フリーソフトでHDDをSSDにクローンしてWindows PCやMacをSSD換装する方法

PDF形式でダウンロードPDF形式でダウンロード

大切なデータのバックアップや新しいパソコンへの移行など、さまざまな理由でHDD(ハードディスクドライブ)のクローニングが必要になることがあります。最近のハイエンドノートパソコンのほとんどは、従来のHDDではなくSSDを採用しており、SSDが最大3倍高速であることを考えると、SSDへのクローニングも必要になる可能性が高いでしょう。幸いなことに、HDDをSSDにクローンするのはWindows PCでもMacでも驚くほど簡単です。必要なのはクローンソフトのみです。クローンソフトはたくさんありますが、この記事では「Macrium Reflect 7 Free(マクリウム・リフレクト・セブン・フリー)」というフリーソフトを使用します。この記事では、フリーソフトでHDDをSSDにクローンしてWindows PCやMacをSSD換装する方法を紹介します。

方法 1
方法 1 の 2:

WindowsでHDDをクローンする

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: Step 1 転送用の新しいSSDを購入して取り付ける 
    当然のことながら、HDDのデータを転送するには新しい空のSSDが必要です。SSDは少なくとも256GBの記憶容量があることが望ましいですが、それ以上の容量が必要な場合もあります。
    • また、パソコンに合ったSSDを探すようにしましょう。パソコンの仕様を確認し、マザーボードに必要なのがM.2 SSD、U.2 SSD、2.5インチSATA SSD、SSDアドインカードのいずれなのかを判断します。[1]
    • SSDをパソコンに取り付ける際には、パソコンの取扱説明書を参照し、SSDの取り扱いに注意する必要があるでしょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 現在のHDDを最新の状態にする 
    HDDをクローンする前に、最新のOSを使用していることを確認しておいた方がよいでしょう。
    • ここで、マルウェアスキャンを実行して問題のない正常なドライブをクローンできるようにしておいた方がよいかもしれません。
    • また、クローニング中に万が一のことがあっても安心なようにハードディスクをバックアップしておいてもよいかもしれません。
    • また、USBメモリや外部ディスプレイなどの他の外部機器は取り外しておくようにしましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 Macrium Reflect 7 Freeをダウンロードしてインストールする 
    Macrium Reflect 7 Freeのウェブサイト(英語のみ)にアクセスし、最新版をダウンロードしましょう。Macrium Reflect 7 Freeは完全無料で安全です。インストールウィザードの指示に従ってインストールを行いましょう。なお、Macrium Reflect 7 Freeは日本語に対応しておらず、日本語で操作したい場合は、有志が配布している日本語化パッチファイルを使用する必要があります。以下の日本語訳は、その日本語化パッチファイルのものです。
    • 登録時にメールアドレスの入力を求められた場合は、それらの入力を省略しても、製品一式をインストールできます。[2]
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 パソコンで開いているウィンドウをすべて閉じる 
    Macrium Reflect 7 Freeを起動する前に、まずパソコンで開いているウィンドウをすべて閉じておくようにしましょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 Macrium Reflect 7 Freeを起動する 
    Macrium Reflect 7 Freeを起動しましょう。ライセンスキーや個人情報の入力を求められた場合は、「Next(次へ)」をクリックすればこのステップをスキップできます。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 クローンしたいドライブを選択する 
    Macrium Reflectのトップページで、現在のHDDを選択しましょう。OS (C)と表示されているはずです。
  7. How.com.vn 日本語: Step 7 「Clone this disk...(このディスクをクローン...)」をクリックする 
    ドライブを選択するとClone this disk...(このクローンをクローン...)ボタンがクリックできるようになるので、クリックしましょう。ポップアップウィンドウが表示されるので、ここでクローニングを行います。
  8. How.com.vn 日本語: Step 8 ポップアップウィンドウで「Select a disk...
    ポップアップウィンドウで「Select a disk to clone to...(クローン先ディスクの選択...)」をクリックする すでにSSDを取り付けているはずなので、Macrium Reflect 7 FreeでSSDを検出できるはずです。何らかの理由でSSDを取り付けていない場合は、外付けSSDへのクローニングも可能です。
    • SSDにすでにデータが保存されている場合は、空き容量を確保する必要があるかもしれません。削除したい各パーティションを選択し、「Delete Existing partition(パーティションを削除)」をクリックしましょう。
  9. How.com.vn 日本語: Step 9 HDDの各パーティションを「Destination(コピー先)」にドラッグする 
    HDDをSSDにクローンするには、HDDの各パーティションを手動でDestination(コピー先)にドラッグします。
    • パーティションを割り当てる際、クローニング先となるSSD上にはできるだけ空き容量を残さないようにした方がよいでしょう。Macrium Reflectでは、各パーティションのサイズを適宜変更できるので、必要に応じて大きくしたり小さくしたりするようにしましょう。
    • 一部のデータがいくつかの領域に分かれて格納されているため、HDDからSSDにWindowsをそのままコピーすることはできないので、これらのパーティションが必要なのです。
  10. How.com.vn 日本語: Step 10 「Next(次へ)」をクリックして次へ進む 
    HDDのパーティションをすべてSSDに割り当てたら、次へをクリックしてクローニングを開始しましょう。
    • 次へ進むと、「Schedule this Clone(クローンのスケジュール)」をクリックして後でクローニングを行うか、「Next(次へ)」をクリックしてすぐにクローニングを開始するか、どちらかを選択できます。
  11. How.com.vn 日本語: Step 11 最後のページで「Finish(設定完了)」をクリックする 
    Macrium Reflectの最後のページには、これから行うクローニングの概要が表示されます。関連するすべての情報を確認し、Finish (設定完了)をクリックしてクローニングを開始しましょう。
    • また、今後のクローニングのためにこのバックアップ設定を保存するかどうかを尋ねられる場合もあります。保存したい場合は、「OK」をクリックしましょう。
    広告
方法 2
方法 2 の 2:

