オカメインコを繁殖させる方法

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適切なつがいを見つける

繁殖の準備をする

オカメインコを繁殖させる

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オカメインコを繁殖させるのは簡単ですが、責任を持ってそして繁殖させたオカメインコの住処を確保することが大切です。始める前に、オスとメスが繁殖に向いていて、卵を抱くのに必要なものが揃っていることを確認しましょう。

ステップ

パート 1

パート 1 の 3:

適切なつがいを見つける

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   インコが十分成熟していることを確認する　繁殖させるにはオスとメスが生後18ヶ月以上経過している必要があります。メスが若いと卵塞を起こす可能性があり、またひなを上手く育てられないこともあります。

   • 卵塞とは、卵が輸卵管に詰まってしまう状態をいい、感染症にかかったり、ひどい場合は死に至ることもあります。
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   つがいに血縁関係がないことを確認する　血のつながりのある鳥同士から産まれる子供は、体が弱かったり奇形があったりする確率が高くなります。血のつながりがあるか定かではない場合、鳥を譲り受けたブリーダーに連絡して確認しましょう。血縁関係がある場合は、繁殖させてはいけません。
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   鳥が健康であるかチェックする　オカメインコを繁殖させる前に、鳥専門獣医師に診てもらい健康上の問題がないことを確認しましょう。そうすることで病気や体の不調を防ぐことができます。体重もオカメインコの健康状態を知る良い指針になります。

   • 太りすぎ：太りすぎだと、オスメス両方のケースで不妊症になりやすく、メスの場合卵塞に繋がる可能性が高くなります。太り過ぎかどうか分からない場合は、竜骨や胸骨に触れてみて、骨を感じないようなら太り過ぎです。
   • 痩せすぎ：痩せすぎは、病気のサインか、他の鳥が餌を独占して餌を食べられない状態かもしれません。繁殖を始める前に、痩せすぎの原因が何なのかを突き止めましょう。
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   全てのオカメインコが良い親にはならないことを理解する　両親が育児を放棄したり、ひなを上手く扱えない場合、飼い主がひなを育てる必要があります。オカメインコを繁殖させると決断する前に、ひなを世話する時間とエネルギーがあるかを考えてみましょう。
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パート 2

パート 2 の 3:

繁殖の準備をする

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   自然光または明るめの人口光に1日に10～12時間当てる　オカメインコは1年中いつでも繁殖しますが、繁殖には十分な量の光が必要です。自然光もしくは明るめの人口光を1日に10～12時間浴びられるようにしましょう。
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   バランスのとれた食事を与える　繁殖させる前に、インコには良い餌を与えることが大切です。オカメインコに適したバランスの良い餌を準備しましょう。両方のインコが平等に餌と水にありつけているか頻繁にチェックします。1羽が餌と水をガードしているようなら、餌と水の皿をもう1セット与えます。オカメインコに良い餌としては、下記のようなものが挙げられます。

   • オカメインコ用シードミックス
   • 葉物野菜、パスタ、炊いた米、茹でた豆、湿らせた小麦パン等の柔らかい食べ物
   • 発芽シード
   • カルシウム摂取のためにイカの甲やミネラルブロック
   • スピルリナ、エキナセア、プロザイムなどのサプリメント（他の餌の上に振りかける）
   • 新鮮できれいな水（1日に2回交換する）
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   大きなケージにつがいを一緒に入れる　繁殖には広いスペースが必要です。また、ひなが孵るとより広いスペースが必要になります。つがいを入れるケージは180cm×90cm×90cmほどのサイズにしましょう。 まずは2羽をケージに入れて、お互いを知って繁殖行動を起こす気になるまで2、3週間ほど様子を見てから、巣箱を入れるとよいでしょう。

   • ケージは家の中でも静かな場所に置き、つがいにプライバシーを与え、そっとしておきましょう。交尾をして産卵し、孵化させて育てるには環境が大切です。
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   巣箱を用意する　2羽が2週間以上一緒にいて上手くやっているようなら、巣箱を用意しましょう。巣箱を選ぶうえで考慮すべき点としては下記のようなことが挙げられます。

