キューリグ(Keurig)のコーヒーメーカーをリセットする方法

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キューリグ(Keurig)のコーヒーメーカー(コーヒーサーバー)を使えば、朝のコーヒータイムを手軽に楽しむことができますが、ある日突然、ボタンを押してもマシンが全く動かない……という状況があるのではないでしょうか。キューリグに「リセット」ボタンはありませんが、上手くボタンを組み合わせて押すと、マシンのリセットが可能だという話を耳にしたことがあるかもしれません。残念ながら、即解決できる方法はないものの、非常に簡単な手順(電源をいったんオフにしてからオンにする手順を含む)を踏むことで、不具合の対処法が見つかる可能性が高いでしょう。以下の手順を参考にすれば、すぐにでもおいしいコーヒーが飲めるようになるはずです。

知っておくべきポイント

  • ブレーカーが落ちないようにキューリグ専用のコンセントを確保し、常にマシンに十分な電力を供給しましょう。
  • 電源をいったん切ってプラグを抜き、30秒間待機してからプラグを差し込み、再度電源を入れましょう(パワーサイクル)。
  • 針に詰まった古いコーヒーかすを取り除くには、ゼムクリップを使ってみましょう。
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抽出の途中でマシンが停止した場合は、ハンドルを上げてから下げる

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  1. How.com.vn 日本語: 抽出の途中でマシンが停止した場合は、リセットしてやり直しましょう。
    このような不具合は、コーヒーを淹れようとしているときに何らかの理由で電源が落ちた場合に起こる可能性があります。電源が一瞬だけ切れて入った、または誰かが誤ってプラグを抜いてしまったなど、様々な原因が考えられます。このような場合は、いったんハンドルを持ち上げてから元の位置にはめ込みます。通常はこれで不具合が解消されますが、すでに抽出が始まっていた場合には、新しいKカップを使う必要があるかもしれません。[1]
    • マシンが日本規格以外の場合は、大体の量を予想すれば、元のKカップを入れたままにしておくことができるかもしれません。例えば、最初に一番大きいサイズを選び、カップにコーヒーがほんの少ししか入っていない状態であれば、2回目はMサイズを使ってみましょう(日本規格は主に140ml(4.7oz)ですが、アメリカ規格は237ml(8oz)の他にも別のサイズがあります)。
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マシンに電源が入らないときは、コンセントを確認する

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  1. How.com.vn 日本語: マシンを別のコンセントに接続し、正常に機能するかどうか試してみましょう。
    まず電源ボタンを押し、「給水」ボタンが青く点滅していれば、間違いなく電源が入っています(機種によって異なります)。[2]ボタンが点滅しない場合、不具合の原因はマシン本体ではなく、電源の差込口にある可能性があります。特に、本体のライトがどれも点滅せず、なんの音もしない場合は、その可能性が高いでしょう。[3]
    • 電源コンセント側にリセットスイッチがあれば、押してみましょう。マシンを接続していたコンセントに別の電化製品を接続し、機能するかどうか確認してみましょう。
    • キューリグのコーヒーメーカーは電気の消費量が大きいため、専用のコンセントに接続するのが得策です。同じコンセントに他の電化製品が接続されていると、容量の範囲を超えてしまうため、マシンが動作しない場合があります。[4]
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最低でも30秒間、電源プラグを抜いたままにする

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  1. How.com.vn 日本語: コーヒーが抽出されない場合は、電源をいったん切って入れ直してみるだけで不具合が解消されるかもしれません(パワーサイクル)。...
    コーヒーが抽出されない場合は、電源をいったん切って入れ直してみるだけで不具合が解消されるかもしれません(パワーサイクル)。まず電源を切り(まだ切っていない場合)、電源プラグをコンセントから抜きます。最低でも30秒間はコンセントからプラグを抜いたままにして、本体に残っているわずかな電力を消耗させます。その他の機器と同じように、キューリグのコーヒーメーカーにも小型の電子回路が内蔵されています。電源をいったん切って入れ直すことで、その電子回路の誤動作の原因となっている不具合を解消することができます。[5]
    • 30秒後にプラグを再度差し込み、不具合が解消されているかどうかを確認しましょう。それでも問題が解決しない場合は、もう一度電源プラグを抜き、以下の手順を試してみます。
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マシンから水タンクを取り外す

