RED WARRIORS

日本の男性ロックバンド

RED WARRIORS(レッド・ウォーリアーズ)は、日本のロックバンド。愛称は「RED'S(レッズ)」。

RED WARRIORS
出身地日本の旗 日本
ジャンルロック
活動期間1985年 - 1989年
1996年 - 1997年
1999年 - 2003年
2007年 -
レーベル日本コロムビア / BODY
1986年 - 1989年
ポニーキャニオン
1997年
徳間ジャパンコミュニケーションズ
1999年 - 2003年2020年
ジェネオンエンタテインメント
2007年 - 2009年
日本コロムビア
2019年
メンバー
旧メンバー小沼達也(ドラムス

概略 編集

1985年レベッカを脱退した木暮武彦と小沼達也が、田所豊を誘い結成される。田所が旧知の小川清史を迎え入れる。バンド名の由来については、1988年発売のムック本「ロックファイル」(宝島社)に「レベッカを追い出された木暮が、50音順でも、アルファベット順でも、レベッカの前後に来るようにライバル心をもってバンド名をつけた」との記載がある。

アメリカ進出を考える木暮に、他メンバーの同意が得られず1989年に解散。1992年、1996年にそれぞれ一時的な再結成をし、また1999年に再結成してからは完全復活を遂げたが、2003年に活動休止している(あくまでも休止であり解散ではない)。
その後は2007年と2009年に復活ライヴを行っている。また2015年にはさいたまスーパーアリーナで行われた肉ロックフェスに出演。2017年にはデビュー30周年記念ライブをshibuya eggman大宮ソニックシティ中野サンプラザで開催。2018年5月27日にはバンド初となる、ファンからの事前リクエスト曲によってセットリストを組んだライブを東京国際フォーラムで開催。2022年2月20日には中野サンプラザにて、レッド・ウォーリアーズ、デビュー35周年記念の、RED WARRIORS 35th Anniversary 『Lesson1&Casino Drive』公演。

メンバー 編集

現在のメンバー 編集

名前本名・愛称生年月日血液型出身地担当
DIAMOND☆YUKAI
(だいあもんど ゆかい)
田所 豊
(たどころ ゆたか)
(本名)
(1962-03-12) 1962年3月12日(62歳)B型東京都西東京市ボーカル
ギター
木暮武彦
(こぐれ たけひこ)
SHÄKE
(シャケ)
(愛称)
(1960-03-08) 1960年3月8日(64歳)B型東京都杉並区ギター
小川清史
(おがわ きよし)
(1964-04-25) 1964年4月25日(60歳)O型東京都ベース

過去在籍したメンバー 編集

名前愛称生年月日血液型出身地担当
小沼達也
(こぬま たつや)
COMMA
(コンマ)
(1959-03-29) 1959年3月29日(65歳)B型埼玉県ドラムス

