壁と床の隙間を補修する方法

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掃除をする

コーキング剤を注入する

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気温の変動や下張り床のたるみによって、床と壁の間に隙間ができることがありますが、幸い、適切なコーキング剤を注入すれば簡単に補修できます。初めに古いコーキング剤を取り除き、隙間があいた部分を掃除しましょう。次にコーキングガンを使って隙間にコーキング剤を注入し、ならして滑らかに整えます。コーキング剤が乾いて硬化したら、補修は完了です。ただし、床と壁の間に隙間があいた場合は、基礎の沈下などの構造上の重大な問題が発生している可能性があるため、問題がある場所を調査してさらなる損傷が起こる前に対処することが重要です。

ステップ

パート 1

パート 1 の 4:

掃除をする

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   必要に応じて、隙間があいた部分から古いコーキング剤を取り除く　隙間に古いコーキング剤が残っている場合は、カッターナイフやパテナイフでこすり落としましょう。壁の塗料を剥がしたり削ったりしないように注意し、古いコーキング剤をすべて取り除きます。

   ポイント：＃150のサンドペーパーを使って、剥がれずに残ったコーキング剤をこすり落としましょう。
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   隙間に詰まっているほこりや汚れを掃除機で吸い取る　掃除機のホースの先を隙間に差し込み、ほこり、汚れ、ごみ、部分的に残っているコーキング剤などを吸い取りましょう。汚れやごみなどが残っていると隙間をしっかりと密封できないので、ホースを動かしながらできるだけ多く吸い取ります。

   • 掃除機や掃除機のホースがなければ、湿らせた雑巾で隙間の汚れやごみを拭き取りましょう。
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   消毒用エタノールで隙間を消毒する　ボウルに消毒用エタノールを入れ、清潔なスポンジや布を浸して絞りましょう。隙間の上下をこすってごみや汚れ、シミなどを取り除き、密封後にカビが生えないように消毒します。

   • 消毒用エタノールの臭気を直接吸い込むと目と鼻を刺激する可能性があるので、換気をしながら行いましょう。
   • 消毒用エタノールがなければ、漂白剤を同量の水で薄めて使っても良いでしょう。
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   隙間を完全に乾かす　清潔な布で乾拭きし、数時間おいて自然乾燥させましょう。床と壁の隙間を早く乾かすには、低温に設定したドライヤーを使います。密封後に湿気がこもらないように、指で隙間に触れて完全に乾いているか確認します。

   • 水分が残っていると、壁の内側にカビが生えたり細菌が繁殖したりする可能性があります。
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パート 2

パート 2 の 4:

コーキング剤を注入する

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   防水効果があるシリコン系コーキング剤を使う　 浴室などのタイルの壁と床の隙間を補修する場合は、密封作用と防水効果があるシリコン系コーキング剤を使います。ホームセンターやショッピングサイトなどでシリコン系コーキング剤を探しましょう。

   • 一般的に、シリコン系コーキング剤は透明です。
   • 防水効果があるコーキング剤で隙間を埋めると壁の中に水が入りにくく、カビや腐食を防げます。
   • シリコン系コーキング剤は、酸素に触れると結晶化して硬化します。硬化が早く、30分で防水効果を発揮する製品もあります。
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   壁の色に合わせたければラテックスコーキング剤を使う　寝室やリビングルームなどの塗装されている壁と床との間の隙間を補修する場合は、ラテックスコーキング剤を使いましょう。隙間が目立たないように、壁と同じ色を選びます。ホームセンターやショッピングサイトなどでラテックスコーキング剤を探しましょう。

   • 必要に応じて、床と同じ色のラテックスコーキング剤を使ってもかまいません。
   • ラテックスコーキング剤には密封性がありますが、シリコン系コーキング剤ほどの防水性はありません。
   • ラテックスコーキング剤は、水分の蒸発によって硬化します。
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   コーキングガンのレバーを押しながらバーを後ろに引き出す　コーキングガンのハンドルの後ろにある金属製の小さいレバーを見つけましょう。レバーを押したまま金属製のバーを一番後ろまで引き出し、レバーを放します。

   • 場合によっては、バーを回転させて固定する必要があるかもしれません。
   • ホームセンターやショッピングサイトなどでコーキングガンを探しましょう。
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   ノズルを向こう側に向け、コーキング材のカートリッジをコーキングガンに取り付ける　カートリッジの後ろをコーキングガンの後方にぴったりと差し込み、ノズルがあるほうをコーキングガンの前方に載せます。金属製のバーを前に押してカートリッジの後ろにあて、しっかりと固定しましょう。

   • コーキング剤のカートリッジがしっかりと固定されていることを確認するために、コーキングガンを軽く振ってみましょう。
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   カートリッジのノズルを隙間の大きさに合わせて切断する　密封されているノズルを隙間にあて、きるだけ奥まで差し込みましょう。はさみやカッターナイフを使って、隙間の大きさに合わせるために、ノズルが壁と床に接する部分を45度の角度で切断します。

