ミッキーマウスを描く方法

ミッキーマウスは有名な漫画のキャラクターで、その大きな耳と豊かな表情は何かを描きたいと思った時のチョイスにうってつけでしょう。それほど経験がなくてもわりと簡単に描けます。基本的には決まった手順で楕円を重ねて描いていくことで、ボタンの様な丸い鼻、ふたつの目、ふたつの耳のようにできあがっていきます。顔が正面を向いているミッキーマウスを描くのが一番簡単ですが、少し難易度を上げたければ斜め向きに挑戦してもよいでしょう。顔ができたら、半ズボンとユニークな大きい靴をはいた体を描いて完成です！

方法 1

方法 1 の 3:

斜め向きのミッキーを描く

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1
ミッキーの頭のメインとなる円を描きましょう。鉛筆を使います。この最初の円が基になるので、サイズは描きたいと思っている絵の大きさによって決めましょう。できるだけ完全な円を描きます。^{[1]X出典文献}
- 本当に完璧な円から始めたければ、薬のボトルやグラスの底など円形のものを型取りましょう。
- ミッキーの形がほぼできあがった後に線を消していくので、あまり強く鉛筆を押し付けて描かないようにします。
2
立体的な球体にするために交差する２本の線を円の左寄りに描きましょう。はじめの線は円の上側から描きます。左端に三日月ができるように鉛筆で弧線を引きましょう。別の曲線を円の左の真ん中から描きます。下向きののアーチを描くようにしましょう。これで円が立体的になります。^{[2]X出典文献}
- このような２本の線を（デッサンの）中心線、等高線と呼びます。鼻や目の位置の目安として使われます。最終的には消すものなので薄めに描きましょう。
- ミッキーの顔を右に向けたい場合は、線を右寄りにしましょう。各手順において左右を逆にすれば、反対向きになります。
3
小さな円を線が交わるところから外側にはみ出すように描きましょう。２本線がちょうど交わる点から、大きい円の1/10ほどのサイズの円を描きます。交差点が小さい円の右上にくるようにしましょう。^{[3]X出典文献}
- この小さい円はミッキーの鼻の中間部分になります。最終的に下半分は消します。
4
さらに少しだけ小さめの楕円を描き足しましょう。小さい円の左上の先に卵型を描きます。わずかに左に傾け、顔から離しましょう。これは鼻先のボタン部分になります。線は消さずに残ります。^{[4]X出典文献}
- 鼻先を傾けず顔からの間隔もあけずに描けば、ミッキーが鼻を引っ込めているようにみえるでしょう。ボタン部分を平らに描くと、ミッキーが困ったり怒ったりしているようにみえます。
5
大きい円の右と右上に耳をふたつ付けましょう。顔の右端と右上に、耳の部分になる同じ大きさのふたつの円を描きます。付け根部分が大きい円に重なるようにしましょう。^{[5]X出典文献}
- 重なっている部分の耳の線は消しますが、外側に出ている部分は残します。
- 大きい円の3/5ほどの大きさにしましょう。
6
大きい円の真ん中に数字の3を描いてふたつのパートに分けましょう。ミッキーの頭の黒い部分と顔を分けるために、数字の３を左に傾けて描きます。下の描き終わり部分は大きい円とつながるようにしますが、上の描き始め部分は離しておきましょう。少しの隙間を残します。数字の３の上の山部分が大きい円の左上にぶつかったら折り返して真ん中に向けて線を描いていきましょう。^{[6]X出典文献}
- 一筆で続けて描くようにしましょう。
- ミッキーの口は大きい円の左下にきます。目は左上にきます。
ポイント:この部分は少し変わった形なので不自然に感じるかもしれません。途中で修正できるように薄めに描くようにしましょう。
7
小さい円の下側と大きい円の中心を線でつなぎましょう。小さい円（鼻のボタン部分ではない方）の下側から描き始め、ゆるやかなU字型アーチを描きながら大きい円の中央より少し下あたりでとめます。これがミッキーの鼻の下の部分と唇の上の部分になります。^{[7]X出典文献}
- 小さい円の右下側は消しますが、２本線の交差点から今書いたばかりの線をつなぐアーチ部分は残しましょう。
8
先程の線にさらに小さく急傾斜なU字型の線を足して口を描きましょう。大きい円と鼻の線が交わる点の右横からスタートします。線が大きい円から少しはみ出すくらいまで斜め下方向に線を引いていきましょう。そこから線を上向きにして前述した線の終わりとつなげます。^{[8]X出典文献}
- 傾斜の深いUの上に傾斜の浅いUがあるようにしましょう。
- このふたつのUの間にある線をすべて消すとミッキーの口になります。
- つながったふたつの小さな山を描いて、口の下側に舌を描き足しましょう。尖っていないMのような形です。
9
口の下側のアーチのさらに下に、平行に弧線を加えて下唇を描きましょう。下の線の外側にもう１本U字型の線を引きます。鼻のところから線を描き始めて、大きな円の縁を超えて少し中に入ったところで止めます。^{[9]X出典文献}
- ２本の弧線の間隔は狭くしましょう。間に描いてあるものはすべて消します。
10
大きい楕円を右に、それより小さい楕円を左に描いて目を加えましょう。まず最初の目を付けるために数字の３で区切った左側、中央線の右側に細い楕円を描きます。次にはじめより小さい楕円を中央線の左側、大きい円の左縁より内側に描きます。^{[10]X出典文献}
- 目の下側に瞳を描きましょう。塗りつぶしても線だけでも構いません。
11
鉛筆で下書きした輪郭をボールペンやマジックペンでなぞり、余分な線を消しましょう。はみ出していたり目印に描いた線などを消すのは、ペンでなぞる前でも後でも構いません。耳の付け根部分や口の中、中央線や等高線などの目印や小さい円の右下側の線などを消しましょう。残した線を黒のペンでなぞって輪郭を完成させましょう。^{[11]X出典文献}
- 色をつけたければ、顔をふたつのパートに分けた線の右側は全部黒く塗りましょう。残りは肌色にして、舌は赤で塗ります。
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方法 2