略歴 編集

1985年
2月8日、レッド・ウォーリアーズ結成。結成当初は「レベッカ♂」というバンド名だった。後に一時期「THE RED WARRIORS」と名乗っていた。
1986年
10月10日、1stアルバム『LESSON 1』でデビュー。
1987年
6月21日、2ndアルバム『CASINO DRIVE』リリース。
1988年
1月7日、初の日本武道館公演を行う。
4月1日、3rdアルバム『KING'S』リリース。
7月23日、西武球場にてライブを行う。
9月10日、ライブ・アルバム1988 KING'S ROCK'N'ROLL SHOW -LIVE AT SEIBU STADIUM-』をリリース。
1989年
1月16日 - 18日、日本武道館で3days公演を行う。
5月、8月開催の西武スタジアムでのライブを最後に解散することを表明。
7月21日、4thアルバム『Swingin' Daze』リリース。
8月26日、西武球場で2度目のスタジアムライブ。
10月30日・31日、日本武道館における「FINAL SESSION」にて解散。
1992年
2月5日、日本武道館で事務所のライブイベント「1万人の5本締め」のため一日だけ再結成。
1996年
7月、期間限定で再結成。
11月12日、日本武道館公演を行う。チケットは発売後1時間でソールドアウト。
1997年
3月21日、5thアルバム『FIRE DROPS』リリース。
1999年
9月、本格的な再結成をする。
2000年
3月16日、ライブ・アルバム『LIVE DOGS』リリース。
6月21日、6thアルバム『JUPITER TRIBUS』リリース。
2001年
9月5日、セルフカバー・アルバム『Re:Works』リリース。
2002年
4月24日、7thアルバム『7th』リリース。
2003年
三度目の活動休止をする。
2007年
活動期間などには拘らない復活をする。
4月4日、CD&DVD BOX 『Lesson 20 -RED WARRIORS 20th Anniversary Box-』限定リリース。
6月17日、鶯谷東京キネマ倶楽部でのDIAMOND☆YUKAIソロライブに、木暮武彦が出演。ライヴ終了後、10月20日にRed Warriors「ラストライブ」を行うとユカイの口から発表される。
10月15日、渋谷O-WESTでのTHE EASY WALKERSAKIMA & NEOSのライブにゲスト出演。「ラストライブ」を撤回、オリンピックのように5年に一度くらいはライブをしたいとユカイの口から発表され、何度か言ったのちに4年に一度くらいと訂正される。
10月20日にZepp Tokyo、11月3日にnagoya E.L.Lにてライブ。
12月21日、ライブアルバム『LIVE“LESSON21”』リリース。なお、同発のDVDは選曲が異なる。
2009年
3月1日にHEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3、3月4日に大阪なんばHatch、3月5日にnagoya E.L.L、3月8日にSHIBUYA-AXにてライブ「Lesson 23〜R&R Carnival」を行う。ライブの最後、去り際にユカイが『また来年!』と発言。
2015年
9月13日、さいたまスーパーアリーナで開催された「肉ロックフェス 2015」にてライブ。初期アルバム3作より全11曲を演奏する。
2017年
7月15日、大宮ソニックシティ 大ホールにて「RED WARRIORS 30th Anniversary King's Rock'n Roll」を開催。オープニングアクトに氣志團が出演した。
9月2日、中野サンプラザにて「RED WARRIORS 30th Anniversary King's Rock'n Roll FINAL」を開催。当日は昼の部と夜の部の2ステージが行われた。
2018年
5月27日、東京国際フォーラム ホールAにて「King's Rock'n Roll "Very best of Red's"」を開催。人気投票の上位10曲を含む全20曲が演奏された。
2023年
10月28、29日、大宮ソニックシティ 大ホールにてFM NACK5 開局35周年・SONIC CITY設立35周年記念「RED WARRIORS FESTIVAL“RED'S ROCKS"」を開催予定。[1]

 

作品 編集

シングル 編集

#発売日タイトルB面規格規格品番
日本コロムビア / BODY
1st1986年12月10日OUTSIDERBLUE BOY'S BLUESEPAH-791
2nd1987年4月21日バラとワインI AM THE WALRUS
BIRTHDAY SONG -Another Tape-
12inchAY-7417
Maxi15CA-5001
3rd1987年11月21日ルシアン・ヒルの上でROLLING DOWN THE STREET
WILD AND VAIN
12inchAY-7418
Maxi15CA-5011
4th1988年3月10日ROYAL STRAIGHT FLUSH R & RMORNING AFTER (Live Version)EPAH-922
5th1988年11月21日STILL OF THE NIGHTVIRGIN MARYEPAH-997
8cmCD10CA-8133
6th1989年2月1日LADY BLUEMR.WOMANEPAH-5007
8cmCD10CA-8142
7th1989年5月21日欲望のドアSisterEPAH-5044
8cmCDCA-8222
8th1989年7月1日Sunday SunshineDance MacabreEPAH-5049
8cmCDCA-8279
ポニーキャニオン
9th1996年11月21日ONE WAY DRIVERたったひとつのLove Song8cmCDPCDA-00922
10th1997年3月5日SAIL AWAY -真黒な空へ-The Day After (Live Version)8cmCDPCDA-00946
徳間ジャパンコミュニケーションズ
11th2000年5月24日BLACK MOONALL NIGHT LONG
光のように [Radio Edit]
MaxiTKCA-71947
12th2001年8月22日TOO BADDEAD MAN
Baby Steps
MaxiTKCA-72195

アルバム 編集

オリジナル・アルバム 編集

発売日タイトル規格規格品番
日本コロムビア / BODY
1st1986年10月10日LESSON 1LPAF-7426
CD33CA-1116
2nd1987年6月21日CASINO DRIVELPAF-7455
CD33CA-1639
3rd1988年4月1日KING'SLPAF-7482
CD32CA-2231
4th1989年7月21日Swingin' DazeLPAF-7514
CDCA-3777
ポニーキャニオン
5th1997年3月21日FIRE DROPSCDPCCA-01093
徳間ジャパンコミュニケーションズ
6th2000年6月21日JUPITER TRIBUSCDTKCA-71962
7th2002年4月24日7thCDTKCA-72344