   • 角度をつけてノズルを切断すると、コーキング剤が隙間に入りやすくなります。
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   ノズルに長い釘を差し込んで密封シールを破る　ノズルに長い釘や金属製のバーを差し込み、内部の密封シールを破りましょう。ノズルを立たせたまま、釘やバーを抜きます。

   • 長いピンやワイヤーで密封シールを破っても良いでしょう。
   • コーキングガンによっては、カートリッジの密封シールを破るために使える金属製のバーがついているかもしれません。
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パート 3

パート 3 の 4:

コーキング剤を注入する

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   ノズルの先端を45度の角度で隙間に差し込む　コーキングガンを隙間に近づけてノズルの先を45度に傾け、ハンドルを握ったときにコーキング剤が垂れないようにします。ノズルの先を隙間にぴったりと差し込みましょう。

   • ノズルの先0.6㎝以上が隙間に入る場合は、ノズルを切断して切り口を広げましょう。
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   コーキングガンのハンドルを握り、コーキング剤を出す　ノズルを隙間に差し込んだら、ハンドルを軽く握ってコーキング剤を出しましょう。コーキング剤がノズルから出てくるまで、ハンドルを繰り返し軽く握ります。

   • ハンドルを強く握るとコーキング剤が出すぎてしまうので注意しましょう。
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   コーキングガンを隙間に沿って動かしてコーキング剤を注入する　コーキング剤がノズルから出始めたら、ハンドルを軽く握りながら注入する量が均等になるように調節しましょう。コーキングガンを隙間に沿って動かし、コーキング剤を注入します。

   • 隙間を均等に埋めて滑らかに仕上げるために、コーキング剤の量が一定になるように調整しながら注入しましょう。

   ポイント：コーキング剤を出しすぎてしまったら、硬化しないようにすぐに清潔な布で拭き取りましょう。
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   コーキングスクレーパーでならす　コーキングスクレーパーは、コーキング剤を均等にならすための小さいプラスチック製工具で、角と端がまっすぐになっています。隙間にコーキング剤を注入したら、コーキングスクレーパーでならして余分なコーキング剤を取り除き、均等かつ滑らかに整えましょう。

   • コーキング剤をならすと、隙間をしっかりと密封できます。
   • ホームセンターやショッピングサイトなどでコーキングスクレーパーを探しましょう。
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   24時間かけてコーキング剤を乾かす　コーキング剤を乾かして硬化させるために、触れずに1日放置しましょう。浴室の隙間を補修した場合は、湿気でコーキング剤が劣化しないように浴室の使用を1日控えます。24時間経ったら指で軽く触れ、コーキング剤が完全に乾いていることを確認しましょう。

   • コーキング剤が乾いていない場合は、さらに12時間放置しましょう。
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パート 4

パート 4 の 4:

原因を探る

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   基礎の沈下を示す兆候として、床が傾いたり不均一になったりしていないか確認する　隙間の近くの床を見て、傾きや凹凸がある部分を探しましょう。床が傾いている場合は、住宅の基礎が沈下して構造が不均一になっているかもしれません。床が不均一な場合は、認可されている住宅検査会社に基礎の検査を依頼し、対応策を提案してもらいましょう。

   • 住宅検査の結果によっては、専門業者に基礎の補修を依頼する必要があるかもしれません。
   • 基礎に問題がある場合は、補修しないと深刻な構造的問題につながる可能性があります。
   • インターネットで住宅検査会社を探しましょう。
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   湿気による根太の損傷や腐敗を確認する　住宅の床下を見て、壁の下に木製の根太があるかどうか確認しましょう。根太を見つけたら、ひび、裂け目、損傷、腐敗などを確認します。根太が損傷している可能性があれば、住宅検査会社に根太を調査してもらいましょう。

   • 根太が損傷すると床が動き、その部分の床と壁の間に隙間があくことがあります。
   • 根太の損傷に気づいたら、インターネットで住宅検査会社を探して検査を依頼しましょう。
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   壁を見てシロアリの被害を示す小さい穴を探す　シロアリは、家の壁や支持構造物を食べる可能性があり、それによって床と壁の間に隙間があくこともあります。壁を見て、シロアリの被害を示す小さい穴を探しましょう。シロアリの被害がある場合は、できるだけ早く信頼できるシロアリ駆除業者に連絡します。

   • シロアリの被害を示すその他の兆候として、壁の変色やたるみ、床板のたわみ、木材の損傷や腐敗などがあります。
   • シロアリの被害がある場合は、専門業者に調査を依頼しましょう。
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必要なもの

• コーキング剤
• コーキングガン
• コーキングスクレーパー
• 掃除機
• 消毒用エタノール
• カッターナイフ、またはパテナイフ