凧を作る方法

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天気の良い少し風がある日に屋外で凧を揚げるほど気持ちのいいことはありません。手作りの凧を揚げてみましょう!基本的なダイヤ凧(ひし形の凧)は、半日で簡単に作れます。この記事では順を追って、骨組みの作り方、本体の裁断の仕方、そして組み立て方を説明します。自分だけの、お手製の凧が空高く舞い上がる様子を楽しみましょう。

パート 1
パート 1 の 3:

骨組みを作る

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 棒で小文字の「t」を作ります。
    50㎝と60㎝の棒を組み合わせて、アルファベットの小文字の「t」の形を作ります。この棒が凧の骨組みになります。[1]
    • 大きい凧を作る場合は、長い棒を用意します。ただし、横棒は縦棒より少なくとも10㎝短いものを用意しましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    棒が重なった部分の真ん中に紐を1~2回巻き付けます。結び目が大きくならないように紐を結び、余った部分をハサミで切ります。棒2本の間に強力接着剤を塗って、重なった部分を押さえるとしっかり固定できます。[2]
    • 固定した後、2本の棒が直角に重なっているか確認します。横棒が、縦棒に対してまっすぐ重なった状態です。
  3. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    それぞれの棒の端に、ハサミで切れ目を入れましょう。横方向に(棒の幅に沿って)切れ目を入れます。刻み目の深さは、本体を取り付ける紐が入るくらいが適当です。
    • 細い棒と細い糸を使って作る場合は、刻み目を作るかわりに、棒の端に穴をあけます。
  4. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    骨組みの上部の刻み目に、紐を1周巻いてから棒に1周巻きます。次に、骨組みの右側の刻み目に紐を通します。その後骨組みの下部の刻み目に通してから左側の刻み目に通します。最後に、骨組みの上部の棒の端に1~2回紐を巻き付けます。余った紐をハサミで切ります。
    • 紐がピンと張った状態にします。ただし、強く張りすぎると骨組みが曲がったりゆがんだりするので気を付けましょう。
    • 骨組みの周囲に張った紐は、凧を揚げたときに、空中で形を維持する働きをします。
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パート 2
パート 2 の 3:

本体を測って切る

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  1. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    好きな素材を使って構いませんが、丈夫で装飾しやすいので、大きく白いごみ袋が最適です。また、丈夫な白い工作用紙や新聞を使うこともできます。[3]
    • 他になければ、本体に布を使っても構いませんが、本体がしっかりするように、厚くて丈夫な布を使います。
  2. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    本体に使う素材を、床に平らに広げます。広げた素材の真ん中に骨組みを置きましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    定規を骨組みの上部から右側の棒の端に置きます。定規を使って、骨組みの上端から右端にペンで輪郭線を引きます。骨組みの右端から下端、下端から左端も同様に輪郭線を引きます。最後に、骨組みの左端から上端に輪郭線を引きます。[4]
    • 描いたひし形(ダイヤ形)の中心部に骨組みが乗っている状態です。
  4. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    ハサミでひし形を切ります。骨組みに取り付けるので、輪郭線より大きめに切りましょう。
    • 骨組みにぴったり合う、きれいなひし形の本体ができました。
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パート 3
パート 3 の 3:

凧を組み立てる

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  1. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    骨組みの上に強力接着剤を塗り、本体の端を押し付けて固定します。マスキングテープや絶縁テープで本体を骨組みに付けることもできます。端を内側に折り込んで、本体にテープで貼り付けます。[5]
    • 本体が、骨組みにきつく貼れているか確認します。緩みがあると、空中で凧が分解することがあります。
  2. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    揚げ糸は少なくとも50㎝必要です。縦棒と横棒が重なる部分のすぐ上にハサミで小さな穴を開けます。揚げ糸が通る太さの穴を開けましょう。揚げ糸を穴に通して、糸の一方の端を縦棒と横棒が重なる部分にきつく結びます。揚げ糸のもう一方の端は、凧のほかの部分を作り終わるまでそのままにしておきます。
    • 腕の長さや身長に応じて、揚げ糸に別の糸を足して長くしても構いません。揚げ糸に別の糸を足すと、凧がよりまっすぐ揚がることもあります。
  3. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    しっぽを、骨組みの下端に数回きつく巻き付けて結びます。しっぽには、太めの紐や布を使います。[6]
    • 凧の本体に合う色の紐や布でしっぽを作ると、空に揚がった時に見栄えがします。
  4. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    5~7㎝のリボンや布を、しっぽに結び付けます。小さく結び、リボンや布がしっぽから垂れ下がるように付けます。しっぽがバランスをとりやすくなり、凧がまっすぐ揚がります。
  5. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    凧の組み立てが終わったら、マーカーペンでひらめいた言葉や文章を凧に書いて、個性を出しましょう。マーカーペンで色を塗ったり、ストライプや水玉などの模様を描いて飾ることもできます。あるいは、渦巻きや三角形、円形に色紙を切って凧に貼りましょう。
    • 凧に名前を書くと、自分の名前が空中に揚がっているのを見ることができます。
  6. How.com.vn 日本語: Watermark How.com.vn to 凧を作る
    湖や海など水がある場所は風が吹きやすいので、凧を揚げるのに適しています。凧をしっかり持ち、風が吹いてくる方向に向かって走ります。走りながら凧を上方に離して風に乗せます。揚げ糸を使って、凧を空中に揚げましょう。
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ポイント

  • シンプルなダイヤ凧(ひし形凧)の作り方を覚えたら、別の凧を作ってみましょう。デルタカイト、立体凧、しっぽをつけないダイヤ凧など様々な種類の凧があります。空を見上げ様々な凧を見て、いくつか作ってみましょう。
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必要なもの

  • ビニールのごみ袋、丈夫な紙、薄い布
  • 細い木や竹の棒2本:それぞれ50㎝、60㎝
  • 凧糸又は紐:少なくとも2.5~3m
  • リボン又は布:5~6片
  • 強力接着剤
  • マスキングテープ又は絶縁テープ
  • 定規
  • ハサミ
  • 色鉛筆、マーカーペン、色紙(任意)

このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Amy Guerrero
共著者 ::
美術工芸専門家
この記事の共著者 : Amy Guerrero. 美術&工芸専門家のエイミー・ゲレロはアリゾナ州フェニックスにある 工芸スタジオ「Sunshine Craft Co.」の経営者です。マクラメ編とDIY工芸を専門とし、繊維アートの講師も務めています。同スタジオでは毎月対面及びオンラインワークショップを開催しているほか、ホームプロジェクト用のDIY工芸キットの開発も行っています。フィラデルフィア大学にて工業デザインの学士号を取得。自身のスタジオを設立する前はグラフィックデザイナーとして活躍していました。芸術の発信地Sunshine Craft Co.では人々の創造性を刺激すること、また社会への献身を目指し、広範にわたる工芸プロジェクトのワークョップ、ツール、そしてリソースを提供しています。 この記事は15,013回アクセスされました。
カテゴリ: 趣味・DIY
記事のサマリーX

凧を作るには、まず直径5 cm未満、長さ約100 cmの棒を2本用意します。1本の棒がもう1本より15㎝短くなるように切りましょう。長い棒を平らな場所に置き、真ん中から12.5㎝のところで垂直に交差するように短い棒を重ねます。2本の棒が交差する部分に紐を巻き付け、接着剤を塗って固定します。接着剤が乾くまで数分間待ちましょう。次に、それぞれの棒の端に小さいナイフで刻み目を入れます。棒の端に長い紐を結び付け、それを骨組みの周囲に張りましょう。紐がずれないように、刻み目に紐を巻き付けながら張ります。紐がピンと張った状態にして端を結び、余った紐をはさみで切りましょう。ごみ袋や薄いビニール袋の上に骨組みを載せ、ペンで輪郭を写しましょう。骨組みを外し、描き写した輪郭より5㎝大きめにはさみで切ります。切り取ったビニールの上に骨組みを載せ、骨組みの内側に接着剤を塗りましょう。ビニールの端を骨組みの内側に折り込み、接着剤で固定します。1本の棒の端に新しい紐を結び付け、その棒の反対側に紐の反対側を結び付けましょう。もう1本の棒にも同じように新しい紐を結び付けます。 最後に、2本の紐が交差する部分に新しい紐を結び付け、これを揚げ糸として使いましょう。 強い風にも耐えられる丈夫な骨組みを作る方法については記事を参考にしましょう。

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