iPhoneを使う

iPhoneの基本的な使い方をご存知ですか？特にAndroidや従来のフィーチャーフォンを使い慣れた人にとっては、初めてiPhoneを手にして使い方を理解するのは難しいかもしれません。この記事では、iPhoneの電源の入れ方・切り方から、電話のかけ方、メッセージの送り方、アプリの使い方まで、iPhoneの基本的な使い方を紹介します。

知っておくべきこと

古いiPhone（iPhone 6以前など）にはホームボタンがありますが、新しいiPhone（iPhone X以降など）にはありません。
iPhoneのアプリのように、たいていのものは簡単に覚えて使うことができます。
古いスマートフォンから情報を転送すれば、古いアプリやデータでiPhoneをセットアップできます。

方法 1

方法 1 の 11:

電源を入れる・切る

PDF形式でダウンロード

このボタンはiPhoneの側面または上部にあります。
iPhoneの電源を切るには、通常スライダを右にドラッグします。
3
スリープ・スリープ解除ボタンを長押しして再起動する　Appleロゴが表示されるまで、サイドボタンまたはiPhone上部のボタンを長押しします。
- iPhoneが起動するまで数分かかる場合があります。
広告

方法 2

方法 2 の 11:

新しいiPhoneをセットアップする

PDF形式でダウンロード

1
データを転送する　Androidを使っていた人も、iPhoneを使っていた人も、新しいiPhoneにデータを移行しましょう。
- iPhoneを初めて使うときは、以下の各ステップを行うよう求められます。
契約を結んでいる場合は、キャリアでiPhoneをアクティベートします。そうでない場合は、Wi-Fiネットワークに接続して残りのセットアップを行います。
Apple IDのユーザ名とパスワードを入力して続行します。まだApple IDを持っていない場合は、Apple IDを作成しましょう。
Touch IDが使えるのは、iPhone 5s～8 PlusとiPhone SEモデルのみです。iPhone 8 Plusより新しいiPhone（iPhone SE以外）を使っている場合は、Face IDを使う必要があります。
iPhoneを紛失することは絶対に避けたいものです。今すぐ予防策を講じましょう。設定→自分の名前→iPhoneを探すでスイッチをタップしてオンにします。
iPhoneを紛失するのはもちろんのこと、すべての情報を失うのは避けたいものです。これを避けるには、iCloudをオンにします。iCloudの設定を変更するには、設定→自分の名前→iCloudの順に選択します。^{[1]X出典文献}
広告

方法 3

方法 3 の 11:

スリープ状態にする・スリープ解除する

PDF形式でダウンロード

iPhoneにホームボタンがない場合は、iPhoneを手に取るだけでスリープが解除されます。
ホームボタンは丸い円形のボタンで、画面の下部中央にあります。
3
iPhoneのロックを解除する　これは、iPhoneを最初にセットアップしたときに作成したコードのことです。コードを知っていれば、いつでも他のコードに変更できます。iPhoneのロックを解除する方法はいくつかあります。
- パスコード：画面にキーパッドが表示されるので、数字コードを入力してロックを解除します。
- Touch ID：iPhone 5s～8 Plusを使っている場合は、このオプションがあります。ホームボタンをタッチすれば、指紋を採取し、ロックを解除できます。
- Face ID：フロントカメラはiPhone X以降のモデルでのみ使うことができます。これは、カメラで顔をスキャンしてロックを解除する機能です。
iPhoneの右側または上部にあるボタンのことです。これを押すと、ディスプレイ画面がオフになり、バッテリーを節約できます。
広告

方法 4

方法 4 の 11:

