トゥシューズをかがる方法

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トゥシューズをかがる

プラットフォーム全体をかがる

かがり縫いの質を高める

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トゥシューズのかがりは、なかなかやり慣れないかもしれませんが、トゥシューズをかがると踊るときの安定感が増してバランスがとりやすくなります。時間がかかり、忍耐力が必要ではあるものの、この長年のバレエの伝統を取り入れると、シューズの持ちが劇的に良くなります。

ステップ

パート 1

パート 1 の 3:

トゥシューズをかがる

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   必要な物を用意します。トゥシューズをかがるには、以下の物が必要です。

   • トゥシューズ
   • 長くて太い縫い針または先が曲がった針
   • 毛または綿の刺繍糸（約腕2本分の長さ）
   • ハサミ
   • 指抜き（任意）
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   針に糸を通します。腕約2本分、つまり約90cm分の長さの糸が必要です。糸を針の穴に通します。1本取りの方がきれいに仕上がりますが、針に糸を通してから、両方の先を玉結びして2本取りにしても構いません。

   • かがり糸は、ほぼどこの手工芸品店でも売っています。
   • 玉結びの先の余分な糸は切りましょう。
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   最初の一縫いをします。かかとを自分側、つま先を外側に向けてトゥシューズを持ちます。針をプラットフォーム の裏側、生地のひだの先端近くに刺します。プラットフォームの表面だけでなく、中の土台まで針を通し切ります。プラットフォームの縁の外側から内側に、斜めに通します。

   • 針全体をシューズに通し切り、玉結びがシューズに達するまで糸を引きます。
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   最初のかがり縫いをします。今糸を通した穴のすぐ隣に針を刺します。再度、生地と中の土台部分の両方に針を通し、糸を引きます。ただし、完全に引き切ってはいけません。 完全に引き切る前に糸は輪の形になります。糸で輪ができたら、その中に針を通し、糸を完全に引き切ります。これでかがり縫いができます。
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   プラットフォームの周囲全体をかがり縫いします。針を生地とプラットフォームの土台まで通し、輪の中に糸をくぐらせる作業を繰り返し、プラットフォームの周囲全体をかがり縫いしましょう。プラットフォームの縁より外に縫い目が広がり過ぎると、踊るときに縫い目が何の効果も発揮しなくなるので、気をつけましょう。

   • 縫い目の間に隙間ができてもあまり問題ではありませんが、密に、大体均一に縫う必要があります。
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   縫い終えます。プラットフォームを一周し、縫い始めのところまで戻ったら、余分な糸を切ります。最後の縫い目から約1cmを残して、糸を切ります。玉止めをする必要はありません。かがり縫いは一縫いごとに結び目を作っているので、糸がほどける心配が無いのです。

   • 最後の余分な糸に透明なマニキュアを塗り、固める方法もあります。そうすれば糸が飛び出ず、シューズに密着します。
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   もう片方も縫います。片方のシューズを縫い終わったら、もう一方も同様に縫いましょう。1つ完成させているので、最初に比べてより速く楽に縫えるでしょう。
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パート 2

パート 2 の 3:

プラットフォーム全体をかがる

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   かがり針に再度糸を通します。プラットフォーム全体をかがるのは必須ではありませんが、この方法を好むダンサーもいます。糸を長く取り、かがり針に通します。 腕の長さ数本分の糸が必要です。糸を二重にして先を玉結びしても、そのまま1本取りで縫っても構いません。

   • 縫っている途中で糸が足りなくなってしまうより、余らせる方が良い選択肢です。
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   プラットフォーム全体に、縦に縫い目を入れます。シューズの端から縫いはじめ、真っすぐ水平な縫い目をプラットフォームの面全体に入れましょう。プラットフォーム全体を5往復くらい縫います。生地がひだになった、プラットフォームの下の部分まできたら、折り返します。

   • 水平な縫い目を入れ終えたら、シューズのなるべく近くで玉止めをして、余分な糸を切ります。
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   列どうしをつなげます。針に再度糸を通しなおし、一番上の列からかがり縫いで列どうしをつなげます。プラットフォームの周囲を縫ったのと同様に、かがり縫いでプラットフォームの反対の面まで縫っていきます。

   • 1列縫い終わったら、次の列に移ります。これを繰り返すと、最終的に全ての列がつながり、プラットフォームの面全体が縫い目で覆われます。
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パート 3

パート 3 の 3:

かがり縫いの質を高める

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   プラットフォームの生地をそのままにしておくか、取り除くか選びます。シューズのプラットフォームから生地を取り除くダンサーもいますが（かがり縫いの効果に加えてさらに床への吸いつきを良くするため）、完全に好みの問題です。

   • シューズのプラットフォームから生地を取り除く場合、ハサミを使い、片方の刃をプラットフォームの角、先芯の辺りに入れます。
   • ハサミの先をプラットフォームの端とシューズ本体の間に入れられたら、平らなプラットフォーム部分の生地のみを切り取ります。
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   丈夫な道具を選びましょう。トゥシューズをかがり縫いする場合、糸の色はベージュ、白またはピンクを選び、太い刺繍糸を使いましょう。毛または綿の太い糸が適しています。針は太くて穴が大きい物を選びます。また、刺繍用の先が曲がった針でも構いません。好みで選びましょう。

   • 太くて丈夫な針でないと、トゥシューズのプラットフォームに刺す際に曲がって折れてしまいます。
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   他の方法も検討します。かがり縫いは手がかかるので、代わりにプラットフォームにかぎ針編みのポワントパッドを縫い付けたり、スエードのポワントパッドを糊付けたり、モールスキンを当てたりして、安定性を高める人もいます。

   • これらの方法はかがり縫いよりも手軽にでき、プラットフォームの持ちを良くしたり、安定性を高めたりする効果があります。
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ポイント

• 縫い目どうしを離しすぎたり重ねたりしないようにしましょう。
• 針がうまく入っていかず、かなり力を入れないとシューズに通らない場合、針を一度抜いてもう少し浅めに刺し直しましょう。ただし、踊っている際に生地が破けても糸がほどけないよう、針を生地の下の土台まで通す必要があります。そのため、指抜きがあると便利です。
• 最初は古いシューズで試しましょう。そうすれば、失敗しても無駄になりません。

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必要なもの

• トゥシューズ
• 丈夫なかがり針
• 毛または綿の刺繍糸
• ハサミ
• 指抜き（任意）