ロレックスの腕時計が本物かどうかを見極める方法

ロレックスの腕時計はかなり高価なので、本物を購入したいと思うでしょう。本物と見間違うような偽物もありますが、見極める方法があります。ここでは、本物のロレックス腕時計の特徴と、どの点に注意すべきかを紹介します。参考にして本物かどうかを見極めましょう。

知っておきたいこと

時を刻む「カチカチ」という音が聞こえるかどうかを確認しましょう。音が聞こえる場合は本物ではありません。
ロレックスを象徴する王冠マークがあるかどうかを確認しましょう。本物には、文字盤の6時と12時の位置に王冠マークが刻まれています。
箱や保証書、取り扱い証明書の有無を確認しましょう。

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時を刻む音がしない

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ロレックスの腕時計には自動巻き機構が搭載されているため、音がしません。普通の腕時計には水晶振動子が用いられているため、「カチカチ」と鳴りながら秒針が動きます。この「カチカチ」という音が聞こえたら、本物ではないでしょう。^{[1]X出典文献}
- ロレックスの腕時計は自動巻きなので、ゼンマイを巻く必要はありません。^{[2]X出典文献}
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2

秒針の滑らかな動き

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しかし、ロレックスの腕時計の秒針は、止まることなく滑らかにスーッと動きます。秒針の動きがシルクのように滑らかでない場合は偽物でしょう。^{[3]X出典文献}

3

拡大鏡

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本物のロレックス腕時計には、日付表示の部分に拡大鏡が配置されています。ロレックスの腕時計には、文字盤の右側に日付を表示する小さな窓があります。ここには、サイクロップレンズという拡大鏡が配置されており、日付が大きく見えるでしょう。日付が大きく見えない場合はおそらく偽物です。^{[4]X出典文献}
- 通常、ロレックス腕時計の日付表示は2.5倍に拡大され、窓いっぱいに大きく見えるはずです。日付表示部分に拡大鏡を配置した精巧な偽物もありますが、日付は窓いっぱいになるほど大きくは見えないでしょう。
- 拡大鏡の位置がずれているなどの不具合があれば偽物です。
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重厚感

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腕につけて重さを確かめてみましょう。本物であれば、手や手首にずっしりとした重さを感じるはずです。軽く感じる場合は偽物かもしれません。^{[5]X出典文献}

5

外装の金属

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ロレックスの腕時計には磨き上げられた高品質のステンレス鋼が使われています。プラスチックやアルミニウムが使われることはありません。時計を裏返して裏面を確認しましょう。アルミニウムのような薄くて安っぽい金属やプラスチックが使われていたら偽物です。^{[6]X出典文献}
- ロレックスの腕時計には、オイスタースチールという独自のステンレス鋼が使われています。
- 裏蓋の外側が金属でも、内側がラスチックの場合は偽物です。
- 裏面が透明なガラスで内部が見える偽物もありますが、本物のロレックス腕時計にそのようなモデルはありません。
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シリアルナンバー

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すべてのロレックス腕時計にはシリアルナンバーが刻印されています。時計を外し、ブレスレットの固定部分を画びょうなどで押して取り外しましょう。シリアルナンバーは、文字盤の6時側のラグ（ブレスレットをばね式の棒で本体に取り付ける部分）の間に刻印されています。シリアルナンバーは、はっきりとした文字で正確に刻印されており、ぼやけていないはずです。^{[7]X出典文献}
- 反対（12時）側のラグの間には「ORIG ROLEX DESIGN」という文字と型番（リファレンスナンバー）が刻印されています。
- シリアルナンバーで製造年を調べるには、こちら（英語）を参照しましょう。

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ロレックスの王冠マーク

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本物のロレックス腕時計には、6時と12時の位置に王冠マークが刻まれています。ロレックスの王冠マークが文字盤のガラスに刻まれるようになったのは、2000年代半ばです。このマークは非常に小さいため、拡大鏡を使って確認しましょう。
- 王冠マークが肉眼で確認できるほど大きい場合は、偽物かもしれません。
- 12時の位置にある王冠マークには高品質の金属が使われています。王冠の先端の円は盛り上がっており、輪郭には内側とは異なる金属の光沢があるでしょう。^{[8]X出典文献}
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文字盤の文字

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つまり、直線はまっすぐで曲線は滑らかでしょう。また、文字の間隔は均等です。文字が不均等な場合や拡大鏡で見ると輪郭がはっきりしていない場合は、偽物かもしれません。^{[9]X出典文献}

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縁の内側に刻まれた文字

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本物であれば、文字盤の縁の内側に文字が刻まれています。拡大鏡で確認してみましょう。文字盤の周囲に刻まれている文字は、くっきりと上品に見え、正確です。文字が刻まれていない（印刷されている、書かれているなど）場合は偽物です。
- この文字の刻印は、ロレックスオイスターパーペチュアルシリーズ（最も人気があるモデルの1つ）のすべての時計に認められます。^{[10]X出典文献}
- 唯一の例外がチェリーニシリーズです。チェリーニシリーズは他のシリーズとは一線を画すデザイン（長方形の文字盤など）となっているため、縁の内側に文字の刻印がないかもしれません。
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高級感ある箱

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すべての箱には「Rolex」という正式名称とロゴが印刷されています。ロレックスの腕時計は、箱も含めてすべてが上品で洗練されており完璧です。本物であれば、時計を固定するクッション付きの高級な箱に入っているはずです。^{[11]X出典文献}
- ほとんどの場合、ロレックスの腕時計には5年間有効な保証書と取扱説明書が付属しています。^{[12]X出典文献}
- これらのいずれかが付属していない場合は偽物かもしれません。

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防水機能

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最後の手段として、防水性を確認しましょう。ロレックスのすべての時計には防水機能が備わっていますが、偽物はそうではありません。コップに水を入れ、時計を数秒間沈めて取り出しましょう。本物であれば文字盤に水が入ることはなく、通常通り機能するはずです。^{[13]X出典文献}
- ロレックスは、防水機能を備えた腕時計用ケースを最も早く考案したメーカーです。オイスターケースと呼ばれるこのケースは、現在も使われています。
- 深水に対応した唯一のロレックス腕時計は、サブマリーナーシリーズです。その他のシリーズのロレックス腕時計は日常防水性（シャワーやプールなどでの使用）を備えてはいるものの、それ以上の過酷な水中環境には耐えられないかもしれません。^{[14]X出典文献}
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