この記事の共著者 : Luigi Oppido. ルイージ・オピドはカリフォルニア州サンタクルーズ市のパソコン修理専門店「Pleasure Point Computers」経営者です。25年以上にわたりパソコン修理全般、データ復元、ウイルス除去、アップグレードなどのサービスを請け負っています。また、カリフォルニア中部でKSCOにて放送中の番組、「Computer Man Show! 」の司会者も務めています。
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この記事では、パソコンのハードディスクを消去する方法を紹介します。パソコンを工場出荷時の設定に戻すことにより、簡単な消去を施して、インストールされているプログラムやファイルを削除したり、データ復旧を不可能にしなければならない場合は、パソコンのハードディスクを確実に消去したりすることが可能です。SSDを使ったMacの場合は、パソコンをリセットするだけでディスクを確実に消去することができます。
ステップ
- 回復タブをクリックする ウィンドウの左側にあります。
- 開始するをクリックする ウィンドウ上部の「このPCを初期状態に戻す」という見出しのすぐ下にあるボタンのことで、クリックするとポップアップウィンドウが表示されます。
- すべて削除するをクリックする ポップアップウィンドウにあるオプションのことで、このすべて削除するというオプションを選択すると、ファイルやプログラム、設定は残るようになります。
- ファイルの削除のみ行うをクリックする 次の画面にあるオプションで、ファイルやプログラム、ユーザー設定はすべて削除されますが、オペレーティングシステム(OS)は削除されません。
- 高度なシステムリセットを行いたい場合は、代わりにファイルを削除してドライブのクリーニングを実行するを選択しましょう。この処理は完了するまでに数時間かかることがあり、処理完了後にはWindowsを再インストールする必要があるので注意しましょう。
- リセットをクリックする ウィンドウの下部にあるボタンのことで、このリセットというボタンをクリックすると、ファイルの削除が開始されます。ハードディスクが消去されると、新しいユーザーとしてWindowsにログインするためのセットアップ画面が表示されます。広告
- 空のDVDまたはUSBメモリがあることを確認する パソコンのハードディスクを確実に消去するには、「DBAN」というプログラムを空のDVDに書き込むか、USBメモリに入れる必要があります。
- パソコンのディスクドライブは、ディスクトレイ付近にある「DVD」のロゴを探して、書き込み可能であることを確認することができます。
- ディスクドライブでDVDに書き込めない場合は、DVDに書き込める外付け(USB)ディスクドライブを使いましょう。
- 「DBAN」のISOファイルをダウンロードする https://dban.org/(英語のみ)にアクセスして、ウィンドウの右上にあるDownload DBAN(DBANをダウンロード)をクリックすると、「DBAN」のイメージファイル(ISOファイルとも呼ばれる)をパソコンにダウンロードするように促されます。
- ブラウザの設定によっては、ファイルが実際にダウンロードされる前に、ダウンロードを確認したり、保存場所を指定したりする必要があるかもしれません。
- 「DBAN」をDVDに書き込む 「DBAN」のダウンロードが完了したら、パソコンの「PC」というプログラムから「DBAN」のISOファイルをDVDに書き込みましょう。
- 書き込み処理が完了したときに「DBAN」のDVDがパソコンに残っていることを確認しましょう。
- USBメモリを使う場合は、代わりに「DBAN」のISOファイルをUSBメモリに入れて、USBメモリをパソコンに挿入したままにしておきましょう。
- BIOS設定に入る 「再起動」をクリックした直後に、パソコンのBIOSキーを繰り返し押していきます。通常、BIOSキーはDelまたは「F」キーのうちののいずれか(例:F2)ですが、パソコンの取扱説明書をネットで調べれば確認可能です。
- BIOS設定に入るタイミングを逃してしまった場合は、パソコンを再起動してからもう一度再試してみましょう。
- 「Boot Order(起動順序)」という項目を探す 通常のパソコンでは、方向キーを使って「Advanced(詳細)」または「Boot(起動)」タブを選択し、「Boot Order(起動順序)」という項目を探します。
- BIOSの種類によっては、開いた最初の画面に起動順序オプションがある場合があります。
- パソコンのDVDドライブを選択する 「CD Drive(CDドライブ)」や「Disk Drive(ディスクドライブ)」などと表示されているはずです。ここでも方向キーを使って適切なオプションを選択しましょう。
- ドライブを起動順序リストの先頭に移動させる 「CD Drive(CDドライブ)」などのオプションを選択した状態で、選択したオプションが起動順序リストの先頭に来るまで+キーを押します。
- これがうまくいかなかった場合は、画面の右側(または下部)にあるキーの凡例を調べて、選択したオプションを移動させるのにどのキーを押せばよいのかを確認しましょう。
- 保存して終了する 通常、BIOS画面ではキーを押さないと保存して終了することができません。どのキーを押せばよいのかは、画面上のキーの凡例を調べましょう。
- パソコンによっては、ダイアログボックスが表示されたときに別のキーを押して変更を確定しなければならない場合があります。
- パソコンのハードディスクを選択する 「DBAN」のインターフェースがポップアップ表示されたら、JまたはKキーを押して選択範囲を上下に移動し、パソコンのハードディスクが選択されたらSpaceを押します。
- 「DBAN」画面の下部にあるキーの凡例を調べて、ナビゲートや選択に使うキーを確認しましょう。
- 消去したいハードディスク(またはパーティション)が複数ある場合は、それらも選択しましょう。
- ハードディスクを消去する F10(または凡例に表示されているキー)を押すと、ハードディスクの消去が開始されます。この処理には最低でも数時間かかるので、確実な電源にパソコンが接続されていることを確認しましょう。
- ダイアログボックスが表示されたら、「DBAN」のDVDを取り出す 「Blancco」の広告が画面に表示されたら、「DBAN」のDVDを取り出してもかまいません。その時点でハードディスクは確実に消去されています。