ホーム画面を理解する

PDF形式でダウンロード

1
iPhoneのホーム画面を確認する　ここに四角いアイコンがいくつか並んでいますが、これがiPhoneのアプリケーション、略して「アプリ」です。iPhoneにプリインストールされている「純正」アプリはすべてここに表示されます。
- iPhoneにアプリを追加していくと、ホーム画面にページが追加されます。これらのページは、画面の右側から左側にスワイプすることでスクロールできます。
2
ネイティブアプリを使いこなす　標準のiPhoneにインストールされている重要なアプリには、以下のようなものがあります。
- 設定：これは、歯車が描かれた灰色のアプリのことです。着信音からワイヤレスネットワークの設定まで、このアプリで変更できます。
- 電話：白い受話器のアイコンが描かれた緑色のアプリのことです。手動で（ダイヤルして）電話をかけることも、連絡先の名前をタップし、画面上部の名前の下にある電話アイコンをタップして電話をかけることもできます。また、電話アプリで留守番電話を利用することも可能です。
- 連絡先：これは、灰色の人の頭のシルエットが描かれたアプリのことです。このアプリをタップすると、連絡先のリストが表示されます。iPhoneを購入したお店で前のスマートフォンの連絡先をiPhoneと同期させているはずですが、そうでない場合は、古い連絡先をiPhoneにインポートするとよいでしょう。これらの連絡先を「お気に入り」に追加しておけば、iPhoneが「おやすみモード」になっていても連絡を取ることができます。
- FaceTime：白いビデオカメラのアイコンが描かれた緑色のアプリのことです。FaceTimeを使えば、連絡先と顔を見ながら通話できます。
- メッセージ：白い吹き出しが描かれた緑色のアプリのことです。ここでメッセージを送受信します。
- メール：白い封筒のアイコンが描かれた青色のアプリのことです。ここでApple IDのメール（iCloudアカウントと呼ばれる）を確認したり、このアプリにメールアカウントを追加したりできます。
- カレンダー：このアプリには最新のカレンダーが表示されます。また、該当する日付をタップし、情報フィールドに入力して、特定の日時にイベントを設定することも可能です。
- カメラ：カメラのアイコンが描かれた灰色のアプリのことです。「カメラ」アプリでは、写真、ビデオ、さまざまな種類の視覚メディア（スローモーションビデオなど）を撮影できます。
- 写真：これは、カラフルな風車が描かれたアプリのことで、iPhoneのすべての写真が保存されています。写真を撮ると、ここに写真が表示されます。AirDropやiCloudを使えば、友達や家族と写真を共有できます。
- Safari：Safariは、コンパスのアイコンが描かれた青色のアプリのことです。Safariを使えば、ウェブをブラウズできます。
- 時計：時計が描かれたアプリのことです。このアプリでは、iPhoneに設定されているタイムゾーンを変更・管理したり、アラームを設定したり、タイマーを設定したり、ストップウォッチを使ったりできます。
- メモ：ホーム画面にある黄色と白のメモ帳が描かれたアイコンのことです。このアプリは、簡単なメモやリストを作成するのに便利ですが、リストには「リマインダー」アプリも適しています。
- マップ：「マップ」アプリでは、旅行の計画を立てたり、出発地と目的地を入力するとGPSのように経路を表示したりできます。
- ウォレット：クレジットカードやデビットカード、ギフトカードをiPhoneの「ウォレット」に追加できます。追加すると、対応する小売店だけでなく、オンラインでの支払いにもiPhoneを使えるようになります。
- App Store：白い「A」の文字が描かれた青色のアプリで、新しいアプリをダウンロードできます。
- ミュージック：音符が描かれた白色のアプリのことです。このアプリには、iPhoneのミュージックライブラリが入っています。
- ヒント：これは、電球が描かれた黄色のアプリのことで、iPhoneを最大限に活用するためのインサイト（ヒント）が得られます。
3
画面を左から右にスワイプする　スワイプすると、iPhoneのウィジェットページが開き、現在の天気予報や設定したアラーム、関連ニュースなどを見ることができます。
- 画面のどこから上にスワイプしても、このページを下にスクロールできます。
- iPhoneで特定のものを検索したい場合は、ページ上部の「検索」バーをタップし、見たいものを入力しましょう。
- 左にスワイプするとホーム画面に戻ります。また、ホームボタンがある場合は、ホームボタンを押してホーム画面に戻ることもできます。ホームボタンがない場合は、iPhoneの画面下部から上にスワイプするだけです。
4
画面上部から下にスワイプする　これでiPhoneの通知センターがプルダウンで表示され、最近のすべての通知（不在着信、メッセージの着信など）を見ることができます。
- 通知センターを閉じるには、ホームボタンを押すか、画面の一番下から上にスワイプします。
5
画面中央から下にスワイプする　この操作を行うと、画面上部に検索バーが表示され、よく使うアプリのリストも表示されます。画面右上のキャンセルをタップするか、ホームボタンを押せば、ホーム画面に戻ることができます。
- アプリの検索は、探しているものを見つける最も簡単な方法です。誤ってアプリを非表示にしてしまった場合は、非表示を解除する必要があります。
6
画面の一番下から上にスワイプするか（iPhone SE、8以前）、右上から下にスワイプする（iPhone X以降）　スワイプすると、コントロールセンターが表示され、以下のオプションが表示されます。
- 機内モード：コントロールセンターウィンドウの上部にある飛行機のアイコンのことです。これをタップすると、機内モードが有効になり、iPhoneでモバイルデータ通信やワイヤレスネットワークを利用できなくなります。無効にするには、このアイコン（またはこのリストの他のアイコン）をもう一度タップします。
- 明るさ：iPhoneの画面を明るくしたい場合は、スライダーを右にドラッグします。暗くしたい場合は左にドラッグします。明るさは、iPhoneを一定時間使っていないと自動的に暗くなります。これは、バッテリーを節約するための機能です。
- Wi-Fi：弧が波紋のように広がっているアイコンのことです。これをタップすると、ワイヤレスネットワークが有効になり（青色の場合は、Wi-Fiがすでに有効になっている）、認識された最も近いネットワークに接続されます。
- Bluetooth：「コントロールセンター」ウィンドウの上部中央にあるアイコンのことです。これをタップしてiPhoneのBluetoothをオンにすると、iPhoneをスピーカーに接続したり、他のBluetoothデバイスに接続したりできるようになります。
- おやすみモード：月が描かれたアイコンのことです。これをタップすると、電話、メッセージ、その他の通知によって電話が鳴るのを防ぐことができます。
- 画面の向きのロック：円で囲まれた南京錠のアイコンのことです。赤色の状態でタップすると画面のロックが解除され、iPhoneを90度回転させて写真などのメディアを横向きで見ることができるようになります。
- 下段には、左から懐中電灯、タイマー、電卓、iPhoneのカメラアプリへのショートカットなどのオプションが並んでいます。
広告

