この記事の共著者 : Paul Friedman, MD. ポール・フリードマン医師はレーザー手術、皮膚形成手術、美容皮膚治療を専門とする認定皮膚科医です。テキサス州にあるヒューストン皮膚科・レーザー手術センターの最高責任者を務めるかたわら、ニューヨーク・レーザー&皮膚形成手術センターにて施術を行っています。ニューヨーク大学医科大学院にて皮膚形成手術学の臨床研修を修了。研修期間中にはチーフレジデントを務めており、その間に行った皮膚手術に関する研究業績が認められ名誉賞Husik Prizeを2度受賞。ニューヨーク・レーザー&皮膚形成手術センターにてフェロー課程を修了。米国皮膚形成手術学会からはYoung Investigator's Writing Competition Awardを授与されました。皮膚形成外科分野における第一人者として認められており、レーザーシステムや治療技術の開発に携わっています。テキサス大学医学部皮膚科学科とウェイルコーネル医科大学付属ヒューストンメソジスト病院の臨床准教授でもあります。
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自分の肌トーンを知っていますか?肌トーン、またはアンダートーンとは、色白や色黒といった肌の色の濃淡のことではありません。日焼けによって季節ごとに肌の色が変化しても、アンダートーンは変化するものではありません。アンダートーンは、クール、ウォーム、2つの中間であるニュートラルの、3つのタイプに分けられます。日本ではブルーベース、イエローベースという2つの分類が一般的です。青みのアンダートーンであるブルーベースがクール、黄みのアンダートーンであるイエローベースがウォーム、また、グリーンベースと呼ばれるのがニュートラルにあたります。
本記事では多様な人種や個性からなる幅広い肌の色を、色白、ベージュ、オリーブ、褐色、ダークブラウン、さらに濃い色の肌、と大きく分けています。日本にいる人の多くはベージュ色の肌ですが、色白やオリーブに当てはまる人も、もっと濃い色の肌の人もいます。アンダートーンはそのような肌の色とは別ものです。[1] [2] 肌トーンを知ることで、自分に似合うリップカラーやヘアカラー、身に着けるものの色選びに役立ちます。自分の魅力を引き出す色選びをしましょう。
ステップ
- 顔を洗って、15分待ちましょう。メイクはもちろん、化粧水などのスキンケア用品も付けない素の状態にします。洗顔のため肌が擦れた刺激から肌に赤みがあると、正しく肌トーンを見ることができません。肌色が落ち着くまで15分程待ちます。
- 自然光で肌を見ましょう。照明の色味によっては黄みがかって見えたり、緑がかって見えたりと、肌の色の見え方は変わってしまいます。アンダートーンを正しく判断するため、自然光で肌を見ます。
- 明るい窓際が適しています。
- 屋外でも構いません。
- 日光を浴びるとどんな症状があるでしょうか。日焼けして色が残りやすい肌でしょうか。それとも、赤くヤケドになったり、そばかすができたりしやすい肌でしょうか。日焼けの症状を左右する肌のメラニンの量によって、肌トーンのタイプを分けることもできます。[7]
- 白い紙を顔の近くに当ててみます。白い紙と並べた肌の印象を鏡で見ると、黄みがかっていたり、青みのピンクに見えたり、あるいは灰色に見えたりします。
- 白い紙を当てた肌が黄みがかっていたり、くすんで見えるなら、肌トーンはウォームでしょう。
- 肌がピンクやローズ系、青みがかって見えるなら、肌トーンはクールといえます。
- 紙を当てた肌が灰色に見えるなら、オリーブ系の肌色で肌トーンはニュートラルというタイプでしょう。緑みの肌色とアンダートーンに含まれる黄みが合わさって、このように見えることがあります。[11] このタイプはニュートラルとウォームの間にあたるので、自分はどちら寄りなのか、両タイプの色を様々に試してみましょう。[12]
- イエローともピンクとも、オリーブとも判別が難しい場合、ニュートラルと判断します。ニュートラルタイプはクールとウォームの要素を併せ持ち、ファンデーションや身に着ける色は両方の系統のものが似合います。[13]
- ゴールドとシルバー、2種類のホイル紙かアクセサリーで肌トーンを見極めます。まず金色のホイル紙、次に銀色のホイル紙を顔の近くに当て、それぞれの反射光との相性を見ます。肌はくすんだり、褪せて見えるでしょうか。より健康的に美しく見えるでしょうか。
- 耳の後ろの肌を見て判断します。顔に酒さ(しゅさ)の赤みやニキビがあると、本来の肌トーンが分かりにくいことがあります。耳のすぐ後ろの肌を誰かに見てもらいましょう。顔にある症状の影響がでにくい箇所です。