方法 2 の 3:

ミッキーの体を描く

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ズボンのウエストの曲線ともう一方の丸みのあるお腹の線から描き始めましょう。ミッキーのズボンは丸みをおびた長方形のような形です。顔の真下でも少し横にずらして描いても構いません。ズボンの左、右、上の順に線を描きましょう。顔と上の線の間に少し隙間をあけておきます。上の線は真ん中がわずかに盛り上がったなめらかな曲線にしましょう。このようにするとミッキーがお腹を突き出しているようにみえます。^{[12]X出典文献}
- 顔とズボンの間の間隔で胴体の長さが決まります。もともと少しずんぐりとした感じが特徴なので、それほどあける必要はないでしょう。
- はじめからボールペンなどで描いても構いませんが、修正ができないので注意しましょう。
2
ズボンの下の部分を、両方の裾を広げて描きましょう。両足をぴったりとくっつけて描いてもよいですし、片方を前に出して斜めに立っているようにしても構いません。ズボンの下の部分に小さな長方形をふたつ描き足しましょう。すべてがつなっがてみえるように、ふたつの長方形の上の線は描かないようにします。^{[13]X出典文献}
- ズボンの裾は広めにしましょう。ハイウエストの半ズボンのような形にします。
3
ズボンの真ん中に大きなふたつの楕円形のボタンをつけましょう。ミッキーのズボンといえばふたつのボタンが必要不可欠です。楕円型のボタンをズボンの上部につけましょう。通常の楕円よりやや縦長に描きます。^{[14]X出典文献}
- ミッキーが左側を向いているようにしたければ、遠近感がでるように左のボタンを右よりも少し小さめに描きましょう。
4
２本の短めの線をズボンの両端から顔に向かって描きましょう。体が顔の真ん中につながってみえるように両方の線を少し内側に傾けます。とても短い線になるでしょう。顔にはつなげずに描きましょう。^{[15]X出典文献}
- 胴体部分の左右の線から描き足しましょう。
5
簡単にするために腕を背中の方に曲げて描きましょう。腕の外側の線を顔のところから描き始めます。内側の線は先程描いた胴体部分の線の終わりから描き始めます。２本の線を引いていき45度の確度に曲げましょう。ミッキーが背中で手をつないでいるようにするために、2本線を楕円ボタンの中心と同じ高さくらいまで引いたら内側に曲げます。反対の腕も同様に描きます。^{[16]X出典文献}
- これはミッキーの定番のポーズです。
- ミッキーの手は描くのが案外難しいでしょう。もちろん挑戦してみても構いません。通常は４本指で顔とほぼ同じくらいの大きさです。手袋を忘れないようにしましょう！
6
ズボンから出ている足を描きましょう。それぞれの足を思っている方向に出します。バランスが良いように足は腕と同じ太さにします。一般的にミッキーの足はズボンと同じくらいの長さなので、そのように線を描きます。^{[17]X出典文献}
- 片方の足を少し太めに描けば、斜め方向を向いて立っているようにみえます。
- 後で靴を描き足せるように、足の下側は線で閉じずにあけておきます。
7
足首のところがドーナツのような形になっている大きな丸い靴を履かせましょう。ミッキーの靴は大きくて丸く、足首のところはドーナツのような形をしていて、そこから足が出ています。足の線の下側を小さな弧を描いて閉じましょう。その弧線をぐるっと囲むように別の線を足首の少し上あたりから描き、ドーナツ型を作ります。先が少し外に向くように大きな楕円を加えればミッキーの靴の完成です。^{[18]X出典文献}
- 色を付けたければズボンは赤、靴は黄色にしてみましょう。
ポイント:ミッキーのシッポは描く場合もあれば省く場合もあります。加えたければズボンの右下あたりから始めて後ろから出ているように描きます。通常はとても細く描かれます。動きをだすために先の方にいくにしたがってくねらせましょう。
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方法 3

