CHKDSJ機能を実行する

CHKDSK機能は、Windows OSを搭載したすべてのPCに搭載されているツールです。このツールを使用することで、ハードディスクにエラーがないかチェックしたり、エラーを修復したりできます。また、CHKDSK機能はDドライブや外付けハードディスクなど、他のディスクのチェックにも使用できます。この記事では、エクスプローラー、コマンドプロンプト、インストールディスクからchkdskを実行する方法について説明します。また、Macでディスクをチェックし修復する方法についても説明します。

方法 1

方法 1 の 4:

エクスプローラーで実行する

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エクスプローラーを起動する　エラーチェックツールを使用すると、PCのビジュアルインターフェースからCHKDSK機能を実行できます。使用中のWindowsのバージョンに関係なく、エラーチェックツールは基本的に同じように動作します。まずは、エクスプローラーを起動しましょう。画面下部のクイックアクセスツールバーにあるエクスプローラーアイコン
をクリックします。このオプションが表示されていない場合は、以下の操作を行いましょう。
- Windows 10または11の場合、⊞ Win+Eというキーボードコマンドを使用してエクスプローラーを起動するか、スタートメニューからエクスプローラーを起動しましょう。^{[1]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
- Windows 8の場合は、アプリ画面のエクスプローラーアプリをクリックすると、エクスプローラーを起動できます。
- Windows 7の場合は、スタートボタン
  を右クリックし、ポップアップしたショートカットメニューからエクスプローラを開くを選択しましょう。^{[2]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
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左側のナビゲーションウィンドウでPCを選択する　エクスプローラーウィンドウの左側にあるナビゲーションウィンドウでPCをクリックします。Windows 8以前の場合は、代わりにマイコンピューターまたはコンピューターをクリックしましょう。^{[3]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
- 古いバージョンのWindowsでは、画面左下のWindows 7のスタートボタン
  をクリックし、コンピューターまたはマイコンピューターを選択しても、ドライブの一覧が表示されます。^{[4]X出典文献}
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チェックしたいディスクを右クリックする　PC、コンピューター、またはマイコンピューターを選択すると、エクスプローラーウィンドウのリストビューに、使用中のPCに関連するすべてのディスクドライブが表示されます。チェックしたいディスク（通常はローカルディスク（C:）などと表示されているもの）を選択しましょう。^{[5]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
- また、ディスクアイコンをCtrlキーを押しながらクリックしても、ポップアップメニューが表示されます。
ポップアップメニューを下にスクロールし、プロパティを選択しましょう。新しいダイアログボックスが開き、ディスクのプロパティが表示されます。^{[6]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
タブを開く　プロパティダイアログボックスでツールタブを探し、クリックしましょう。ツールダイアログボックスの上部にエラーチェックという項目があり、ディスクをチェックするオプションが表示されます。^{[7]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
6
ボタンをクリックする　エラーチェックのチェックボタンをクリックすると、ディスクチェックが実行されます。使用中のWindowsのバージョンによっては、このドライブをスキャンする必要はありませんというダイアログボックスが表示されることがあります。とにかくスキャンを実行したい場合は、ドライブのスキャンをクリックしましょう。
- Windows 7など一部の古いバージョンのWindowsでは、ファイルシステムエラーを自動的に修復するや不良セクターをスキャンし、回復するなど、別のオプションも選択できます。^{[8]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
- ディスクを正常にスキャンするには、開いているプログラムやファイルをすべて閉じる必要があります。アプリケーションが実行中の場合、ディスク使用中にそのディスクを検査できませんなどのエラーメッセージが表示されることがあります。このエラーメッセージが表示された場合は、ディスク検査のスケジュールをクリックし、開いているものをすべて閉じ、PCを再起動すると、チェックが自動的に実行されます。
を選択して詳細なレポートを確認する　スキャンが完了すると、スキャンが完了したことを知らせるダイアログボックスが表示されます。チェックで見つかったエラーの一覧を確認したい場合は、詳細の表示をクリックしましょう。それ以外の場合は、閉じるをクリックしてダイアログボックスを閉じます。
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方法 2

