この記事の共著者 : Stan Kats. テクノロジストのスタン・カッツは、カリフォルニア州ウェスト・ハリウッドにある「The STG IT Consulting Group」の最高執行責任者兼チーフ・テクノロジストです。企業向けにはIT管理サービスを、個人向けには消費者サービス事業である「Stan's Tech Garage」を通じて、総合的なテクノロジーソリューションを提供しています。南カリフォルニア大学にて国際関係学の学士号を取得後、フォーチュン500ランキング入り「IT world」社でキャリアをスタート。その後、自らの会社を設立し、中小企業や個人向けに企業レベルの専門知識を提供しています。
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スマートフォンが濡れてしまったらどうしましょう?充電口に入った水を取り除く最も確実な方法は、スマートフォンの電源を切ってしっかりと自然乾燥させることです。スマートフォンを濡らしてしまうと慌てるかもしれませんが、最近のスマートフォンの多くは耐水性能や防水性能が高くなっています。しかし、防水機能を備えたスマートフォンであっても、電源を入れたり使用したりする前に、充電口やその他のポートを完全に乾かす必要があります。ここでは、濡れてしまったAndroidやiPhoneなどの充電口を乾かし、損傷を防ぐ方法を紹介します。
知っておきたいこと
- 直ちに電源を切り、糸くずの出ない布で拭きましょう。
- 風通しの良い場所にスマートフォンを置き、少なくとも5時間自然乾燥させましょう。
- 中に入った水を安全に抜くためには、水が出てくるように充電口を下に向け、手で軽く叩きましょう。
- 早く乾かすために米を使うのはやめ、扇風機のある部屋にスマートフォンを置いたり、充電口の近くにシリカゲル(袋に入った乾燥剤)を置いたりしましょう。
ステップ
- すぐに電源を切る たとえ耐水性のあるスマートフォンであっても、濡れてしまったらすぐに電源を切りましょう。充電口やヘッドホンジャック、その他の部分が完全に乾くまで電源を入れないようにします。
- 充電器やバッテリーケースなどが接続された状態で充電口が濡れた場合は、接続しているものをすべて外しましょう。
- 充電口だけでなくスマートフォン全体が濡れてしまった場合は、SIMカードトレイとSIMカード、外部SDカードを取り出しましょう。バッテリーを取り外せるAndroid端末の場合は、バッテリーも外します。
- 糸くずの出ないタオルで目に見える水分を拭き取る 糸くずの出ない乾いた清潔なタオルで、スマートフォンやタブレットのすべての部分を拭きましょう。水分をよく吸い取るマイクロファイバータオルを使うと乾きやすくなります。できるだけ多くの水分を拭き取りましょう。
- 充電口を下に向け、手で軽く叩く 手で叩く前に、充電口が下に向いていることを確認しましょう。充電口を上に向けると水が奥に入り込んでしまいます。手で軽く叩き続け、中に入った水分を抜きます。[1]
- 電源を入れる前に少なくとも5時間自然乾燥させる Apple社は、Lightningコネクタに充電ケーブルを差し込んだり電源を入れたりする前に5時間以上乾かすことを勧めています。[4] Androidの推奨事項は機種によって異なりますが、どの機種でも5時間以上かけて充電口を完全に乾かすと安心です。
- スマートフォンの損傷を防ぐために、完全に乾くまで電源を入れないようにしましょう。
- 十分な時間をかけて充電口を乾かしたら、電源を入れて「液体検出の警告」が表示されるか確認しましょう。警告が表示されたら、さらに数時間乾かします。
- 濡れたスマートフォンを充電するために「緊急のため解除」を選択すると、壊れる恐れがあるのでやめましょう。
- スマートフォンが水没した場合は、思ったより多くの水が内部に入り込んでいる可能性があります。24~48時間かけてしっかりと乾かしましょう。
- 乾きにくい場合の対処法 充電口にまだ水分が残っている場合は、次の方法を試しましょう。広告
- スマートフォンに直射日光にをあてて乾かさない スマートフォンを屋外で乾かしてもかまいませんが、過熱しないように注意しましょう。スマートフォンに直射日光をあてると、熱くなりすぎて壊れる恐れがあります。
- 米で乾かそうとしない 充電口がなかなか乾かないからといって、スマートフォンを米びつに入れても早く乾くわけではありません。[6] それどころか、米粒が充電口などに入ってスマートフォンが壊れる恐れがあります。
- 米ではなくシリカゲルを使いましょう。シリカゲルは、細かい粒が袋詰めになっているので、スマートフォンの内部に入り込んでダメージを与える心配がありません。
- 充電口に物を差し込まない 充電口に物を差し込むと水分が奥に入り込む可能性があるのでやめましょう。充電口に綿棒や楊枝、ペーパータオルなどを差し込むと、損傷する恐れがあります。
- ドライヤーを使わない ドライヤーの熱でスマートフォン内部の電子部品がダメージを受ける恐れがあります。充電口を乾かしてもまだ濡れている場合は、息をそっと吹きかけましょう。ただし、唾を飛ばさないように注意します。圧縮空気を軽く吹き付けてもよいでしょう。広告
ポイント
出典
- ↑ https://support.apple.com/en-us/HT210424
- ↑ https://support.apple.com/guide/iphone/important-handling-information-iphbbe12ba1/ios
- ↑ https://www.rd.com/list/wet-cell-phone/
- ↑ https://support.apple.com/guide/iphone/important-handling-information-iphbbe12ba1/ios
- ↑ https://www.wired.com/story/how-to-rescue-a-wet-phone/
- ↑ https://www.verizon.com/about/news/vzw/2014/12/fact-or-fiction-putting-your-phone-in-uncooked-rice-can-save-it-from-water-damage
- ↑ https://www.samsung.com/us/support/troubleshooting/TSG01001449/
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