- OSをパソコンに再インストールしたい場合は、「DBAN」のDVDを任意のOSのインストールDVDに入れ替えてから、画面の指示に従いましょう。ただし、インストールの開始を促すためには、パソコンを再起動しなければならない場合があります。
専門家情報ネットワークエンジニア、デスクトップサポートIT技術者として25年以上の経験を持つスパイク・バロンは、パソコン修理ショップ「Spike's Computer Repair」を経営しています。スパイクは自身のショップSpike's Computer Repairにて、MacとWindowsパソコンの修理、中古パソコンの販売、パソコンウィルスの駆除、データ復元、そしてハードウェアとソフトウェアのアップグレードに関するサービスを提供しています。スパイクはCompTIA A+ certification(ITプロフェッショナル向けのコンプティア認定資格)とMicrosoft Certified Solutions Expert(MCSE。マイクロソフト認定プロフェッショナル)の資格を保持しています。Spike Baron
ネットワークエンジニア、デスクトップサポートパソコンを消去する方法は色々あります。ディスク上のデータ消去には、DoD消去方式という軍用レベルの消去方式を使うことが可能です。「KillDisk」も方法の一つですが、ホームユーザーにとっては過剰性能となることがよくあります。ホームユーザーの場合、通常はOSを再インストールするのが最善の方法です。
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- 再起動...をクリックする ドロップダウンメニューの下部にあります。
- ダイアログボックスが表示されたら、再起動をクリックする Macが再起動します。
- リカバリーモードに入る Macの再起動が開始したら、⌘ CommandキーとRキーを同時に長押しし、「ユーティリティ」ウィンドウが表示されたら放します。
- ディスクユーティリティを選択する 聴診器が付いた灰色のハードディスクアイコンのことです。
- 続けるをクリックする ウィンドウの右下にあります。
- Macのディスクを選択する ウィンドウ左上の「内蔵」という見出しの下にあるHDDまたはSSDというオプションをクリックします。
- 消去をクリックする ウィンドウの上部にあるタブのことで、クリックするとポップアップウィンドウが表示されます。
- 「フォーマット」のテキストボックスをクリックする 画面の右側にあるテキストボックスのことで、クリックするとドロップダウンメニューが表示されます。
- Mac OS Extendedを選択する ドロップダウンメニューにあります。
- 消去をクリックする ウィンドウの右下にあるオプションのことで、クリックするとデータ消去を開始するようにMacに指示が出されます。
- この処理は完了するまでに時間がかかる場合があるので、数時間以内に使わなければならない場合は、パソコンをリセットしないようにしましょう。
- ダイアログボックスが表示されたら、完了をクリックする Macのハードディスクは空になっているはずです。
- OSを再インストールしたい場合は、「ディスクユーティリティ」を終了して、macOSを再インストール、続けるの順にクリックしましょう。ただし、macOSをダウンロードするには、インターネットに接続しなければなりません。
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- 「アップルメニュー」を開く 画面の左上にあるAppleのロゴをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示されます。
- SSDを使ったMacの場合、ディスクを消去することはできません。その代わりに、Macのリセットを試してみましょう。
- 再起動...をクリックする ドロップダウンメニューの下部にあります。
- ダイアログボックスが表示されたら、再起動をクリックする Macが再起動します。
- リカバリーモードに入る Macの再起動が開始したら、⌘ CommandキーとRキーを同時に長押しし、「ユーティリティ」ウィンドウが表示されたら放します。
- ディスクユーティリティを選択する 聴診器が付いた灰色のハードディスクアイコンのことです。
- 続けるをクリックする ウィンドウの右下にあります。
- Macのハードディスクを選択する ページ左側の「内蔵」という見出しの下にあるHDDというオプションをクリックします。
- 消去をクリックする ウィンドウの上部にあるタブのことで、クリックするとポップアップウィンドウが表示されます。
- セキュリティオプション...をクリックする ウィンドウの下部にあります。
- 「最も安全」オプションを選択する スライダーをクリックしたまま右端までドラッグし、「最も安全」の目盛りを選択します。このオプションは、Macのハードディスクを空のデータで7回続けて上書きするオプションです。
- OKをクリックする ウィンドウの右下にあります。
- 消去をクリックする ウィンドウの右下にあるオプションのことで、クリックすると消去を開始するようにハードディスクに指示が出されます。
- 通常、「最も安全」オプションは完了するまでに数時間かかるので、データ消去は仕事に出かける前や就寝前に開始するとよいでしょう。
- ダイアログボックスが表示されたら、完了をクリックする これで、Macのハードディスクは完全に空になり、データ復旧の可能性はほとんどまたはまったくないはずです。
- Macに付属しているOSを再インストールしたい場合は、「ディスクユーティリティ」を終了し、macOSを再インストールを選択して、続けるをクリックしましょう。ただし、OSを再インストールするには、インターネットに接続しなければなりません。
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ポイント
- パソコンをリサイクルして、もう使う予定がない場合は、大型ハンマーなどでハードディスクを物理的に破壊するのが一番良いでしょう。物理的な破壊は、データの一部を復元できないようにする唯一の確かな方法です。
注意事項
- パソコンの消去を行うと元には戻せないので、データのバックアップを取ってから行うようにしましょう。
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