方法 2 の 4:

コマンドプロンプトで実行する

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コマンドプロンプトアプリを起動する　コマンドプロンプトでは、簡単なテキストコマンドを入力することで、ディスクチェックを実行できます。はじめに、画面左下の検索ボックスにコマンドプロンプトと入力し、検索結果の一覧からコマンドプロンプトアプリを方向キーで選択しましょう。その後、（右側の）アプリの下にあるオプションの一覧で管理者として実行をクリックします。 ^{[9]X出典文献}
- アプリがPCに変更を加えることを許可するよう求めるダイアログボックスが表示される場合があります。その場合は、はいをクリックして続行しましょう。
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chkdskと入力し、↵ Enterキーを押す　これは、コマンドプロンプトで入力できる最も基本的なディスクチェックコマンドです。chkdskと入力するだけで、コマンドプロンプトでディスクがスキャンされ、見つかったエラーの一覧が表示されます。ただし、このコマンドでこれらのエラーがすべて修正されるわけではありません。
- ドライブが使用中の場合、コマンドプロンプトでPCの再起動を促されることがあります。Yと入力し、↵ Enterキーを押して再起動しましょう。
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追加のコマンドを入力してエラーの修正や詳細なスキャンを行う　目的に応じてCHKDSK機能に追加できるコマンドが他にもいくつかあります。chkdskコマンドの一覧については、マイクロソフトのウェブサイト（https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/windows-commands/chkdsk）を参照してください。最も重要なコマンドには、以下のようなものがあります。^{[10]X出典文献}
- chkdsk <volume>：スキャンしたいドライブを指定します。<volume>は、ドライブレター（ドライブを識別する文字）に置き換えましょう。例えば、通常、ローカルハードディスクのドライブレターはC、CD-ROMやその他の外付けディスクドライブのドライブレターはDとなっています。
- /f：chkdskの後にこのコマンドを追加すると、コマンドプロンプトで見つかったエラーが修正されるようになります。
- /r：エラーを修正すると同時に、ディスク上の不良セクターから読み取り可能な情報の復元が行われます。
- 例えば、Cドライブをスキャンしてエラーを修正したい場合は、chkdsk c: /fというコマンドを入力します。
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方法 3

方法 3 の 4:

起動ディスクをチェックする

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ディスクに深刻な問題があり、正常に起動できない場合は、Windowsがインストールされている外付け起動ディスクからchkdskを実行しましょう。最適な方法は、使用中のWindowsのバージョンによって異なります。
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Windowsのインストールに使用したメディアを挿入する　 CDやDVD、USBメモリ、外付けハードディスクなどです。
- Windowsのインストールに使用したオリジナルディスクやメディアがない場合は、Windowsのデジタルダウンロードを使用してメディアを作成しましょう。ただし、5GB以上の空き容量がある空のUSBメモリが必要です。^{[11]X出典文献}
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インストールディスクからPCを起動する　この方法は、PCの種類によって異なる場合があります。ディスクから再起動する方法がわからない場合は、PCに付属している取扱説明書を確認し、そこに記載されている手順に従いましょう。^{[12]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
- 例えば、PCによっては、起動時にF8キーを連打する必要があります。また、Del+F12キーなど、別のキーの組み合わせが必要なものもあります。
- PCがインストールディスクから起動するように設定されている場合、ドライブにディスクを挿入してPCを再起動すると、自動的にディスクからの再起動を促されることがあります。
を選択する　ディスクからPCが再起動すると、いくつかのオプションが表示された画面が開きます。ディスクチェックを実行するには、まずコンピューターを修復するをクリックします。^{[13]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
をクリックする　コンピューターを修復するメニューで、トラブルシューティングを選択しましょう。新しい画面が開き、さまざまなシステム回復オプションが表示されます。^{[14]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
を開く　トラブルシューティングメニューが開いたら、詳細オプションをクリックします。^{[15]X信頼性の高い出典文献Microsoft Support出典を見る}
を選択する　詳細オプションメニューに、コマンドプロンプトを起動するオプションが表示されます。コマンドプロンプトボタンをクリックして、コマンドプロンプトアプリを起動しましょう。
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コマンドプロンプトにchkdskコマンドを入力する　コマンドプロンプトが起動したら、chkdskと入力して簡単なチェックを実行し、ディスクドライブに問題がないか調べます。また、以下のようなより具体的なコマンドを使用することも可能です。^{[16]X出典文献}
- chkdsk c: /f：Cドライブ（ローカルハードディスク）のエラーをチェックし、可能であれば修正します。
- chkdsk c: /r：エラーを修正すると同時に、ハードディスク上の不良セクターから読み取り可能なデータの復元を試みます。
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方法 4

