この記事の共著者 : Stan Kats. テクノロジストのスタン・カッツは、カリフォルニア州ウェスト・ハリウッドにある「The STG IT Consulting Group」の最高執行責任者兼チーフ・テクノロジストです。企業向けにはIT管理サービスを、個人向けには消費者サービス事業である「Stan's Tech Garage」を通じて、総合的なテクノロジーソリューションを提供しています。南カリフォルニア大学にて国際関係学の学士号を取得後、フォーチュン500ランキング入り「IT world」社でキャリアをスタート。その後、自らの会社を設立し、中小企業や個人向けに企業レベルの専門知識を提供しています。
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Twitterのサードパーティーアプリで「API呼び出しの回数制限を超えました」というエラーメッセージが表示されますか?このメッセージは、あなたのアカウントで、Twitter APIを使用しているサードパーティーアプリからの1時間のAPIの呼び出し回数が、上限に達したときに表示されます。Twitterではこのほかに、1日に可能なツイートの数、送信できるDMの数に新たな上限を設定し、さらに一般のユーザーに対しては、1日にフォローできるアカウント数に制限を設けました。一部のTwitterユーザーからは、バグでこのエラーメッセージが表示されているという報告も上がっています。Twitterで表示される「API呼び出しの回数制限を超えました」というエラーメッセージの意味と、エラーメッセージが出ないようにする方法を解説していきます(2023年7月にTwitterの名称がXに変更されました。この記事で解説している内容にも変更が生じる場合があるため、最新情報を公式ウェブサイト等で確認するようにしましょう)。
押さえるべきポイント
- Twitter APIを使用しているアプリで、APIの呼び出し回数が上限に達すると「API呼び出しの回数制限を超えました」といメッセージが表示されます。
- 1日に、DMを500通以上送信したり、2,400件を超えるツイートをしたり、400個以上のアカウントをフォローしたりしても、同様のメッセージが表示されます。
- バグや不具合でこのエラーが表示される場合もあるでしょう。
ステップ
- このメッセージは通常、サードパーティーアプリにおいて、1時間のAPIの呼び出し回数が上限に達したときに表示されます。Twitter API(Application Programming Interface:アプリケーション・プログラミング・インターフェース)とは、サードパーティーアプリが、Twitterのサーバーに対して、情報をリクエストしたり送信したりする際に使われるものです。Twitterでは、各アカウントがサードパーティーアプリを使って、1時間にAPIを呼び出せる回数に上限を設けました。この上限が適用されるのはサードパーティーアプリについてのみで、Twitterの公式ウェブサイトやTwitterアプリには適用されません。[1]
- サードパーティーアプリからTwitterのサーバーにデータのリクエストがあれば、すべてAPIの呼び出しにカウントされます。DMのチェックも返信も、Twitterからのデータのリクエストも、APIの呼び出しとしてカウントされる仕組みです。ただし、Twitterへのデータの送信(投稿、DMの送信、「いいね」、フォローする/フォローを外す)はAPIの呼び出しとしてはカウントされません。
- サードパーティーアプリとは、利用にTwitterへのログインが必要なTwitter以外のアプリのことです。サードパーティーアプリには、TweetDeckなど、ツイートの管理や予約投稿を行えるものもあります。他のSNSサイトでは、複数のプラットフォームに投稿できるクロスポスト機能が実装されていますし、デスクトップアプリやウェブアプリ、スマホのウィジェットなどもサードパーティーアプリに含まれるでしょう。Twitterのデータの調査と解析のために開発された内部アプリもサードパーティーアプリになります。
- APIの呼び出し回数の上限に達してしまうと、サードパーティーアプリを使用できなくなりますが、Twitterの公式ウェブサイトとTwitterアプリは使用可能です。
- Twitterを利用しすぎても、「API呼び出しの回数制限を超えました」というメッセージが表示される場合があります。Twitterはサービスの信頼性を維持し、システムが利用できなくなるダウンタイムの発生頻度を減らしていくために、いくつかの制限を設けました。そうしたTwitterリミットのうち、どれか1つでも上限を超えると、どの制限を超過したのかを具体的に通知するエラーメッセージが表示されるでしょう。[2]
- 1日あたりのツイート数の上限:2,400件
- 1日あたりに送信できるDMの数の上限:500通
- 1日あたりにフォローできるアカウント数の上限:400個
- 1アカウントでフォローできるアカウント数の上限:5,000個
- 1時間にアカウントの登録情報を変更できる回数:4回
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- 時間が経つのを待つ Twitterでは1時間あたり100回のAPIの呼び出しが可能です。大抵の場合、数分待てば、再びアカウントが利用できるようになるでしょう。ツイート中やDMの送信中、ユーザーをフォローするタイミングでこのメッセージが表示された場合、24時間待たないとその作業は続行できません。アカウント情報の変更中にメッセージが表示された場合、さらなるアカウント情報の変更を行うまでに1時間待つ必要があります。
- いくつかのアカウントのフォローを外す 5,000個以上のアカウントをフォローしている場合、いくつかのアカウントのフォローを外さないと、新たなアカウントをフォローできません。
- Twitterの公式アプリやウェブサイトを利用する Twitter上でできる作業であれば、Twitter上で行いましょう。どんな場合でもこの方法がとれるわけではないでしょうが、Twitter APIの呼び出し回数制限は、サードパーティーアプリにのみ適用されるものです。
- パスワードを変更する パスワードを設定しなおすことで、APIの呼び出し回数制限もリセットできたという報告がいくつか上がっています。これは本当に困っている場合にのみ行いましょう。新たなパスワードを覚えるよりも、またアカウントが使えるようになるのを待つほうが簡単なはずです。ただ、パスワードマネージャーを利用するなら、少しハードルが下がるかもしれません。広告
出典
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