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  1. How.com.vn 日本語: 水タンクを取り外すと、リセットされる場合があります。
    本体のプラグを抜いた状態で水タンクを外して水で洗い流し、コネクターに付着している汚れを落とします。水タンクに水が入っていない場合には、抽出が始まりません。タンクに水を入れて、マシンに設置しましょう。[6]
    • マシンが動作しなくなる前に、水タンクから汲み出された水が内部に残っている場合は、再び電源を入れた後に抽出ボタンを長押しすると、水が抽出されます。
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針の出入り口のカスを取り除く

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  1. How.com.vn 日本語: プラグを抜いている間に、針をきれいにしましょう。
    コーヒーを抽出する際に、針がコーヒーを突き刺すため、針の内部にカスが溜まります。ゼムクリップなどをまっすぐに伸ばして針の中に差し込むと、きれいになります。Kカップが入っている場合は、先に取り出してから針の詰まりをきれいにしましょう。
    • 針を取り出す方法は、使用中のキューリグのモデルによって異なります。ハンドルを持ち上げてKカップをホルダーから取り外すと、針が見えるはずです。
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プラグを差し込み、コーヒーを抽出してみる

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  1. How.com.vn 日本語: 専用コンセントを使ってマシンに電源を供給しましょう。
    そのコンセントにマシンだけが接続されている場合には、確実に十分な電力が供給されています。プラグを差し込んだら、ライトが点滅してマシンが作動し、抽出可能な状態になっていることを確認します。最初に、Kカップホルダーを開閉する必要があるかもしれません。ハンドルを下ろして、ライトが点灯すれば準備完了です。[7]
    • ライトが点灯しない、または抽出が始まらない場合は、本体の洗浄や水垢(スケール)除去が必要な場合があります。
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洗浄や水垢除去を行い、蓄積物を取り除く

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  1. How.com.vn 日本語: コーヒーの抽出ができない場合は、洗浄が必要かもしれません。
    キューリグでは、少なくとも3ヶ月ごとの洗浄を推奨しています。モデルによっては、洗浄時期を知らせる仕様になっており、少なくともクリーニングが1度行われない限り、まったく抽出されないようになっているものもあります。このような場合には、クリーニングまたは水垢除去を実行すると、再びマシンが使えるようになります。[8]
    • クリーニングや水垢除去は面倒な作業に思えるかもしれませんが、慣れれば非常に簡単で、数分もかからないはずです。
    • ドリップトレイの赤いランプが点灯したら、トレイが満杯で、空にする必要があるということです。手前にスライドさせて外し、シンクに流して空にします。水洗いも可能ですが、食器洗い機には入れないようにします。[9]
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キューリグカスタマーセンター0120-886-556に連絡する

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  1. How.com.vn 日本語: 基本的な解決方法を試してもうまくいかない場合は、カスタマーセンターに相談しましょう。...
    基本的な解決方法を試してもうまくいかない場合は、カスタマーセンターに相談しましょう。特に、手持ちのマシンが比較的新しい場合は、保証が無効になるような行動は控え、カスタマーセンターに相談するのが最善策です。窓口の担当者に状況を伝え、その後の手順についてアドバイスをもらいましょう。[10]
    • 電話をかける際には、使用中のキューリグの型番と年式(1年以上前のものであれば、大体の年式)を手元に準備しておきましょう。
    • キューリグの保証期間は購入日から1年間ですが、使用している国によっては、2年の間に少なくとも90日に1回、WiFi経由でキューリグアプリに接続すれば、保証期間がさらに12ヶ月延長される場合があります。[11]

注意事項

  • キューリグのコーヒーメーカーでは、蒸留水は使えません。使用中の国によっては水道水を使っても問題ありませんが、キューリグでは美味しいコーヒーを抽出するために、ペットボトルの水または浄水された水を使うことを推奨しています(日本では、軟水や水道水でもおいしくいただけますが、水のカルキ臭が気になる場合は浄水器を通した浄水を使いましょう。ミネラル分の多い硬水を使用すると、水垢が付着しやすくなります)。[12]
  • キューリグのマニュアルでは、一般のユーザーによる基本的なメンテナンス以外の作業は推奨していません。他のリセット方法を勝手に試すと、保証が無効になります。[13]
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このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Ryan Santos
共著者 ::
掃除・清掃専門家
この記事の共著者 : Ryan Santos. 掃除・清掃専門家のライアン・サントスは、ワシントンD.C.にある「Speakless Cleaning」の現場管理者です。アパート、商業施設、ハウスクリーニングサービスに関する幅広い知識を有しており、業界での経験は5年以上。また、現場での経験を活かした清掃のヒントをブログ記事で紹介しています。「Spekless Cleaning」は、ワシントンD.C.のトップの清掃業者として評価されています。 この記事は1,158回アクセスされました。
カテゴリ: 家電製品
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