- 耳とそのすぐ後ろの肌の、境の辺りを見てもらいましょう。
- 黄みの肌であれば、ウォームタイプと判ります。
- ピンクやローズ系なら、クールタイプといえます。
- 分かりにくい場合は、白い紙を近くに当ててみると判断しやすくなるでしょう。
- 瞳の色をみます。瞳の中の色からもアンダートーンを推測できます。薄い茶色、青や青みの色ならクールタイプ、瞳の中の模様にゴールド系の色があればウォームタイプと考えられます。
- 例えばアイスブルーの瞳はクール、ハニーブラウンのような黄みの茶色ならウォームの肌トーンといえます。
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- ウォームアンダートーンの人は、アースカラーや深みのある色が得意です。ベージュ、クリーム、オレンジみのコーラル、マスタードイエロー、オフホワイト、イエロー、オレンジ、ブラウン、黄味の赤、黄味の緑などの色が挙げられます。[43]
- アクセサリーなど、光沢色を身に着けるならゴールドやブロンズを選びましょう。
- クールアンダートーンの人に良く似合うのはブルー系や、淡めの色です。青みの赤や青みの緑、青、紫、ピンク、緑、プラム、紺、マゼンタなどが得意な色の例です。[44]
- 身に着けるべき光沢色はシルバーで、アクセサリーもシルバーを選びます。
- ニュートラルタイプはどんな色も着こなせるでしょう。黄みの色、青みの色、どちらもよく似合います。
- アクセサリーやメタリックなアイテムも、色味を問わず肌との相性が良いでしょう。
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- アンダートーンによって、似合うブロンドの色味は異なります。金髪は、特に似合うのは色白肌の人ですが、色味に注意すれば肌の色に関わらず楽しめる髪色です。
- クールタイプの肌なら、プラチナブロンド、シャンパンブロンドが似合います。
- ウォームタイプなら、はちみつ色やキャラメル色の黄みのブロンドを選びましょう。
- ニュートラルタイプはどの色味も楽しめます。[45]
- 選択肢が幅が広い髪色はブラウンです。どんな肌色でも、似合う色味を見つけやすいでしょう。
- クールタイプの肌に合う茶髪は、寒色系のカラー、アッシュカラーで、特にハイライトを入れたスタイルがよく似合います。チェスナットブラウンが一例です。
- ウォームタイプには深みのあるブラウンがよく似合います。チョコレートブラウン、モカブラウンなどを選びましょう。
- ダークブラウンの肌、より濃い色の肌なら、肌の色に近いヘアカラーは選ばず、肌より明るい色か暗い色が良いでしょう。クールタイプなら黒や暗いこげ茶色、ウォームならキャラメルやメープルブラウンがよく映えます。
- ニュートラルタイプはどんな色味のブラウンも楽しめます。[46]
- おしゃれに目立つヘアカラーなら、赤系がぴったりです。赤毛は明るい色の肌に特に似合いますが、他の肌色でもそれぞれ似合いやすい色味があります。
- ストロベリーブロンドなどのきわめて明るい赤毛は、色白肌で、アンダートーンがクールかニュートラルの人にとてもよく似合います。
- 色白肌で赤みのアンダートーンなら、暗いとび色や、真っ赤なヘアカラーが似合うでしょう。
- アンダートーンがウォームであれば肌の色の明るさに関わらず、暗いとび色の髪は似合います。
- オリーブ系のアンダートーンの人は赤髪は避けるべきでしょう。肌が緑っぽく見えてしまいます。[47]
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出典
- ↑ http://www.paulaschoice.com/expert-advice/makeup-tips/_/makeup-tips-tricks-skin-tone-categories
- ↑ https://morenamakeup.com/2018/04/10/pc-skintone/
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- ↑ http://www.prima.co.uk/fashion-and-beauty/make-up/a21653/lipstick-col
- ↑ http://www.byrdie.com/best-lipstick-for-skin-tone/slide3
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