Googleスプレッドシートを使用する

PDF形式でダウンロード

この記事では、Windows PCまたはMacでGoogleスプレッドシートを使用する方法を紹介します。

知っておくべきこと

ウェブブラウザでhttps://sheets.google.com/にアクセスして、新しいスプレッドシートを開きます。
Excel（.xlxs）ファイルをGoogleドライブにアップロードし、Googleスプレッドシートで開いて編集します。
セルにデータを入力し、ツールバーまたは「表示形式」タブを使用して書式設定を変更します。
Googleスプレッドシートの右上にある青い「共有」ボタンをクリックして、スプレッドシートを共有します。

方法 1

方法 1 の 5:

スプレッドシートを開く

PDF形式でダウンロード

1
Googleスプレッドシートにアクセスする　ウェブブラウザのアドレスバーにhttps://sheets.google.com/と入力します。すると、Googleスプレッドシートのホームページに直接移動します。^{[1]X出典文献}
- または、https://www.google.com/sheets/about/にアクセスし、スプレッドシートに移動をクリックします。
- または、https://www.google.com/、Gmail、その他のGoogleウェブアプリの右上にある3×3のドットグリッドのボタンをクリックし、メニューからスプレッドシートを選択します。
2
新しいスプレッドシートを開く　Googleスプレッドシートのホームページの右下にあるプラス（＋）アイコンにカーソルを合わせます。すると、2つのオプションがポップアップ表示されます。
- 新しいスプレッドシートを作成を選択すると、空白のスプレッドシートが開きます。
- テンプレートを選択を選択すると、テンプレートギャラリーが開き、スプレッドシートのニーズに合った既製のレイアウトを選択できます。
- また、Googleドライブで新規ボタンをクリックし、Googleスプレッドシートを選択して、新しいスプレッドシートを開くことも可能です。
新しいスプレッドシートは、左上のタイトルボックスに「無題のスプレッドシート」と表示されています。そのテキストをクリックし、スプレッドシートに使用したいタイトルを入力します。
広告

方法 2

方法 2 の 5:

GoogleスプレッドシートでExcelファイルを開く

PDF形式でダウンロード

1
Excel（.xlsx）ファイルをGoogleドライブにアップロードする　お使いのパソコンのファイルマネージャ（Windowsの場合はエクスプローラー、macOSの場合はFinder）からウェブブラウザの任意のGoogleドライブフォルダにExcelファイルをドラッグ＆ドロップできます。
- または、Googleドライブで新規→ファイルのアップロードの順にクリックします。
2
Excelファイルを右クリックする　その後、ポップアップメニューでアプリで開く→Googleスプレッドシートの順に選択します。すると、GoogleスプレッドシートでExcelファイルが開きます。ただし、書式設定や数式は正確ではないかもしれません。
- Googleスプレッドシートエディタのタイトルの横にある.XLSXアイコンは、Excelファイルで作業していることを示しています。このアイコンに赤い点が表示されている場合は、互換性に問題がある可能性があります。
広告

方法 3

方法 3 の 5:

Googleスプレッドシートを使用する

PDF形式でダウンロード

1
セルにデータを入力する　行や列の最初のセルにラベルを付けて、行見出しや列見出しを作成できます。そうすることで、データを整理しやすくなり、グラフ作成機能などのGoogleスプレッドシートの一部の機能でも使用できます。
- デフォルトでは、列数は26列（A～Z）、行数は1000行となっています。
- 行を追加するには、一番下までスクロールし、「一番下に」の横に行数を入力し、追加をクリックします。
- データを追加した後、特定のデータを探す場合は、シート内を検索できます。
2
行や列を調整する　行全体を編集（削除、非表示、コピー、貼り付け、書式設定など）するには、行番号を右クリックし、ポップアップメニューでオプションを選択します。列全体を編集するには、列文字にカーソルを合わせると表示されるドロップダウン矢印をクリックします。
- 特定の場所に新しい行または列を追加するには、行または列の任意のセルを選択し、挿入タブをクリックします。すると、選択したセルの上下左右に行または列を挿入するオプションが表示されます。
3
セル、行、または列の書式を設定する　セルまたはセル範囲の書式を設定するには、セルの上でカーソルをクリックしてドラッグし、それらのセルを選択します。行または列全体の書式を設定するには、その行番号または列文字を選択し、表示形式タブをクリックして書式設定オプション（フォント、フォントサイズ、太字、斜体、データ型など）を選択します。
- また、数式ボックスの上にあるツールバーを使用して、セル範囲の書式設定を変更することも可能です。
- 複数のセルを（水平または垂直に）選択すると、複数の行または列にまたがるようにセルを結合できます。
- 数値の書式設定を変更するには、「表示形式」タブの「数字」サブセクションに進みます。数値の書式はさまざまな方法で設定できます。例えば、「パーセント」を選択すると、数値がパーセントで表示されます。
4
データを整理する　範囲を選択した後、データタブをクリックすると、データの並べ替えやフィルタリングができます。また、参照しやすいようにデータ範囲に名前を付けることも可能です。
- データに列見出しがある場合は、範囲を並べ替え→範囲の並べ替え詳細オプションの順に選択し、「データにヘッダー行が含まれている」のチェックボックスにチェックを入れましょう。並べ替え条件のドロップダウンメニューをクリックすると、見出し名で列を選択できます。
- 昇順、降順オプションは、それぞれ昇順、降順を表します。選択すると、それぞれ数値が小さいものから大きいものへ、大きいものから小さいものへと並べ替えられます。
- データのフィルタリングは、スプレッドシートを変更せずにデータセットの一時的な表示を確認するのに最適な方法です。
5
グラフィックを挿入する　可視化は、分析結果を他の人に見せるときに便利です。挿入タブを開くと、グラフ、画像、リンク、フォーム、図形描画を挿入するためのオプションが表示されます。
- 詳細については、Googleスプレッドシートでグラフィックを挿入する方法をインターネットで調べてみましょう。
6
行や列を固定する　表示→固定の順に選択します。
- 1行または2行を選択すると、最初の1行または2行が固定されます。
- 1列または2列を選択すると、最初の1列または2列が固定されます。
- さらに多くの行や列を固定するには、固定したいセルを選択し、行〇までまたは列〇までを選択します。
7
関数を使用する　挿入タブに関数メニューがあります。また、ツールバーの右側にある総和記号も「関数」ボタンです。
- Googleスプレッドシートには、Microsoft Excelと同じ関数がほとんど用意されているので、Excelの使用経験がある人なら、Googleスプレッドシートをかなり使いこなすことができるはずです。
- 上級者なら、Google Apps Scriptを使用して独自の機能を作成できます。例えば、日付と時刻を自動的に追加する簡単なスクリプトを作成することも可能です。
- 以下はGoogleスプレッドシートの一般的な関数です。
  - IFは、論理式を評価して指定した値を返す関数です。これは、ExcelのIf-Elseと同じように機能します。
  - VLOOKUPは、キーとなる値を列から検索し、検索範囲の右側にある特定の列のセルの値を返す関数です（この関数についてはExcelガイドを参照してください）。
  - SUMは、複数のセルの値を合計する関数です（ExcelのSUMと同じ）。
  - ABSは、数値の絶対値を返す関数です。
  - FLOORは、数値を最も近い整数に切り捨てる関数です。
  - NPVは、定期的なキャッシュフローに基づいて投資の正味現在価値を返す関数です。
広告

方法 4

方法 4 の 5:

ナビゲーションのショートカット

PDF形式でダウンロード

1
選択とナビゲーションのショートカットを使用する　キーボードショートカットを使用すれば、Googleスプレッドシートでの作業時間を大幅に短縮できます。以下はWindowsの一般的なショートカットです。^{[2]X出典文献}
- 一般的なキーボードショートカットを表示：Ctrl＋/
- 列を選択：Ctrl＋Space
- 行を選択：Shift＋Space
- 下方向へコピー：Ctrl＋D
- 右方向へコピー：Ctrl＋R
- コピー、切り取り、貼り付け：Ctrl＋C、Ctrl＋X、Ctrl＋V
- シートの先頭に移動：Ctrl＋Home
- 範囲の先頭または末尾に移動：Ctrl＋↑、↓、←、→
2
macOSのショートカットを使用する　以下はMacでの上記のショートカットです。
- 一般的なキーボードショートカットを表示：Cmd＋/
- 列を選択：Ctrl＋Space
- 行を選択：Shift＋Space
- 下方向へコピー：Cmd＋D
- 右方向へコピー：Cmd＋R
- コピー、切り取り、貼り付け：Cmd＋C、Cmd＋X、Cmd＋V
- シートの先頭に移動：Cmd＋Fn＋←
- 範囲の先頭または末尾に移動： Ctrl＋↑、↓、←、→
広告

方法 5

方法 5 の 5:

スプレッドシートの保存と共有

PDF形式でダウンロード

Googleスプレッドシートでは下書きが自動的に保存されますが、他の人と共有する前にスプレッドシートの名前を変更したり、スプレッドシートのコピーを作成したりできます。その他のオプションはファイルタブにあります。
2
スプレッドシートを共有する　「共有」機能は「ファイル」タブにあります。また、右上の青いボタンも「共有」機能です。共有をクリックし、シートを共有したい人のメールアドレスを入力しましょう。
- シートを共有すると、その人は直接ファイルを見たり、コメントしたり、編集したりできるようになります。
- また、共有可能なリンクを作成し、個別に送信することも可能です。
パソコンでスプレッドシートのコピーをローカルに作成したい場合は、「ファイル」タブで「ダウンロード」オプションを選択しましょう。Excel（.xlsx）ファイル、.csv、PDFなど、いくつかのオプションがあります。
このオプションはファイルタブにあります。共同作業者（すでにスプレッドシートを共有している人）にメールで送信するか、スプレッドシートを添付ファイルとして他の人にメールで送信できます。
広告

ポイント

スプレッドシート内でグラフを作成できますが、グラフやピボットテーブル用のガジェットを作成することもできます。ガジェットは、Googleサイトなどの別のウェブページに埋め込むことができます。多くのスプレッドシートのガジェットを1つのページに埋め込むことで、すべてのスプレッドシートをダッシュボード形式で表示できます。