W51S(だぶりゅーごーいちえす)は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)によって開発された、KDDIおよび沖縄セルラー電話auブランドのCDMA 1X WIN携帯電話である。

au W51S
キャリアau
製造ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
発売日2007年2月23日
概要
OSREX OS + KCP
CPUARM9E
音声通信方式CDMA 1X WIN
(800MHz/2GHz
形状折りたたみ型
サイズ105 × 48 × 19.3 mm
質量115 g
連続通話時間210分
連続待受時間270時間
(移動と静止の組合せ)
充電時間140分
外部メモリメモリースティックDuo
日本語入力POBox ProAdvanced Wnn V2
FeliCaあり(クーポン対応)
赤外線通信機能IrDA
Bluetoothなし
放送受信機能FM放送対応
メインディスプレイ
方式微反射TFT液晶ディスプレイ
解像度フルワイドQVGA
(240×432ドット
サイズ2.7インチ
表示色数約26万色
サブディスプレイ
方式液晶ディスプレイ
解像度120×27ドット
サイズ0.8インチ
表示色数モノクロ
メインカメラ
画素数・方式201万画素CMOS
機能AFなし
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ラティスブラック
(Lattice Black)
フローレットピンク
(Floret Pink)
ラスターベージュ
(Luster Beige)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

特徴 編集

W43Sの後継で、スペックは比較的似ているが、W43Sと比べてイルミネーション部の面積は小さくなった。W43Sと比べるとPCサイトビューアーのバージョンアップや、オープンアプリプレイヤーへの対応、メモリー容量の増加など細かなブラッシュアップが行われている。搭載されたFeliCaチップはau 2007年春モデルで採用された新バージョンで、従来の3倍となる容量を持ち、電子クーポン機能「auケータイクーポン」に対応している。

3色のカラーバリエーションがあり、色ごとに液晶ディスプレイ側の表面処理に違いがある。

CMキャラクターは女優・沢尻エリカ。『ペール・ギュント』から『朝』(グリーグ作曲)のリミックスバージョンをCM曲に使用。

メモリーカードは従来の同社製au向け端末と同様、メモリースティックDuoのみに対応する。ただし、microSDをメモリースティックDuoに変換するアダプタでmicroSDが使える。

沿革 編集

  • 2007年1月16日 - KDDIより発表。
  • 2007年2月に発売。各地方ごとの発売日は下記の通り。
    • 2月23日 - 北海道・北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄地区
    • 2月24日 - 東北・関東・中部地区
  • 2007年11月6日 - 1回目のケータイアップデート開始。
  • 2009年2月3日 - 2回目のケータイアップデート開始。
  • 2012年7月 - au側の周波数変更により、使用不可対象機種となる(予定)。

対応サービス 編集

不具合 編集

2007年11月6日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。[1]

  • Eメールフォルダ一覧、Eメール一覧へ画面を遷移した場合、前画面と重なって表示される場合がある
  • GPSを用いた現在地の確認やナビゲーションに失敗する場合がある
  • 着信音等のメロディにプリセット音等を設定した場合、マナーモード中に音が鳴る可能性がある

2009年2月3日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。[2]

  • JPEG形式の画像データをデータフォルダでサムネイル表示させると電源がリセットする場合がある

関連項目 編集

脚注 編集

外部リンク 編集