カタールグランプリ

カタールで開催されるモーターサイクルレース

カタールグランプリQatar motorcycle Grand Prix)は、FIMロードレース世界選手権の一戦としてカタールで開催されるオートバイレースである。2021年からカタール国内で開催されているフォーミュラ1(F1)世界選手権に関する内容はカタールグランプリ (4輪)を参照。

カタールグランプリ
ロードレース世界選手権
開催地ルサイル・インターナショナル・サーキット
初開催2004
最多勝利
(ライダー)
ホルヘ・ロレンソ (6)
最多勝利
(マニファクチャー)
アプリリア (12)

概要

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2004年から毎年ドーハの北アッ=ザアーインの、ルサイル・インターナショナル・サーキットで開催されており、近年ではシーズンの開幕戦となっているが、2023年は必要不可欠な工事が行われていたため遅れて開催された。

開催当初から2007年までは、10月上旬にデイレースで行われていたが暑さが問題となった。加えて欧州でのレース番組放送時間も考慮し[1]2008年からは、グランプリ史上初のナイトレースとして開催され、コースサイドには1200本、合計550万ワットの照明灯が設置された[2]。また、2009年は悪天候のためにMotoGPクラスの決勝が月曜日に順延されたが、月曜日に決勝レースが開催されたのもグランプリ史上初である[3]。2020年はカタール国立銀行がメインスポンサーについて開催したが、新型コロナウイルスの世界流行によりMotoGPクラスのみ中止となった。

歴代優勝者

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カタールGP

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サーキット125cc250ccMotoGP結果
2004ロサイル ホルヘ・ロレンソデルビ セバスチャン・ポルトアプリリア セテ・ジベルナウホンダ詳細
2005ロサイル ガボール・タルマクシKTM ケーシー・ストーナー(アプリリア) バレンティーノ・ロッシヤマハ詳細
2006ロサイル アルバロ・バウティスタ(アプリリア) ホルヘ・ロレンソ(アプリリア) バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)詳細
2007ロサイル エクトル・ファウベル(アプリリア) ホルヘ・ロレンソ(アプリリア) ケーシー・ストーナー(ドゥカティ詳細
2008ロサイル セルヒオ・ガデア(アプリリア) マティア・パシーニ(アプリリア) ケーシー・ストーナー(ドゥカティ)詳細
2009ロサイル アンドレア・イアンノーネ(アプリリア) エクトル・バルベラ(アプリリア) ケーシー・ストーナー(ドゥカティ)詳細
サーキット125ccMoto2MotoGP結果
2010ロサイル ニコラス・テロル(アプリリア) 富沢祥也スッター バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)詳細
2011ロサイル ニコラス・テロル(アプリリア) ステファン・ブラドルカレックス ケーシー・ストーナー(ホンダ)詳細
サーキットMoto3Moto2MotoGP結果
2012ロサイル マーベリック・ビニャーレスFTRホンダ マルク・マルケス(スッター) ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)詳細
2013 ルイス・サロム(KTM) ポル・エスパルガロポンス ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)詳細
2014 ジャック・ミラー エステベ・ラバト マルク・マルケス詳細
2015 アレクシ・マスブー ヨナス・フォルガー バレンティーノ・ロッシ詳細
2016 ニッコロ・アントネッリ トーマス・ルティ バレンティーノ・ロッシ詳細
2017 ホアン・ミル フランコ・モルビデリ マーベリック・ビニャーレス詳細
2018 ホルヘ・マルティン フランチェスコ・バニャイア アンドレア・ドヴィツィオーゾ詳細
2019 鳥羽海渡 ロレンツォ・バルダッサッリ アンドレア・ドヴィツィオーゾ詳細
2020 アルベルト・アレナス 長島哲太中止詳細
2021 ジャウマ・マシア サム・ロウズ マーベリック・ビニャーレス詳細
2022 アンドレア・ミニョ チェレスティーノ・ヴィエッティ エネア・バスティアニーニ詳細
2023年 ジャウマ・マシア フェルミン・アルデゲル ファビオ・ディ・ジャナントニオ詳細
2024年 ダビド・アロンソ アロンソ・ロペス フランチェスコ・バニャイア詳細

ドーハGP

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サーキットMoto3Moto2MotoGP結果
2021ロサイル ペドロ・アコスタ サム・ロウズ ファビオ・クアルタラロ詳細

脚注

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関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯25度29分24秒 東経51度27分15秒 / 北緯25.49000度 東経51.45417度 / 25.49000; 51.45417