ライブ・アルバム 編集

発売日タイトル規格規格品番
日本コロムビア / BODY
1st1988年9月10日1988 KING'S ROCK'N'ROLL SHOW -LIVE AT SEIBU STADIUM-LPAF-7498
CD32CA-2580
徳間ジャパンコミュニケーションズ
2nd2000年3月16日LIVE DOGSCDTKCA-71872
ジェネオンエンタテインメント
3rd2007年12月21日LIVE“LESSON21”CDGNCL-1146
4th2009年7月8日LIVE“Lesson 23〜R&R Carnival〜”CDGNCL-1211
日本コロムビア
5th2019年9月4日SWINGIN' DAZE 21st CENTURYCDCOCP-40941/2

ベスト・アルバム 編集

発売日タイトル規格規格品番
日本コロムビア / BODY
1st1989年11月21日RED SONGSCDCA-4323/4
CTCBY-1363/4
1995年6月21日RED SONGS - BEST SONGS COLLECTIONCDCOCA-12649/50
日本コロムビア / TRIAD
2nd1996年11月9日THE WORLD OF RED WARRIORSCDCOCA-13962
ポニーキャニオン
3rd2013年11月20日LESSON:ULTIMATECDPCCA-03942
徳間ジャパンコミュニケーションズ
4th2017年7月12日RED WARRIORS BEST 1999-2003CDTKCA-74517

セルフカバー・アルバム 編集

発売日タイトル規格規格品番
徳間ジャパンコミュニケーションズ
1st2001年9月5日Re:WorksCDTKCA-72208

映像作品 編集

発売日タイトル規格規格品番
日本コロムビア / BODY
1st1988年7月21日LIVE AT BUDOKANVHSCOVA-4032
2nd1989年7月21日Swingin' DazeVHS28HC-325
3rd1989年11月21日BEST VIDEO CLIPSVHSHC-275
4th1990年FINAL LIVE Vol.IVHSHC-456
5thFINAL LIVE Vol.IIVHSHC-457
ポニーキャニオン
6th1987年3月21日伝説ゲーム -Live at Budokan 1996-VHSPCVP-52091
デジタルサイト (販売元:エイベックス・ディストリビューション)
7th2003年9月3日ライブ帝国 RED WARRIORSDVDDEBP-13009
ジェネオンエンタテインメント
8th2007年12月21日LIVE“LESSON21”DVDGNBL-1021
9th2009年7月8日LIVE“Lesson 23〜R&R Carnival〜”DVDGNBL-1024
日本コロムビア
10th2014年4月23日FINAL LIVE Vol.I&Vol.IIDVDCOBA-6555
徳間ジャパンコミュニケーションズ
11th2020年2月26日SWINGIN'DAZE 21st Century&The Greatest Hits-Live at MAIHAMA Amphitheater-DVDTKBA-1265
Blu-rayTKXA-1135

ボックス・セット 編集

発売日タイトル規格規格品番
日本コロムビア / BODY
1st1992年7月21日RED'S BOXCDCOCA-10101/5
日本コロムビア
2nd2007年4月4日Lesson 20 -RED WARRIORS 20th Anniversary Box-DVDCOZA-51030/9

書籍 編集

タイアップ 編集

使用年曲名タイアップ
2000年BLACK MOONWOWOW『MUSIC FACTORY HYPER 2000』エンディングテーマ
2001年TOO BADWOWOW『WEATHER CLIP』9月度オンエア曲

脚注 編集

  1. ^ RED WARRIORS FESTIVAL”. RED WARRIORS 30th Anniversary オフィシャルサイト. 2023年1月11日閲覧。

関連項目 編集

  • 三国義貴…ほぼメインのサポートを務めるキーボーディスト。
  • 向山テツ…ドラマー。『FIRE DROPS』頃より、レコーディングとライブをサポート。 
  • 厚見玲衣…キーボーディスト。アルバム『JUPITER TRIBUS』に参加。
  • ミッキー吉野…キーボーディスト。初期をサポート。
  • 湊雅史…ドラマー。アルバム『Re:Works』に参加。ツアーサポートも勤める。
  • 宮脇”JOE”知史…1992年の再結成時のドラマー。当時ユカイのバンドに参加。
  • レベッカ (バンド)

外部リンク 編集