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耐寒性のあるカラーの花は一般的に白く、大抵の気候で屋外でも越冬できます。カラフルなカラーは通常寒さに弱く、屋外で冬越しができない場合もあります。そのため、冬期に球根を寒さから守る対策をとる栽培者はたくさんいます。カラーの冬越しは、球根を室内に移すか、屋外で寒さ対策をして球根を守ります。ここではまた、球根を春に再び植える方法も紹介します。

方法 1
方法 1 の 3:

カラーを室内で越冬させる

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 カラーの球根を掘り起こし、室内で冬越しさせる 
    カラーは暖かい気候を好みます。寒冷地の庭でカラーを栽培している場合は、安全に冬を越せるように、球根を掘り起こし室内に移すことを検討しましょう。次の手順で作業を行います。
    • 最初の霜が降りるまで待ち、萎れた葉を地面から約8cmの箇所で切りましょう。[1]
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 球根を掘り起こす 
    カラーの球根を慎重に掘り起こします。球根には越冬に必要なすべての栄養分が含まれているため、傷つけないように注意しましょう。球根を掘り起こす際、穴は大きめに掘りましょう。こうすると、シャベルで球根を傷つけることがありません。[2]
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 球根に付いた土を落とす 
    根を傷つけないように注意しながら、健康な球根からできる限り土を取り除きます。枯れた葉を根元から5cmほど残して切り戻しましょう。そして、球根に残った土を水(ガーデンホースなどを使い)で洗い流します。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 球根に腐敗や病気の兆候がないかを調べる 
    病気や傷のある球根は、保存せずに廃棄しましょう。
    • 他の植物に病気が拡散するため、病気にかかった植物をコンポストに加えてはいけません。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 球根をトレイに広げ、数日乾燥させる 
    球根の間に十分な間隔をあけ、空気を循環させましょう。乾燥場所には、物置小屋や車庫などの涼しい暗所が適しています。球根にカビが生える恐れがあるため、暖房の効いた部屋は避けたほうがよいでしょう。
    • 球根の保存に最低な温度は、15~20℃程度です。10℃以下になる場所での保存は避けましょう。また、球根を日光に当てないように注意しましょう。
  6. How.com.vn 日本語: Step 6 球根を紙袋に入れる 
    数日乾燥させた後、球根を新聞紙に包むか、紙袋に入れます。袋の中に乾燥したピートモスまたはバーミキュライトを少量入れましょう。[3]こうすると、ひとつの球根にカビが生えても、他の球根に移るのを防げます。
    • 段ボール箱で保存することもできます。その場合は、箱に通気孔をあけて、空気を循環させましょう。球根が触れ合わないように離して置き、間にピートモスまたはバーミキュライトを入れましょう。
  7. How.com.vn 日本語: Step 7 球根を乾いた状態に保つ 
    湿気と腐敗は球根の越冬に大敵です。球根を暗く乾燥した場所で保存し、できる限り乾いた状態に保ちましょう。ただし、球根を完全に乾燥させるのは禁物です。球根が乾きすぎたり、しぼんだりしてきたら、軽く霧を吹きかけて乾燥しすぎないようにしましょう。
  8. How.com.vn 日本語: Step 8 球根を植え付ける前に休ませる 
    カラーは再び生長を始める前に、数か月間休眠をする必要があります。霜の心配がなくなり、土壌が温かくなる春の半ばまたは終わりに、球根を土に植え付けましょう。
    • カラーは、霜の被害よりも冬の雨で腐敗しやすいため、たとえ暖かくなっても、土が水浸しの場合は球根を植え付けてはいけません。
  9. How.com.vn 日本語: Step 9 カラーを鉢に植える 
    カラーを屋外で鉢植え栽培し、冬期間は室内に移すこともできます。[4]鉢に植える際、良質のコンポストと、適切な水抜き穴の付いた鉢を使いましょう。球根の頭を上に向け、頭が土から出るように植えましょう。
    • 花が咲き終わったら、カリウムが豊富な肥料(トマト用の肥料など)を与えます。その後、鉢植えの場合は水やりを中止し、葉が萎れたら涼しい暗所に鉢を移しましょう。物置小屋の暗い隅が適しています。水やりは3か月控え、完全に枯れるまで葉を切り戻してはいけません。
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方法 2
方法 2 の 3:

カラーを屋外で越冬させる

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 温暖な気候であれば、カラーを屋外で冬越しさせる 
    積雪がない、地面が凍結しない、そして冬に大量の雨が長期間降らない温暖な地域であれば、カラーは屋外で越冬できます。一般的に、耐寒性ゾーン(米国農務省が植物の耐寒性を示すために作成した指標)が8~10の地域であれば、屋外で越冬可能です。
    • この指標によると、気温が-1.1~1.7℃以下にならなければ、カラーは冬越しできます。[5]
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 カラーの葉を枯れさせる 
    花が咲き終わったら、水やりを控えて葉が枯れるのを待ちます。完全に枯れるまで、葉を切り戻さないようにしましょう。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 カラーを寒さから守る 
    カラーを屋外で越冬させる場合は、藁や常緑樹の枝のマルチを約10cmの厚さで被せます。または、逆さにした鉢やガーデンクローシュ(植物を霜害から守る釣鐘型のガラスのおおい)の中に入れてもよいでしょう。[6]
    • この作業は、土が冷たくなる前に行いましょう。
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方法 3
方法 3 の 3:

越冬させたカラーを植え付ける

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  1. How.com.vn 日本語: Step 1 霜が降りなくなってから、カラーを植え付ける 
    霜の心配がなくなり、土が温まったら、カラーを再び屋外に植えることができます。[7]
    • 春の半ばが、カラーの植え付けに最適な時期です。
  2. How.com.vn 日本語: Step 2 水はけと日当たりの良い区画を選ぶ 
    1日中日が当たらなくても、数時間であれば日陰になっても構いません。カラーを植える前に、完熟堆肥またはコンポストを土に混ぜて、栄養を補うとよいでしょう。こうすると、カラーの開花が促進されます。
  3. How.com.vn 日本語: Step 3 球根を正しい方法で植え付ける 
    球根の頭を上に向け、頭が土の表面から出るように植え付けます。ジャガイモのくぼみ(芽が出る箇所)のように見えるこの部分から、芽が生長します。[8]
    • 各球根の間隔を30cmほどあけて植えましょう。球根を植えた後、たっぷりと水やりをし、カラーが生長する間、水浸しにならない程度に土の湿気を保ちましょう。
  4. How.com.vn 日本語: Step 4 カラーに水やりをする 
    夏の期間を通して、カラーに水やりをする必要があります。球根を掘り起こして室内で越冬させた場合、カラーは再び土に根付く必要があるため、たっぷりと水やりをしましょう。生長期には、2週間に1度、肥料を与えます。水溶性の肥料をじょうろに入れて与えるとよいでしょう。花が咲き始めたら、施肥を中止しましょう。
    • 鉢植えの場合は、開花期を通して肥料を与えましょう。
  5. How.com.vn 日本語: Step 5 害虫に注意する 
    カラーは一般的に手間のかからない植物ですが、アブラムシやコナジラミが寄生することがあります。害虫には注意を払い、必要に応じて多目的殺虫剤を噴霧しましょう。
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ポイント

  • 寒さに弱いカラーは、暖かい季節には屋外で栽培し、冬期間は室内に移すか、室内植物として栽培するとよいでしょう。
  • 早い時期に開花させたい場合は、12月に鉢に植えましょう。涼しい部屋の、窓辺などの明るい場所に鉢を置くと、晩春には開花します。
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このHow.com.vn記事について

How.com.vn 日本語: Jon Rowland
共著者 ::
植物スペシャリスト
この記事の共著者 : Jon Rowland. 植物スペシャリストのジョン・ロウランドは、ブログ「Green House Center」を開設しています。植物や庭のケアの経験は8年以上、温室の手入れ、芝生と庭のメンテナンス、さらに家電製品の推奨も専門としています。自分の知識を共有することで、人々がより便利で効率的な、環境に優しいライフスタイルを送れるようになることを目指しています。 この記事は3,087回アクセスされました。
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