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段と段の間に隙間があいている木製の階段が家にありますか?スケルトン階段は人気がありますが、隙間が広すぎたり基準を超えていたりすると、安全性に不安を感じるかもしれません。幸いにも簡単な作業なので、DIYに慣れていれば数時間で階段の隙間をふさげるでしょう。ひと手間かければ、階段を安全に使えるようになります。

パート 1
パート 1 の 3:

計測して木材を切る

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 階段の後ろ側で隙間の寸法を1つ1つ確認する 
    メジャーを持って階段の後ろ側へ行き、水平に渡してある踏み板の長さを測りましょう。次に、踏み板の下端にメジャーをあて、上の段の踏み板の下端までの長さを測ります。計測値を忘れないように書き留めておきましょう。[1]
    • 踏み板の上端にメジャーをあてて測ると高さが足りなくなり、隙間をきちんとふさげなくなるので注意が必要です。
    • 隙間の寸法は段によって異なる可能性があるので、1か所だけでなくすべての隙間を測る必要があります。[2]
    • 階段1段の高さの基準は、住んでいる国や地域によって異なります。たとえば、日本の一般住宅の階段1段の高さは23㎝以下と定められていますが、10㎝以下と定められている国や地域もあります。住んでいる国や地域に応じた基準については、その国や地域の法律を確認しましょう。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 隙間をふさぐ材料として厚さ20~24㎜の合板を必要なだけ用意する 
    好みの板を用意して、段と段の間を垂直にふさぐ「蹴込み板」を作りましょう。へこみや損傷に対する耐久性が高い板が必要ならパイン材、安く仕上げるには中密度繊維板(MDF)が適しています。誤って蹴破らないように、厚さ20㎜以上の板を用意しましょう。[3]
    • 階段の踏み板と同じ種類の木材を使う必要はありません。階段になじむように塗料やステインを塗ったり、木材シートを貼ったりすることができます。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 丸ノコや丸ノコ盤を使い、寸法通りに板を切る 
    各隙間の寸法に合わせて、直定規で板に線を引きましょう。切断作業を始める前に保護メガネを着用します。丸ノコの電源を入れ、線に沿ってゆっくりと切りましょう。[4]
    • どの隙間に対応するかわかるように、切った板に印を付けておきましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 切った板を隙間にあてて大きさを確認する 
    階段の後ろ側へ行き、それぞれの隙間に切断した板をあててみましょう。板の端がぴったり収まり、踏み板の下にはみ出していないことを確認します。板が大きすぎる場合は、適切な大きさになるようにノコギリで切りましょう。[5]
    • 板を小さく切りすぎると隙間が残ってしまうので注意しましょう。板が小さくなってしまったら、新しく切る必要があるかもしません。
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パート 2
パート 2 の 3:

蹴込み板を取り付ける

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 蹴込み板の下端から1.3㎝のところに下穴を3、4個あける 
    使用するネジより直径が少しだけ小さいドリルビットをドリルに取り付けましょう。蹴込み板を横長に置き、メジャーで測って下端から1.3㎝のところに印を付けます。板の横端から2.5㎝のところに1つ目の下穴をあけましょう。板の長さに沿って、等間隔で残りの下穴をあけます。[6]
    • ネジを取り付ける時に板が割れないように下穴をあけておきます。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 下穴に沿って木工ボンドを塗る 
    板の両面の中できれいなほうを表として選び、そこに木工用ボンドを塗りましょう。板の端にあけた下穴の周りに木工ボンドを絞り出し、下穴に沿って直線を描くように反対の端までボンドを塗ります。[7]
    • 木工ボンドを塗るとしっかりと固定できるので、蹴込み板が外れたり軋んだりする可能性が低くなるでしょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 階段の後ろ側に蹴込み板をネジで取り付ける 
    階段の後ろ側に蹴込み板をあて、木工ボンドで描いた直線を踏み板の後ろに押し付けましょう。各下穴に5㎝のネジを差し込み、電動ドリルで締めます。ネジ頭が蹴込み板の後ろ側にぴったり付くまで締めましょう。[8]
    • 蹴込み板と踏み板をぴったり合わせるのが難しければ、C型クランプで固定しましょう。
    • 階段がマホガニー材などの硬い木材で作られている場合は、蹴込み板の下穴にドリルを差し込み、踏み板の後ろ側に下穴をあけて階段の破損を防ぎましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 踏み板の上部から蹴込み板の上部にかけて下穴を3、4個あける 
    階段の後ろ側から出て、取り付けた蹴込み板の前面に移動しましょう。踏み板の前端から約2.5㎝のところにドリルをあてます。踏み板にゆっくりと穴をあけ、取り付けた蹴込み板の上部にかけて穴をあけましょう。蹴込み板の下端に取り付けたネジの位置と揃えて、踏み板の前端に沿って下穴をさらに2、3個あけます。[9]
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 踏み板の上部に皿ネジを取り付ける 
    皿ネジとはネジ頭の上面が平らなネジです。これを使うと、ネジ頭と踏み板の表面が平らになります。下穴に皿ネジを差し込み、ドライバーでしっかりと締めましょう。取り付けたら、ネジ頭が踏み板の表面と平らになっていることを確認します。[10]
    • 皿ネジを使わないと、出っ張ったネジ頭に足が引っかかって怪我をする可能性があります。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 残りの蹴込み板を取り付ける 
    階段を上りながら1度に1枚ずつ取り付けましょう。蹴込み板をしっかりと固定し、動いたりぐらついたりしないことを確認します。[11]
    • 階段の上のほうに蹴込み板を取り付ける際は、階段の後ろ側ではしごを使う必要があるかもしれません。
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パート 3
パート 3 の 3:

