PowerPointを使ってYouTube動画をトリミングする方法

編集ソフトなしでYouTubeの動画を短くする（トリミングする）方法をお探しの方には、この記事が役立つはずです。ここではYouTubeの動画をMicrosoft PowerPoint内でトリミングする方法を解説します。この方法を使えば、人気の動画サイトYouTubeのビデオクリップを素早くかつ簡単に短くでき、PowerPointのプレゼンテーションにYouTubeのビデオを追加したいという場合にも便利です。それでは、Microsoft PowerPointを使ってYouTubeの動画を短くする方法を見ていきましょう。

方法 1

方法 1 の 2:

インターネット接続がある際のトリミング

PDF形式でダウンロード

1
使いたい動画を探し「共有」をクリックする　「共有」は矢印マークのアイコンで、YouTube動画のすぐ下、高評価・低評価のアイコンの右隣にあります。
- 編集したいYouTube動画をどこで見つけたにせよ、携帯端末ではなくパソコン上で当該の動画を表示してから以下の手順に進みましょう。
左端にある、不等号を尖った方を外向きにして並べたようなアイコンです。
3
HTMLテキストの文字列をすべてコピーする　「埋め込む」をクリックすると長いHTMLテキストが表示されるので、文字列全体をクリップボードにコピーします。
- コピーするのはHTMLテキストです。間違えてYouTube動画へのリンクをコピーしないよう注意しましょう。
4
Microsoft PowerPointを開き「挿入」タブを開く　左から3番目、「ホーム」の隣のタブです。
- Microsoft PowerPointのバージョンにより、画面上部のリボン（ツールバー）タブの並び順は異なる場合があります。
「ビデオ」のタブは挿入タブのリボン内の右端にあります。クリックしてドロップダウンメニューを開いたら、「オンラインビデオ」を選択しましょう。
6
「ビデオの埋め込みコードから」の入力フィールドに先ほどのHTMLコードをペーストする　PowerPointにウェブ上の動画をインポートする方法は2つあります（PowerPointのバージョンにより異なります）。「YouTubeの検索」という入力フィールドから直接動画を探すという方法もありますが、ここでは先ほどコピーしたHTMLコードを使います。コードを一番下の入力フィールドにペーストします。まだキーボードの「エンター」キーは押しません。^{[1]X出典文献}
- PowerPointから直接動画を検索する場合は、タイトルや関連するキーワードを入力フィールドにタイプしましょう。この機能はプレゼンテーション用に他にも関連動画が必要になった際、動画を探すのにも使えます。
動画のどこからどこまでを再生するかはすでに考えているかもしれませんが、まだの場合はYouTube動画のスクラブバー（再生位置調整バー）を使って動画再生の開始・終了位置を決めましょう。
8
HTMLコードを「end=__&start=__」のフォーマットを使って編集する　URLの直後、HTMLコードの直前に、「end=__&start=__」と入力します。「end=」と「start=」に続けて、再生時間が希望通りになるように数値を入力していきます。^{[2]X出典文献}
- このHTMLコードに自然数で秒数を入力することで、動画の長さを秒単位で指定できます。たとえば0：20から再生を開始し、6：00（360秒）で終了するのならば、「end=20&start=360」と入力しましょう。
- テキストは必ず、URLをくくるクオーテーションマーク内に入力します。
9
「エンター」キーを押す　指定のパラメーターが適用された動画が、自動でプレゼンテーションに挿入されます。
- 以上はPowerPointで動画をトリミングする最も簡単な方法ですが、編集した動画を保存することはできません。動画を保存するには、以下の「インターネット接続がない際のトリミング」のステップへ進みましょう。
広告

方法 2

方法 2 の 2:

インターネット接続がない際のトリミング

PDF形式でダウンロード

必ず、YouTube動画を挿入したいスライドを開きましょう。
2
「挿入」タブを開き「画面録画」をクリックする　「挿入」タブの右端にある、小さなビデオカメラと四角形を組み合わせたアイコンです。クリックすると、画面録画用のレイヤーが表示されます。
- アイコンの並び順はMicrosoft PowerPointのバージョンにより異なる場合があります。
3
使いたいYouTube動画を開き、レイヤー内の操作パネルにある「領域の選択」をクリックする　クリックすると、十字形のカーソルが表示されます。クリック・アンド・ドラッグで動画を囲む四角形の領域を作りましょう。
- ここで囲んだ領域内のすべてがPowerPointの機能で録画されますので、可能な限り余白ができないようにします。
- 画面上で流れる音声や、領域内に入ったカーソルの動きも自動的に録画されます。領域を変更するには、操作パネルの選択ボタンを再度押して選択を解除します。
希望する位置から動画の再生が始まるように準備しましょう。最初から再生する場合には、通常どおりに再生開始するだけです。
5
「録画」をクリックする　希望の位置から動画を再生する準備ができたら、「録画」をクリックし、動画を再生します。
- 録画を中断したければいつでも「一時停止」をクリックしましょう。その際にはYouTube動画の再生も必ず一時停止します。これを忘れて録画を再開すると、動画の途中が抜けてしまうことになります。
これで録画が停止されます。
7
PowerPointのプレゼンテーションを保存する　「ファイル」「保存」の順にクリックしてPowerPointを保存します。録画した動画は開いておいたスライドに埋め込まれているはずです。
- 録画したものを別個に保存するには、エクスプローラー（ファイルエクスプローラー）でPowerPointファイルが格納されている場所を開き、ファイルの拡張子を「.pptx」から「.zip」に変更します。名前を変更したファイルをダブルクリックするとプレゼンテーション内のコンテンツがすべてリストアップされた新しいエクスプローラーのウィンドウが開きます。編集した動画は「メディア」のフォルダ内にあるはずです。^{[3]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
広告