方法 3 の 3:

正面向きのミッキーを描く

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紙の中央に鼻になる平たい楕円を描きましょう。鼻先のボタン部分から始めます。少し押しつぶしたような楕円を描きましょう。横になったきれいな卵型にします。^{[19]X出典文献}
- 顔の中央部分から始めそれぞれのパーツのバランスをみながら描いていきます。
- この手順では後から消す線がないので、自信があればはじめからボールペンなどで描いてもよいでしょう。自信がなければ鉛筆で下書きをした後にペンでなぞりましょう。この方が失敗をしても修正することができます。
2
鼻の上に同間隔をあけて曲線を描きましょう。楕円の上部と全く同じ曲線を少し上に描きます。これはミッキーの目の底辺部分になります。^{[20]X出典文献}
- この線を楕円より長くしてしまうとミッキーらしい目になりません。
3
ふたつの細い楕円を曲線につなげて描いて目を加えましょう。正面から見ると、ミッキーの目の下の部分は鼻に隠れているようにみえます。鼻の上に描いた曲線にくっつけて、同じ大きさの楕円をふたつ描きましょう。^{[21]X出典文献}
- 目が曲線とつながっているように描くので、楕円の下部分は1/8ほど欠けたようになります。
- 鼻より細い縦長の楕円を少し間隔をあけて描きましょう。
4
目の中に瞳を加えましょう。楕円の下側に瞳を描きます。両目とも内側中央よりの角は間隔があかないように瞳を入れましょう。瞳の下側1/4は隠れた状態になります。^{[22]X出典文献}
- 向かって左側の目の右下と右側の目の左下は欠けた状態になるように描きます。
5
２本の頬の線を加えてニッコリ笑顔を描きましょう。鼻の下に１本の長い線を描いて笑顔を作ります。顔の端から端まで鼻の下の線と平行になる曲線を描きながら伸ばしていきます。定番のミッキーの笑顔になるように線の両端に直角に交わる短い線を加えましょう。^{[23]X出典文献}
- スマイリーフェイス（ニコちゃんマーク）のおなじみの口に似せて描いてみましょう。
6
さらに急傾斜のU字を下に付け加えてミッキーの口を開けましょう。さらに傾斜のあるU字型の線を、先程の線の真ん中にぶら下がっているように描きます。鼻の少し左に寄ったあたりから斜め下に線を引き始め、鼻の中心の延長線上まで下げていきましょう。そこから今度は鼻の右横あたりに向かって線を上げていきます。^{[24]X出典文献}
- 開いた口の中に、つながったふたつの山を描いて舌を付けましょう。
7
顔のパーツを囲むようにしてミッキーの輪郭を描いていきましょう。まず目と口の周りの線を描きます。顔の下側から始めましょう。ニッコリ笑顔の口の周りはプックリとした頬になるように描いていきます。^{[25]X出典文献}
- ミッキーは眉毛があってもなくても構わないので、付け加えるかどうかは自由です。付ける場合はふたつの小さな弧を目と輪郭の線の間に描きましょう。
ポイント:顔のパーツをすべて囲むように描きましょう。目、頬、口の下側の周りを1本の線で囲みます。
8
頭部の両横と真上に３本の線を描きましょう。左の頬の突き出ているあたりから目の上部の高さくらいまで曲線を引きます。左耳を描き足すための間をあけ、次は頭頂部を囲むように曲線を続けていきます。左右対称になるように右耳を描き足す間をあけ、右頬につながる曲線を引きましょう。^{[26]X出典文献}
- 耳が左右対称に描けるように、両サイドにあける間隔は同じにします。
9
左右にふたつの円を描いて耳を付けましょう。間隔をあけておいたところに線をつなげて耳の円を描きます。耳の付け根部分の線がないことで、３本の曲線とふたつの耳が１本の線で描かれているようにみえるでしょう。^{[27]X出典文献}
- 技術があれば本当に一筆でつなげて描くことも可能です。
- 耳がいびつな形になってしまうことがよくあります。この場合は耳と頭に色を塗るときに形を整えましょう。
ミッキーの耳と頭のまわりは黒で塗ります。さらに色を加えるのであれば舌は赤で肌は肌色にしてみましょう。^{[28]X出典文献}
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