方法 5

方法 5 の 11:

Multi-Touch（マルチタッチ）ジェスチャ

PDF形式でダウンロード

1
タップ　これはiPhoneが認識するジェスチャの1つで、画面をクリックまたはタッチするというものです。
- タップしたまま長押しすると、パソコンの右クリックのように、さらにオプションが表示されます。
- 複数の指を使うと、1本指とは異なるタップを誘発することがよくあります。
画面に指を置いたまま、指を動かしてドラッグします。これは、アプリをドラッグしたり、スライダーをドラッグしたり、指をドラッグしたりすることを指します。
これは、電子書籍のページをめくるのとよく似ています。この動作は、ホーム画面だけでなく、他の場所を移動するときにも使います。
場所によっては、この操作を行うと、ウェブサイト、写真、アプリを拡大または縮小できます。
画面をつまむとズームアウトします。つまんだ状態から指を離すと、ズームインします。
iPhone 6s以降を使っている場合は、おそらく3D Touch機能を使ったことがあるでしょう。これは、iPhoneが圧力に応じて異なるタッチコマンドに反応するというものです。例えば、アプリのアイコンを強くタップするとクイックアクションのリストが開き、アイコンを優しくタップするとアプリが開きます。
広告

方法 6

方法 6 の 11:

電話

PDF形式でダウンロード

白い受話器のアイコンが描かれた緑色のアプリのことで、おそらくホーム画面にあります。
2
「キーパッド」タブをタップする　このオプションは画面下部の「連絡先」タブの右側にあります。
- また、「連絡先」タブをタップし、連絡先の名前をタップし、画面上部の名前の下にある「通話」アイコン（白い受話器が描かれた青色のアイコン）をタップする方法もあります。
このページで対応する番号を軽くタップします。
4
緑と白の「通話」ボタンをタップする　画面の数字の最後の行の下にあります。タップすると、通話が開始されます。相手が電話に出たら、電話を耳に当てて普通に話してもよいですし、以下のいずれかのボタンを使って通話の種類を変更することも可能です。
- スピーカー：電話の音声出力をイヤフォンからiPhoneのスピーカーに変更します。これで、電話を耳に当てずに話すことができます。使い終わったら、この機能をオフにするのを忘れないようにしましょう。
- FaceTime：電話をFaceTime通話に変更すると、お互いに相手の顔を見ることができます。これは、相手もiPhoneを使っている場合にのみ有効です。
広告

方法 7

方法 7 の 11:

メッセージを送る

PDF形式でダウンロード

吹き出しが描かれた明るい緑色のアイコンのアプリをタップします。
2
をタップする　画面右上の紙と鉛筆が描かれたアイコンのことです。
- 受信したメッセージに返信する場合は、代わりに会話をタップしましょう。青い点が付いた会話は、未読のメッセージがあることを示しています。
3
メッセージを送信したい電話番号、連絡先の名前、またはApple IDを入力する　相手が連絡先に登録されている場合は、代わりに＋をタップし、相手の名前を探してタップしましょう。
- デュアルSIMを設定している場合は、どちらの番号からメッセージを送信するかを選択する必要があります。
画面下部のボックスのことです。タップするとキーボードが開きます。
5
メッセージを送信する　上向き矢印が描かれたアイコンのことです。この矢印の色は、配信方法によって変わります。
- 青色の矢印は、メッセージがiMessage経由で送信されることを意味します。iMessageはインターネットベースで、メッセージの送信者と受信者の両方がiPhone、iPad、MacなどのAppleデバイスを使っている必要があります。iMessageはAndroidデバイスでは使えません。
- 緑色の矢印は、メッセージがモバイルデータ通信サービスのSMSまたはMMSで送信されることを示します。
- 円で囲まれた感嘆符は、メッセージが送信されなかったことを意味します。その警告をタップして、メッセージをもう一度送信してみましょう。^{[2]X出典文献}
- より高度なメッセージを送信したい場合は、Siriを使ってメッセージを送信したり、音声メッセージを送信したりすることも可能です。
広告

