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この記事では、膣と直腸の間にある会陰を弛緩させ柔らかくする会陰マッサージの方法を解説します。多くの場合、会陰マッサージは妊娠後期に行い、出産時に会陰が裂けるのを防ぎます。
ステップ
- マッサージの前に医療専門家に相談する 力を入れすぎたり、潤滑剤が少なすぎたり、誤った方法で会陰マッサージを行うと体に悪影響を与える恐れがあります。念のため、かかりつけ医にマッサージを行うつもりであると話しましょう。
- 温かい風呂に10分浸かる こうすれば、マッサージの前にリラックスして会陰周辺の筋肉を緩めるのに効果的かもしれません。バスオイルを入れて肌を柔らかくし気持ちを落ち着かせてみましょう。
- 肌を傷つけないよう爪を切る 膣や会陰の組織は非常に傷つきやすい箇所です。爪を短く切っておけば肌を傷つけたり不快感を覚えずにすみます。
- 石鹸でしっかりと手を洗う 細菌を膣口に入れないよう、マッサージの前に手をきちんと洗いましょう。
- 楽な姿勢をとる 会陰マッサージを行うのに一番良い場所はベッドです。枕を背に当ててもたれかかり、膝を曲げます。マッサージ中はリラックスした状態でいる必要があるため、楽な姿勢をとるのが重要です。[1]
- トイレに座り脚を持ち上げてマッサージしてもよいでしょう。
- 潤滑剤を使用する 水溶性の潤滑剤を使い、親指と会陰組織をなめらかにする必要があります。最も優れた潤滑剤はビタミンEオイル、アーモンドオイル、オリーブオイルです。
- 親指を膣内に3cmほど入れる 人差し指から小指は臀部に置きます。肛門から膣の側面に向かって会陰部を押し広げます。この位置で親指を1分ほど保持します。会陰部が熱をもったり、伸びる感覚を覚えるでしょう。[2]
- マッサージ中は深呼吸し続けましょう。
- 緊張している筋肉があるなら、意識して弛緩させましょう。
- 膣の下半分をやさしくマッサージする アルファベットの「U」の形のように、前から後ろへ、上から下へと指を動かします。マッサージ中は筋肉をリラックスさせるようにしましょう。この動きを2~3分間行います。
- マッサージを繰り返す 全部でおよそ10分ほどのマッサージになるはずです。会陰部の柔軟性が高まったと気付くまで、毎日マッサージを行っても数週間かかるかもしれません。[3]
- 洗浄する マッサージ後、潤滑剤を落とすのにシャワーを浴びたり風呂に入ってもよいでしょう。
- 信頼できるパートナーを選ぶ 会陰マッサージを行うようなプライベートな状況での理想的なパートナーは、配偶者や医療の専門家といった一緒にいてリラックスできる人です。マッサージ中に遠慮なく気持ちを伝える必要があることを念頭に置きましょう。
- 感情的な反応への心構えをする 信頼できる親密なパートナーがマッサージを行うとしても、気まずさや気恥ずかしさを覚えるかもしれません。これはまったく自然なことです。会陰マッサージもほかのあらゆるマッサージと同様、緊張をほぐし、出産時には母親の不快感を軽減するという目的があることを頭に入れておきましょう。
- パートナーとコミュニケーションを図る 不快感を覚えたらパートナーに知らせます。多少の圧力と不快感を覚えるのは普通のことですが、不快感が強すぎるならマッサージを中断してもらうか、力を弱めてもらいましょう。
- リラックスできる楽な姿勢をとる 筋肉をリラックスさせ、両脚を開ける姿勢をとる必要があります。ベッドに横になって膝を曲げ、枕で背中を支えましょう。この姿勢ならパートナーがマッサージしやすくなります。
- マッサージの準備をしてもらう マッサージの前に、爪を短く切り手を洗っておく必要があります。会陰部を衛生的に保つため、ラテックス製手袋を着用してマッサージすることもできます。
- 潤滑剤を使用する 会陰部とパートナーの手を水溶性の潤滑剤でなめらかにする必要があります。最も優れた潤滑剤はビタミンEオイル、アーモンドオイル、オリーブオイルです。
- そっと会陰部をマッサージし始める パートナーに親指で会陰の周りをこするようにマッサージしてもらいます。会陰周辺をゆっくりと前後にマッサージすれば、パートナーもあなた自身もマッサージに徐々に慣れるでしょう。[4]
- これを1~2分間行います。
- 人差し指を挿入する 親指ではなく人差し指でマッサージを行います。膣内で下方向に力を加えながら、アルファベットの「U」の形のように左右に指を動かします。[5]
- これをおよそ2~3分間行います。
- 繰り返しマッサージを行う 最大限の効果を得るため、1回につき2度このマッサージを行います。出産までの6週間、毎日マッサージするようにしましょう。
- 洗浄する マッサージ後、潤滑剤を落とすためにシャワーを浴びたり風呂に入ってもよいでしょう。
ポイント
- 会陰を外方向、前方向にそっと引っ張るようにマッサージしましょう。皮膚が伸びるようになります。
注意事項
- 潤滑剤にミネラルオイル(鉱物油)を使用してはいけません。敏感な膣組織の刺激になる可能性があります。
出典
- ↑ http://pregnancy.about.com/cs/episiotomy/a/perimassage.htm
- ↑ https://www.ouh.nhs.uk/patient-guide/leaflets/files/10938Pmassage.pdf
- ↑ http://www.webmd.com/baby/tc/childbirth-perineal-massage-before-labor-topic-overview
- ↑ https://www.ouh.nhs.uk/patient-guide/leaflets/files/10938Pmassage.pdf
- ↑ https://www.ouh.nhs.uk/patient-guide/leaflets/files/10938Pmassage.pdf
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