仕上げる

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 蹴込み板の裏面の継ぎ目にコーキング材を充填する 
    階段の後ろ側へ行き、蹴込み板と側桁(踏み板が固定されている階段側面の斜めの部分)の境目にコーキングガンの先をあてましょう。コーキングガンのハンドルを握り、蹴込み板の側面と上部に沿ってコーキング材を薄く充填します。指先でコーキング材を滑らかに整え、24時間乾かしましょう。[12]
    • コーキング材を充填すると階段が軋みにくくなり、蹴込み板をさらにしっかりと固定できます。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 木工パテでネジの頭を隠す 
    使用した板の色と似た色の木工パテを使いましょう。各ネジの頭に指先ほどの大きさのパテを塗ります。パテナイフでパテを広げ、板の表面が平らになるように整えましょう。木工パテがしっかり乾き、固まってから次の手順に進みます。[13]
    • 木工パテはホームセンターなどで販売されています。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 蹴込み板を塗装して階段の色に合わせる 
    塗料が付くように#150のサンドペーパーで蹴込み板をこすり、表面を滑らかに整えましょう。ミニほうきで木くずを払い落します。踏み板に塗料が付かないように、蹴込み板との境目に養生テープを貼ります。階段の上から順に、各蹴込み板にプライマーを1回ずつ塗りましょう。4~6時間かけてプライマーを乾かし、サンドペーパーでこすって滑らかに整えます。ペイントブラシを横方向に大きく動かしながら、塗料を塗りましょう。階段の上から下に向かって蹴込み板を1枚ずつ塗っていきます。6時間かけて塗料を乾かし、養生テープを剥がしましょう。[14]
    • 塗料を塗り重ねる場合は、1層目が乾いてから2層目を塗り、その後6時間かけて2層目を乾かします。
    • すべての蹴込み板が均等に美しく仕上がるように、ブラシを同じ方向へ動かして塗りましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 蹴込み板を美しく仕上げるために木材シートを貼る 
    ホームセンターやネットショップなどで踏み板に合う木材シートを購入しましょう。木材シートを蹴込み板の大きさに合わせてはさみで切り、裏面の剥離紙を慎重に剥がして貼ります。ゴムローラーを使って空気を抜き、表面を平らに整えましょう。[15]
    • オーク材やマホガニー材などの高級な木材で蹴込み板を作ったように見せたければ、木材シートが手頃です。
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必要なもの

  • メジャー
  • 厚さ20~24㎜の合板、または中密度繊維板(MDF)
  • 丸ノコ盤、丸ノコ
  • 電動ドリル
  • 木工用ボンド
  • 長さ5㎝のネジ
  • コーキング材
  • 木工用パテ
  • 塗料(必要に応じて)
  • 木材シート(必要に応じて)

ポイント

  • 自分一人で完成させる自信がなければ、専門業者に依頼して階段の隙間をふさぎましょう。
  • ホームセンターなどでは踏み板と蹴込み板がセットになった商品も販売されているので、簡単に段板を交換したり階段を作ったりすることができます。
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注意事項

  • 踏み板の間の隙間が10㎝を超えていると、足を滑らせた際に怪我をする可能性があるので危険です。[16]
  • 踏み板の間の隙間はどの段も同じ大きさとは限りません。1つ1つ計測して、適切な大きさの蹴込み板を用意しましょう。[17]
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