岩脈が形成されたとされる。

隠岐
知夫赤壁
隠岐知夫赤壁の位置

関連項目 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯36度0分48.4秒 東経133度0分13.2秒 / 北緯36.013444度 東経133.003667度 / 36.013444; 133.003667