MacでHDDをクローンする

PDF形式でダウンロード
  1. How.com.vn 日本語: Step 1 転送用の新しいSSDを購入する 
    MacでHDDをSSDにクローンする方法は、Windowsで行う方法と非常によく似ています。少なくとも256GBの記憶容量を持つ新しい空のSSDが必要ですが、それ以上の容量が必要な場合もあります。
    • また、パソコンに合ったSSDを探すようにしましょう。パソコンの仕様を確認し、マザーボードに必要なのがM.2 SSD、U.2 SSD、2.5インチSATA SSD、SSDアドインカードのいずれなのかを判断します。[3]
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 現在のHDDを最新の状態にする 
    HDDをクローンする前に、最新のOSを使用していることを確認しておいた方がよいでしょう。
    • ここで、マルウェアスキャンを実行して問題のない正常なドライブをクローンできるようにしておいた方がよいかもしれません。
    • また、クローニング中に万が一のことがあっても安心なようにハードディスクをバックアップしておいてもよいかもしれません。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 SSDを外付けドライブとして接続する 
    外付けドライブエンクロージャーを使用してSSDを外付けドライブとして接続しましょう。SSDはHDDのデータをクローンした後できちんと取り付けます。[4]
    • また、USBメモリや外部ディスプレイなどの他の外部機器は取り外しておくようにしましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 「ディスクユーティリティ」アプリを起動する 
    MacでHDDをクローンするのは非常に簡単で、Macにプリインストールされているディスクユーティリティアプリを使用できます。「アプリケーション」→「ユーティリティ」→ディスクユーティリティの順に選択してアプリを起動しましょう。
    • HDDをTime Machineにバックアップしたことがある場合は、SSDを取り付けるステップまでスキップし、Macの「移行アシスタント」を使用してHDDの直近のバックアップを復元しましょう。[5]
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 「ディスクユーティリティ」アプリの左側で、新しいSSDのボリュームを選択する 
    SSDが外付けで正しく接続されていれば、「ディスクユーティリティ」アプリの左側に表示されるはずです。SSDのボリュームを選択すると、クローニングを進めるために必要なオプションが表示されます。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 画面上部で「編集」→「復元」の順に選択する 
    画面上部の「ディスクユーティリティ」アプリのオプションから、現在のHDDのデータをクローンして新しいSSDに復元する必要があります。
  7. How.com.vn 日本語: Step 7 「復元元」を現在のHDDに変更する 
    「復元」をクリックすると、復元を確認するためのポップアップウィンドウが表示されます。復元元を現在のHDDに変更し、復元をクリックして次へ進みましょう。
    • これでクローニングが開始されます。あとは完了を待つだけです。
    • 次へ進む前に、クローニングがうまくいったかどうかを確認しておいた方がよいでしょう。「Option」キーを押しながらMacを再起動しましょう。Macが起動したらキーを放します。SSDが表示されている場合は、SSDから読み込んでみてOSが正しく読み込まれることを確認しましょう。
  8. How.com.vn 日本語: Step 8 SSDをパソコンに取り付ける 
    パソコンの底面にあるネジを外し、パソコンの取扱説明書を参照してSSDを正しく取り付けます。SSDをエンクロージャーから取り出し、ドライブの取り扱いには注意するようにしましょう。
    • これで、パソコンをもう一度再起動し、クローン化したSSDで動作させることができます。
    広告

このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Jeremy Mercer
共著者 ::
パソコン整備士
この記事の共著者 : Jeremy Mercer. ジェレミー・マーサーはカリフォルニア州のロサンゼルスにあるパソコン修理ショップ、「MacPro-LA」の代表テクニシャン、そしてマネージャーを務めています。ジェレミーは10年以上にわたり電子機器の修理を行っているほか、MacとWindowsパソコンの販売専門店で働いていた経験もあります。 この記事は1,811回アクセスされました。
このページは 1,811 回アクセスされました。

この記事は役に立ちましたか?

⚠️ Disclaimer:

Content from Wiki How 日本語 language website. Text is available under the Creative Commons Attribution-Share Alike License; additional terms may apply.
Wiki How does not encourage the violation of any laws, and cannot be responsible for any violations of such laws, should you link to this domain, or use, reproduce, or republish the information contained herein.

Notices:
  • - A few of these subjects are frequently censored by educational, governmental, corporate, parental and other filtering schemes.
  • - Some articles may contain names, images, artworks or descriptions of events that some cultures restrict access to
  • - Please note: Wiki How does not give you opinion about the law, or advice about medical. If you need specific advice (for example, medical, legal, financial or risk management), please seek a professional who is licensed or knowledgeable in that area.
  • - Readers should not judge the importance of topics based on their coverage on Wiki How, nor think a topic is important just because it is the subject of a Wiki article.

広告