   • 素材：金属製、プラスチック製、木製等、様々なタイプの巣箱があります。木製が最適で、オカメインコが巣箱の出入口をかじって好きな形状に仕上げられます。
   • サイズ：オカメインコの繁殖には30cm×30cmサイズの巣箱で十分でしょう。
   • 下部の扉：下部に扉が付いていて、メスの邪魔をせずにひなを確認できる仕様になっている巣箱もあります。
   • 巣材：オカメインコは巣材を使ってひなに心地よくて安全な場所を作ります。一番良い巣材は、埃の出にくい松の木の削りくず、または新聞紙や白いペーパータオル等の色のない紙材でしょう。スギの削りくずを使用してはいけません。素材に含まれる油でひながケガをしたり死んでしまうこともあります。
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パート 3

パート 3 の 3:

オカメインコを繁殖させる

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   オスが巣の準備をしているか見る　オスが巣の準備をしているのは、交尾の準備をしているサインです。オスは巣の出入口をかじって好みのサイズにし、巣材も好きなように整えます。そして、巣箱が好みの仕様に整ったら、メスを中に招き入れます。
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   交尾のサインを見逃さない　交尾のときにオスは求愛ダンスを踊ります。頭を上下に動かす、ジャンプして回る、鳴く等の求愛行動が見られます。 また、インコがお互いを頻繁にグルーミングしているのを見かけることもあるでしょう。交尾の準備ができたら、メスは身をかがめてオスが交尾できるような態勢を取ります。

   • 交尾は最長でも1分ほどで終わり、終わるとオスは飛び去ります。
   • メスは交尾の後およそ2週間で卵を産みます。
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   インコに卵を抱かせる　オスとメスは交替で卵を抱きますが、ほとんどの時間、メスが卵を抱いています。オスメス共に自分の羽毛を引き抜いて、肌を露出させているのを見ることがあります。これは「抱卵斑」と言って、素肌が卵と直接あたるようにするものです。

   • 孵化にはおよそ3週間かかりますが、メスは卵を抱く準備ができてから、およそ1週間かけて卵を産みます。全部で2個～8個産卵しますが、48時間に1個卵を産みます。
   • オカメインコのオスは、メスが卵を抱いている間メスに餌を与え続けます。
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   巣箱をそっとしておく　抱卵期間の21日間が経過したら卵は孵ります。巣箱を少し覗いて死んでいたり状態の良くないひながいないかチェックしてもよいですが、それ以外は新しくできた家族の邪魔をしてはいけません。両親とひなにはプライバシーと時間を与え、絆ができるようにしましょう。

   • オカメインコは孵化してから10週間ほど経過したらひとり餌（親鳥の介助なしで餌を食べさせること）を始めます。この時点で、ひな同士の交配を防ぐためにオスとメスを別々にします。状況によっては近親間でつがいになって交尾することがあるため、望まない子供を産まないためにもオスとメスのひなは分けた方がよいでしょう。
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   繁殖行動を減らす　インコが交尾をしてひなが産まれたら、再び繁殖行動を取らないように対策を立てましょう。交尾をしないようにするために、いくつか出来ることがあります。

   • 日照時間を減らす：1日当たりの光を当てている時間を少し減らすと、繁殖行動が抑制されます。例えば、1日に10～12時間当てていたのを8時間ほどに減らすとよいでしょう。こうすることで冬を模擬すると、オカメインコは交尾しなくなるでしょう。
   • 巣箱を外す：インコが卵を抱いてひなを育て終わったら、ケージの中の巣箱を取り去ります。
   • 柔らかい餌を止める：パスタ、豆、湿らせたパン等の柔らかい餌を与えるのを止めます。ただし、インコには必ず栄養豊富な餌を与えましょう。
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ポイント

• 自分でオカメインコを繁殖させようとする前に、出来るだけ知識を得て、経験のあるブリーダーに相談しましょう。
• 何かあったときのために、鳥類医学に関心があるもしくは研修を受けた獣医師を探しておくとよいでしょう。
• メスのオカメインコが疲れているように見えるのは、卵形成の最中かもしれません。
• インコが卵を産む場所は安心できる場所にしましょう。例えば、産卵のために木製の巣箱を作るか購入して、インコがケガをしないように底に綿を敷きます。
• ひなが孵って1～2週間したら、母鳥にストレスを与えない範囲でひなに触れたり信頼関係を作り始めてもよいでしょう。

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注意事項

• 繁殖を始める前に、ひなのためにも信頼できるバイヤーを見つけましょう。産まれたひなを販売できなければ、自分で世話をしなければなりません。

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