方法 8

方法 8 の 11:

Wi-Fiをオンまたはオフにする

PDF形式でダウンロード

1
設定を開いてWi-Fiを管理する　歯車が描かれた薄い灰色のアイコンのアプリをタップし、Wi-Fiをタップします。
- キャリアが許可している場合、または追加料金を支払っている場合は、設定→モバイルデータ通信→インターネット共有または設定→インターネット共有の順に選択してインターネット共有を有効にしましょう。^{[3]X出典文献}
- 「Wi-Fi」の横にあるスイッチをタップしてオン
  にするか、オフ
  にしましょう。Wi-Fiネットワークの名前とパスワードさえ知っていれば、ここでWi-Fiネットワークをタップして接続できます。^{[4]X出典文献}
- 別のAppleデバイス（別のiPhone、iPad、Macなど）がすでにWi-Fiに接続されている場合は、ネットワークを共有できます。
2
コントロールセンターを開いてWi-Fiを管理する　iPhone X以降を使っている場合は、画面右上から下にスワイプします。iPhone Xより前のiPhoneの場合は、画面下部から上にスワイプします。^{[5]X出典文献}
- Wi-Fiアイコンをタップしてオン（紺色）またはオフ（明るい青色または薄い灰色）にします。
Siriを有効にしている場合は、「Siri、Wi-Fiをオフにして」または「Siri、Wi-Fiをオンにして」と言いましょう。
広告

方法 9

方法 9 の 11:

アプリを使う

PDF形式でダウンロード

1
アプリをタップする　タップするとアプリが開きます。各アプリの操作方法はアプリによって異なりますが、通常はアイテムをタップするとアプリを起動できます（例：テキストフィールドをタップするとiPhoneのキーボードが表示されます）。
- 新しいアプリはApp Storeアプリからダウンロードできます。
2
ホームボタンを2回押すか、画面の一番下から上にスワイプする　この操作を素早く行うと、現在開いているアプリがズームアウトされ、実行中のアプリがすべて個別のウィンドウで表示されます。
- アプリのウィンドウを上にスワイプすると、そのアプリを閉じることができます。
- また、このメニューで左右にスワイプすると、現在開いているアプリをスクロールできます。
3
ホーム画面でアプリのアイコンを移動する　アプリを長押しします。約1秒後、iPhoneのホーム画面にある他のアプリと一緒に、アプリが小刻みに揺れ始めるはずです。ここから、いくつかの異なる操作ができます。
- アプリを移動するには、アプリをドラッグします。アプリをホーム画面の右側までドラッグすると、アプリをドロップできる新しい画面が表示されます。ホーム画面で左にスワイプすると、このページにアクセスできます。
- アプリを別のアプリの上にドラッグすると、その2つのアプリを含むフォルダが作成されます。他のアプリも同様にフォルダにドラッグできます。
- アプリを削除するには、アプリのアイコンの左上にある×をタップします。ただし、実際にアプリを削除するには、ダイアログが表示されたときに削除をタップする必要があります。
必要に応じてiPhoneのアプリを移動、削除、整理できます。
広告

方法 10

方法 10 の 11:

ケアと保護

PDF形式でダウンロード

1
iPhoneのケースや画面保護フィルムを購入する（推奨）　ケースや画面保護フィルムを使うなど、デバイスを保護するための簡単な方法がいくつかあります。
- Apple Storeで気に入ったケースが見つからない場合は、Amazonや楽天市場など、iPhoneのケースや画面保護フィルムを扱っている小売店は他にもたくさんあります。
2
AppleCare+を購入する　iPhoneの安全性が別段心配な場合は、AppleCareの延長保証を購入しましょう。AppleCareは、すべてのiPhoneに付属しています。
- すべてのiPhoneには、90日間のテクニカルサポートと、限定保証による1年間のハードウェア修理保証が付属しています。
広告

方法 11

方法 11 の 11:

バッテリーを充電する

PDF形式でダウンロード

iPhoneに付属のUSBケーブルを使えば、パソコンやノートパソコンに直接接続して充電できます。
2
アダプタとコンセントにつなぐ　iPhoneに付属のアダプタを使って、ケーブルをコンセントにつなぎます。
- サージプロテクタの中には、USBポートを備えており、アダプタを使う必要がないものもあります。
iPhone 8以降を使っている場合は、ワイヤレス充電器を利用できます。Apple認定のワイヤレス充電器をコンセントにつなぎ、ワイヤレス充電器の上にiPhoneを置きましょう。
広告