フランス語で「私の名前は~です」と言う方法

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外国語を学ぶとき、多くの場合、まず自己紹介の仕方を覚えることから始めるでしょう。フランス語で自分の名前を言うときは、「je m’appelle~」(ジュ・マペル)のあとに自分の名前を言う表現が最も一般的に使われます。フランス語で自己紹介ができるようになれば、簡単な会話を始めるきっかけがつくれるでしょう。[1]

方法 1
方法 1 の 3:

自分の名前を言う

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 基本の「je m’appelle 」(ジュ・マペル)を使う 
    これはフランス語で「私の名前は~です」と言うときに一般的に使われる表現であり、あらゆる場面で使えます。動詞の「appeller」は「呼ぶ」を意味し、「je m’appelle ~」を直訳すると、「私は自分を~と呼びます」となります。[2]
    • 例えば、「Bonjour! je m’appelle Marie. Comment vous appelez-vous?(ボンジュール!ジュ・マぺル・マリー。コマン・ヴザプレ・ヴ?)」(こんにちは、私はマリーです。あなたの名前は何ですか?)と使います。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 相手が先に名前を言ったときに「moi c'est」(モア・セ)を使う 
    相手が先に名前を紹介した場合は、このフレーズを使って返答できます。「moi c'est Marie」(モア・セ・マリー)と言った場合、直訳では「私は、それはマリーです」となりますが、実際は「私はマリーです」の意味になります。[3]
    • 例:カフェで女性に、「Bonjour! Je m'appelle Renée. Et toi?(ボンジュール!ジュ・マぺル・ルネ。エ・トワ?)」(こんちには、私はルネです。あなたは?)と声をかけられたときに、「Bonjour! Moi c'est Marie. Enchantée(ボンジュール!モア・セ・マリー、アンシャンテ)」(こんにちは、私はマリーです。はじめまして」などと使うことができます。
    • カジュアルな場面では、このフレーズを使わず単純に名前を言うだけでも通じます。例えば、友達の集まりなどで「Salut! Je m'appelle Pierre(サリュ!ジュ・マペル・ピエール)」(やあ、僕はピエール)と挨拶してきたら、「Salut! Marc(サリュ、マルク)」(やあ、マルクだよ)と返すことができます。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 カジュアルな場面で、下の名前だけを伝える 
    フランス語の「Mon prénom est」(モン・プレノン・ エ)というフレーズは「私の下の名前は~です」という意味になり、苗字まで伝えなくていいときや名前で呼んでほしいときなどに使えます。[4]
    • 例えば、自分のことを丁寧に苗字で呼ぶ相手に対して、下の名前で呼んでほしいと伝えるときにこのフレーズが使えます。ただし、フランス人は名前よりも苗字で呼ぶことの方が多くあります。[5]
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 通称や愛称を伝える 
    名前で呼ばれるよりも、ニックネームや呼び名で呼んでほしいときは、「je me fais appeler(ジュ・ム・フェサペレ)」(呼んでもらう)と言う表現を使って、相手に伝えましょう。[6]
    • 例:「Je m'appelle Jonathan, mais je me fais appeler Jon(ジュ・マペル・ジョナサン、メ・ジュ・ム・フェサペレ・ジョン)」(私の名前はジョナサンですが、ジョンと呼んでください)
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 フォーマルな場面で自己紹介する 
    「je me presente(ジュ・ム・プレザントゥ)」は、名前を伝えるときのさらに丁寧な言い方になり、日本語で「自己紹介させていただきます」と言うような場面で使います。かしこまった表現ですが、言った後におじぎをするなどのしぐさは必要ありません。[7]
    • 例えば、ディナーパーティの場で、著名なゲストに自己紹介したいときに、「Pardonnez-moi. Je me présente, Marie. Enchantée.(パードネ・モア。ジュ・ム・プレザントゥ・マリー。アンシャンテ)」(失礼します。私はマリーと申します。お会いできて光栄です)などと使います。
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方法 2
方法 2 の 3:

相手の名前を聞く

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 初対面や目上の人には「vous」(ヴ)を使う 
    どの場合においても、敬語を使った方が礼儀正しい印象を与えます。特に、年上や上司など目上の人に対しては相手に敬意を示すことが大切です。名前を聞くときは「comment vous appelez-vou(コマン・ヴザプレ・ヴ)」を使いましょう。[8]
    • 一般的に、フランスでは、相手が「tu(トゥ)」を使うまでは「vous(ヴ)」を使うことが適切とされています。そうすることで、相手を不快にさせたり、無礼に見られたりすることが避けられます。[9]
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 カジュアルな場面では、「comment tu t'appelles?(コマン・トゥ・タペル)」を使う 
    同年代や年下の相手に対しては、もう少し砕けた表現の「tu(トゥ)」を使うことができます。使うかどうかは自分の判断に任せましょう。ただし、相手に失礼だと思われない確信がある場合にのみ使うようにしましょう。[10]
    • 例えば、子どもに対しては、「tu」を使います。友達の集まりやパーティなどで、同年代の人に話すときも、「tu」が使えるでしょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 自分の名前を先に言ったとき「et vous(エ・ヴ)」または「et toi(エ・トワ)」をつける 
    相手に先に名前を聞かれた場合、または、自分の自己紹介で会話が始まった場合は、相手の名前を聞くときに同じ質問を繰り返さなくても、「あなたは?」と言う表現が使えます。[11]
    • 例:迷子の子どもを見つけたときに、「Salut! Je m'appelle Marie, et toi?(サリュ!ジュ・マペル・マリー、エ・トワ?)」(こんにちは、私の名前はマリーだよ。あなたは?)と尋ねることができます。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 会えて嬉しいことを伝える 
    相手が自己紹介したあとに、英語の「nice to meet you」と同じように、「初めまして、会えて嬉しいです」というフレーズを言うと礼儀正しく聞こえるでしょう。基本的なフレーズには「enchanté(相手が男性)」もしくは「enchantée(相手が女性)」(いずれもアンシャンテ)などがあり、日本語で「嬉しい」という意味になります。[12]
    • 相手が先に、会えて嬉しい旨を伝えてきた場合は、同じ言葉を繰り返すと堅苦しく聞こえるため、「de même(ドゥ・メーム)」(同じく)と答えましょう。
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方法 3
方法 3 の 3:

フランス語で簡単な会話をする

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 挨拶から始める 
    前述の通り、フランス語で「こんにちは」は「bonjour(ボンジュール)」と言います。丁寧な挨拶の仕方であり、時間に関係なくどの場面においても使えます。また、カジュアルな場面や同年代や年下の相手に対しては、「salut(サリュ)」が使えるでしょう。英語でいう「hi」のように少しカジュアルな表現になります。[13]
    • 挨拶のあとは、「comment allez-vous?(コマン・タレ・ヴ)」(元気ですか?)などの質問をつけるのが一般的です。この質問に対しての返答は、「ça va bien(サ・ヴァ・ビアン)」(元気です)が最も一般的ですが、「ça va(サ・ヴァ)」(元気)とだけ言うこともできます。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 どこから来たかを伝える 
    旅行中であれば特に、どこから来たのかという話題が、会話の自然な流れとして出るでしょう。その場合は「je viens de(ジュ・ヴィアン・ドゥ)~」と言ってから自分の住んでいる都市や国の名前を言いましょう。[14]
    • 例:「je viens du Japon(ジュ・ヴィアン・デュ・ジャポン)」は「私は日本から来ました」となります。
    • 「de」は都市や国の名前に応じて変わります。例えば、「アメリカから来ました」の場合は、「je viens des États-Unis」と言い、「états」(states・州)が複数形なため、冠詞も複数形の「des」となります。母音で始まる都市や国を言う場合は、「de」の「e」を省略して発音します。例えば、「I'm from Akita(秋田から来ました)」であれば、「je viens d'Akita(ジュ・ヴィアン・ダキタ)」となります。
    • 次に「D'où venez-vous?(ドュ・ヴネ・ヴ)」または「D'où viens-tu?(ドュ・ヴィアン・トゥ)」(どこから来ましたか)と相手に質問して会話を続けてみましょう。もしくは簡単に、「Et vous?(エ・ヴ)」または「Et toi?(エ・トワ)」(あなたは?)と聞いても大丈夫です。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 職業を伝える 
    初対面の人と話すとき、仕事の話になることが多くあります。会話の中で、「Qu'est-ce que vous faites?(ケス・ク・ヴ・フェットゥ)」または「 Qu-est-ce que tu fais?(ケス・ク・トゥ・フェ)」と聞かれることがあるかもしれません。直訳すると「何していますか」となりますが、この場合「お仕事は何ですか」という意味であり、あなたの職業について聞いています。[15]
    • 職業を言うときは、「je suis(ジュ・スィ)」のあとに職業名を続けます。職業例として、「étudiant(エトゥディアン)」(学生)、「infirmière(アンフィルミエール)」(看護師)、「directeur(ディレクトゥール)」(部長)、「enseignant(アンセニャン)」(教員)などがあります。
    • 「Et vous?(エ・ヴ)」または「Et toi?(エ・トワ)」(あなたは?)と相手にも聞いてみましょう。相手の職業を聞いたら、「Est-ce que ça vous plaît?(エス・ク・サ・ヴ・プレ)」または「Est-ce que ça te plaît?(エス・ク・サ・トゥ・プレ)」(仕事は楽しいですか)と聞いて、職業について話してもらうのもいいでしょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 言葉のマナーに気をつける 
    フランス語は英語に比べて礼儀を重んじる言語です。相手が示すまでは「vous(ヴ)」を使い、「お願いします」、「ありがとう」などの言葉を忘れずに言い、相手に敬意を払うことを心がけましょう。[16]
    • 英語の「please」(お願いします・どうぞ)は「S'il vous plaît(シル・ヴ・プレ)」と言い、カジュアルな表現では「s'il te plaît(シル・トゥ・プレ)」を使います。
    • 「ありがとう」は「Merci(メルスィ)」と言います。または、「merci beaucoup(メルスィ・ボクー)」(どうもありがとうございます)も使えます。「merci」と言われた場合は、「de rien(ドゥ・リアン)」(どういたしまして)と返しましょう。
    • 「Excusez-moi(エクスキューゼ・モア)」は「すみません、失礼ですが」と言うときに使います。「pardon(パルドン)」も同じように使えます。
    • 「Désolé(デゾレ)」は「申し訳ありません、ごめんなさい」と言う意味です。場合に応じて、「Excusez-moi」や「pardon」を使うこともできるでしょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 フランス語初心者であることを伝える 
    フランス語を習い始めたばかりであれば、会話の最初の方で、フランス語があまり話せないが練習したい旨を相手に伝えるといいでしょう。そうすることで、わからないことがあっても聞きやすくなります。[17]
    • 「私はフランス語を上手に話せません」と伝えるときは、「Je ne parle pas bien français(ジュ・ヌ・パール・パ・ビアン・フランセ)」を使います。
    • 相手の言っていることがわからないときは、「Je ne comprends pas(ジュ・ヌ・コンプラーンド・パ)」(わかりません)と言いましょう。
    • 「もう一度言ってください」と言うときは、「Pouvez-vous répéter, s'il vous plaît?(プヴェ・ヴ・レペテ、シル・ヴ・プレ)を使います。
    • 「もう少しゆっくり話してください」と言うときは、「Parlez plus lentement, s'il vous plaît(パーレ・プリュ・ラントマン、シル・ヴ・プレ)」を使います。
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ポイント

  • カナダ・フランス語では、「mon nom est(モン・ノン・エ)」も使われており、意味は文字通り「my name is」であり、日本語で「私の名前は~です」となります。一般的には、「je m’appelle」という表現の方が好まれていますが、電話越しに自分の名前を言うときなど、「mon nom est」を使う方が適する場合もあります。[18]
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このHow.com.vn記事について

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語学教室
この記事の共著者 : Language Academia. ランゲージ・アカデミアは、コーディリア・フォックスストーンによって設立された私立のオンライン語学学校です。外国語教育と訛り矯正を専門とし、英語、スペイン語、中国語など数種類の言語のコースを提供しています。 この記事は25,720回アクセスされました。
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