ルツェルン湖

スイスの湖

ルツェルン湖(Vierwaldstättersee、フィアヴァルトシュテッテ湖[1][2])は、スイスの中央に位置する湖で、同国で4番目に大きい。湖岸にはルツェルンブオッシュエネットビュルゲンフィッツナウヴェッギスキュスナハトなどの都市や町がある。

ルツェルン湖
所在地スイス
面積113.6 km2
最大水深214 m
平均水深104 m
貯水量11.8 km3
水面の標高433 m
淡水・汽水淡水
プロジェクト 地形
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ドイツ語名のVierwaldstätterseeとは、「4つの森の州(カントン)の湖」の意味で、ルツェルン州ウーリ州シュヴィーツ州ウンターヴァルデン(現在はオプヴァルデン準州ニトヴァルデン準州に分かれ、両準州とも湖に面している)の4つのカントンに面しているための名称である。

地理

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湖は複雑に入り組んでおり、多くの湖岸から急斜面が、湖面から1500mの高さまで続いている。そのため、リギ山 (en:Rigi) やピラトゥス山などを含め、風光明媚な景色が多く存在する。ロイス川ウーリ州en:Flüelen付近で湖に流入し、ルツェルンで流出する。

脚注

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  1. ^ ルツェルン湖”. スイス政府観光局. 2018年3月31日閲覧。
  2. ^ 川口マーン惠美『世界一豊かなスイスとそっくりな国ニッポン』講談社、2016年、153頁。ISBN 978-4-06-272965-9