ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー

ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー (Vince Lombardi Trophy) は、NFLの優勝決定戦『スーパーボウル』の優勝チームに与えられるトロフィーである。1967年のAFL-NFLワールドチャンピオンシップゲームから使用されており、名称は第1・2回優勝チームであるグリーンベイ・パッカーズのヘッドコーチであったヴィンス・ロンバルディに由来している[1]。第45回(2010年)からはスーパーボウルのロゴに描かれている。

ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー
第48回スーパーボウルの優勝トロフィーを手にしたシーホークスのラッセル・ウィルソン
受賞対象スーパーボウル優勝チームに授与
会場スーパーボウル
アメリカ合衆国
主催NFL
初回1967年
最新受賞者カンザスシティ・チーフス

トロフィーはスターリングシルバー製で、ティファニーによって製造されており、三角錐形状の台座の頂点にアメリカンフットボールのボールをあしらったデザインである。見積価格は1万2千ドル(約140万円)、高さは22インチ(約56cm)、重さは7ポンド(約3.2kg)である[1]。完成までに72時間かかるという。また、トロフィーは毎年1つずつ作られるため優勝旗などと違ってトロフィー返還の義務(持ち回りルール)がない。トロフィーはスーパーボウル当日に勝利チームに授与された後、スーパーボウル当日の日付と対戦スコアを刻印して勝利チームが永久保持できる。すなわち、スーパーボウルの優勝経験を持つチームは、優勝回数と同数のトロフィーを所有していることになる。

関連項目

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脚注

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