HTC Dreamは、台湾HTC社によって製造された携帯電話機である。アメリカの移動体通信事業者であるT-Mobile USから2008年10月22日にアメリカでT-Mobile G1として発売された。

Android 1.0を搭載したT-Mobile G1

概要

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HTC Dreamは、米Google社が開発した携帯電話向けプラットフォームであるAndroidを搭載した多機能電話機(スマートフォン)として世界最初に販売された携帯端末である。

台湾HTC社が製造したこの携帯端末機は、北米では携帯電話キャリアのT-モバイル USAへ供給され、2008年10月22日より2年契約時の価格:179.99米ドルで販売されている[1]イギリスでは2008年11月、その他欧州各国では2009年第1四半期に発売が予定されている[2][3]

代表的な企業用メールサーバーであるMicrosoft Exchange Serverには対応していないため、ビジネス用途には制約がある。

構成・機能

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キー操作形態では上面表示部が縦にスライドされる横長の本体に以下の機能を持つ。

他の特徴

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  • Googleサービスとの連携
    • スペースバー左に専用キーx1
    • YouTube」の動画再生可能
    • Google Maps」と搭載コンパス機能との連動

外形・重量

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11.68cm x 5.49cm, 158.76g[4]

出典

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  1. ^ Tech-on! 日経エレクトロニクス2008年10月6日号: 151. 
  2. ^ “速報:T-Mobile・Google Androidイベント”. engadget日本版. (2008年9月23日). オリジナルの2015年4月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150416134424/http://japanese.engadget.com/2008/09/23/t-mobile-google-android/ 
  3. ^ “Android携帯 T-Mobile G1 正式発表、マルチタスク&プッシュ同期サポート”. engadget日本版. (2008年9月24日). オリジナルの2019年10月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191031035033/https://japanese.engadget.com/2008/09/23/android-t-mobile-g1-gmail/ 
  4. ^ Phil Keys 『Androidケータイが初お目見え ソース・コード公開もまもなく』 日経エレクトロニクス2008年10月6日号 12ページ

外部リンク

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