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「メイクは女性がするもの」という考え方がこれまで一般的でしたが、昨今、『メンズメイク』がじわじわと10〜20代の男性に浸透しています。株式会社資生堂の調査によると、メンズメイクをしたことのない男性のうち9割が「メンズメイクに興味がある」とのことで、メイクに対する男性の捉え方が変わってきています。[1] 男性用化粧品も数多く発売され、男性もメイクに挑戦しやすくなっていますが、メンズメイクは、メイクをしているとバレないようにナチュラルに仕上げるのが鉄則です。メンズメイク初心者は、下地作り、欠点隠し、アイブロウ、リップ、アイラインの基本を押さえましょう。

パート 1
パート 1 の 5:

BBクリームで下地を作る

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    自分の肌の色に似合うクリームを買う BBクリームは化粧下地、ファンデーション、日焼け止めの効果を1本で果たす、初心者向けのベースメイク用商品です。男性向けのものも出ています。BBクリームは、地肌の色別に売られていますので、自分の肌の色に近いものを選びましょう。肌の色と遠いものを選んでしまうと、首や生え際と肌の色が変わって見え、塗っていることがばれてしまいます。
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    手の甲に小豆大に出す BBクリームを使うときは「少量」を心がけましょう。小豆くらいの大きさのBBクリームを手の甲に出します。大量に出してしまうと無駄になり、それを全て塗ると厚塗りにもなってしまって、メイクしていることが丸わかりとなります。手の甲に出したら中指と薬指の腹を使って軽く伸ばしましょう。広げやすくなります。
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    顔の5つのポイントに配置する 洗顔フォームのようにいきなり顔全体につけるのは禁物です。おでこの中心、両頬骨、鼻先、あごの5つの箇所にBBクリームを乗せます。ポイントに乗せることで、塗りムラがなくなります。
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    内側から外側にまんべんなく広げる 各箇所につけたクリームを、顔全体に広がるように指で伸ばしていきましょう。内側から外側に広がるようにくるくると伸ばしていくと、ムラがなくなります。全体に塗り終えたら目の周りや生え際、鼻のキワなど細部もカバーし、まんべんなく顔全体に広げます。[2]
    • 首筋にも撫でるように塗って、色の変わり目が見えないようにしましょう。[3]
    • 重ね塗りしてしまうと厚塗りになる可能性があるので、1つの箇所のクリームを伸ばしきったら次の箇所にいく形で、少量ずつ足していきましょう。[4]
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パート 2
パート 2 の 5:

コンシーラーで欠点を隠す

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    地肌より暗めの色を買う コンシーラーとは、ニキビやシミ、クマなど、自分の肌の中でマイナスポイントとなる箇所を部分的に消すことができる化粧品です。こちらも男性むけのものが販売されています。コンシーラーは、地肌より明るいものを使うと塗っている箇所が目立ってしまうので、地肌より暗めの色を選びましょう。[5] コンシーラーにはスティックタイプと、リキッドタイプがあります。
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    気になる部分に少量ずつ塗る リキッドタイプでもスティックタイプでも、BBクリームと同様にごく少量を、気になる部分にポンッ、ポンッと乗せましょう。乗せたらずらしてまた別の場所に乗せます。これで男性が一番気にしている青髭もカバーすることができます。[6]
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    指で馴染ませる コンシーラーを乗せた部分を指で馴染ませましょう。BBクリームを塗ったときのように優しく、色ムラが出ないように広げます。指の腹を使って優しく叩くと、うまく馴染みます。[7]
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パート 3
パート 3 の 5:

アイブロウと眉マスカラで眉を作る

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    下のラインからはみ出た毛を剃るか抜く アイブロウをつけると、薄くてはっきりしない眉毛に色がつき、顔の印象がキリッと立体的になります。アイブロウをつける前には、余分な毛を処理しましょう。眉毛の上から下にコームを入れ、下のラインからはみ出ている部分をハサミでカットし、下のラインのさらに下にある産毛は毛抜きで抜きます。[8]
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    アイブロウで眉を書き足す 眉毛の長さは左右で違います。また形もそれぞれ異なっていて、整えるには書き足す必要があります。アイブロウパウダーやペンシルで、足りない箇所を書き足しましょう。パウダーを使う場合は、ブラシで薄く淡く乗せていきます。[9] アイブロウペンシルを使う場合は、眉毛の足りない部分を1本1本描き足すようにします。[10]
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    毛の流れに沿って眉マスカラをブラシで乗せる 自分の眉毛の色に近い眉マスカラを使って、眉毛の流れに沿ってブラシを塗っていきます。マスカラが地肌につかないように、ブラシの先に気をつけましょう。眉全体に色がつきます。全体につけたら眉頭など細かい部分を、ブラシを縦にして塗ります。[11]
    • 髪の毛を染めている人は、髪の毛と同じ色の眉マスカラをつけると、髪と眉とで色の統一感が出ます。
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パート 4
パート 4 の 5:

リップで唇を明るくする

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    リップクリームを直接塗る リップを塗って唇を明るくすることで、顔の血色が良く、健康的に見せることができます。コンビニやドラッグストアではリップクリームやリップルージュなどが売っています。リップクリームを使う場合は、直接塗り込めば完成します。薄めに塗ることを心がけましょう。 
    • リップクリームやルージュは、女性が使うようなローズ系の、発色の良すぎるものではなく、ナチュラルな色合いのものを選びましょう。
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    リップブラシにルージュをとって塗る ルージュは、リップブラシに口紅を取って塗りつけていくものです。適量を取って、ブラシで塗りつけましょう。唇を塗りつぶしたら、自分の唇の輪郭に合わせてさらに塗り込みます。
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    中央部分から塗る リップルージュは直接塗り込むことも可能です。その場合は、唇の中でも一番厚い、上唇の中央から塗りましょう。2mmほどルージュを出し、中央から塗ったら、上唇の山の部分と輪郭を塗ります。下唇は口角から口角へと一気に塗りましょう。[12] 
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    ティッシュオフをする 最後にティッシュを唇に挟んでリップを軽く落とし、目立たせないようにします。こうすることで塗りすぎ、テカりすぎが防止できます。この一手間でメイクがバレるかバレないかも変わりますので、忘れずに行いましょう。[13] 
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パート 5
パート 5 の 5:

アイラインで目を大きく見せる

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    ブラックかブラウンを選ぶ アイラインを引くと瞳がはっきりとし、目が大きく見えます。小さい目にコンプレックスがある人はアイラインを使いましょう。様々な色のアイラインが売られていますが、メンズメイクではまつ毛の色に近いブラックかブラウンなどナチュラルな色のものを選びましょう。
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    目頭から目尻までペンシルを動かしながら引く 鏡を見ながら上まぶたを引っ張ります。そしてまぶたの粘膜付近にあるまつ毛の生え際の1本線を、目頭から目尻に向かって、その線に沿ってペンシルを動かしながら線を引きましょう。まつ毛の隙間を埋めていくように、ごく細く引いていきます。目尻は少し長めに引くと切れ長となり、目が大きくすっとして見えます。[14] 
    • 一重まぶたの人は、鏡をまっすぐ見た状態で目を開きながらラインを引きましょう。伏し目がちにして引くと、せっかく引いたラインがまぶたで隠れてしまいます。
    • 一重まぶたの人は目頭からではなく、黒目の中心から引き始め、目尻に向かって引きましょう。黒目に近いところのまつ毛の根元を黒く埋めると、目が大きく見えます。目頭は、まつ毛が見えているところまで細かく引きましょう。[15] 
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    綿棒でラインを修正する アイラインを引いたら綿棒で上からラインを優しくなぞりましょう。こうすることでラインがぼかされ、メイクが目立たなくなります。ラインを太く描きすぎてしまった場合も、綿棒でぼかすことで調整できます。[16] 
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ポイント

  • メイクを落とすときは、洗顔フォームだけでは落ちきらないので、クレンジングオイルやクレンジングシートを使いましょう。[17]
  • メンズメイクはスキンケアとセットで考えましょう。毎日きちんと洗顔し、化粧水や乳液で保湿をしましょう。
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注意事項

  • 初心者だと、ついつい各メイクアイテムを塗り過ぎてしまうことがあります。塗りすぎると平安時代の「麻呂」のようになってしまいますので、若干「塗り足りない」くらいに止めるとちょうどいい塩梅になります。
  • メイクを落として洗顔した後は必ず保湿しましょう。保湿をしないと肌荒れにつながり、メイクの乗りも悪くなります。[18]
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このHow.com.vn記事について

How.com.vnは「ウィキ」サイトの一つであり、記事の多くは複数の著者によって共著されています。 この記事は、著者の皆さんがボランティアで執筆・推敲を行い、時間をかけて編集されました。
カテゴリ: メイク
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