方法 4 の 4:

ディスクユーティリティを使用する（Mac）

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アプリケーションフォルダからディスクユーティリティを起動する　Macを正常に起動できる場合は、アプリケーションフォルダからディスクユーティリティアプリを起動できます。ディスクユーティリティは、PCのchkdskコマンドと同じ機能を多く備えています。ディスクユーティリティを起動するには、以下の操作を行います。^{[17]X出典文献}
- Finderウィンドウを開き、左側のサイドバーでアプリケーションをクリックします。
- アプリケーションの一覧を下にスクロールし、ユーティリティフォルダをクリックします。
- ディスクユーティリティをダブルクリックします。
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正常に起動できない場合は、リカバリモードでMacを再起動する　MacがAppleシリコン搭載モデルかIntelプロセッサ搭載モデルかによって、2種類の方法があります。^{[18]X出典文献}
- Appleシリコン搭載モデルの場合は、Macの電源を入れ、起動オプションのメニュー画面が表示されるまで電源ボタンを押し続け、オプションをクリックし、続けるをクリックしましょう。
- Intelプロセッサ搭載モデルの場合は、Macの電源を入れ、Appleロゴが表示されるまで⌘ Command+Rを押し続けましょう。
- リカバリモードに入ると、Macからユーザーの選択とパスワードの入力を求められることがあります。その場合は、ユーザーを選択し、次へをクリックしましょう。次の画面で、選択したユーザーの正しいパスワードを入力します。
- ユーティリティウィンドウでディスクユーティリティを選択します。
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「すべてのデバイスを表示」を選択してディスクを表示する　ディスクユーティリティアプリウィンドウの左上にある表示ボタンをクリックし、すべてのデバイスを表示を選択します。左側のサイドバーから、チェックしたいディスクを選択しましょう。^{[19]X出典文献}
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修復したいディスクの最後のボリュームを選択する　ディスクが別々のボリュームに分かれている場合は、まず入れ子になっているリストの一番下のボリュームのディスクチェックを実行しましょう。^{[20]X出典文献}
- 例えば、Macintosh HDをチェックする場合は、まずMacintosh HD - Dataを選択します。
- リストを1つずつ上に移動しながら、ディスクの各ボリューム、次にディスクの各コンテナ、最後にディスク本体をチェックしていきます。
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First Aidをクリックする　チェックしたいボリューム、コンテナ、またはディスクを選択したら、ディスクユーティリティウィンドウの上部にあるFirst Aidボタンまたはタブをクリックしましょう。このボタンは聴診器のような形をしています。^{[21]X出典文献}
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実行を選択する　アプリのバージョンによっては、代わりにディスクを修復ボタンが表示されることがあります。ボタンをクリックすると、ディスクチェックが実行されます。^{[22]X出典文献}
- ディスクのロックを解除する際に、管理者パスワードの入力を求められる場合があります。
- ディスクのチェックが完了したら、完了ボタンをクリックし、次のボリューム、コンテナ、またはディスクのチェックに移ります。終わったら、アプリを終了し、Macを再起動しましょう。
- ディスクユーティリティで見つかったエラーが修復されるはずです。修復できないエラーが見つかった場合は、ディスクを再フォーマットする必要があるかもしれません。
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