オービーズを作る方法

オービーズ（Orbeez）とは吸収力のある小さなビーズで、水に浸しておくと、ぐにゃっとした弾力のあるボールになります。既製品を購入しても良いですが、小粒のタピオカを利用して、「食用版」オービーズを手作りすることも可能です。オービーズは、子供の感覚の発達を促す方法として有効です。ストレスを緩和する方法として大人が用いることもできます。

方法 1

方法 1 の 2:

既製品を使用する

PDF形式でダウンロード

1
オービーズを購入する　手芸用品店や玩具店で探してみましょう。自分の好きな色のもの、あるいは様々な色が混ぜられたものを購入してもよいでしょう。大量のオービーズを作るつもりなのであれば、お徳用パックなどを探すと、最大10,000粒ほどが1度に用意できます。そうでない時は、100粒、200粒、あるいは500粒といった、通常サイズの製品を購入するようにしましょう。
- オービーズが店舗で見つからない場合は、オンラインショッピングを試してみましょう。ぷよぷよボール、水ビーズなど、異なる名前の類似商品も販売されています。
2
包装を開封し、容器に中身を空ける　ハサミで開封しましょう。中身をこぼしてしまわないよう注意しましょう。慎重に中身を大き目のボウルに空けます。
- オービーズをうっかりこぼしてしまった場合は、掃除機で吸い取ります。吸い取ったオービーズは捨て、ダストボックスを空にします。
3
100粒あたり240ミリリットルの温水を用意する。ビーズができる限り大きく膨らむよう、浄水器を通した水を使います。温水をこぼしてしまわないよう注意しながら落ち着いてボウルに注ぎましょう。オービーズは水を吸収しながら大きく膨らんでいくので、十分な量の水を用意することが大切です。^{[1]X出典文献}
- オービーズを長期的に保管して遊びたいと考えている人は、一つまみの塩を加えましょう。粒はあまり大きくなりませんが、膨らんだ状態がより長く続きます。
- 浄水器がなくてもオービーズを作ることはできます。浄水器を通した水を用いた時のような大きさには膨らまないかもしれませんが、十分に楽しく遊ぶことができるでしょう。
4
オービーズを最低4時間、水に浸す　オービーズは時間をかけて元の100倍の大きさにまで膨らんでいきます。1時間おきに水の量が足りているか確認しましょう。水がかなり減っている時は、240ミリリットルを追加します。大粒のオービーズを作りたいという場合は4時間後に水を足し、一晩放置しましょう。^{[2]X出典文献}
- オービーズの形が完全な球体ではない場合は、水の吸収が足りていない可能性があります。完全な球体になるまで浸しておきましょう。
オービーズを浸しておいた容器の底に水がまだ残っているかもしれません。中身をザルにあけて、水を全て捨て、オービーズのみを再び容器に戻しましょう。^{[3]X出典文献}
6
オービーズで遊ぶ　手で触れたり、床に弾ませてみましょう。オービーズを用いてゲームをしても良いでしょう。床に落ちたオービーズはすぐに拾い上げましょう。滑りやすいので危険です。
- ミニボッチェボールを遊んでみましょう。おはじきなどを的にしてオービーズをできる限り近くに位置させるという遊びです。チームごとに異なる色のオービーズを用意し、各チーム順番に行いましょう。
- 1人友達を誘い、2つの異なる色のオービーズでダーツの様に的の中心を狙う遊びをしてみましょう。紙に的を描き、順番にオービーズを投げ、最も的の中央に近い位置に落とした人が価値です。
- オービーズを用いたクロケット（木槌で木製の球を打ち、鉄の門「フープ」の中をくぐらせる）という遊び方もあります。何枚かの紙を折ったり、クリップなどを使ってフープを作りましょう。
- パターゴルフのような障害物コースを作ってみても良いでしょう。友達を誘い、できる限り少ない挑戦でオービーズをゴールさせるという方法で遊んでみましょう。
- オービーズをコマ代わりにしてビー玉遊びやダイヤモンドゲームを楽しみましょう。
7
密閉式の袋や容器でオービーズを保管する　遊び終えたオービーズは、フタのついた容器やジップロック式のプラスチック製袋などに入れて保管しましょう。しっかりと密閉されていることを確認しましょう。1週間まで保存することができます。^{[4]X出典文献}
- オービーズが乾燥してしまっても心配することはありません。再び温水に浸し、膨らませましょう。
- オービーズがかび臭く感じられる時は廃棄し、新しく作り直しましょう。
8
オービーズを捨てる、あるいは庭で再利用する　遊び終えたオービーズは絶対にシンクから流さないようにしましょう。しっかりとゴミ箱に捨てるか、水を与える手段として植木鉢の土に混ぜましょう。^{[5]X出典文献}
- オービーズは、元々は、ゆっくりと水を草花に与える方法として開発された製品でした。土に置いておくと、徐々に水分が抜けてビーズは小さくなっていきます。土の中に混ぜておくと、水やりの頻度を減らすことができます。
広告

方法 2

方法 2 の 2:

タピオカを用いる

PDF形式でダウンロード

1
小粒のタピオカを1袋購入する　スーパーマーケットで販売されているはずですが、手に入らなかった場合はオンラインショップなども検索してみましょう。白く丸い球体のタピオカの入った、透明な袋の製品を探しましょう。^{[6]X出典文献}
- タピオカは食用なので、小さな子供が遊びながら口に入れてしまっても害はありません。一般的に味も付いていないので、食べたとしても拒絶反応を起こすことはないでしょう。
2
1リットルの水を沸騰させる　大き目の鍋に水を注ぎ、強火にかけましょう。フタをして、勢いよく沸騰した状態になるまで10～15分ほど待ちます。タピオカの袋を開封しましょう。^{[7]X出典文献}
- 鍋の大きさによっては、沸騰するまでの時間が前後することもあるので、鍋から目を離さないようにしましょう。
3
タピオカを沸騰した鍋に入れる　すべてのタピオカが収まり、完全に浸かっているいるようにしましょう。タピオカがくっついてしまわないよう木製スプーンで10秒ほどかきまぜます。強火のまま1～2分加熱しましょう。^{[8]X出典文献}
- タピオカが完全に浸かっていない場合は、120ミリリットルずつ水を足し調整しましょう。
4
20分間加熱を続ける　火を中程度の強火に落とし、加熱しながらタピオカを膨らませていきます。時々木製のスプーンでかき混ぜる必要はありますが、くっついているタピオカ同士を無理にはがす必要はありません。加熱されていくうちに自然に離れるでしょう。^{[9]X出典文献}
- 中心部がクリームがかった白のシャボン玉のように見えれば完成です。
5
鍋の中身をザルに空け水気を切る　鍋の中身をザルに空け、冷水にさらしてタピオカを洗いましょう。触れるくらいに冷まします。冷水に触れた時に湯気がたつ可能性もあります。^{[10]X出典文献}
- 急激に温度が変わるので、ザルに空ける時はタピオカを丁寧に扱いましょう。崩れてしまった粒は取り除きます。
6
タピオカで遊ぶ　タピオカに触れると感覚が刺激を受けるので、小さな子供の遊びとして理想的です。まず手を洗わせ、持ち方や触り方を見せて教えます。次に、完成したタピオカを容器に移し、手を使って子供に遊ばせましょう。^{[11]X出典文献}
- 既製品のオービーズを用いた遊びの中には、手作りのタピオカには適さないものもあります。でんぷんは乾くと糊のような跡を残すことがあるという点も踏まえて、タピオカで遊びましょう。
- タピオカを用いてアート作品やタピオカドリンクを作ってみましょう。またチームごとに色をかえてチェッカーを遊んだり、番号が言われたマスをタピオカで覆うなどしてビンゴ大会を行っても良いでしょう。
7
容器に入れ、冷蔵庫で保存する（最大1週間）　ほとんどの食品がそうであるように、タピオカもフタをせずに保存すると腐ってしまいます。プラスチック製容器やジップロック式の袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。1週間までは保存可能です。^{[12]X出典文献}
- 一度遊んだタピオカを食べ物や飲み物に用いないようにしましょう。雑菌やバクテリアが食べ物に混ざってしまう原因となります。
広告